褒め上手になる方法、スマートな褒め方は人間関係を円滑にする!
Date:2019.01.29
褒められて嫌な気分になる人はいません。褒められるということは、自分を見てくれている理解してくれているといった自己肯定に結びつき、うれしくなるものですよね。
褒め上手な人の周りにはいつも人が集まり、陽のオーラを放ち、自分も周りも幸福感に満ち満ちているものです。
正しい褒め方ができれば、人生においてプラスの効果をもたらすこと間違いないのですが、なかなか照れて褒め言葉を口にできない方も多いでしょう。
このように褒めることに慣れていない、褒め方がわからない方に、褒め上手になる方法をご紹介します。
褒め上手になるための見逃せないポイント7つ
ただ闇雲に褒めれば良いというものではありません。褒め上手になるためには褒めるためのポイントを押さえておかなければなりません。
好意的に観察する
対象人物を観察してみましょう。しかも興味と好意を持って観察する必要があります。容姿はもちろん、行動や言動など、その人物の特徴をよく理解しないとうまく褒めることができません。的外れなトンチンカンなことを言われても逆に不信感を持たれてしまいますからね。
また、否定的に観察すると悪い所ばかり目についてしまうので、相手を理解したいという好意の思いを持って観察してみましょう。
- 性格
- 行動
- 特技
- 考え方
- 好きなもの
- 何に興味を持っているか
- 容姿(服装や髪型、メイクなど)
対象人物を観察していたら、どういったタイミングでどのポイントをどのような言葉で言われたら喜ぶかなどがわかってくるはずです。
また、観察をしていると細やかな長所を発見することができ、その点を褒めることで親近感が湧き信頼度も上がるでしょう。
相手の話をよく聞く
観察することだけでなく、対象人物の話をよく聞くことで、その人の人となりがよくわかります。
また、相槌を打ちながら話を聞くと、「きちんと聞いてくれているんだな」とその後褒めることになった時に信用度が増します。真剣に話を聞く姿勢が褒め言葉をより一層引き立てることになるのです。
本心で褒める
ウソをついて褒めてはいけません。心にもない陳腐な褒め言葉は、お世辞と受け止められ、うれしくなるどころか不快感を与えてしまうでしょう。本心で褒めることが褒め上手の基本です。
いくら好きな人でなくても、良いところは心からの言葉で褒めましょう。心からの褒め言葉は相手の心に必ず届きます。
言い過ぎない
いくら言いすぎても足りないと思うほど褒めたくても、言いすぎるとウソ臭くなってしまいます。簡潔にして過不足なくポイントを押さえて、褒めましょう。
言葉のバリエーション豊かに褒める
「スゴイ!」「かわいい!」「キレイ!」とすぐに出てくる常套句は、聞き飽きてしまい本当にそう思っているのか不信感を持ってしまいます。
- 見る目ありますね
- なるほど
- さすが
- 私には考えられない
- ここまでとは
- なかなかやりますね
など、定番の褒め言葉だけではなく「本気で褒めてくれているんだな」と思える言葉をチョイスすることも大切です。
照れない
欧米のようにはっきりと相手を褒めることに慣れていない日本人には、褒め上手が少ないかもしれません。褒めることは恥ずかしいことではありません。
本心から相手のすばらしいところを褒めることは、お互いの存在を認めるコミュニケーションにもつながり、相手にとっても自分にとってもプラスになることなのですから。照れずに褒めることで、本気さが伝わりますよ。
具体的に褒める
「スゴイ」「さすが」と言うワードだけでなく、具体的な過程を入れて褒めてみましょう。すばらしいと思った事実をそのまま伝えれば良いのです。
- ○○できるなんて、すばらしい
- △△したから、成果が出たのですね
などと、すばらしい結果を出した過程を具体的に褒めると信憑性が感じられる褒め言葉になります。
早速実践!褒める練習をして褒め上手になろう
上記の褒め上手になるためのポイントを踏まえて、少しずつ褒め方を練習していきましょう。考えるよりも、褒める実践を回数こなすことが褒め上手への近道です。
褒めパターンをストック
とりあえず、使える褒めパターンのストックを持ち歩き、使ってみましょう。ただし、的外れにならないように適切なパターンを使うことに注意しましょう。
- 頭の回転が速いですね
- 器用ですね
- 教養がありますね
- 勘が鋭いですね
- 運動神経が良いですね
- センスがありますね
- 情報通ですね
- うらやましいですね
- 気が利きますね
- 手際が良いですね
- 完璧ですね
など、状況に応じて使い分けることができるパターンを持っておきましょう。
相手の反応も得ることができ褒める感覚もつきますし、褒めることのすばらしさも実感できます。この簡単な褒めパターンを使うことに慣れてくると、人の長所にも気づきやすくなり褒めるポイントが自ずとわかってくるのです。
タイミングを見極める
褒め上手な人は、自然とタイミングよく褒めてくれるものです。しかし、最初のうちはなかなか言い出せずに言いそびれてしまうかもしれませんね。
褒めるタイミングは、シーンによって違いますが、基本は「その場で褒める」ということを忘れないでおきましょう。褒める要素を見つけた時点でストレートに褒めてみましょう。ダイレクトに伝わりよりうれしさがアップすること間違いなしです。
後から「あの時の・・・」と言ってもピンと来なかったり、回りくどい言い方になってしまいがちなので、タイミングを逃さないようにしましょう。
褒めるクセをつける
褒める練習をしていけば、褒めるクセをつけることができます。褒めるクセと言うと何でもかんでも褒めればいいの?と思うかもしれませんが、「いいなあ」「すてきだな」「すごいな」と思う事実を率直に褒めれば良いだけなのです。
自分も周りも幸福にできる褒め上手になろう!
褒めることは、すばらしいことです。褒められる側も褒める側も気持ちが良く気分が良いものですよね。相手を褒めることでコミュニケーション能力も上がり、家族や友人との人間関係を円滑にするだけでなく、仕事上でも役に立つスキルとなります。
ただし、褒め方を間違えると的外れな口先だけのリップサービスになってしまいます。対象人物の良い所を見逃さないように観察し、的確に褒めることが大切です。
まずは、身近な人を褒める練習から始めてみましょう。練習を重ねて人を褒めることの楽しさがわかってきたら、自然と褒めることができる陽のオーラをまとった褒め上手になっているはずですよ。
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