クマをメイクで隠す方法。悪目立ちを避けてクマをしっかり隠す!
Date:2018.06.12
目の下にある暗いクマは、疲れが溜まっているように見えてしまいます。老けて見え、不健康なイメージを与えることにもつながります。
目元を明るくするために、メイクでクマを隠す人も多いですよね。
しかし中にはキレイにクマが隠れていなかったり、かえってクマが目立ったりしている人も少なくありません。
今回はクマをメイクで隠すためのコンシーラー選びや、青クマ・黒クマなどタイプ別のクマの隠し方などご紹介します。
クマの色と合っていないコンシーラーを選んでいないか、間違ったメイクをしていないかなど、チェックしてみましょう。
この記事の目次
クマの原因とタイプ別の特徴。クマは青・茶・黒の3種類
目の周りは皮膚が薄く、特に目元の皮膚は極めて薄いと言われています。目元は頬の皮膚の3分の1以下の厚さで、0.5〜0.6mmほどと大変薄く、年を重ねるとさらに薄くなります。
また、目元は皮脂腺が少ないため皮脂が不足し、乾燥しやすい部位でもあります。
クマの原因には代表的な睡眠不足や疲労をはじめ、他にもさまざまなことが挙げられます。クマは色別や原因別に大きく3種類に分けられます。
- 青クマ
- 茶クマ
- 黒クマ
原因によってメイクで隠す方法も異なります。まずはクマ3種類の原因や特徴から見てみましょう。
どのタイプのクマか確認!鏡を用意してチェックしよう
色によってクマは3種類ありますが、「自分のクマがどのタイプか分からない」という人のために見分け方をご紹介します。鏡を見てチェックしてみましょう。
- 青クマ
- 目元の皮膚をゆっくり下へ引っ張ると、クマの色が薄くなる。
- 茶クマ
- 目元の皮膚を引っ張っても、上を向いても、クマの見た目はほとんど変わらない。
- 黒クマ
- 上を向くと、クマの色が薄くなり目立たなくなる。
それぞれのクマの色で原因やメイクの方法も変わります。まずは自分のクマがどのタイプに当てはまるのか把握しましょう。
次に3種類のクマの原因や特徴をお伝えします。
血行不良で青クマに!睡眠不足やストレスなどが原因
青クマは目元の血行不良が原因とされ、血管が青く透けて見えるのが特徴です。血流が悪くなる原因はさまざまで、例えば
- 睡眠不足
- 疲労
- ストレス
- 冷え性
などがあります。血の巡りが良くなることで改善されるため、ホットタオルなどで目元を温めるとクマが改善される人は青クマと言えるでしょう。
茶クマは色素沈着が原因。皮膚に茶色いメラニンが蓄積
茶クマは色素沈着が主な原因のため、目の下の皮膚を引っ張ったり角度を変えても、クマの見た目が変わりません。
肌に色素が沈着しており、皮膚自体がくすんだ茶色に見えます。
- 紫外線によるダメージ
- 洗顔や目をこすった時の摩擦
- アイメイクの落とし残し
これらはメラニンの沈着や増加の原因になり、茶色いクマができやすいとされています。
メラニンは紫外線などの刺激から肌を守る役目があるとされているので、紫外線対策を怠っている人は要注意です。色素がどんどん肌へ蓄積し、茶色くなる可能性が高まります。
目の下のたるみや涙袋で暗い影ができると黒クマに
黒クマは加齢により目の下がたるみ、影ができることで暗く見えます。そのため上を向くと影が薄くなり、目立ちにくくなるのが特徴です。黒クマは40代以上の方に多いとも言われています。
加齢で
- 肌内部の水分が不足して乾燥する
- ハリを生み出すコラーゲンが減少する
などが原因で目の下の皮膚がたるんでしまい、膨らんだ肌の下に影ができると黒っぽく見えます。涙袋が大きい人や、目の周辺の筋力が衰えた人も黒クマができる場合があります。
クマの色を隠すコンシーラーの選び方。悪目立ちを避けよう!
クマを隠すために「コンシーラーが欠かせない」という人は多くいるはず。しかし選び方を間違うと厚塗りに見え、目元が悪目立ちしてしまいます。
クマの色によって選ぶコンシーラーの色も変わります。クマの種類に合わせたコンシーラーでメイクし、キレイにクマを隠しましょう。
ここからはコンシーラーの選び方、クマのタイプ別に合うコンシーラーの色をご紹介します。
クマを隠すコンシーラーの選び方。固形タイプがおすすめ!
クマを隠すためのコンシーラーは固形タイプ(スティックタイプ)がおすすめです。カバー力が高く、少量でもクマを見えにくくすることができ、厚塗りを防げます。
また、伸びがよいクリームタイプのコンシーラーは目の下につけるとヨレにくく、まばたきなどでよく動く目元に向いています。油分が多いため、乾燥しやすい目元にも潤いを与えてクマをカバーしてくれます。
リキッドタイプはカバー力は低いですが、塗りやすく伸びもよいため、クマの色が薄い人ならおすすめです。濃いクマだとクマを隠そうとして厚塗りになりやすいため、固形タイプをおすすめします。
青クマの人は反対色のオレンジ系で血色感アップ!
コンシーラーの色の選び方は、基本的にクマの色と反対の色を選ぶことです。
睡眠不足や冷え性など血行不良で生じる青クマは、オレンジ系のコンシーラーを選びましょう。オレンジは青の反対色なので、青クマがキレイに隠れて明るく見えます。
肌色より明るすぎる色を選ぶと、コンシーラーを塗った所がかえって目立ってしまいます。肌の色に近いオレンジを選びましょう。
青クマ部分と肌色をなじませ、血色感をアップしてクマを隠します。
茶クマはベージュ系・イエロー系を。クマと肌の中間色を目安に
メラニンやマスカラなどが色素沈着してできた茶クマは、
- ベージュ系
- イエロー系
のコンシーラーを選ぶとクマが隠れやすくなります。
目安として、クマと肌の色の中間色を選んでみてください。色素沈着してくすんだ茶色を明るくし、クマが目立ちにくくなりますよ。
黒クマはベージュ系やパール入りコンシーラーで影を飛ばす
目元の皮膚がたるんで目の下に影ができる黒クマは、光を加えて影を飛ばすことがポイントです。
黒クマにおすすめなのは
- ベージュ系
- パール入り
のコンシーラーです。
黒クマのメイクは、青クマと茶クマとは少し方法が異なります。クマをコンシーラーで隠すのではなく、明るい色で光を反射させてクマを隠します。
影の強い、たるんだ肌の下にコンシーラーを塗りましょう。黒クマの全体にコンシーラーを塗ると、塗った部分が目立つので注意してくださいね。
また、ベージュのハイライトやアイシャドウでも代用できます。目の下へサッと薄く乗せて光で黒クマの影を飛ばし、目元をすっきりと明るく見せましょう。
クマを隠すためのコンシーラーの使い方と注意点。少量を軽めに!
クマの色に合わせてコンシーラーを選んだら、使い方も大切です。厚く塗ってクマを隠すことができても、塗った部分は不自然に見えてしまいます。
クマを隠すためにどのようにコンシーラーを使うのか、ポイントを押さえましょう。
クマを隠すためのコンシーラの使い方。少量を軽くなじませる
クマを隠すためにコンシーラーを使う場合、ポイントは大きく下記の2つです。
- トントンと軽く肌になじませる
- 少量使う
コンシーラーを指の腹に乗せたら、青・茶クマはクマ部分へ、黒クマは影の部分へトントンとなじませましょう。クマと肌色の境目がなじむように塗り、厚塗りしないように注意してください。
そして仕上げにフェイスパウダーを顔全体へ重ねます。フェイスパウダーは透明感があり、つけ心地も軽いため、コンシーラーの上に重ねても厚塗りには見えません。
コンシーラーを塗ったクマ部分にもフェイスパウダーを重ねれば、クマが目立ちにくくなり、化粧崩れを防ぐというメリットもあります。
コンシーラーを使う時の注意点。厚塗りは避けて!
目元は皮膚が非常に薄く、シワができやすい部位です。コンシーラーやファンデーションなどでクマを隠そうと厚塗りすると、目元にシワができたり、ヨレる原因にもなります。
コンシーラーでクマを隠すイントの1つに、少量使うことを挙げました。たくさんコンシーラーを使ってもクマが隠れるというわけではないため、少しずつ指の腹で重ねましょう。
厚塗りは悪目立ちする以外にも、メイクが崩れやすくなることにもつながります。メイク直しも手間がかかるので、軽くトントンとコンシーラーを塗り、厚塗りにならないよう注意してください。
コンシーラー以外でクマを隠すメイク。赤リップもおすすめ!
クマを隠すメイクはコンシーラーが代表的ですが、方法は他にもあります。2つご紹介するので、コンシーラーで上手くクマが隠れなかった人はぜひ試してみてくださいね。
上まぶたにアイシャドウをなじませ、クマから視線を外す!
黒クマを隠す際、アイシャドウで代用できるとお伝えしました。アイシャドウを上まぶた全体に乗せ、クマから視線を外すという方法もあります。
上まぶた全体にアイシャドウをなじませて明るくすれば、暗い目元から視線を逸らす効果が期待できますよ。
青クマと茶クマには、マットな質感の赤リップを使う方法も!
聞き慣れない人は驚くかもしれませんが、赤リップを使ってクマを隠すというメイクもあります。特に青クマと茶クマの人におすすめです。
青クマが濃い人はオレンジに近いリップを選ぶとクマが隠れやすくなります。茶クマの人はブラウン系のリップもおすすめです。
また、高保湿のリップを選ぶと、乾燥しやすい目元の保湿をするという効果がアップするためおすすめです。
赤リップを使ってクマを隠すメイクの方法は、下記の通りです。
- 顔全体に下地を塗る
- 赤リップをクマ周辺へ塗る
- 赤リップを塗った上にコンシーラーを重ねる
- ファンデーションを乗せ、仕上げにフェイスパウダーをはたく
コンシーラー同様、赤リップも厚塗りにならないよう注意しましょう。
ただし、いきなり赤リップでクマを隠そうとすると上手くいかない場合があります。事前に何度か練習してみてくださいね。
メイクでクマを隠して、ナチュラルな明るい目元へ!
目の下の暗いクマをメイクで隠す場合、クマの色味に合ったコンシーラーを選ばなければ上手にクマは隠れません。まず、自分のクマがどのタイプなのかチェックし、クマの色と反対色のコンシーラーを選ぶことが大切です。
また、コンシーラーを厚塗りすると悪目立ちの原因になります。少量を指の腹に乗せたら、トントンと軽く肌となじませましょう。
コンシーラーでクマが隠れない人は、アイシャドウで視線を逸したり、赤リップでクマを隠すメイクもおすすめです。
効果的なメイクでクマを隠して目の下を明るくし、疲れ顔や老け顔知らずのナチュラルな目元に見せましょう。
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