クレンジングミルクの使い方、優しさを最大限に発揮させよう!
Date:2018.10.31
季節の変わり目や、乾燥しがちな季節は特に、クレンジング後につっぱり感や皮脂をとられすぎてしまうと感じることもありますよね。
クレンジング剤の見直しをするにも、最近は様々な種類のクレンジング剤が販売されているので、どれを選べば良いのか迷ってしまいます。
出来るだけ肌に負担をかけないメイクオフが理想的とも言われていて、ミルクタイプのクレンジングの注目度が高まっています。しかし、優しすぎても肌にメイクが残ってしまわないか心配もありますよね。
今回は、肌に優しく、乾燥しやすい肌の方や敏感肌の方にもおすすめできる、クレンジングミルクの特徴や使い方のコツをご紹介します。
この記事の目次
最大の特徴は、皮脂を取りすぎず肌を乾燥させないこと
まずはクレンジングミルクの特徴を理解して、なぜ注目されてきているのかも詳しく見ていきましょう。
クレンジングミルクのメリットは、肌への刺激が少なく皮脂を取りすぎることがないので、肌を乾燥させることなくメイクオフできることです。
また、テクスチャーが柔らかく、すべりが良いので、優しくマッサージしながらメイクオフできます。
優しくオフできるということは、デリケートな顔の肌には嬉しい特徴ですが、デメリットとして、メイク落ちが良くないことが気になる点です。
なぜメイク落ちが良くないかというと、オイルが含まれたクレンジング剤は、水とオイルを乳化させることによってメイクに馴染ませ、メイクを洗い流しています。
中には拭き取りでメイクオフが完了するものなど、オイルが含まれていないクレンジング剤もありますが、多くのクレンジング剤はオイルが含まれていて、洗い流しが必要なクレンジング剤となります。
クレンジングミルクは使用前の段階から、水とオイルが混ざり合った状態の乳化した状態になっています。その為メイクや皮脂を取り込む力がマイルドになっているのです。
マイルドに洗い流す効果は、優しい洗い上がりとなる反面、濃いメイクは洗い流せない場合があります。
クレンジングミルクは、乾燥しやすい肌やシンプルメイクにおすすめ
クレンジングミルクは先程見たとおり、皮脂を取りすぎないマイルドな洗い上がりになる為、乾燥肌タイプの方や、クレンジングオイルでつっぱってしまう方にぴったりのクレンジングになります。
乾燥肌や敏感肌の方で、メイクオフ後に肌にピリピリ感を感じている場合は、使っているクレンジング剤で皮脂を取りすぎてしまい、肌のバリア機能を低下させている可能性もあります。
肌のバリア機能を修復させるためにも、皮脂は必要不可欠なので、毎日のクレンジングで必要な皮脂を残すように洗うことが大切です。その為、クレンジングミルクは試す価値がありそうです。
また、その日のメイクの濃さによってクレンジング剤を使い分けることも、肌の刺激を減らす方法となります。
例えばマットなメイクや濃いメイクの日には、さっぱり落とせるクレンジングオイルを使用し、シンプルメイクの日にはクレンジングミルクを使用するということです。
シンプルなナチュラルメイクの日にクレンジングオイルでしっかり洗い流してしまうと、余分な皮脂まで取りすぎてしまう恐れがあるので、メイクに合わせてクレンジング剤を使い分けるのは乾燥肌対策になります。
ポイントメイクには、ポイントメイクリムーバーの併用もおすすめ
リップメイクやアイメイクなどはどうしてもしっかりメイクすることが多いかと思いますが、肌への優しさを考えてクレンジングミルクで落としたい!という方へおすすめなのがポイントメイクリムーバーです。
しっかりメイクしているポイントメイクのみ、ポイントメイクリムーバーで先にメイクオフし、その後、顔全体をクレンジングミルクと使用するようにします。
ポイントメイクリムーバーで濃い部分のメイクをオフすることで、落とす必要のあるメイクはしっかり落とせるので、その他顔全体のメイクは、クレンジングミルクで優しくオフしても安心です。
ポイントメイクはしっかり落とさないと、色素沈着の原因となり、シミなどのトラブルの元となってしまうので、ポイントメイクはしっかり落とすようにしましょう。
クレンジングミルクの中でも2種類のタイプがある
クレンジングミルクの中でも2種類のタイプがあります。使い方に違いがあるので、肌質やライフスタイルに合わせて選びましょう。
- 洗い流すタイプ
- 拭き取るタイプ
乾燥肌や敏感肌の方は肌への刺激が少ないものを選ぶことが基本です。拭き取るタイプはコットンで拭き取る際に、水で洗い流すよりも肌を刺激してしまうので、洗い流すタイプのクレンジングミルクの方がおすすめです。
また、どちらのタイプでも肌への優しさを考えて、選ぶ際には裏側の成分表を見て、自分の肌に合わないものなどが入っていないか確かめてから選ぶと良いでしょう。
肌の弱い方には、無添加、無香料、パラペンフリーなどの表記があるものが低刺激となるのでおすすめです。
また、クレンジングミルクを肌の乾燥防止のために選ぶなら、保湿成分を配合されたものを選ぶとさらに効果が高まります。セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸などが保湿成分の表示例です。
タイプ別にコツをご紹介!刺激を最小限にとどめるクレンジングミルクの使い方
手順5番目までは同様の方法です。まずは洗い流すタイプ、拭き取るタイプそれぞれの手順をご紹介していきます。
- 顔や手は濡らさず、乾いたままの状態で使います。
- ポンプタイプのもので4〜5プッシュ程度、500円玉分くらいを手に取ります。
- 手に取ったら、体温で少し温めてから顔全体にのせます。
- 目元を最後に残して、顔の中心から外側に向かってクルクルと小さい円を描くように優しくマッサージしていきます。
- 目元はさらに優しく馴染ませます。
- 【洗い流すタイプは】ぬるま湯で優しくゆっくりと洗い流します。
【拭き取るタイプは】水を含ませた厚手のコットンでオフしていきます。
洗い流すタイプは、ぬるま湯でゆっくり丁寧に落とそう
洗い流すタイプのポイントは、ゆっくり洗い流すことで、再乳化作用を利用してメイク汚れを浮き上げる効果があります。洗い流す際は顔全体を再乳化させることを意識して、丁寧に洗い流しましょう。
拭き取りタイプは、水を含ませた厚手のコットンでオフ
拭き取りタイプの場合は、顔全体に優しく馴染ませたら、コットンを使ってクレンジングミルクをオフしていきますが、用意した厚手のコットンに水をたっぷりと含ませます。
拭き取りは目元から始めていきますが、目頭から目尻の方向に拭き取ります。目元が落とせたら顔全体を拭き取っていきます。
顔全体の拭き取りは、中心から外側方向に、下から上に動かすことを意識して拭き取っていきます。
メイクオフ後の洗顔は、ご使用のクレンジングミルク記載のとおり、必要があれば洗顔をします。
クレンジングミルクは正しく使うと、肌にとても優しい
クレンジングミルクでのメイクオフは、肌の摩擦を最低限にすることを意識してゆっくりと落としていけば、クレンジングでの負担を抑えられ、肌に優しいことがわかりました。
クレンジングでの刺激は、普通肌の方でもつっぱり感などとして感じやすいので、普段のクレンジングで負担を感じている方や、乾燥しやすい肌の方、敏感肌の方は特に、クレンジングミルクでのメイクオフをぜひお試しください。
クレンジングミルクで肌のバリア機能を高めて、トラブルのない肌を目指しましょう。
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