「休日明けは太る」は本当だった!太らない休日の過ごし方とは
Date:2017.08.31
「休日はダイエットの敵!」と感じている人、意外と多いんじゃないでしょうか?
- 休日になると太ってしまう
- 金曜にはちょっとゆるいくらいだったスカートが、月曜にはなんだかキツい……。
そんな不思議な悩みを抱える人は、あなただけじゃないようです。
海外で行われた栄養科学の実験でも、「体重の増減パターンとして、土日〜月曜にかけて体重が増加する人が最も多い」という結果が明らかになっています。
とはいえ、スリム美人を目指す人にとって休日太りはやはり大敵!そもそもなぜ、休日になると人は太ってしまうのでしょうか?
今回は、休日に太る原因を解明し、太りにくい休日の過ごし方をご紹介していきます。
だから「休日」は太りやすい!主な原因4つ
休日になるとなぜかぽっちゃりしてしまう。その原因は、ちょっと意外なところにもあるようです。
原因1:起きる時間が遅い
平日にがんばって早起きしている分、休日くらいは思う存分お布団の中で寝ていたい……。そう思うのは人の常。
でも、起きる時間が遅くなることが、じつは休日太りに繋がってしまっているんです。その大きな理由は、自律神経のバランスが崩れることによるもの。
自律神経が調子を崩すと、身体にさまざまな弊害が現れます。その中には、
- 血液の流れが悪くなる
- 代謝が落ちる
- 脂肪が燃焼しづらくなる
- 便秘
- なんとなくだるくて動きづらくなる
- 老廃物を排出しづらくなる
など、ダイエットへの悪影響も多く含まれています。
また、昼過ぎまで寝ていれば、単純に活動時間が少なくなるため、エネルギーが消費されず食べたものがそのまま贅肉に変わります。これは想像しやすいですよね。
このように、休日だからと朝を寝潰してしまうのは、太る原因の一つです。
原因2:朝食を抜いてしまう
昼過ぎまで寝ていれば、当然朝ごはんを食べることができません。
朝食を抜いてしまうと太りやすいという説は、もうすっかり有名ですね。朝食を抜いてしまうと、
- 体温が上がらず、代謝がアップしない
- 空腹状態が長く続き、血糖値の急上昇を招く
- 飢餓本能から吸収率がアップし、脂肪を溜め込みやすくなる
- 胃腸が動かず便通が起きづらい
などの理由で、太りやすくなるのです。
原因3:予定がないと動かない
何も予定のない休日。解放感があって心地よいものです。
が、だからといって一日中ゴロゴロと寝転がっていると、やっぱり太ります!
たとえデスクワークの人でも、仕事の日には通勤で歩いたり、オフィスの階段の上り下りしたりなど、なんだかんだで結構動いているものです。
それが、休日になるとベッドとトイレの往復くらいしかしない……となると、カロリー消費量の差は明らか。
休日にも太らない人は、活発に外に出ているか、家の中でも掃除やエクササイズなどでちょこちょこ身体を動かしている人なのです。
原因4:口寂しくてつい食べ物をつまんでしまう
仕事中は食欲など忘れて集中できるのに、休日になるとなぜか食べ物ばかりつまんでいる……という人もいるはず。
口寂しくてつい食べ物を食べてしまうのは、脳が退屈というストレスを「食べること」で発散しようとしているため。
多忙とはまた違う、モヤモヤしたストレス状態。それから逃れるために、脳は食べることでリフレッシュを図ります。
自宅にいるといつでも好きなものを口にできてしまうので、「つい食べてしまう」頻度は確実に上がりますよね。
食べ物自体も、味の濃いもの、つまり糖分や塩分の多いものになりがちです。
これが太らない休日だ!「理想の一日」の過ごし方
休日に太る原因をまとめると、
- 起きる時間が遅いため、体内時計が乱れる
- 朝食を抜くことで、太りやすい身体になる
- 圧倒的な運動量不足
- 「つい食べ」によるカロリー増加
の4つが挙げられます。
太らない休日を過ごすためには、この4つを上手に回避することが大切です。とはいえ、ダイエットのためだけに楽しくない休日を過ごすのも味気ないですよね。
ここからは具体的に、太りにくくて充実した「理想の休日」の過ごし方を、時系列に沿って見ていきましょう!
【朝】早起きして、朝日を浴びる!
何はなくとも早起きするのが、太らない休日を過ごすコツ。予定がないからといっていつまでも寝ているのはやめましょう。
スリムなセレブは早起きして、冴えた頭で人生について瞑想したり、ジョギングで汗を流したりしています。太りたくないなら、とにかく早起きすること!まずはそれを心がけてください。
「そんなこと言っても休日くらいはゆっくり眠りたい」という人は、ぜひ前日の夜にいつもより早く布団に入ってみましょう。
睡眠時間がさほど増えなくても、夜10時〜翌2時にかけての「眠りのゴールデンタイム」を利用することで、より満足感を得られます。朝もスッキリ目覚めることができますよ。
どうしてもちょっと寝坊したい!というときは、2時間以内におさめましょう。起床時間が2時間以上ズレると、体内時計がグンと乱れてしまう可能性があります。
朝起きたら、まずカーテンを開けて朝日を浴びることもオススメです。体内時計は太陽の光を浴びたり見たりすることで整えられるので、ぜひ眠気に負けず身体を起こして、カーテンを開けてみてください。
【朝食前】できるだけ身体を動かす
ダイエットのために運動するなら、効果を最も実感しやすいのが「朝食前」の時間帯です。
睡眠中はもちろん食事をしていませんから、寝起きの胃は空っぽ、血中の糖分も非常に少なくなっています。
エネルギーとして先に消費される糖分が体内に残っていないので、朝食前に運動するとダイレクトに脂肪が燃焼されやすいのです。
とはいえ、空腹のときに激しい運動をすると倒れてしまう可能性だってありますから、ジョギングなどする場合にはバナナを一本お腹に入れてから外出すると良いですよ!
朝食前に外の空気を吸うのは気もちよく、リフレッシュにもうってつけです。ウォーキングやジョギングなどして、ヘルシーな一日を始めましょう!
【朝食】朝こそしっかり食べる
朝食は、カロリーを気にせず食べても太りにくいので、このチャンスを活かしてぜひしっかりと食べましょう。
夜食べたものは消費されずそのまま脂肪として溜め込まれがちですが、朝食べたものは一日のエネルギーとして消費されやすいのです。
ダイエット中だけど食事を我慢したくない、という人は、朝こそ好物を食べましょう!早起きのモチベーションにもなり、一石二鳥ですよ。
【午前中】身体を動かす家事を片付ける
掃除や洗濯などの身体を動かす家事は、ぜひ午前中に片付けてしまいましょう!
また疲れもなく頭も冴えているので、段取りよくテキパキと用事を片付けていくことができるのも、午前中の特権です。
エクササイズのつもりで掃除機をかけたり、筋トレ代わりに片足を上げながら洗濯物を干したり。物足りなければ、そのまま本当のエクササイズに突入するのも良いですね。
【昼】ランチには、肉も油も大歓迎!外食も◎
昼食で摂ったカロリーは、午後の活動のエネルギーに転換できます。美味しい油物やジューシーなお肉も、昼の食卓に並べましょう。
ダイエット中は油をカットしがちですが、油分の不足は便秘に繋がり、かえってトラブルを招くこともあります。
カロリーの管理がしづらい外食も、昼食に持ってくるのがおすすめです。ランチタイムは美味しいものをお得に楽しめるお店も多く、心も身体もお財布も、いっぺんに満足させられますね。
【午後】(1)用事をつくって外出する
さて、午後です。休みのたびに一日家でゴロゴロしているという人は、ぜひ用事をつくって積極的に外出してみてください。
家から一歩も外に出なければ、ほとんど動かずカロリー消費はゼロに近くなります。でも、ちょっとした用事でも外に出てしまえば、少なくとも用事がある場所までは身体を運ばざるを得ません。
またいったん外出してしまえば、「ついでにあの用事も済ませておこう」とか「そういえば新しいお店ができたって聞いたな。行ってみようかな」と移動する気持ちも湧きやすいもの。
とにかく着替えて、一度は外出すること。これが痩せる休日の鉄則です。
【午後】(2)趣味を楽しむか、普段やらないことをする
退屈は食欲を過剰にします。仕事のない休日に「つい食べ」を防ぐには、なんといっても充実した一日を過ごすのが一番。
趣味なんて何もない、やりたいことも思いつかないなぁという人は、普段(仕事の日)にはできないこと、やらないことを見つけて、実際にやってみるのがおすすめです。
見つけ方のポイントは、
- パソコン作業など主に頭を使う仕事の人は、身体を動かす何か
- 販売や営業など人と接する仕事の人は、一人で楽しめる何か
- 黙々と一人で打ち込む仕事の人は、人とコミュニケーションできる何か
など、「普段とは別の部分を働かせること」にチャレンジする点です。
脳や身体のいつもと違う部分を動かしてあげることで、食べ物に頼らず気分をリフレッシュできます。
と言っても、大げさなことをする必要はありません。散歩やウィンドウショッピングでだって身体を動かせますし、オシャレなカフェでリラックスするだけでも一人の時間は持てます。
パソコンばかり使っているなら、ちょっと遠出して自然の中を歩いてみてはいかがでしょうか。いつもお客さまと話してばかりで疲れているなら、図書館で一人静かに本をめくるのも、立派な気分転換になります。
自分が楽しめそうなものを、あれこれ模索してみてください。
【午後】(3)昼寝・ゴロ寝はしすぎない
短時間の昼寝は脳と内臓を適度に休ませ、機能を回復してくれます。
ただ注意したいのは、ずばり「寝過ぎ」です。
昼間に寝すぎてしまうとかえってだるくなることも多いもの。また、睡眠のリズムが崩れて、夜になっても眠りにくくなってしまいます。
テレビを見ながらのゴロ寝にも要注意!眠るつもりはなかったのについウトウトしてしまい、気がつくと夕方……という経験をしたことがある人は多いでしょう。
今日一日何もできなかった、という後悔の念もあいまって、せっかくの休日が台無しになってしまいます。
昼寝をするなら、15〜20分程度が適切です。布団やベッドに長々と潜り込んでしまわず、時間を決めて短時間でスッキリ回復しましょう。
【おやつ】専用タイムをきちんと区切り、ながら食べをしない
ダイエット中でも、おやつを摂ることはできます。無理な我慢を重ねて食欲を爆発させてしまうくらいなら、上手な食べ方でおやつを摂りましょう。
ダイエット中のおやつの食べ方については、こちらの記事も参考にどうぞ!
おやつを食べるときにぜひ気をつけたいのが、「おやつの時間」をきちんと設けて区切ることです。
スリム美人になるために、「ながら食べ」は今日から禁止。せっかくおやつを食べるなら、時間をきちんと区切り、美味しいおやつと誠心誠意、向き合いましょう。
【夕食】ヘルシーなものを20時までに
夕方になり、そろそろお腹もすいてきました。
夕食は、三食のうち最も軽めにするのが吉です。夜は寝るだけ。カロリーはほとんど消費されないので、食べれば食べただけ脂肪になります。
夕食は、食べる時間帯も重要です。
ディナーの時間は、早ければ早いほど太りにくいと考えてください。何もない休日なら17〜18時くらいには夕食を食べ、残りの時間はリラックスタイムにあてましょう。
夜遅くに食べると、眠りを妨げ寝不足を招きます。寝不足は食欲のもと!どんなに遅くとも20時までには食べ終わることを心がけてください。
【夜】(1)湯船にゆっくり浸かる
夜のリラックスタイムにおすすめしたいのが、ゆっくり湯船に浸かること。
バスタイムはシャワーだけで済まさず、湯船に浸かるのがおすすめです。身体を中から温めることで代謝を促し、痩せ体質をも育みます。
湯船に浸かると寝付きもよくなり、睡眠の質も大幅アップ。
ぐっすり眠って脳と内臓を回復させれば、胃腸機能が回復してお通じも良くなり、ストレスによる食べ過ぎも防げますよ。
【夜】(2)美容タイムを設けて楽しむ
もう一つ、夜のリラックスにおすすめなのが、自分なりの「美容タイム」を設けること。
自分の身体や心が素直に「気持ちいいな」と感じることを習慣にしてください。たとえば、
- ストレッチ
- ヨガ
- 小顔体操
- アロマオイル・マッサージ
などです。
また、内側からにじみ出る美人オーラを手に入れたいなら
- 瞑想
にチャレンジするのもおすすめですよ。
【夜】(3)夜更かしは食欲のもと!早寝する
夜も深まってきました。夜更かし・寝不足は食欲を増進させてしまいます。太らない休日の過ごし方、最後は「早寝」で締めくくりましょう。
ゆったりした幸福感に包まれながら、早めに布団に入ってみましょう。
次の休日には、何をしようか……。妄想を膨らませているうちに、あなたはいつしかスヤスヤと眠りにつくでしょう。
太らない休日の極意…それは「楽しむ」こと
食べ過ぎに注意しつつ、心と身体を動かし、充実した日を送る。
これこそが、太らない休日を過ごす究極のコツと言えそうです。楽しみ方は自由です!あなたにも必ずできるはず。
ぜひ次の休日には楽しみな予定を入れ、活動的に過ごしましょう!
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