まつ毛美容液の効果を引き出す正しい使い方。これでまつ毛の悩み解決!
Date:2017.05.08
ナチュラルメイクが主流の今、「まつ育」という言葉をよく聞くようになりました。自まつ毛そのものを健康で長く美しく育てることは既に美容のひとつとして定着しつつあります。
そんなまつ毛のケアに欠かせないアイテムと言えばまつ毛美容液です。
しかし、そのまつ毛美容液、正しい使い方は出来ていますか?また、効果は実感できているでしょうか?
正しい使い方をしてこそ効果を実感できるもの!これまでなんとなく使っていたという人も、これから使うという人も、その効果を最大限実感するための正しい使い方をマスターしましょう。
この記事の目次
マスカラ、チップ、筆タイプ…まつ毛美容液の基本の使い方
最近はドラッグストアなどでも購入できるまつ毛美容液。いろいろな形状のタイプが登場しており、主に
- マスカラタイプ
- チップタイプ
- 筆タイプ
と3つのタイプがあります。
まずはタイプ別に使用感と基本的な使い方から説明していきます。
マスカラタイプ(ブラシタイプ)
マスカラタイプはその名の通りマスカラのようなブラシ状になっているまつ毛美容液です。商品の中ではこのタイプがもっとも多いと言われています。
ブラシタイプはまつ毛の一本一本、根元から先端までしっかり美容成分を浸透させることが出来るので、まつ毛全体に使いやすいタイプです。
しかし、マツエクをしている場合はマツエクにブラシが引っかかってしまうことがあるようです。せっかくのマツエクが台無しになるのを防ぐためにも、マツエク中はブラシタイプではないものを使うのがおすすめです。
また、ブラシが固めのものを選ぶとまつ毛の根元に塗る際にチクチクと刺激を感じることがあるようです。ブラシが柔らかいものを選んだり肌が敏感な時期は使用を避けるなど工夫をすると良いかもしれませんね。
- マスカラの扱いに慣れている人
- まつ毛全体に使いたいという人
- マツエクをしていない人
【使い方】
- ブラシを横にしたらまつ毛の上側から塗っていきます。中央部分の根元から毛先にかけてしっかり塗りましょう。このとき、目を伏せるようにして左右にジグザグに動かすと根元まで塗りやすいですよ。
- 今度はブラシを縦にしてまつ毛の下側、目頭から目尻のまつ毛の全体に塗っていきます。この時もまつ毛の根元から先端まで丁寧に塗るようにしてください。
- 上まつ毛の後は下まつげです。放射線状に広がるよう意識しながら塗りましょう。
チップタイプ
リップグロスなどによくあるチップタイプのまつ毛美容液は細かい部分に使いやすいタイプです。
- 短さが気になるまつ毛
- 抜けやすい部分
などピンポイントで使えます。
また、量の調節がしやすいというメリットもあり少量でOKな下まつ毛にも使いやすいでしょう。
ブラシに比べてチップは肌触りが柔らかいのも嬉しいポイントですね。
- まつ毛全体というよりポイント使いがしたい人
- 容量を調節しながら使いたい人
【使い方】
- チップについている量を確認、調整します。
- まつ毛に対してチップが縦になるように持ったら、目を閉じてまつ毛の上側から塗っていきます。まつ毛の根元、毛と毛の間を埋めるように意識してくださいね。
- 根元が塗れたら今度はチップを横にして、まつ毛の根元から毛先にかけて塗ります。短い毛や細かい部分は左右に動かしながら塗るとまつ毛全体に成分が行き渡りますよ。
- 続いて下まつ毛です。チップを縦にして塗っていきましょう。
筆タイプ
筆タイプのまつ毛美容液はリキッドアイライナーのような形状です。まさにアイライナーをひく要領でまつ毛のキワ部分に塗っていくので、まつ毛の生え際にしっかり栄養補給することが出来ます。
「新しい毛だけでなく今あるまつ毛もケアしたい」という場合は、
- 育毛効果
- 補修効果
の両方を併せ持っているアイテムを選びましょう。
- 今あるまつ毛よりも新しく生えてくる毛に対して使いたい人
- リキッドアイライナーに使い慣れている人
【使い方】
- まずは上まつ毛の目頭からスタート。目尻にかけてまつ毛の根元部分に美容液をのせるように塗っていきます。
- 続いて下まつ毛も同じように目頭から目尻へ塗りましょう。
まつ毛美容液の効果を最大に引き出す!使い方のコツとは
基本的な使い方を覚えたらよりまつ毛美容液の効果を得られるコツをおさえましょう!
まつ毛美容液はまつ毛の根元に塗る
まつ毛美容液の効果が絶大だとしても、塗る場所を間違っていたら期待した効果は得られません。
なぜならまつ毛の生産工場である毛根細胞がまつ毛の根元にあるからです。
毛根細胞からまつ毛の毛先にかけて栄養が送られることでまつ毛が成長しますから、まつ毛美容液で栄養分を届けるべき場所はまつ毛の根元!ここに栄養をしっかり与えてあげることで健康的なまつ毛の成長のサポートがかないます。
また、実はまつ毛の根元には新しく生えたばかりのうぶ毛もあります。そんな弱々しいうぶ毛にも栄養を補給してあげればハリやコシのある強いまつ毛に育てることが出来ますよ。
毎日欠かさずに塗る
まつ毛美容液は一般的に1日2回、朝晩と塗るのが効果的と言われています。
何より大切なのは毎日継続して使うこと。
まつ毛美容液の効果が出るのは個人差があり、個人の毛周期と深く関わっています。1か月で効果が出る人もいれば3ヶ月かかる人もいます。
まつ毛の生え変わりは遅い人でも大体3か月とされていますから、すぐに目に見えて変化が感じられなくても、まずは3ヶ月を目途に根気よく欠かさず使ってみましょう。
ゴールデンタイムを利用して効果をアップ
「肌のゴールデンタイム」「シンデレラタイム」という言葉をよく聞きますが、一般的に22時から2時までの間に睡眠をとると美肌につながると言いますよね。
この時間帯に睡眠をとると、体内の成長ホルモンの分泌が活発になり、肌のターンオーバーが促進されます。(この時間帯については諸説あり、睡眠後3時間としている説もあるようです)
この新陳代謝が高まる時間帯に、まつ毛美容液でまつ毛の土台部分に栄養を与えてあげることが出来ていれば、皮膚がその栄養を吸収しやすくなります。
使用量は多すぎず少なすぎず
まつ毛美容液はたっぷり使えば使うほど効果が出るというものではありません。
まつ毛美容液の使用量の目安はアイラインをひくくらいと覚えておきましょう。
もちろん商品の指定があればその量に従って調節してくださいね。
自分に合ったものを選ぶこと
多くのメーカーから様々な種類で出ているまつ毛美容液。選び方にも迷ってしまいますよね。
選び方のポイントは以下の3つです。
- 効果
- 大きく分けると「今あるまつ毛を補修する効果」なのか、「新しく生えるまつ毛の育毛効果」なのかという2つの効果があげられます。それぞれの効果に特化したものもあれば、両方の効果があるものもありますから、最適なものを選びましょう。
- 使いやすさ
- マスカラタイプ、チップタイプ、筆タイプ…など形状はさまざまですしサイズや握りやすさなども異なります。毎日使ってこそ効果が得られるものですから、使いやすいもの、面倒に感じないものを選ぶことが大切です。
- 金額
- ドラッグストアでも購入出来るような低価格のものから数万円する高額なものまであるまつ毛美容液。使い心地や効果に満足がいけばまた同じものを買うこともありますよね。1000円から3000円のものでも十分に効果が出ますから購入しやすい金額のものを選ぶのがおすすめです。
まつ毛美容液を安全に使うために知っておきたい注意点3つ
目元はデリケートなパーツですから誤った使い方をしないように気を付けて使いましょう。
ここでは覚えておきたい注意点について説明します。
目に入らないよう注意して
まつ毛美容液は目のギリギリの部分に使うもの。多少目に入ったとしても大きなトラブルがないように作られてはいるのですが、
- 充血
- 目ヤニ
などの目のトラブルのリスクもありますから、やはり目に入らないよう注意して使う必要があります。
- 先端が目に入らないように
- 塗るときはブラシやチップ、筆などの先端が誤って目に入らないように気を付けましょう。使用中にうっかりひじや腕が周囲にぶつかったりしないよう、使う前に確認しておくと安心です。
- 液垂れに注意
- 量が多すぎると液垂れを起こすことがありますから使用量にも気を付けましょう。
肌に合うか不安ならパッチテストを
- 安全
- 肌に優しい
- 敏感肌でもOK
などとパッケージに記載されているものでも時には肌に合わない場合もあります。成分が不安な人や敏感肌の人などは一度パッチテストをしてからまつ毛に使用しましょう。
- 腕の内側などの比較的肌が柔らかい部分にまつ毛美容液を塗ります。
- 翌日までかゆみ、炎症などの変化がないかを確認しましょう。
使う時は目元も手も清潔に
- クレンジングで落としきれていないメイク汚れ
- ホコリや花粉など外からの汚れ
- 手などから移った汚れ
このような目元汚れがあるとまつ毛美容液を塗っても正しい効果は得られません。
まつ毛美容液を塗る目元は清潔な状態にしておきましょう。朝であれば洗顔後、夜ならメイクを完全に落とした状態で行います。
また、手から雑菌が移ることがないように事前に手を洗うのも忘れずにしてくださいね。
すっぴん目元も怖くない!ツヤのある強いまつ毛を育てよう
まつ毛美容液で毎日栄養補給をしてあげることで、毎日のメイクやビューラー、マツエクなどの刺激にも負けない強いまつ毛を育てることが出来ます。
すっぴん目元でも自信が持てるような、ハリやツヤ、ボリュームのあるまつ毛を育ててみてはいかがでしょうか。
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