見た目が5歳若く見えるメイクのポイントは「作る」と「隠す」
Date:2017.02.09
皆さんはメイクをする時、どういうことに気を付けてしていますか?多くの人が「欠点を隠す」「1歳でも若く見せたい」と思ってメイクをしているのではないでしょうか。
少しでも欠点を隠し若く見せるために、いろいろとメイクを盛っている女性も少なくはないと思います。
しかしメイクが終わってみると「何だか思ったのと違う」「もっと若く見えるはずだったのに」ということもあるのではないでしょうか。
メイクは「盛れば綺麗になる」というものではなく、いらないものを隠したり欲しいものを作ったりすることも大事になってきます。
メイクはプラスするばかりでは綺麗に見えない
メイク法でよく耳にするのが「盛りメイク」。足りないところにいろいろとプラスしていくメイク法ですが、このメイク法で失敗したという女性が意外に多いのを知っていますか?
雑誌などで紹介されているメイク法やアイテムをプラスしてメイクをしたのはいいものの、メイクが終わって見てみると自分が思ったようなメイクに仕上がっていなかったり、厚化粧や若作りに見えてしまうということもあります。
隠すというとシミやくすみを思い出しますが、それだけではなく、自分の気になる部分もメイクで隠すことで見た目が若く仕上がることもあります。
メイクで若く見せるにはたるみを隠して骨格を引き締めることが大切!
メイクをするとどうしても老けて見えてしまうということがあります。しかしメイクで若く見せることも可能です。メイクで若く見せるには、たるみを隠すことと骨格の引き締めが重要になってきます。そのためには3つのポイントがあります。
1.まぶたのくすみを取って目元のたるみを解消
年齢と共にまぶたにたるみが出てきます。でもこのたるみ、肌にくすみが出るとたるんでいなくても肌がたるんで見えてしまいます。特に目元がたるんで見えると一気に老け顔に見えてしまうので要注意です。
そのためにしておきたいのが、まぶたのくすみ取りです。アイシャドウを塗る前にまぶた全体にパールの入っていないベージュでトーンアップさせます。
これをするだけでアイシャドウを塗ってもくすみませんし、そのままでも目元にくすみが出ないので、たるんだ印象を与えません。
2.口角を描いてリフトアップ
年齢を重ねるともう1つ気になるのが口角の下がりです。若い頃に比べて口角が落ちてきて、常に困った顔や起こった顔に見えてしまうことがあります。そういう時は口角を上げるメイクをしてあげましょう。
- 明るめのコンシーラーか白のコンシーラーを唇の口角より少し下の部分から目尻方向に向かって2~3cmのラインを描く
- 指を使ってコンシーラーをぼかしていく
これだけで口角の影を消すことができます。
3.シェーディングで引き締まった輪郭に
輪郭を引き締めるのによく行うのがシェーディングです。この時、シェーディング用のチークなどを使って描くのですが、やり方を間違えるといかにも描きましたという不自然な仕上がりになってしまいます。
そうならないように、そして簡単にシェーディングをするために使いたいのがファンデーションです。
いつも使っているファンデーションより1~2トーン暗めの色のファンデーションをブラシに取り、輪郭にぼかしながらつけていくだけで自然な影を作り上げることができ、引き締まった輪郭に仕上げることができます。
おでこの広さ、シミやニキビの痕…不要なものは消してメイクを楽しむ
メイクをしている時、「ここはいらない」と思う部分があります。そういう気になる部分もちょっとした技で消すことができます。
おでこの広さを消したい時は輪郭補正をする
顔はそんなに大きくないけれど、年齢のせいかおでこが広くなってきて何だか顔が大きく見えてしまうということがあります。そういう時はおでこにメイクをして疑似輪郭を作り上げます。
これはある芸能人の人もやっているのですが、おでこの産毛が生えている部分に色を足し、髪の毛が生えているようにします。
そこで使うのが、
- アイブロウパウダー
- アイメイク用の細筆
です。
アイメイク用の細筆を使うことでベタッとアイブロウパウダーが付かないので、自然に描くことができます。この時に注意したいのが、「産毛がある部分にだけササっと描く」ことです。
細かいシミやニキビ痕の範囲が広い場合は筆を使って消す
年齢を重ねるごとに気になってくるのがシミやニキビの痕…。
シミやニキビ痕を消す時、小さなものや範囲の狭いものの場合はコンシーラーをひと塗りすれば消えますが、細かいシミやニキビ痕が広い範囲に広がっている場合、消すのが大変でつい手抜きをしてしまうことがあります。
そういう時には、密着度の高いコンシーラーをアイメイク用の細筆で付けていくと綺麗に消すことができます。
- 細筆にコンシーラーを付け、シミやニキビ痕部分をポンポンと叩くようにコンシーラーをつけていく
- スポンジなどで再度上から軽くポンポンと馴染ませるように叩いて全体につけていく
全体的にベタッと塗らないのでファンデーションを重ねて塗っても重たくなりません。
唇が薄い、目が小さい…自分が気になるパーツはメイクで作ろう!
メイクをする時、「これがあればもっとメイクが栄えるのに」という部分が誰しもあると思います。その中で特に気にする人が多い部分をメイクで作る方法を調べてみました。
薄い唇をぷっくりとした立体的な魅力ある唇にする
流行りメイクでやはり注目されるのが口紅です。雑誌などを見るとどのモデルさんもぷっくりとした口紅の色が栄えるような唇をしています。
どうしても唇が薄いと口紅が栄えず、諦めてしまうなんて人もいるようです。よく「口紅自体をオーバーラインで描けば大丈夫」と言いますが、口紅だけでは不自然な仕上がりになってしまいます。
ぷっくりとした唇に仕上げるには、下記の手順を試してみてください。
- 口紅と同系色のリップペンシルでややオーバーに輪郭を描く(薄めに)
- 口紅を指に取り、輪郭に馴染ませながら塗っていく
- ぷっくりとさせたい中央部分には少し多めの口紅を塗る
- グロスタイプの口紅もしくはグロス(口紅と同系色)を唇の中央部分に少量つける
これだけで唇の厚みが出てぷっくりと見えます。リップペンシルを使うことで疑似輪郭を作ることができるし、直塗りをするよりも自然な唇の厚さを作ることができます。
つけまつ毛をしなくても目力をアップさせるには下まつ毛に注目
メイクをする時、やはり気になるのが目元です。特に目をパッチリと見せるためにまつ毛を盛る「盛りまつ毛メイク」をする女性は今でも多くいます。
盛りまつ毛も目を大きく見せることができますが、
- まつ毛が少ない
- 目が小さい
- 目が細い
というような場合はいくら盛りまつ毛をしても目力をアップすることができません。
そういう人でも目力をアップさせることができるのが、下まつ毛メイクです。盛りマスカラというと上まつ毛にたっぷりとマスカラを付けたり、つけまつ毛をするのですが、下まつ毛をしっかりとメイクしてあげるだけで目力はかなりアップします。
メイクは盛るだけではなく消すことも覚えて実年齢より若く見せよう!
メイクというとどうしても盛ることばかり考えてしまいます。しかしいらない部分を消すだけで実はそこまでメイクをしなくても綺麗な仕上がりになるという人もたくさんいます。
自分の顔で盛った方がいい部分と消した方がいい部分を見極めて、どういうメイクをすれば自分が若く見えるかを考えてメイクしましょう。そうするだけで、もしかするといつものメイク時間が短縮できるかもしれません。
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