目元美容液の効果的な使い方。アンチエイジングの必需品!
Date:2018.09.21
普段使用している美容液、「正しい使い方」があるのはご存知ですか?美容液には色々な種類がありますが、目的は基礎化粧品にプラスすることで肌の悩みを防止・解消することです。
今回は年齢が出やすい「目元」にアプローチする「目元美容液」の正しく効果的な使い方をご紹介します。
目元は皮膚が薄く、乾燥しやすい部位です。しかも、まばたきや顔の表情によって常に伸縮されているので年齢が出やすい部分ですよね。
そのため美容液を使用する際はランキングや口コミだけに頼らず、正しく使って目元美容液の効果を肌に届けていくことは大切なポイントです。
この記事の目次
目元美容液ってそもそも何?
目元美容液は「目元」専用の美容液です。ターンオーバーを促す働きのあるビタミンAの一種「レチノールエステル」が代表的な成分になります。
その他にもセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといった美容に欠かせない代表的な成分もたっぷりと配合されている場合が多い美容液です。
シミ・シワ・クマといった女性の顔を老けてみさせてしまう原因を改善させるために使用します。
使う順番は大丈夫?美容液を使うタイミング
スキンケア化粧品成分の水分の割合は次のような順番です。
スキンケアの基本は水分で補給して油分で水分キープなので、水溶性成分が多い順番に使用します。
そのため、美容液を使う順番の基本は「化粧水の後」、「乳液の前」です。
ただし、メーカーや販売会社が指定している順番がある場合は、その説明に従ってくださいね。
お肌の上で混ぜてない?順番プラス、さらに細かいタイミングで使う
お肌が乾燥しちゃう!と洗顔後急いでスキンケアをする方多いと思います。ですが目元美容液を塗るタイミングは早ければOKというわけではないことを覚えておきましょう。
化粧水の浸透を待ってから美容液
先ほど紹介した順番で使っていたとしても、化粧水のあとすぐ美容液を使っていませんか?化粧水がお肌に浸透する前に美容液を重ねてしまうと、「肌の上で混ざっている」状態になり、化粧水も美容液も本来の浸透力を発揮できません。
化粧水をつけた後ハンドプレスなどを行っていると「お肌に入った」という感覚に覚えがあるかと思います。その感覚を実感出来てから、美容液を重ねると化粧水も美容液もしっかり浸透していきますよ。
化粧水浸透後はできるだけスピーディに
化粧水が浸透したあと、化粧水の水分はどんどん蒸発していきます。せっかく化粧水で補った水分は時間が経つほどお肌から離れていくのです。
複数の美容液と並行して目元美容液を使いたい!
目元美容液が「目元」にフォーカスしているように、シミ・シワ・美白対策を行う美容液もありますよね。ただ、同一成分もあるため必要以上に何種類もつ使用すると、「浸透の順番待ち」が発生して効果的ではありません。
そのため複数の美容液を使用する際は必要以上を使用は避け、さらに美容液を塗る順番を意識しましょう。
水溶成分が多いというのはテクスチャーが軽いものを意識すれば判断できます。目元美容液がリキッドタイプなら、他の美容液より早く使いましょう。
とりあえず「使う」はNG、肌への塗り方ワンポイント
- 指に適量とる
- 内から外、下から上、を意識する
- 内側から外
- 目元にトンと乗せたあとは、目頭から目尻に指を動かしなじませて行きましょう。
- 下から上
- 目尻のシワにアプローチする場合は、優しく頬骨のあたりを押さえながら下から上になじませると目尻のシワの間にもしっかり美容液を塗ることができますよ。
- ハンドプレスでさらに浸透、優しく押さえる
目元美容液は「集中ケア」になるので直径1センチ(豆粒~真珠大)程の量が一般的です。この量とメーカー説明を意識して、肌状態に合わせて適宜増減してください。
塗った部分を指先で優しく押さえて浸透を手助けしましょう。
老化を早める!?目元の美容液の絶対NGな塗り方
目元は年齢が出やすいパーツです。だからこそ美容液で対策される方も多いかと思いますが、「絶対に行ってはいけない」塗り方があるので、注意してみてください。
塗る際に強くこする
どんなにクリームや液体で滑りが良くなっているとはいえ、強く塗りこむ行為は摩擦を生みます。摩擦はアンチエイジングの大敵です。摩擦が多いとメラニン蓄積の原因になったり、真皮を壊すリスクもあったりします。
ハンドプレスの際に強く押す
最後に浸透させるために目元に指を置いた際、強くおしこまないでください。目元を押し込むと他の皮膚も引っ張られてしまいシワの原因になる可能性があります。美しくなるための美容液なので、余計なリスクを発生させる塗り方は控えましょう。
年齢が上がるほどリスクは高まります。アラサー、アラフォーの方は特に「美容液はやさしくつける」を意識していきましょう。
目元美容液に化粧水や保湿クリーム、オイルを混ぜて使用する
「少しベタつくから」「もっと潤うようにしたいから」といった理由で美容液に化粧水やクリームを混ぜたことありますか?
成分によっては油分が分離してしまうことがありますので、絶対にしないでください。テクスチャーや潤いといった不安を感じた際は、自分でアレンジせず必ずメーカーや販売店員さんのアドバイスを求めましょう。
肌ケアは日々の積み重ね!美容液は継続的に使用すること
特別な日の前日だけに使う、間隔を空けて使うといった使い方はやめましょう。
「この美容液高かったから」とデートの前日やイベント前の1週間、と期間限定で使用するより、少しずつでも毎日使う方が効果的です。
美容液に含まれている成分は短期的に効果をもたらすものではありません。1つの美容液を選んだら、基本的には毎日使って、ターンオーバーのサイクル期間は使い続けましょう。
目元美容液はどれくらいの期間使うと効果的?
ついつい特別な日の前日や1週間前に使ってしまいがちな美容液全般。本来はどのくらいの期間使用するのが効果的なのでしょうか?
最低でもターンオーバーサイクル期間は使用
ターンオーバーサイクルとは肌の再生にかかる日数のことです。美容成分によって肌が生まれ変わるために必要な期間中は、美容成分を与え続けるようにましょう。
ターンオーバーサイクルの周期はどれくらい?
ターンオーバーのサイクル期間を調べると「28日」と結果が出る場合が多いですが、アラサー・アラフォー女性はその数字を絶対にあてにしないでください。
そもそもターンオーバーは「人によって異なる」ものです。体調や普段のお手入れ方法によって大きく差が出ます。特に年齢に対しては顕著です。
28日間というのは20代の話です。アラサー20代はまだしも、30代や40代になっても「28日間」というのはまずありえません。
肌の老化は一気に始まります。少しシビアな数字を意識していきましょう。
差がつくワンポイント!蒸しタオルを使う一手間で浸透力をUP!
暖かい状態は血行や代謝も良くなりますが、「毛穴」が開いて浸透力がアップします。
そのため、お風呂上がりに使用したり、朝なら洗顔後蒸しタオルを20秒ほど載せてから化粧水⇒美容液という順番で使うことをおすすめします。
ポイントを押さえてアンチエイジングケア、美しい目元をキープ
目元美容液の使用ポイントやNGな使い方を紹介しましたが、いかがですか?
目元は1日に1万回~2万回しているとされるまばたきや、メイク落としの影響で加わるダメージは他のパーツより多いです。そのため年齢も顕著に出やすいためしっかりケアしていきたいですね。
目元が美しくハツラツした女性は若々しく見えます。目元のケアはアンチエイジングだけではなく、顔の印象も変化させるので、是非効果的に使用してみてください。
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