サヨナラ老け顔!疲れて見えるまぶたのくぼみを解消する方法
Date:2018.10.11
人の印象は、見た目で決まると言われています。疲れた顔をしていると「この人はいつも疲れている」という印象を相手に与えてしまいます。
若い頃は、顔に疲れを感じなかったけれど、30代になると鏡を見た時に「疲れている」「老けた!」と感じる女性が増えてきます。
その原因は、まぶたのくぼみかもしれません。
老け顔に見せない、まぶたのくぼみを改善する方法を紹介します。
この記事の目次
まぶたのくぼみができる4つの原因
まぶたは、元々少しくぼんでいますが若い頃はそのくぼみがあまり気になりません。
しかし、歳を取るとそのまぶたのくぼみが目立ってきて、老け顔に見えるようになります。
まぶたにくぼみができるのには4つの原因があると言われています。
その1.加齢による目の周りの筋肉の衰え
筋肉は、歳を取ると衰えてきます。これは顔だけではなく、全身の筋肉に言えることです。
目の周りには、「眼輪筋」という筋肉があります。この筋肉が衰えると、まぶたを支えきれなくなります。
眼輪筋は30代後半になると筋力が落ちてくるため、30代になってくぼみが急に出てきた場合は、筋肉の衰えが考えられます。
その2.眼精疲労や睡眠不足による血行不良
目元は、血行不良によって様々な症状が出てきます。寝不足になるとクマができますが、これも目のくぼみを強調するためよくありません。
現在の生活では、目を酷使することがたくさんあります。
- 仕事などでもパソコンの長時間使用
- スマートフォンやタブレットの使用
- 漫画や本の読書
こういったものは、目を酷使するため眼精疲労を起こしてしまいます。目を酷使すると、目の周りの筋肉が凝り固まってしまい、血流が悪くなります。
血流が悪くなると目元が疲れたようにくぼんで見え、そこに目の下のクマもプラスされるので一気に老け顔になってしまいます。
また、疲れた目を睡眠で休めないとさらに疲労が蓄積されて眼精疲労が悪化してしまいます。
眼精疲労が悪化すると、くぼみではなくまぶたのたるみといった症状に変化することもあるので、注意が必要です。
その3.乾燥やコラーゲン不足によるハリ不足
歳を取ると肌のハリがなくなっていきます。肌のハリに必要なのがコラーゲンです。
コラーゲンは加齢で減少していきます。そのため、目元の皮膚のコラーゲンも減ってしまいハリがなくなりくぼんだような状態になってしまいます。
もう1つは乾燥です。皮膚の水分量はコラーゲン同様、歳を取るとどんどん減っていきます。
特にまぶたは皮膚が薄いため、ちょっとした乾燥で肌ダメージを受けてしまい乾燥してしまいます。
その4.やせ型女性に多い皮下脂肪の減少
まぶたのくぼみは、やせ型女性に出やすいと言われています。その理由は、皮下脂肪の減少です。
そのため、やせ型女性の場合は年齢に関係なく、まぶたがくぼみやすくなります。
まぶたが老化すると出てくるくぼみ以外の症状
まぶたのくぼみは、加齢からくるものがほとんどです。まぶたの老化は、くぼみ以外にも次のような症状が出てきます。
「くぼみがないから大丈夫」と思っていても、まぶたの老化が原因で次のような症状が出ている場合は、くぼみも出ることがあるので、注意しましょう。
歳を取るにつれて目が小さくなっていく
昔に比べて、目が小さくなってきたと感じる人もいると思います。これは、まぶたが加齢でシワっぽくなっている可能性があります。
まぶたにシワができるのは、ハリがなく水分量が低下しているから起こる症状です。
まぶたのくぼみもハリや水分量が減っていくと出てくる症状なので、同じと言えます。
目が小さくなったか分からないという場合は、アイランを描く時に書きづらく感じるかを目安にすると分かりやすいです。
まぶたがシワっぽくなるとアイラインがうまく描けなくなるので、くぼみに注意が必要です。
まぶたが一重から二重に変わる
昔は一重だったのに、歳をとったら二重になることがあります。目が疲れてくると二重になるのと同じように、目の筋力が落ちると二重になることもあります。
また、今までハリがあったまぶたのハリがなくなり、皮膚が落ち込んで二重になる場合もあります。
まぶたのくぼみを改善する6つの方法
鏡を見て「何だかまぶたがくぼんできたような気がする」と気づいた時、そのままにしてしまうとまぶたのくぼみは改善されます。
少しでも「ちょっと気になる」と思った時、しっかりとケアをしてあげれば、まぶたのくぼみは改善することができます。
その中の、自宅でできる6つの改善方法を紹介します。
その1.とにかく乾燥しないようしっかり保湿をする
まぶたのくぼみは乾燥も原因と言われています。まぶたは皮膚が薄いため乾燥しやすく、また目を動かすことで乾燥に繋がることもあります。
そのため、しっかりと保湿をしてあげることが大事です。
普通にスキンケアしていれば、目元もできているだろうと思ってしまいますが、行き届いていないこともあります。
その乾燥を予防するためには一工夫してあげると、しっかりと保湿することができます。
- 顔全体に化粧水を付ける
- コットンに化粧水を含ませ、目の上に貼り付ける
- 3~5分程度、そのままの状態にしておく
- コットンを外し、顔全体に乳液や美容液を付ける
化粧水を付ける時、目元はコットンを使ってしっかりと保湿をしてあげましょう。
目元はしっかりと保湿されるだけでも、ふっくらとしてくるので毎日のケアに取り入れると目のくぼみは改善してきます。
その2.目の乾燥を改善するためにアイクリームを使う
毎日のスキンケアで、乾燥対策をしていても目元は皮膚が薄いため、それだけでは乾燥対策ができていない場合があります。
目元の乾燥をケアするには、目元専用のクリーム「アイクリーム」を使うと効果的です。
アイクリームには、まぶたのくぼみだけではなくシワやクマ予防にも効果的です。
アイクリームを塗る時は、指に付けてポンポンと軽く叩きながら馴染ませるのがポイントです。
また、クリームは全てのスキンケアが終わった後に塗るようにしましょう。
その3.目の周りを温めて血行を良くする
疲れ目やパソコンなどを長時間使うと、目の周りが凝り固まり血行が悪くなります。
血行が悪くなると、クマやくぼみの原因となります。また、目の周りを温めると眼精疲労も緩和されます。
ドラッグストアで販売されている、目を温めるアイマスクなどを使うのもいいですが、自宅でもタオルがあれば簡単に目の周りを温めることはできます。それがホットタオルです。
- タオル2本用意し、両方とも水で濡らして絞っておく
- 1つのタオルはレンジで温めてホットタオルを作る(500Wで30秒~1分程度)
- ホットタオルは40度程度にする(熱い時は放置して粗熱を取る)
- ホットタオルを目の部分に当て、3分程度そのままにする
- タオルをもう1つの冷たいタオルにして目の部分に当て、1分程度そのままにする
- 4・5を3回繰り返す
ホットタオルだけでもいいですが、温冷タオルを繰り返すとさらに血流がアップして、目元がスッキリしてきます。
寝る前にすれば、目の疲れが取れて睡眠の質も良くなるので、寝る前がオススメです。
その4.目の周り眼輪筋をストレッチして筋力アップ
年齢と共に目の周りの眼輪筋が衰えてきます。その眼輪筋をストレッチして筋力アップすれば、目のくぼみも解消されます。
眼輪筋のストレッチは、ホットタオルで目の周りを温めた後にするとさらに効果がアップします。
- 中指と人差し指をそれぞれ眉頭・眉尻に当てる
- 2本の指で眉を下からぐっと持ち上げる
- 2の状態で、薄目をするように上まぶたと下まぶたが付かない程度まで閉じ20秒キープする
このストレッチを5セット行います。眉をぐっと持ち上げないと、薄目をしても効果が落ちるので、しっかりと指で眉を持ち上げるのがポイントです。
- 中指と人差し指をそれぞれ目頭・目尻に当てる
- 眼球だけ動かし、上方向を見るようにする
- 2の状態で、薄目をするように上まぶたと下まぶたが付かない程度まで閉じ20秒キープする
このストレッチを5セット行います。
この時、目頭や目尻に指を当てなくてもいいですが、上を向いたり薄目にする時に皮膚が動くことがあるので、なるべく皮膚が動かないように指で固定した方が効果もアップします。
目の周りは皮膚が薄いので、注意をして行うようにしましょう。
その5.ハリの元であるコラーゲンを摂取する
まぶたのくぼみは、コラーゲン不足でハリがなくなることも原因の1つとなっています。
食品でコラーゲンを摂取するには、かなりの量を食べなくてはいけません。こういう時は、サプリメントなどでコラーゲンを補ってあげることが大事です。
現在、コラーゲンサプリメントは数多くあります。多くのサプリメントの中からいいものを見つけるのは大変です。
その中で、サプリメントを選ぶ時のポイントとして押さえておきたいのが分子の大きさです。
多くの人が、コラーゲンの含有量でサプリメントを選んでいますが、コラーゲン分子が大きいといくら含有量が多くても吸収される量は少なくなってしまいます。
最近は、コラーゲンを低分子にした、コラーゲンペプチド配合のものが出ています。コラーゲンペプチドは分子量が小さいため、体内に吸収されやすくなっています。
その6.しっかりと睡眠を取り、目の疲れをリセットする
目に疲れが溜まると血流が悪くなり、クマやくぼみができやすくなります。
目の血流を良くするのも大事ですが、それだけでは目の疲れは取れません。
体の壊れた細胞をリセットしてくれる「美のゴールデンタイム」と呼ばれている22時~2時の間にしっかりと睡眠を取って、目の疲れをリセットしてあげることが大事です。
緊急時はメイクでくぼみを解消することもできる
目のくぼみが気になって、ケアをしても1日で結果が出るわけではありません。そういう時は、メイクで目のくぼみを目立たなくすることもできます。
メイクで解消する時は、アイシャドウの色選びがポイントになってきます。
目がくぼんでいると暗い影が出てきます。そのため、ブラウンやグレー、パープルといった暗めの色を使うとさらにまぶたがくぼんで見えるので避けるようにしましょう。
まぶたのくぼみが気になる場合は、温かみのある色を選ぶのがポイントです。
- オレンジ
- ピンク
といった少し腫れぼったく見えるような膨張色を使うと、まぶたがふっくらとして見えるようになります。
また塗り方にもポイントがあります。
- 暖色(ピンクやオレンジ)を少し大きめのブラシでまぶた全体に薄く塗る
- グラデーションは付けず、濃い色を締め色としてライン状に入れる
グラデーションを付けずにアイシャドウを付けると、まぶた全体がふっくらとして見えるので締め色のみで終わるのがポイントです。
まぶたをくぼませないように注意するのも大事
まぶたのくぼみを改善するのも大事ですが、くぼまないようにすることも大事です。
まぶたは皮膚が薄いため、ダメージを与えてしまい乾燥などに繋がるので、くぼまないように次のようなことにも注意しましょう。
目を擦りすぎるとまぶたにダメージを与えて乾燥の原因になる
目が痒い時、目をゴシゴシと擦っていませんか?まぶたは皮膚が薄いため、力を入れて擦るとダメージを与えてしまいます。
目が痒い時はゴシゴシと擦るのではなく、目に指を当てて軽く押さえてあげるとかゆみも治まります。
目を擦る癖がある人は知らない間に力を入れて擦っている可能性があるので、注意しましょう。
また、コンタクトレンズを使っている人は、コンタクトレンズの付け外しをする時にまぶたを引っ張っている可能性があります。
アイメイクは専用リムーバーを使って負担を減らす
メイクを落とす時、1番大変なのがアイメイクです。
ウォータープルーフのマスカラを使っていると、1度のクレンジングで落としきれずに何度もクレンジングをしたり、力をいれてゴシゴシと洗ってしまうことがあります。
力を入れて洗うと、まぶたを傷めてしまいます。そして、何度も目元だけクレンジングをすれば必要な皮脂まで奪われてしまい、乾燥状態になってしまいます。
アイメイクを落とす場合は、専用リムーバーを使えば負担もないためまぶたを傷つけることもありませんし、皮脂を奪ってしまうこともありません。
パソコンやスマホを使う時は目をしっかりと休める
今や仕事で欠かせないのがパソコンです。
デスクワークの仕事をしている人は、1日7~8時間モニターを見続けていることになります。
長時間パソコンなどの画面を見ていると、パソコンのモニターから出ているブルーライトが影響して、目が疲労状態になってしまいます。
目の疲れは蓄積されるので、こまめに目を休めてあげることが大事です。デスクワークなどをしている人は、1時間に5分程度は目を休めてあげましょう。
- 目をつむる
- 目の疲労を取る目薬をさす
- タオルなどで目を覆う
こういうことでも、目の疲れを取ることができます。
まぶたのくぼみを改善して老け顔にサヨナラしよう
老け顔というと、どうしてもシワやシミばかり気にして、そのケアを重点的にしてしまいます。
しかし、相手に与える印象で1番大きいのが目元です。シワやシミがなくてもまぶたがくぼんでいると、老け顔の印象を与えてしまいます。
老け顔の印象を与えないためにも、まぶたのくぼみには注意し、常にケアをしてあげることが大事です。まぶたのくぼみを改善し、老け顔にサヨナラしましょう。
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コメント一覧
自分は、まだ、38歳なのに、左目だけが、くぼんで老けて、みえます。????スキンケアも、アイクリームパックなど、しても、同じ!もう、諦め外出は、マスクなしでは、無理です。でも、どれも、自宅で出来そうだったので、挑戦してみたい?です