心が疲れていませんか?ストレスを感じたらすべきメンタルヘルスケア
最近、がんばりすぎていませんか?いつも、イライラしていませんか?
心が疲れていると、笑顔で穏やかに過ごすことができず、自分の魅力も半減してしまします。
そして、体調を崩すことにもつながってしまいます。
その症状やストレスケアについて知り、少し立ち止まって自分の心と向き合ってみましょう。
がんばりすぎに注意!自分のストレスに気づく方法
「ストレスがたまっているなあ。」と自覚できる場合は対策がとれますが、自覚できていない場合は、そのままストレスをため続けてしまう可能性があります。
ストレスのサインを見逃さないようにしましょう。
いつもイライラしている
毎日イライラが続く場合は、なぜイライラしているか冷静に考えてみましょう。
特に理由がない、または同じ状況でも周りはイライラしていないのに自分はイライラしてしまう、などの場合は、ストレスが原因の場合があります。
肩こりが酷い
肩が全くこらない人のほうが多いでしょう。
しかし、これも立派なストレスのサインです。ずっと同じ姿勢でパソコンの前に座っていませんか?
ときどき立ち上がり、動くようにしましょう。
理由もなく涙が出てくる
キッチンに立っているとき、湯船につかっているときなど、生活の中で、特に理由がないのに涙がでてくることがあります。
そんな時は、意識していなかったストレスや疲れがたまっています。
おもいっきり泣くことは、ストレス解消につながりますので、泣けるときにたくさん泣いてしまいましょう。
その後冷静になることができたら、自分の生活を振り返って、ストレスの原因を考えてみましょう。
とにかく気力がない
何をするにも気力が出ないことはありませんか?
そんな時は、身体的または精神的に疲れている可能性があります。
規則正しい生活ができているか、今辛いことは何か、考えてみましょう。
自分をいなくても良い存在だと感じる
仕事がうまくいかないとき、自信をなくしたときなど、自分の価値が自分で認められなくなることがあります。
他人の目が気になったり、他人と自分を比較してしまったりすると、さらに自信をなくしてしまいます。
他人を意識せず生活することは難しいかもしれませんが、まずは自分は自分であるという意識を持って、他の人とは違ってよいのだと考えましょう。
自分らしさを大切にし、その上で、少しずつできることを考えていきましょう。
自分あったストレス解消法を探しましょう
社会生活において、ストレスを完全に避けることはできませんが、ストレスが蓄積されて大きくなる前に解消できるといいですよね。
自分にあった方法を探してみましょう。
太陽の力を借りて、自分をリセット!
朝、カーテンをあけて太陽の光をあびましょう。
静止状態を安定させる物質である「セロトニン」の分泌力を高めることができ、うつ病予防にもつながります。
夜型の生活をしている方も、朝は一度太陽をあびるようにすると良いでしょう。
友人や家族に話して、ストレスを言語化してみよう!
信頼できる友人や家族に、話をきいてもらいましょう。腹が立つこと、心配なこと、なんでもかまいません。
ストレスを、言葉にして吐き出きだしてみましょう。
話すことにより、アドバイスがもらえたり、自分で解決策に気づけたりする場合もあります。
思い切って休養をとろう!
不規則な生活は精神を不安定にします。
できれば一度ゆっくり休みをとり、リラックスできる時間を作りましょう。趣味に没頭したり、旅行に行ったり、家でのんびりするでもかまいません。
気分を変えて、鋭気を養いましょう。
大声を出して、ストレス発散!
大声を出すことは、ストレス発散につながります。
マッサージで自分にご褒美を!
ヒーリング効果のあるマッサージを受けましょう。
こりをほぐすだけでなく、香りでもリラックスできるアロママッサージがおすすめです。
それでもだめなら、専門家のカウンセリングや治療を受けよう!
自力では解消できない場合、専門家に必ず相談しましょう。今は、心療内科も多く、身近なものとなっています。
はやめにカウンセリングや治療を受けましょう。
女性がなりやすいストレスが原因の病気と治療
ストレスをためた結果、女性がかかりやすい病気があります。
症状について知り、おかしいな?と思ったら、的確な治療ができる病院を受診しましょう。
めまいがしたら疑うべき「メニエール病」
耳の中のリンパにリンパ液が過剰にたまり、めまい、耳鳴り、耳閉感、難聴などの症状が起きる病気です。
耳鼻科で治療する必要があり、まずは薬での治療、それで治らなければ手術となります。
突然頭が痛くなる「偏頭痛」
頭の片側だけが、脈をうつように痛みます。
緊張で収縮していた血管が、リラックスすることによって一気にひろがると偏頭痛がはじまるため、何か重要な仕事を終えたとたんに頭が痛くなることが多いようです。
他の病気が隠れていることもありますので、脳神経外科や頭痛外来で検査をしてから、病院で症状にあった薬を出してもらうことをおすすめします。
さまざまな症状をもつ「自律神経失調症」
交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスが崩れると起こります。
人により症状がちがい、めまい、耳鳴り、動機、呼吸困難などさまざまなため、自分では判断しにくいでしょう。
パニック障害
きっかけなしに、突然パニック発作がおこります。
パニック発作は、激しい動悸、息苦しさ、めまい、強い不安などに襲われるもので、身体に異常があるかと検査をしても、特別な異常はみられません。
発作を繰り返すようになり、不安で外出できなくなる場合もあります。
一過性でおさまることもありますが、慢性的になり、うつ病を伴うことも多いため注意する必要があります。
精神科か心療内科で専門医の診察を受けてください。
女性にも男性にも多い「うつ病」
ストレス性の病気の中で最も知られているものではないでしょうか。
意欲、食欲の低下、不眠、不安や悲しみなどを特徴とする気分障害です。
日本人の13人にひとりはうつ病にかかるといわれているほど、女性、男性共に多い病気です。
食べたくない、眠れない、やる気が出ない、などの状態が毎日続く場合は、精神科、心療内科を受診しましょう。薬による治療が可能です。
ストレスをためやすい人はどんな人?
ストレスをためやすい人には、真面目、完璧主義、優しい、などの特徴があります。
一般的に「いいひと」といえる特徴ばかりですよね。
完璧にできなかったことを気にしすぎてしまったり、周りの人の気持ちを考えすぎてしまったり、大変なことも引き受けてしまったりすることで、日々ストレスをためてしまうのです。
また、仕事ばかりしていた人が定年後にうつ病になるという例もあるようです。
仕事や家庭以外にも自分の趣味の時間などを持ち、生活にメリハリをつけてみましょう。
決めた時間は趣味に使うようにし、その時間を確保できないほど仕事を頼まれたら断る、などの工夫をしてみましょう。
人間は、間違える生き物です。「完璧でなければならない」とか「必ず〜しなければならない。」と思いすぎずに生活することも大切です。
こまめにストレス解消をして、「ためない自分」になろう!
ストレスを感じていると、暗くなったり、イライラしたり、人に優しくなれなかったりします。
ストレスを上手にコントロールし、いつも穏やかで前向きにいられたら、今よりもっと素敵な女性になれそうですよね!
忙しい毎日が続くと、つい自分の気持ちと向き合うことやその対策を忘れてしまいますが、意識してリラックスできる時間を作り、こまめに心のケアをしていきましょう。
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