眉間のシワを解消し予防する対策とは?不機嫌に見えるシワの消し方
Date:2017.01.17
無意識のうちに眉間にしわを寄せていませんか?深く刻まれた眉間のシワはなんとなく不幸な感じの顔に見えてしまいます。
怒ったようにも見えるし、女性としてはできるだけ作りたくない種類のシワですね。
もしできてしまっていたら…そのシワも解消する方法があります。あってもひとつもいいことがない眉間のシワをなくして「幸せ顔」を目指しませんか。そのためのシワ解消法をご紹介します。
眉間のシワは人相学的にもダメ
眉間は人相学では「印堂(いんどう)」と呼んでいて、その人の健康状態を表すとされています。
眉間にシミやアザなどがある場合は精神的に不満を抱いていると判断されるのだとか。
また、眉間の広さはその人の度量と比例するとされるので、眉間が狭いと心の狭い人ということになってしまいます。
眉間にシワができてしまう理由
眉間にシワがあるとどうしても怖い顔に見えてしまいますよ。なんとかしたいものですが、眉間にシワができやすいのは、普段の「習慣」も関係しているようです。
眉間は皮膚が薄いから
元々目の周りというのは皮膚が薄い部分なんですが、眉間もそうなんですね。
目の周りは0.02mmしかないんです。つまり、皮膚が薄いということは表情の癖がつきやすいということ。
肌の乾燥はやっぱりシワの原因になる
肌の乾燥によってもシワができやすくなりますね。乾燥すると水分が少なくなるので、角質層が固くなってシワができます。
ただでさえ眉間は皮膚が薄いので、他の部位よりも乾燥しやすいですから、乾燥じわを防ぐためには徹底した乾燥対策が必要です。
加齢によるコラーゲン不足
肌の表面のシワは乾燥を防ぐことで解消できますが、真皮層まで深く刻まれたシワは、コラーゲン不足が原因です。
- コラーゲン
- エラスチン
- ヒアルロン酸
など、肌の弾力を保つ成分は加齢とともに減少していきます。
それによって肌のハリが失われ、シワができやすくなってしまうのです。
無表情の時間が長く表情筋を動かしていない
人と話したり、笑ったりすると自然と顔の筋肉を使うことになるので、表情筋も柔らかく、シワはできにくいのです。ところが、
- スマホやパソコンの見過ぎ
- 仏頂面
- こわばった表情
など、あまり表情筋を動かさない生活をしていると、筋肉もこわばってきます。
目を細める癖でシワができる
眉間は目の動きととても関連が不快ですね。もし眼鏡をかけていたり、コンタクトレンズをしている場合、それは視力と合っているでしょうか。
- 視力が悪いために目を細めてしまう
- 悩み事があって深刻な表情をしてしまう
このような癖も、眉間のシワの原因になるんです。悩み事の場合は無意識に行っていることが多く、眉間に力が入っていることに気づいていないんです。
眉間のシワが気になる人は、意識して目元の力を抜くようにしてみて下さい。
眉間のシワを自分で予防・解消する方法
シワは遠目から見てもわかるくらいに深くなってしまっては、解消するのがとても大変になります。
細かいうちならセルフケアでもシワのない肌を取り戻すことは可能ですから、毎日自分の顔を丁寧に鏡で観察することも大切です。
シワは毎日のちょっとしたことで刻まれていきます。逆にいえば、丁寧なケアを続けていけば解消もできるということですから、あきらめずに頑張っていきましょう。
眉間のマッサージが一番!
眉間は筋肉が凝り固まりやすいので、シワ取りマッサージでほぐしてあげるとシワの予防と解消に役立ちます。
<シワ取りマッサージの方法>
- 肌に刺激を与えないようにクリームをたっぷり塗ります。
- シワと逆方向に伸ばすようにしてマッサージします。
縦ジワは横に、横シワは縦に、シワとは逆の方向に伸ばすように気をつけて下さい。これが一番どこでもできて効果を実感しやすいシワ取り方法です。
おでこと眉間の筋肉を鍛える
眉間に力を入れてばかりいると筋肉も凝ってきます。血行が悪くなるとシワができやすくなりので、シワ改善エクササイズをして、しっかりと筋肉をほぐしていきましょう。
<眉間のエクササイズ>
- 思い切り目を見開きます。
- 目だけを真上に上げて上を見るようにします。
- これを何度か繰り返してみてください。
眉間のエクササイズはそのまま眼輪筋を鍛えることにもつながるので、目の周りのたるみを予防する効果もあります。
口角を上げることを意識する
口と眉間、一見関係ないように見えますが、そうでもないんですよ。口角を上げると自然と眉間が離れるんです。眉間の動きを意識してちょっとやってみてください。
眉間も微妙に動くでしょう?だからいつでもどこでも、鏡を見つけたら口角を上げる練習を!
毎日見ている自分の顔だって、ムスッとしているよりは笑顔を見ている方が楽しいはず。
朝晩のスキンケアの時やお化粧直しの時など、折に触れて口角を上げる練習をしてみて下さい。
口角を上げるということは、口の周りの筋肉も鍛えてほうれい線予防にもなりますよ。
頭皮のマッサージもお忘れなく
おでこと頭皮はつながっていますよね。頭皮がこっていると、その緊張が顔の筋肉にも影響するので、シワの原因になってしまうのです。
シャンプーの時に頭皮をしっかりと揉み解して下さい。もちろん、普段からマッサージするのもおすすめです。
両手の指で頭を包み込むようにして、全体を左右、上下に動かすようにしてマッサージします。
サージカルテープでしわを伸ばす
サージカルテープとは、包帯などを止めるために使う医療用のテープです。このテープでシワを固定することで段々シワを薄くしていくことができるんです。
<テープを貼る時のポイント>
- 肌を保湿してから、シワを伸ばすようにして貼ること。
- テープを2枚クロスするようにして貼ると効果的です。
テープを貼る時の注意点としては、乾燥したままテープで固定すると逆にシワが濃くなってしまうので、必ず保湿して肌を柔らかくしてから貼るようにして下さい。
シワ対策といえばこれ!コラーゲンを増やそう
シワといえばやっぱりコラーゲンですね。これは眉間に限らず、顔や首のシワにも役立つことなので、コラーゲンを内側から補給することはとても大切です。
コラーゲンは食べ物からとるよりも
- サプリメント
- ドリンク
を利用した方が効率的にとることができます。というのも、分子が小さくないと吸収されづらいからなんです。
化粧水で肌の水分量アップ
洗顔後の水分補給が足りないと、肌はどうしても乾燥します。眉間が乾燥しやすいのは皮膚が薄いという理由もありますが、ここがTゾーンに含まれているというのも原因のひとつですね。
乾燥肌は、肌は潤いが足りないと感じて余分な皮脂を分泌するので、皮脂腺が多いところはどうしてもべたついてしまいます。
おでこや鼻などは皮脂が気になるところだと思いますが、べたついているところって化粧水やクリームをあまり塗らなくなっていないでしょうか。
確かにTゾーンは皮脂が出るのですが、眉間は皮脂腺が少ない場所。ここにはしっかり水分も油分も補ってあげないといけないんです。
美容液とクリームで保湿する
水分を補給した後は、その水分が蒸発しないように油分で蓋をしなくてはいけません。
Tゾーンがべたついているときは油分は薄めの方がいいのですが、眉間だけは少し丁寧に塗った方がいいですね。
化粧品以外にも、
- ホホバオイル
- オリーブオイル
- アルガンオイル
など、天然の植物オイルもおすすめです。
シワ対策美容液も使ってみて
早くシワ解消の効果を実感したい!というときは、シワ対策のための美容液を使うのもおすすめです。コラーゲンを増やしていきたいので、
- レチノール
- ビタミンC誘導体
などが配合された美容液を使ってみましょう。
適正な視力に調整する
視力が低下した状態で生活を続けていると、
- 目を細める
- 目を凝らして見る
という表情の癖がついてしまいます。
眼鏡でもコンタクトレンズでも良いのですが、視力を改善するというのも眉間のシワを防ぐことにつながります。
紫外線対策もしっかりして!
紫外線はすべてのシワの原因になります。肌を乾燥させて浅いシワを作りますし、コラーゲンを劣化させて深いシワも作るので、とにかく紫外線をカットすること!これを心がけて下さい。
眉間や目の周りは皮膚が薄いので、肌にやさしいタイプの日焼け止めか、UVカット効果のあるファンデーションなどでしっかりと紫外線から肌を守って下さい。
正しいスキンケアの方法を守ること
顔を洗ったり拭いたりするとき、眉や眉間の部分は手に当たりやすい部分です。丁寧に触れるように意識しないと、どうしてもごしごしとこすりがちなんですね。
また、化粧水や乳液を塗るときも同じです。時間がないからといってこすってしまってはいけません。
時間をかけて丁寧にスキンケアしましょう。その毎日の積み重ねがシワを予防するんです。
優しく肌になじませるようにして塗るようにしてください。毎日正しい方法でスキンケアをすることは最も基本的なシワ対策法です。
専門家の手を借りたシワの改善方法
自分で毎日スキンケアをしていても、どうにもシワが改善されないというときは、プロの力を借りてケアするというのもひとつの方法です。
定期的にエステに通うという方法
フェイシャルエステを利用すれば、眉間のシワだけでなく、顔全体のケアができますね。
丁寧に、
- クレンジング
- マッサージ
をしてもらうことで、毛穴のお掃除もできるし血行が良くなって肌のくすみの解消にもつながります。
美容皮膚科での施術を試してみる
ボトックス注射やヒアルロン酸注入法などは即効性があります。どうしても深く刻まれてしまった眉間のシワは、美容皮膚科などでケアしてもらうのもひとつの方法です。
- ボトックス注射とは
- 筋肉の収縮時に作られるアセチルコリンという物質の働きを抑えることによって筋肉の収縮を抑制します。表情の癖によってできやすいシワに効果があります。
- ヒアルロン酸注入法とは
- 肌の内部の保水力を保つ物質ですね。シワなどへこんだ部分に直接注入することで、たるんでしまった肌のハリを取り戻します。
持続期間は個人差がありますが、半年から1年くらいもちます。
注射の技術料以外に、麻酔の料金があったり、使う薬剤の量によっても料金が違ってきます。深いシワならそれだけたくさん使うことになるので料金が上がることもあるんです。
初めての場合は無料カウンセリングなどを行っているクリニックを選んで相談してみるといいでしょう。
眉間にしわを寄せないような柔らかい表情を
眉間にシワがあるだけで、人相が悪く見えてしまいます。せっかくの美人も台無しです。
気をつけないと意外と深くなってしまう眉間のシワ。毎日のお手入れ次第で予防もできますし、改善していくこともできます。
顔の真ん中の目立つところですから、シワなんて作らないように、いつも笑顔をでいたいものです。
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