簡単なもも上げで脚痩せもアンチエイジングも叶う。効果とやり方
Date:2019.11.19
その場で太ももを持ち上げるだけの「もも上げ運動」は、簡単ながらに負荷の大きなトレーニングです。太ももの筋肉を鍛えるのが主なねらいですが、
- 血行改善
- スタミナの増強
- アンチエイジング
など、効果は太ももだけではなく全身に影響します。太ももを細くしたい人にも、体力をつけて健康になりたい人にも効果を与えます。
道具要らずでその場でできるもも上げの、詳しい効果とやり方についてご紹介します。
もも上げで得られる効果。ダイエットにアンチエイジング
もも上げで鍛えられる部位と言えば、もちろん太ももの筋肉がメイン。しかし太ももだけに限定せず、もも上げを続けることでこんな効果が得られます。
全身の血流が良くなる
太ももって身体の中でも大部分を占める部位ですよね。筋肉はもちろんのこと、血管も多く集まっています。
そんな太ももを重点的に運動させることで、筋肉が鍛えられ、血管がほぐされて柔らかくなります。脚に溜まりがちな血流を筋肉のポンプで押し流し、滞った血行を改善する効果が期待できるのです。
- 冷え性の改善・緩和
- 基礎代謝のUP
- 自律神経の調整
- 肌荒れの予防・緩和
などなど、血行の改善で期待できる嬉しい効果はたくさんあります。美容の悩みも健康の悩みも、もも上げが解消への近道になってくれますよ。
太もも・下半身痩せ効果
太もも部分の筋肉が鍛えられることで、もちろん太ももの脂肪が消えて引き締まっていきます。内もも部分は特に、もも上げでスッキリとしたラインに近づいていきますよ。
太ももを中心に下半身を鍛えるもも上げでは、お尻や太もも、脚など下半身痩せの効果が期待できます。
太ももが細くなりふくらはぎのラインにメリハリがつき、女性らしいしなやかな美脚をゲット。脚に筋肉がつけば、その分脂肪を燃焼しやすい身体になり、その後の太りやすさにブレーキを掛ける効果も出ます。
運動不足の解消と体力UP
道具も要らず、思い立ったらすぐ出来るもも上げ運動は、運動不足の解消に最適なメニューです。実際に「歯磨きをしながら」「ちょっと立っている時間に」など、すき間時間に実践できますよね。
簡単に運動不足を解消し、体力をつけて身体を丈夫かつ健康に導いてくれます。
丈夫な身体というのは、こんな状態のこと。
- 疲れにくい
- 回復しやすい
- 代謝が良い
- いつでもパワフルに動ける
疲れの溜まりやすい現代人には、喉から手が出るほど欲しいステータスですよね。仕事を終えても疲れでグッタリせず、オフの時間を元気に満喫できるようになります。免疫力がUPして怪我や風邪に強くなるのも、嬉しい効果です。
アンチエイジング効果
ダイエット目的で注目を浴びがちなもも上げ運動ですが、実は老化をせき止め身体を瑞々しく保つアンチエイジング効果も秘めています。
「成長ホルモン」は皮膚や髪の毛の修復力を促し、人の身体を若々しく保つために必要なホルモン。ですが成長期を過ぎると分泌量が減ってしまいます。
もも上げのような強めの筋肉運動は、成長ホルモンの分泌を促してアンチエイジング効果をもたらしてくれるのです。
太ももは筋肉の大きな部位ですから、成長ホルモンの分泌を促す運動としては最適。しっかり呼吸をしながらもも上げを繰り返すことで、有酸素運動になって血流が促され、さらにアンチエイジング効果は高まりますよ。
もも上げの正しいやり方。自分に合った難易度にチャレンジ
もも上げにも初心者用から上級者用まで、いろんなやり方があります。まずは自分のレベルに合った方法から、無理をせずに始めましょう。
基本のもも上げのやり方
まずは運動慣れしていない人向けの、基本的なもも上げのやり方から見ていきましょう。
- 足を軽く開いて立つ
- 片膝を腰の高さまで上げる
- 2から1秒くらい以内に逆の脚の膝を上げる
- 1分間に合計60回を目指してもも上げをする
もも上げ中は腕を振るか、持ち上げた膝に手をタッチさせるかしてみましょう。一定の呼吸とリズムを保ったまま、もも上げを繰り返すのがポイントです。
慣れない内は意外とももが上がらないことがあります。始めたばかりのときは鏡を見ながら、ももがしっかり上がっているかをチェックしてみてくださいね。
座ったままできるもも上げのやり方
もも上げは椅子に座ったままでもできます。仕事中や乗り物に座っているときなど、すき間時間を利用してぜひチャレンジしてみてください。
- 椅子に浅く腰掛け、背もたれと背中にすき間をつくる
- 両手で椅子の座面を掴むか、両腕を胸の前で組んでおく
- 顔は正面を向いたまま、腹筋に力を入れて両脚を揃えて太ももを持ち上げる
- かかとが床につかない程度に、太ももをゆっくり下ろす
- 3~4を20回ほど繰り返す
背筋をしっかり伸ばして、身体が前後に傾かないように気を付けるのがポイントです。もも上げ運動と兼ねて、腹筋も同時に鍛えられます。
座れる場所なら背もたれがなくても出来ますから、スツールやベンチでも実践できますよ。お腹と太ももに力が入っているのを意識しましょう。
ながら運動なもも上げのやり方
歯を磨きながら、食器を洗いながら…何かと並行してできるもも上げ運動のやり方もあります。そこまで激しい動きではありませんが、なかなかにキツいと感じるもも上げです。
- 真っ直ぐに立ち、足を軽く開く
- 太ももが床と並行になるまで膝を持ち上げ、30秒~1分キープ
- 逆の脚を持ち上げ、また30秒~1分キープ
- 2~3を繰り返す
足踏みのように足を交互には入れ替えず、片足を上げたまましばらくキープするやり方です。太ももの筋肉と一緒に体幹トレーニングも行えます。
しばらく太ももを上げたままでいると、途中でつらくなって膝が下がってしまいがちなので注意。また、片足立ちの状態をキープする運動でもあるため、姿勢を真っ直ぐに保てるように意識してください。
ハードなもも上げのやり方
運動慣れしている人や、ちょっとハードな運動に挑戦してみたい人におすすめのもも上げはこちらです。
- 肩幅に足を開いて、背筋を真っ直ぐ伸ばして立つ
- 右膝を持ち上げながら身体を少し前のめりにし、右膝と左肘をくっつける
- 1の状態に戻る
- 次は左膝と右肘をくっつける
- 2~4を20~30回繰り返す
ウエストを捩じったりももを上げたりと、たくさんの動きが組み込まれた運動です。一定のリズムを保ってテンポ良く繰り返しましょう。
終わった後は多少息が上がるくらいで丁度良いです。全身を動かして身体を温めるつもりでチャレンジしてみてください。
もも上げで身体の内側も外側もフレッシュさをキープ
太ももを細くしたい、身体を若く保ちたい、健康を維持したい…いろんな需要に答えてくれるもも上げ運動。時間も場所も選ばず、コスト0で始められるのが嬉しいですね。
- 理想のボディメイク
- アンチエイジング
- スタミナ・免疫力UP
シンプルな運動でも毎日続ければ、こんな嬉しい恩恵が着実に積み重なっていきます。人に見られる心配もないので、自宅でこっそり続けて周りをアッと驚かせる…なんてことも夢ではありません。
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