自然に見えるナチュラルメイクのやり方、単なる薄化粧とは違う!
Date:2018.06.05
ナチュラルメイクというと、単なる薄化粧と勘違いしてしまっている人がいます。
ファンデーションを薄く塗ることがナチュラルではありません!
あなたの魅力を引き立たせ、きちんと化粧をしているのに濃く見えない、ナチュラルメイクの正しいやり方についてご紹介します。
この記事の目次
薄く塗ればいいわけじゃない、ナチュラルメイクと薄化粧の違い
薄化粧というのはただ薄く塗ったメイクのこと。ベースだけだったり、逆にポイントメイクだけだったり、ちょっと手抜き感があると思います。
ナチュラルメイクは細部までしっかりメイクをしているのですが、それがいかにも作り込んでいるようではなくて、あくまでも自然な感じに見えるのです。
ナチュラルメイクはささっとすませるものではなく、むしろ肌作りから丁寧に行うものなのです。
ナチュラルメイクで一番大事な肌のツヤを出すためのベース作り
ナチュラルメイクはベースを作ることが何より大事!肌の美しさがポイントですから、手を抜かずスキンケアからしっかりやっていきましょう!
保湿をしっかりして肌にツヤを出すのが基本
ナチュラルメイクに欲しいのは肌の自然なツヤ感。テカっているのではなくて、ツヤのある肌です。
そのためには肌が乾燥しないようにすることが大切!朝から時間をかけて保湿してください。
- 洗顔後、ホットタオルで数分肌を温めましょう。
- その後に化粧水、乳液で肌を整えます。
- 最後に収れん化粧水で肌を引き締めます。
肌を温めるだけで化粧水の浸透が良くなります。
そしてたっぷりの水分を与えたところで、収れん化粧水で毛穴を引き締めると潤いをキープできます。
収れん化粧水がないときは、冷たいタオルを当ててもいいでしょう。
ナチュラルメイクに化粧下地は必須
化粧下地は肌のツヤ感を出すために必要なアイテムですし、メイクの仕上がりを左右します。
化粧下地を使うことで、
- 毛穴やニキビ跡をカバー
- ファンデーションを密着させて崩れにくくする
などの効果があります。
女性は肌に疲れが出やすいので、それをカバーするためにも化粧下地は使った方がいいですよ。肌の色をキレイに見せてくれます。
オイリー肌の人はオイルフリータイプの方がいいですが、たいていの女性は乾燥に悩んでいるのではないでしょうか。
肌が乾燥しやすい人は、化粧下地も保湿タイプを選んだ方がいいでしょう。
肌をキレイに見せても厚塗りにならないためのコツ
いよいよファンデーションを塗っていきますが、肌をキレイに見せながらも厚塗りに見えないための塗り方のコツです。
ファンデーションは厚塗りしない
化粧下地を塗ったら数分おいて肌に馴染ませ、それからファンデーションを塗りましょう。
厚塗り感を出さないために、少量ずつ肌に馴染ませていきます。
ファンデーションは肌のタイプに合わせて選んでください。
- パウダーファンデーション:普通肌、オイリー肌
- リキッドファンデーション:乾燥肌、敏感肌
- クリームファンデーション:乾燥肌、年齢肌
※あくまで目安です。実際にテスターで試して、自分の肌に合ったものを使いましょう。
パウダーファンデーションを塗る時はスポンジにファンデをとって、顔の内側から外側に向かって塗っていきます。
鼻から頬、おでこ、あごなど広いとこを先に塗り、肌が動きやすい目元や口元、小鼻の周りはあまったファンデを塗るくらいでちょうどいいです。
リキッドやクリームファンデを塗る時は、一度手の甲に取り、少量ずつ指の腹で伸ばしていきましょう。
細かいところはスポンジを使ってポンポンと馴染ませていくといいでしょう。
ごく薄く塗っていくようにしてください。
ファンデを自然に伸ばすコツ
最初に広いところに塗る、というお話をしましたが、ファンデをつけるのは顔の中心部分です。
眉の端とあごを結んだ逆三角形のラインの外側は、パフもしくは手に余ったファンデを伸ばす程度で十分なのです。
こうするとシェーディングなどしなくても自然な凹凸感がでますし、厚塗りになる心配もありません。
BBクリームなら下地も兼用できる
化粧下地とファンデーションを兼ねたBBクリームならカバー力も高く、肌をキレイに見せてくれる効果が期待できます。
毛穴やニキビ跡など特に隠したいところがなければ、化粧下地なしでBBクリームだけでもキレイに仕上がるでしょう。
肌にツヤも出ますし、クリームファンデよりも軽いので、
- 保湿力
- カバー力
が欲しい人におすすめです。
CCクリームでカラーコントロール
CCクリームはコントロールカラーの役割を果たします。下地も兼ねているので、肌の色味が気になる人におすすめのアイテムです。
肌のツヤも出してくれますし、化粧下地だけよりも肌がワントーン明るくなります。
仕上げのフェイスパウダーで陶器肌に
最後の仕上げとして、フェイスパウダーを是非使ってください。
ファンデーションの持ちを良くしますし、肌にツヤと透明感が出て美しくし上がります。
<パフでつける場合>
- パフにパウダーを揉み込んで、一度ティッシュの上で余分な粉を落とします。
- それから顔全体にパフを滑らせるようにしてパウダーをつけていきます。
- 顔の真ん中だけでなく、フェイスラインから首にかけてもパウダーをつけておきます。
- 最後にフェイスブラシで余分な粉を払います。
<ブラシで塗る場合>
- ブラシにフェイスパウダーを含ませて、一度ティッシュの上で余分な粉を落とします。
- Tゾーン、頬、あごなど全体にパウダーをささっと塗り、小鼻の周りなども塗り漏れがないようにブラシを滑らせましょう。
- 最後によく粉をはたき落としたブラシで、顔全体を払って余分な粉を落とします。
ポイントは、粉をつけすぎないこと。
パフでもブラシでも、パウダーを含ませてそのまま顔につけるとつけすぎてしまいます。必ず一度ティッシュの上で落としましょう。
そして最後に、何もついていないブラシで顔を払うこと。そうすることで、パウダーのつきが均一になります。
しっかり塗っても濃く見せない、ポイントメイクのコツ
ベースが出来たら今度はポイントメイクです。各パーツを際立たせながらも、派手に見せない工夫が必要です。
自然に見せる眉の仕上げ方
自然な眉を作るためには、アイブロウペンシルとアイブロウパウダーを一緒に使うのがおすすめです。
アイブロウペンシルだけだと描きやすいのですが、少しきっちり描きすぎてしまうことも。
そこで、大まかにペンシルで眉の形を取り、アイブロウブラシを使って、アイブロウパウダーで中を埋めていきます。
そうすることでより自然に近い、ふんわり柔らかい印象の眉を作ることができます。
ナチュラルな眉を描くポイントは、
- 眉頭の形はあまりはっきりと描かず、ブラシでぼかすようにして整える
- 眉山に角度をつけすぎない
- 眉尻をあまり長くしない
ということです。
ブラウン系を中心に自然なアイシャドウのカラーを選ぶ
アイシャドウは肌馴染みの良い、
- ブラウン系
- ベージュ系
を中心に色を選びます。
まつ毛の方から眉に向かって段々色が薄くなるようにグラデーションを作ります。
ラメが入ったものは派手に見えてしまうので避けた方がいいでしょう。
目元にメリハリを付けるアイライン
ナチュラルメイクでもアイラインはしっかり引いておいた方がいいでしょう。自然に目がぱっちり見えるように、目の際にそって細く引けばOK。
アイラインは
- ペンシル
- ジェル
- リキッド
があります。
ジェルタイプは発色がいいのですが、初心者にはやや難度が高いです。ナチュラルメイクには描きやすいペンシルタイプがおすすめです。
上手にラインを引くには、
- 目尻
- 目頭
- 中央
の順番で引いていくとやりやすいですよ。
自然なまつ毛の長さを演出するマスカラ
目を大きく見せるためにはマスカラもつけたいですね。
ナチュラルメイクにはボリュームアップタイプのマスカラではなくて、ロングタイプのマスカラの方が派手になりすぎないのでおすすめです。
肌を明るく見せるためのチーク
肌の色をきれいに見せるために、また、自然な凹凸をつけるためにもチークは塗った方がいいですよ。
色味は、
- 薄めのピンク系
- 肌に馴染むコーラルピンク系
がおすすめです。
チークには
- パウダーチーク
- クリームチーク
- リキッドチーク
がありますが、ナチュラルメイクには自然な仕上がりのパウダーチークを使いましょう。
チークは頬の真ん中に塗ると幼く見えるので、大人っぽい印象にしたいなら頬の中心よりも外側に塗ります。
その時の位置は、笑った時に一番高くなるところから外側に向かって塗るようにします。
自分の肌色にあった口紅の色を選ぶ
仕上げの口紅は色選びがポイント。真っ赤な口紅では、これまで作ってきたベースが台無しになりますから、肌に馴染みの良い色を選びます。
イエローベースの人:コーラルピンク、サーモンピンクなど
ブルーベースの人:ピンクベージュ、ピンクなど
そして塗る時にもコツがあります。
- リップクリームで保湿をします。
- ファンデーションもしくはコンシーラーで唇を塗って色味を消します。
- それから口紅を塗ると自然な感じに仕上がります。
ファンデーションなどを先に塗るのは、縦じわ防止の意味もあります。
口紅を塗る時はブラシで塗った方がキレイに塗れますが、ややきっちりしてしすぎてしまいます。
大人のためのナチュラルメイクで自然に可愛く仕上げよう!
ナチュラルメイクは決して手抜きではありません!むしろ、しっかり作り込んでいるのに、それを感じさせない高度なテクニックです。
素顔のようにみえても素顔ではなく、素肌の良さを活かした清潔感のあるメイクですから、マスターすれば好感度もアップしますよ!
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