夏のメイク崩れ防止方法。スキンケアもメイクも夏用にシフト!
Date:2017.07.04
いよいよ夏の到来!皆さんは夏専用のスキンケアやメイクにシフトしていますか?
屋外はくらっとするほどの高温、強い紫外線、対して屋内はエアコンでキンキン…と、夏の環境は外も中もお肌にとっては過酷な環境。そうして引き起こされるのが
- 汗
- 皮脂
- 乾燥
などによるドロドロのメイク崩れ。
そこで今回紹介するのが、夏に知っておきたい化粧崩れしにくいメイクの方法や肌作りのポイントです。毎年夏のメイク崩れに悩んでいる女性は必見です!
この記事の目次
夏のスキンケア編:メイク前は保湿と毛穴の引き締めで肌作り
「夏の暑さにも負けないメイク」はメイクそのものだけでなく、メイク前からメイク崩れを寄せ付けない肌作りをしておくことがポイントになってきます。
- 肌全体をたっぷりと保湿すること
- 毛穴をきゅっと引き締めること
- 冷やすこと
これらを意識して朝の洗顔、スキンケアをしましょう。
朝の洗顔方法
朝、当たり前のようにする洗顔ですが、洗顔の段階でも毛穴の引き締めにアプローチすることが出来ます。
夏の朝洗顔はこのように行いましょう。
- 洗顔料を使って優しく洗う
- 寝ている間に分泌された汗や皮脂などで汚れがちな朝の肌。洗顔料をしっかり泡立てこすらないよう優しく洗いましょう。皮脂の分泌が多い人や毛穴の汚れが気になる場合は、クレイや酵素パウダーを使うのもおすすめです。
- 冷たさを感じる程度のぬるま湯
- 洗顔するときは水、または冷たいと感じる程度のぬるま湯で洗いましょう。
しかし洗顔に使う水が冷たければ冷たいほどの良いのかというとそうではありません。例えば以前話題となった氷水洗顔は実は肌に良くないという専門家の意見も多いようです。
- 毛穴が閉じてしまうので汚れが落ちない
- 血行不良を招き新陳代謝を阻害する
などの理由がある他、毛穴が閉じる時間もたった10分から30分程度なのだとか。
また、朝にシャワーを浴びる人の中にはシャワーのお湯をそのまま顔にあてて洗顔しているという人もいるかもしれませんが、これもNG!シャワーの水圧は肌にとっては強い刺激となるので、必ず手にとって優しく洗い流しましょう。
アイシング
朝から暑い日などはメイクしているそばから汗が流れ落ちる…なんてこともありますよね。
スキンケア前に汗をかいているようならまずはアイシングをして汗をとめることから始めましょう。
【顔】
- 冷やしたスプーンを使う方法
- コップに氷水を入れそこにスプーンを浸します。冷たいスプーンの背で毛穴が気になる部分や汗が出やすい箇所にそっとあてて冷やします。
- 冷やしタオルを使う方法
- ボールなどに氷水を入れてタオルを冷やします。冷たくなったタオルを絞って10秒から20秒程度、顔全体に当てます。
【体】
- 首の後ろや脇の下を冷やす
- 保冷剤をハンカチなどの薄い布でくるんだら、首の後ろに当てましょう。脇の下にはさむのも効果的です。
- 脇の下のツボをプッシュ
- 脇の下にある大包というツボを押すと顔汗や脇汗に効果的なのだとか!脇の真ん中から下辺りにあるのですが、探しにくければ脇の下全体を手のひらを使って押しましょう。
顔や体を冷やして快適な状態でスキンケアに取り掛かります。
化粧水でたっぷり保湿
冬は徹底して保湿ケアをしていても夏は手抜きになっているという人は要注意!実はそこにメイク崩れの原因が潜んでいることがあります。
夏の厄介なメイク崩れを防ぐために、朝のスキンケアの際は化粧水でたっぷりと保湿してあげましょう。
- パッティング
- コットンに化粧水をとったらパッティングします。パチパチと叩かずに肌に水分を押し込むように行います。乾燥が気になる時はこの手順をもう一度繰り返すのも効果的です。
- 肌全体にムラにならないようにする
- 水分たっぷりの部分と水分不足の部分、というようなムラが出てしまうと崩れを起こしやすくなります。肌全体に水分を浸透させましょう。
- コットンパックや朝パック
- 余裕があればコットンパックを3分~5分ほどしたり、最近人気の朝専用のシートマスクで水分補給をしましょう。長時間し過ぎると逆効果ですので注意してください。
肌が冷たくなったり吸いつくような感触が出たら潤ったサインです。
保湿の後、次のスキンケアまでは1分ほど置きます。肌の奥まで成分が浸透するまで待ちましょう。
肌質に合った乳液を使う
暑い夏は乳液を使わないという人もいるようですが、乳液には
- 肌にフタをする
- 肌を柔らかくする
- 肌の内部の細胞間脂質を整えて保湿する
- 肌の水分、油分のバランスを整える
といった役割があります。
肌の水分、油分のバランスが崩れるとメイクも崩れやすくなるので乳液は省かずに使うようにしましょう。
乳液を使う際のポイントはこちらです。
- つけすぎに注意
- 油分が含まれている乳液はつけすぎるとメイク崩れの原因となってしまうことがあります。つける際は手やコットンにとって薄く伸ばすようにつけましょう。
- 小鼻やTゾーン
- テカリやすい部分はより少なめに馴染ませます。
- ティッシュオフ
- ベタつきが気になる部分は軽くティッシュオフします。
乳液の後もすぐにメイクに取り掛からず、5分から10分は時間を置いてくださいね。
夏のベースメイク編:ベースメイクアイテムの選び方と塗り方
「使い慣れたものが楽!」と年中同じ化粧下地やファンデーションを使っていませんか?
ここからはベースメイクアイテムの選び方や塗り方の説明をしていきますね。
化粧下地の選び方
ベースメイクは重ね塗りすればするほどメイク崩れしやすくなります。ひとつひとつが薄づきでも重ねれば自然と厚塗り感も出てしまいがち。
ファンデーションの前に使うコスメは多機能コスメなどを使って重ね塗りを減らすのが正解です。
- BBクリーム・CCクリーム
- 1本で美容液、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの役割をこなす多機能なBBクリーム、CCクリームは夏の強い味方です。
- UVカット効果がある化粧下地
- 化粧下地そのものにUVカット効果があるものを使えば日焼け止めを塗る手順が省けます。時短にもなりますね。
夏のメイク崩れはマルチコスメを上手に使うことで防げますから、ぜひ普段のメイクに取り入れてみてくださいね。
夏のファンデーションの選び方
夏のファンデーション選びでもっとも迷うのが、パウダーかリキッドか、ということではないでしょうか?
ベタつきやすい夏にはパウダーのサラサラ感が適しているようにも思いますが、実は崩れにくいのはリキッドファンデーションです。
- 肌への密着度が高い
- 汗や皮脂に強い
- 水分、油分のどちらも含まれているので乾燥しにくい
また、肌質に合わせてこういった効果があるものを選ぶとよりメイクが長持ちします。
- 保湿効果のあるファンデーション
- メイク崩れを招く乾燥予防としておすすめなのが、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分が配合されている保湿効果が高いファンデーション。スキンケア効果で乾燥から肌を守ることが出来ます。
- 皮脂コントロール効果、皮脂吸着効果のあるファンデーション
- 夏のじわっと浮いてくる汗や皮脂とも上手に馴染んでくれるのが皮脂コントロール効果、皮脂吸着効果のあるファンデーション。普通のファンデーションで皮脂が浮きやすいと感じる人やオイリー肌の人に向いています。
コンシーラーとフェイスパウダーがお役立ち!
厚塗り厳禁の夏メイク。コンシーラーとフェイスパウダーを上手に使って薄づきメイクに仕上げましょう。
- コンシーラー
- ついファンデーションでまとめて隠したくなるのがクマやシミなどの肌のアラ。夏はコンシーラーを使ってポイント使いでカバーするのが正解です。化粧下地やファンデーションが必要最低限で済むので厚塗り防止になります。
- ルースパウダー
- 粒子の細かいルースパウダーを仕上げに使うと、ベースメイクアイテムの油分や顔表面の皮脂などのベタつきを吸収してくれるので化粧もちがぐんとアップします。美白効果のあるものや薬用のもの、さらに最近は夏に嬉しい冷感のあるものも登場しているので仕上がりや使用感で選んでみてくださいね。
ベースメイクの塗り方
夏のベースメイクは「薄づき」「丁寧に塗る」「肌に密着させる」ということがポイントです。
【使うもの】
- 化粧下地
- リキッドファンデーション
- スポンジ
- ルースパウダー
【手順】
- まずは顔全体に塗ります。手で化粧下地を顔の中心から外側に向かって塗り広げましょう。
- 小鼻、目尻のCゾーンなど細かい部分にしっかり馴染ませていきます。指先でいろいろな方向から入れ込むように塗ってください。
- 化粧下地が塗れたら2、3分待ちます。
- 続いてリキッドファンデーションを顔の中心から外側へ向かって塗っていきます。厚塗りにならないよう、薄く均一に。
- フェイスラインは頬のファンデーションをのばすように塗る程度にしておきましょう。
- 全体に塗ったら何もついていないスポンジでトントンと軽く叩いて密着させます。
- コンシーラーを気になる部分に指で塗り軽く叩いて馴染ませ、【6】と同じようにスポンジを使って密着させてください。
- ルースパウダーをパフにとったらパフを揉みこみます。
- 顔の中心から外側へ、下から上方向へ、軽くポンポンと抑えるように全体にはたいたら完成です。
化粧下地やフェイスパウダーはまぶたなどの目元まで使いましょう。薄くで十分ですがこれによって目元の化粧落ちを防ぐことが出来ます。
番外編:夏に持っておきたいアイメイクコスメやお直しの方法
最後に番外編として、夏に活躍するメイクアイテムや知っておきたいメイク直しの方法、さらにメイク以外でも化粧崩れを防ぐ方法などを紹介します。
持っておきたいアイメイクコスメ
眉やアイメイクなどは顔の印象を左右する重要なパーツ。だからこそ、「眉が消えてないかな?」「パンダ目になってないかな?」と化粧崩れは心配ですよね。
汗や水でメイク崩れが気になる夏はこのようなアイテムを選ぶのも良いでしょう。
- クリームアイシャドウ
- 密着度が高く化粧もちが良いのが指でつけるタイプのクリームアイシャドウ。濡れたようなツヤ感ある仕上がりも夏にぴったりです。
- トップコート
- マスカラやアイブローの化粧落ちが気になる人はそれぞれパーツに合わせてトップコートを使うのがおすすめです。
- ウォータープルーフのもの
- マスカラやアイライナー、アイブローなどウォータープルーフタイプのものを使うことでアイメイクの化粧崩れを抑えることが出来ます。
ただしトップコートやウォータープルーフのアイテムを使うと、普段のクレンジングでは落ちきらないこともあります。専用のクレンジング剤を用意するなどしてメイク落としは肌に負担をかけないように行ってくださいね。
夏のメイク直しの方法
どうしても化粧崩れが起きてしまう場合はこのようなアイテムを使ってメイク直しをしましょう。
- ティッシュ
- 「テカリ=あぶらとり紙で対処!」と思い込みがちですが、あぶらとり紙を使うと肌にとって必要な皮脂まで取り過ぎてしまうことがあります。余計に皮脂が分泌されてメイク崩れが悪化してしまうので、皮脂や汗はティッシュを使って抑えましょう。
- 綿棒
- 目元や小鼻など細かい部分もヨレやすくなる夏。乾いた綿棒ではなく、美容液を染み込ませた綿棒やウエットタイプの綿棒を持っておくと細かいメイク直しに便利です。
- コンシーラーとルースパウダー
- ファンデーションの重ね塗りはメイク崩れしやすいので出来るだけ避け、コンシーラーとルースパウダーを使ってお直しを最小限に抑えるのが良いでしょう。
【メイク直しの手順】
- ティッシュで汗と皮脂を抑えます。
- 崩れた部分を綿棒でふき取ります。
- オフした部分はコンシーラーを使って指で軽く叩きこむようにつけましょう。
- 仕上げのルースパウダーはパフで肌全体をなでるようにしてつけてください。
メイク以外でメイク崩れを防ぐ方法
メイク以外にもメイク崩れを予防する方法があります。
- 産毛の処理
- 化粧下地やファンデーションは肌にぴたっと密着することで崩れにくくなりますが、産毛が生えていると邪魔になってしまいます。産毛は1週間から10日に1度ほどのペースで処理しておくのがおすすめです。
- 保冷剤を持ち歩く
- 午前中からでも気温が上昇する夏、通勤途中など目的地に着くまでの間に汗をかいてしまうことはよくありますよね。そんな時のために、冷蔵庫で冷やしておいた保冷剤をハンカチにはさんで持ち歩きましょう。首の後ろを冷やすだけで汗を抑えることが出来ますよ。
夏には夏専用対策が必要!崩れないメイクで化粧もちアップ!
化粧もちを良くするには「汗」「皮脂」「乾燥」に気を付けること、夏の肌や環境に合わせたメイクアイテムを使うことが大切です。
せっかくの夏、化粧崩れのストレスから解放されて、アクティブに爽やかに楽しみたいもの!
キレイなメイクを保つために出来るところから取り入れてみてくださいね。
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