爪がでこぼこになる原因と解消法。ネイルがキレイに見えない!
Date:2018.04.23
ネイルを塗る時に爪のデコボコが気になることはありませんか。せっかくのネイルがキレイに見えないので、もっと表面がつるっとした爪にしたいですよね。
爪は健康のバロメーターともいわれます。爪の健康状態で自分の身体のことがわかります。
どうして爪がデコボコになってしまうのか、その原因と、どうすれば健康でキレイな爪になるのか、改善法をご紹介します。
爪は健康のバロメーター。爪がデコボコになる原因
爪は根元にある「爪母(そうぼ)」というところで作られます。
1日に0.1mmほど伸びるのですが、生えてくる時に何らかのトラブルがあると線が入ったりデコボコになるといわれています。
ちなみに、
- 縦に入る線は爪甲縦溝(そうこうじゅうこう)
- 横に入る線は爪甲横溝(そうこうおうこう)
といいます。
こんなに硬い爪がデコボコになるくらいのトラブルとはどのようなものがあるのでしょうか。
加齢によるデコボコ
爪のデコボコは、10〜20代の頃はあまり見られなかったのではないでしょうか。
特に目立つのは縦線です。40代以降になると栄養や水分不足から、縦のデコボコが目立つようになります。
乾燥によるデコボコ
若くても爪にデコボコが出ている人、特に冬になるとデコボコが出やすく、爪が割れたりする事もある人は、乾燥が原因です。
爪の水分、油分ともに足りていないので乾燥してデコボコになってしまうのです。
乾燥肌になると小じわが目立つようになるのと同じことです。
栄養不足
爪は肌や髪と同じ。栄養が足りないことでも潤いが不足して、デコボコが出やすくなります。
特に栄養不足の時に出やすいのは爪の横線。横にデコボコになっているときは、食生活の見直しが必要かもしれません。
身体の異状を知らせるサイン
爪は身体に何らかの異常がある時に、デコボコになってそれを知らせてくれることもあります。
どの指の爪がデコボコになっているかによって、症状がわかるといいます。
- 親指:ストレス、疲労
- 人差し指:肌のトラブル
- 中指:尿酸過多
- 薬指:気管支系のトラブル、眼精疲労
- 小指:神経痛
あくまでも目安ですが、特定の指だけがデコボコになっている場合はちょっと注意した方がいいかもしれません。
ストレス、体調不良
爪は本当に健康のバロメーターなんです。
考えてみれば当たり前で、ストレスがたまるとお肌の調子が悪くなったりしますよね。
それと同じことで、爪にも心の症状が現れるんです。
爪への負担
爪の根元をぶつけたり、間違ったネイルケアで爪に負担をかけていると「爪母」を傷つけてしまい、爪がデコボコになってしまうことがあります。
刺激の強い除光液なども爪の乾燥につながりますね。
足の爪がデコボコになっているときは、伸ばし過ぎの可能性があります。
爪が足の指よりも前に出てしまっているので靴の中で押し付けられて、爪に大きな負担をかけてしまいます。
冷えなどの血行不良
女性の場合は冷え性による血行不良で、酸素や栄養が爪まで行き渡らず乾燥してしまうことがあります。
身体が冷えていないように感じていても、水仕事などで手先だけ冷えてしまっているために、その影響が爪に出ているかもしれないですね。
手が冷えやすい人は特に注意です。
甘皮の削り過ぎ
甘皮を無理に取ろうとして爪の根元をグリグリしたりしていませんか。
また、本来は少し残さないといけない甘皮をとりすぎて爪が乾燥してしまったことがデコボコの原因になっているかもしれません。
甘皮は爪を保護する働きがあるので、摂り過ぎは禁物です。
爪を噛むクセ
イライラしたり不安になると爪を噛んでしまう、というクセはありませんか。
もし噛んでいる爪だけがデコボコしているなら、そのクセが原因でしょう。
ただのデコボコじゃない?こんな症状は気をつけて!
上記でご紹介したデコボコの原因は、生活習慣を見直せば改善できるものばかりです。
しかし、病気が原因で爪にデコボコが出ている場合あるので、注意が必要です。素人では判断できないので、すぐに病院を受診しましょう。
白っぽい角質がつく乾癬
皮膚に盛り上がりが出来て、赤い発疹が出来たり、老けのようにぽろぽろと剥がれ落ちる疾患ですが、爪にも症状が出る場合があります。
デコボコのところに白っぽい角質がついていたら乾癬の可能性があります。原因はよく分かっていないものの、人に移る病気ではありませんので安心してください。
陥没点状陥凹(かんぼつてんじょうかんおう)
爪のデコボコに小さな穴のようなへこみがあるときは、爪が正常に成長できていない証拠です。
爪母にトラブルがあることが原因で、ぶつけたなどの一時的な外傷であれば問題ありませんが、乾癬などが影響している場合もあります。
正しいネイルケアで爪のデコボコを解消する方法
病気が原因以外のデコボコは、爪のケアをしっかりすることで解消できますから安心してください。
同時に、食事なども見直していきましょう。
肌と同じ、保湿を徹底する
顔や髪はケアするけど、爪まではきちんとケアしていなかったという人が多いのではないでしょうか。
まず、水に濡れたら必ずハンドクリームやネイルオイルを使って爪の保湿をしましょう。
クリームなどを塗るときは爪だけでなく、爪の根元や周りにもしっかり塗り込んでみてください。
爪のマッサージ
寝る前は爪のマッサージを習慣にしてみませんか。
マッサージで血行を促進すれば爪の新陳代謝も良くなって、キレイな爪が生えやすくなります。
やり方は簡単。
- 爪の根元や周りにハンドクリームやネイルオイルを塗って、反対側の手で爪を揉んでみてください。
- 根元はクルクルとオイルを馴染ませるようにします。
- 爪の両脇を挟んで気持ちがいいくらいの圧で揉みます。
手の血行も良くなってきて、冷えの防止にも役立つでしょう。
除光液の成分にも気をつけて
除光液にアセトンという成分が入っていると、爪が白くなったり、乾燥したりするといわれていますね。
除光液を選ぶときはノンアセトンの爪に優しいものを選びましょう。
またマニキュアをずっと塗り続けているのも爪にはよくありません。時々マニキュアを塗らない期間も作って爪を休ませてあげてください。
爪を傷めないネイルケア
爪のお手入れも間違えているとデコボコの原因に。キレイな爪を保つためにも正しいネイルケアを知っておきたいですね。
1.甘皮処理
甘皮は無理にはがさないこと。はみ出た分だけを専用のニッパーを使って切り取るようにします。
ぐいぐいプッシャーで押し過ぎると、爪母を傷つけデコボコの原因となります。
2.表面をやすりで磨く
少しくらいのデコボコなら、表面をやすりで磨くことでなめらかにすることが出来ます。この時も、根元に強い力を加えないことが重要です。
シャイナーで仕上げると爪に輝きが出ます。
栄養バランスの良い食事をする
爪のケアをいくらしても栄養がそもそも足りていないとどうしようもありません。
食事の内容を見直してみましょう。
栄養バランスを考えて、まんべんなく食べること。爪に特に大事な栄養素としては、以下のものがあげられます。
栄養素 | 食材 |
---|---|
タンパク質 | 肉、魚、大豆製品、卵、乳製品 |
ビタミンA(βカロテン) | 緑黄色野菜、レバー、うなぎ |
ビタミンB2 | レバー、うなぎ、卵、大豆製品 |
ビタミンE | ナッツ類、オリーブオイル |
鉄分 | レバー、ひじき、あさり |
亜鉛 | 牡蠣、肉 |
キレイな肌を作るために栄養が欠かせないのと同じことで、キレイな爪を作るためには色々な食材からまんべんなく栄養を摂ることが必要です。
しっかり睡眠をとって新陳代謝を良くする
爪は肌と同じ、眠っている間に作られます。だから、健康な爪を作るためには質の良い睡眠が欠かせません。
早寝早起きを心がけて、忙しくてもその日のうちには寝るようにしたいですね。
睡眠のリズムが整ってくれば寝つきも良くなって成長ホルモンがたっぷり分泌されるため、爪の新陳代謝もよくなります。
一時的に目立たなくさせるマニキュアの使い方
爪のデコボコが出来てしまうと、生え変わるまでデコボコが消えることはありません。
ですから、今すぐにこのデコボコを目立たなくさせたい!というときはマニキュアでカバーするというのも1つの方法です。
マットな感じのマニキュアだとデコボコが目立つため、ラメの入ったマニキュアがおすすめです。
爪のデコボコを整えて自信の持てる指先に!
健康なピンク色のツヤのある爪は、マニキュアを塗らなくてもキレイなものです。
体調のバロメーターにもなりますから、爪の美しさもまめにチェックしたいですね。
手元は意外と人に見られているところですから、自信の持てる指先を作れるように、日々のネイルケアにもっと力を入れてみませんか?
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