大人ニキビ肌の人向け!洗顔料の選び方と正しい洗顔方法
Date:2017.10.18
繰り返す大人ニキビ。放置していると後々、跡が残ったり、出来ると非常に厄介ですよね。
大人ニキビには生活習慣の見直しも必要ですが、毎日の洗顔などで肌を清潔に保つことも大事。
毎日行う洗顔だからこそ、その影響は肌にすぐ現われてしまうんです。
そこで今回は大人ニキビ肌の方のための洗顔料の選び方、正しい洗顔方法についてご紹介します。
自分の肌に合った洗顔料と正しい洗顔方法でツルすべ肌を手に入れましょう!
この記事の目次
思春期ニキビ肌対策とは違う!大人ニキビ肌の洗顔料の選び方
大人ニキビは皮脂の過剰分泌が主な原因の思春期ニキビとは違い、
- 乾燥・肌を守るバリア機能の低下
- 毛穴のつまり
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレス
等によって起こります。
そのため、思春期ニキビ用の洗顔料を選んでも効果はあまり感じられません。
大人ニキビ肌に適した洗顔料を選んでいくことがニキビを改善するための近道となります。
泡立ちが悪いものや刺激が強いものは避ける
洗顔の際、大人ニキビ肌の方に避けていただきたいのが、泡立ちが悪いものや刺激が強いもの。
泡立ちが悪いものを使うと必然的に強い力でゴシゴシと擦ることになるため、肌が傷つきやすくなります。
一見、ニキビに効きそうな
- マイルドピーリング
- スクラブ配合のもの
も同様に肌に強い刺激を与えることになるため、避けた方が良いでしょう。
石油系界面活性剤が含まれているものは避ける
泡立ちを良くするために多くの洗顔料に含まれる石油系界面活性剤。ですが、いくら泡立ちが良くても肌にはあまり良くありません。
石油系界面活性剤が含まれている洗顔料は肌に必要な皮脂まで落としてしまう恐れがあるんです。
肌に必要な皮脂が失われてしまうと肌は失った分を補おうとさらに皮脂を分泌し、かえってニキビを悪化させる原因となります。
また、肌のバリア機能を壊す可能性もあるため、ニキビを繰り返すばかりか、小じわやシミ、くすみの原因となることもあります。
大人ニキビに悩まされている方は石油系界面活性剤が含まれている洗顔料も避けるよう心掛けましょう。
油分が多すぎるものもNG
洗顔料の中には保湿効果をうたった「洗いあがりしっとり」のものが多く出回っています。
これらの洗顔料は一見、大人ニキビ対策として効きそうなイメージがありますが、油分を含んでいる場合が多いです。
確かにある程度油分は必要ですが、油分の多いものは洗顔後肌に油膜として残ります。
そのため、化粧水などのスキンケアをした際に成分が肌に浸透しにくくなる恐れがあるんです。
ですから、保湿のためにとあまりにも多く油分を含んだものは避けるようにしましょう。
洗顔用固形石鹸を使う
大人ニキビ肌の方にぜひ使っていただきたいのが、洗顔用固形石鹸。不要な皮脂を落としてさっぱりとした洗い上がりに仕上げてくれます。
洗顔後、肌がつっぱった感じがする場合には化粧水ですぐに保湿すれば問題ありません。
洗顔での皮脂の洗い残しがあると、やがて酸化し、シミやしわといったの原因となります。それらを防ぐためにもしっかりと洗顔で汚れを取り除いてあげましょう。
また、チューブタイプの洗顔料と違って、固形石鹸には界面活性剤が含まれていない場合が多いです。
さらに、固形石鹸は泡立ちも良く、長期に渡って使用出来るのでいいことづくめ。大人ニキビに悩む方はぜひ使ってみて下さい!
グリチルリチン酸配合のものを選ぶ
ニキビを抑える成分には様々なものがありますが、中でもおススメなのがグリチルリチン酸が配合された洗顔料です。
グリチルリチン酸はニキビの炎症を静める効果はもちろん、肌への刺激も少なく、繰り返す大人ニキビに有効です。
乾燥肌や敏感肌の方にも安心して使っていただけます。
ミネラル配合のものだとよりベスト
肌がターンオーバーを行うのに欠かせないミネラル。
中でもマグネシウムは不足するとニキビやアトピーを引き起こす恐れがあるため、大人ニキビ肌の方には補っていただきたい成分です。
もちろん、食事で摂取しても良いのですが、マグネシウムは私達日本人にとって不足しがちな栄養素ですので、毎日食事から摂取するのは難しいと言えます。
ですが、ミネラル配合の洗顔料ならマグネシウムが含まれていますので、食事で不足しがちな分を補ってくれます。
自分の肌質に合った洗顔法を選ぶ!朝の正しい洗顔方法
洗顔は古い角質や毛穴に詰まった汚れを落とす役割があります。もし洗顔を行わなければ菌が繁殖してさらにニキビが悪化することも…。
ニキビ肌からおさらばするためにも正しい洗顔方法をマスターしていきましょう。そのためには朝と夜では洗顔方法が少し違ってくるんです。
オイリー肌は泡洗顔
起床後すぐの時点で肌がすでにべたついていたり、テカっている方はオイリー肌と言えるでしょう。
オイリー肌の方は余分な皮脂や汚れを泡洗顔でしっかりと落としてあげましょう。
- 泡洗顔のやり方
- たっぷりのぬるま湯を用意します。
- 洗顔ネットを用いて泡立て優しく洗っていきます。
- 洗顔後はタオルで優しく拭き取ります。押さえるように拭いて下さい。
- すぐに化粧水で保湿します。
敏感肌と乾燥肌は水洗顔
起床後の肌は乾燥しています。そのため、敏感肌や乾燥肌の方が泡洗顔を行うと肌に必要な油分まで洗い流され、さらに乾燥してしまう恐れがあります。
ですが、寝ている間にも雑菌は付きますので、洗顔はするべきです。水洗顔で丁寧に洗っていきましょう。
- 水洗顔のやり方
- 人肌程度のぬるま湯を用意します。手で触って少し冷たいと感じるくらい(32度前後)が適温です。
- 優しく、3~5回ほど洗顔を行います。
- こちらも洗い終わったらタオルで優しく拭き取るようにして下さい。
- 最後に化粧水で保湿します。
このとき、ゴシゴシと強い力で洗うのではなく、そっと洗い流すように洗っていきましょう。
普通肌の方は季節や体調で使い分けて
普通肌の方も基本的には水洗顔が適しているでしょう。
ただ、皮脂が分泌されやすい夏場やいつもよりたくさんの寝汗を掻いた時などベタつきが気になる場合は泡洗顔をした方が良いかもしれません。
普通肌の方は肌の状態に合わせて選んでみてください。
泡洗顔で一日の汚れをスッキリ落とす!夜の正しい洗顔方法
夜の洗顔はより丁寧に行っていきましょう。日中の汚れ、さらには夕方に多く分泌される皮脂をしっかり落としてあげることが大事なのです。
夜はどの肌質の方も洗い方は同じ!
朝は肌質によって洗い方は異なりましたが、夜の洗顔はどの肌質の方も同じです。
- ~洗顔の前に~
メイクをしている場合はクレンジングでしっかりと落としてから洗顔するようにしましょう。
また、入浴の際ですが、髪や体を洗ってから洗顔をすると洗顔後にトリートメント等によって顔に再び汚れが付くのを防ぐことが出来ます。
おススメはクレンジング→髪→体→顔の順番ですね。
- 夜洗顔のやり方
- ぬるま湯で顔を濡らします。夜も朝と同じく人肌ぐらいの温度にしましょう。
- 2回ほど素洗いをすることで毛穴が開いてきます。
- 次に泡立てネットを使って洗顔料を泡立てます。最初にネットを少し湿らせてから洗顔料を擦り込むと泡立ちやすくなります。濡らしすぎると泡が水っぽくなりますので、しっとりする程度で大丈夫です。
- 洗顔はまずは皮脂の出やすいTゾーンから洗っていきます。鼻→額→頬→フェイスライン→口の周り→目の周りの順に洗うと良いですよ。洗う時間が長いと肌に必要な皮脂まで落としてしまいますので、1分程度を心掛けるようにして下さい。
- 次にすすぎに入ります。手でぬるま湯をすくい、優しくすすいでいきましょう。30回ほどすすいでください。
- 最後に冷水で肌を引き締めます。引き締めることで雑菌の侵入を防ぎます。冷水もシャワーではなく、手で当てるように行なって下さい。
洗顔後のアフターケアも忘れずに!
洗顔後はすぐにタオルで顔の水分を拭き取って下さい。優しく押さえるように拭くのがコツです。
タオルで水分を拭き取ったら、化粧水で保湿します。
手で肌に押しつけるように塗っていきましょう。コットンよりも手の方が浸透力がアップするのでおススメです。
化粧水での保湿は早ければ早いほど良いです。というのも、すぐにケアをしないと肌はどんどん乾燥してしまうんです。
脱衣所に化粧水を置いておくとすぐにケア出来て良いかもしれませんね。
気を付けないとニキビが悪化することも…。洗顔をする上での注意点
普段、何気なくやっている行為が実は大人ニキビを悪化させているかもしれません。そこで注意点についてまとめてみました!参考にしてみてください。
洗顔は一日2回行う
ニキビが気になるからと言って1日に何回も洗顔をしたり、逆に面倒に感じて1日に1回しか洗顔をしない方もいると思います。
しかし、洗い過ぎは肌を傷める原因になりますし、回数が少ないと汚れが溜まる原因となります。
洗顔は朝に1回、夜に1回の計2回を守るようにしましょう。
肌に刺激を与える洗顔法はNG!
多くの方がやってしまいがちなこれらの行為。
- シャワーを直接顔に当てて洗顔する
- ゴシゴシと強い力で洗う
皮脂を落とすためについやってしまう方も多いと思います。しかし、大人ニキビ肌の方には肌への刺激が強すぎるため、おススメ出来ません。
髪は顔にかからないようにする
洗顔の際ですが、髪は必ず
- ターバンや
- ヘアバンド
等であげるようにしましょう。髪が顔にかかった状態ですとすすぎ残しの原因となり、新たなニキビを発生しやすくさせてしまいます。
髪の生え際は特にすすぎ残しが多い場所ですから、気を付けましょう。
自分に合った洗顔料と正しい洗顔方法で綺麗な肌に
ニキビを見つけた時はショックが大きいですが、根気よくケアを続けていけば肌は自然と応えてくれます。
そのためにも生活習慣の見直しや化粧品でのケアはもちろん、自分の肌に合った洗顔料で正しく洗顔を行なうことが大事となります。
雑なケアをして跡が残ってしまった…なんてことにならないよう、今から自分の肌と向き合っていきたいですね。
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