任意整理のデメリットは?やばい、しない方がいい、意味ないの?
Date:2022.03.02
軽い気持ちで少しだけだから…とお金を借りてしまったけれど、気づいたら借金返済に追われる毎日…となっていませんか?
そん方に、国が認めた借金救済措置である「債務整理」、その中でも比較的簡単でデメリットも少ないと言われている任意整理について紹介します。
裁判所を通さず1人でも手続きOK!うまく行けば、借金減額できて今後の返済が楽になりますよ。
任意整理のデメリットを理解してから、手続きをすすめるかどうかの判断をしてみてください!
任意整理のデメリット5つ!
完済できないと、ブラックリスト掲載になる
ブラックリストへの登録は5年。この間に色々な制約を受けることになります。
- 新たなローンが組めない、審査に通らない(住宅ローン、自動車ローン、教育ローンなど)
- 新たにクレジットカードは作れない、現行のカードも利用できなくなる
- 奨学金の保証人になれない
- 携帯電話、スマホの分割払いの契約ができない
結婚して新居のために住宅ローンやカーローンを組んだり、子供の進学のために教育ローンを組むなどが、5年間できなくなるため、夢を叶えることに支障が出ます。
任意整理で過払い金返還請求して、借金が完済できる場合はブラック扱いにはなりません。
大幅な借金減額は見込めない
任意整理で、借金がほぼゼロになったり、大きく減らせると思わないほうが良いです。
任意整理は、話し合いで借金の利息分の減額をお願いする手続き。利息分が減るので、月々返済は減りますが、借金元本を大幅に減らす手続きではありません。
保証人に返済義務が生じる
任意整理をすると、保証人のところへ借金の返済義務など請求が行きます。任意整理をすると返済義務が債務者から保証人に移行し、一括での返済が求められるのです。
複数借入先がある場合、保証人がついていない借金のみ任意整理をすれば保証人に迷惑を掛けないで済みます。
保証人も最長5年間ブラックリストに掲載…これだけは絶対に避けましょう!。
専門家に手続き依頼をすると余分な費用がかかる
弁護士や司法書士に頼むと、約5~10万円程費用がかかります。
自分でもできる手続きですが、債権者との話し合いなどで借金減額をしていく手続きのため、お金は多少かかっても、忙しい方や周囲にバレたくない場合は、専門家に力を借りる方がスムーズです。。
裁判に発展する場合もある!
基本的には、任意整理は裁判所を通さずに、貸金業者との交渉で借金減額を目指しますが、手続きが長期化するなどで裁判へ発展する恐れもでてきます。
この場合、家に裁判所から書類が届くなどで、家族にバレる可能性が!
任意整理のメリットとは?
任意整理のメリットも紹介します。
【メリット】
- 裁判所を通さなくて良い
- 弁護士に依頼すれば、取り立てが即ストップ
- 将来利息分の減額が見込める
- 分割支払いの期間が基本3年、場合によっては5年に延長可
- 過払い金があればその分を引くことができる
任意整理は専門家に依頼がスムーズ!
借金解決のプロである弁護士や司法書士に任せるのが1番でしょう。
任意整理の「利息分の減額」「返済期間の延長」については、やはり交渉が上手い専門家に頼むほうが、失敗に終わらなくて済む可能性が高いです。
面倒な書類や手続きも代理で行ってくれるため心強いですし楽ちんです。スピーディーに、満足のいく借金減額を期待できますよ!
任意整理のデメリットをしっかり知った上で行うかの判断を!
ブラックリストに載る、大くの借金減額がみこめないというデメリットで、任意整理をためらっている方に、伝えたいことがあります。
タイミングを見計らうことが任意整理では最も重要ですが、今本当にやらない方がいいのかをしっかりと見極めてください。
借金をそのまま放置しておくことが本当に大丈夫なのかをよく考えましょう。すぐ返せるはずの借金も利息が増えたり、収入の低下で返済が滞っては今より状況は悪くなります。借金滞納してもいずれブラックリスト入りです。
専門家に相談し、任意整理をして良いタイミングであるかどうかを確認した上で、早期解決を目指すことが大事です。何より、取り立ての不安や恐怖に今後もずっと怯えていることは望ましく有りません。
借金がもうどうにもならない、任意整理が気になるから…と思っているなら、まずは専門家への相談をおすすめします!勇気を持って辛い日々から解放を目指しましょう。
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