日記をつける効果。人生が変わるくらいに能力・魅力がアップ
Date:2018.07.02
どんな国、どんな時代でも人々の習慣になっている「日記」。成功者には日記をつける習慣を持つ人も多くいます。
「その日のことを書き記すだけ」ですが、日記を毎日つけることで心が安定し、その後の人生が変わるような人間的な進化を遂げることもできるのです。
「3日坊主で日記が続いたためしがない」という人は、毎日1行からの日記でも始めてみてはいかがでしょうか?この記事では、日記をつけることの効果についてご説明していきます。
この記事の目次
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字が上手くなる!頭が良くなる!日記で人間的価値がアップ
日記をつけることのメリットは、自分の持つ能力を引き上げられること。能力がアップすることで仕事や人間関係が円滑になる効果も期待できます。
日記を習慣づけることで、具体的には次のような効果が見られます。
字を書くのが上手くなる
PCやスマホでやり取りすることが多い現代人だからこそ、ペンを使って字を書くのに慣れず、自分の筆跡にコンプレックスを抱く人も多いのではないでしょうか?
字は書けば書くほど上達します。日記を毎日つけることは、字の練習にも繋がるのです。
「ただ思ったことを書いているだけなのに?」と思うかもしれませんが、実際に紙に字を書くことで、字と字の間隔や大きさなどを意識させられ、少しずつ読みやすい字になっていくのです。
言語力、語彙力が豊富になる
言葉の引き出しが少ないと、言葉選びを間違えてしまって相手にあらぬ誤解を招いてしまうことがありますよね。
1日の出来事や感じたことを日記として記していると、どんどん語彙力が豊富になっていきます。
単純に言葉の意味を調べてそれを日記に使うことでも語彙力は増えますし、普段あまり使わない言葉を文章として使うことにより、言葉の使い方も身についていきます。
語彙力が豊富になれば、人とのコミュニケーションはみるみる円滑に。語彙が豊富な人は知的な印象を与えますから、人からのイメージアップにも繋がりますよ。
豊かな表現力が身に着く
文章を組み立てるというのは、一見簡単なようで実は難しいことです。読みやすい文章に整える能力が求められますし、文章として矛盾しないように言葉を組み立てるためには考える力が要されます。
日記はいわば、表現力を鍛える練習のようなものです。起きたこと、感じたことを文章として毎日表現し続けるので、どんどん表現力が身についていきます。
- 説明上手になる
- 話し上手になる
- 同じ内容でも好印象になるように話せる
表現力の向上で得られるメリットはたくさんありますよ。
記憶力が上がり、脳の老化防止になる
日記を書くときにすること…それは「その日の出来事を思い出すこと」です。当たり前のことですが、「思い出すこと」が習慣化することによって、記憶力が向上していきます。
出来事を日記に書き起こす中で、普段なら忘れ去っていたような出来事にも焦点を当てて、記憶を掘り起こす行為が習慣化します。
記憶力を司る脳の「海馬」は、こうした”思い出す行為”によってどんどん刺激され、鍛えられていくのです。日記を書くだけでなく読み返すことでも同じように、記憶力を向上させることができますね。
- 脳の老化の防止
- パフォーマンスの向上
- 純粋に頭が良くなる
など、記憶力が上がることでたくさんの嬉しい効果が得られますよ。
日記でお手軽メンタルケア。気持ちが整理される
日記を書くことには、社会的に活かせるメリットがたくさんあります。ですがもちろんそれだけではありません。
ストレスのケアをしたり、人生や生活を豊かにしたり…日記には自分のためになるメリットもたくさんあります。
自分の気持ちを整理できる
ストレス社会と言われる現代を生きる人たちにとっては、ストレスやモヤモヤが毎日溜まることでしょう。これらを抱えたまま生活をするのは、とてもつらいことです。1日の中で抱えた気持ちの変化は、日記に吐き出して整理してみましょう。
実際に目に見える形で気持ちを整理することで、冷静な視点から物事と向き合うことができます。同じ嫌な出来事でも、日記に書いていくうちに「こんな理由があったから起きたことなんだ」と客観的に捉えられるようになるのです。
明日も元気に生きていくためには、その日に抱えた気持ちはその日の内に整理することが大切。失敗の原因や成功の喜びをしっかり整理できれば、翌日以降も安定した気持ちで過ごしていけますね。
ストレスを解消できる
ストレスを抱えて家に帰ってきたとしても、なかなかそれを吐き出すチャンスはありませんよね。愚痴を聞いて貰える人といつでも会えるわけではないし、人には離せないような愚痴を抱えることもあります。
日記なら誰に見せるわけでもありませんから、どんな酷い言葉でも書き放題です。人には言えない愚痴も悩みも、全部ここに吐き出してしまいましょう。
もちろん殴り書きだってOK。日記ですから誰かに慰めてもらったりはできませんが、心の中を外部にアウトプットするだけでも十分なストレス発散になりますよ。
絵が描ける人は気晴らしに絵日記にしてみるのも、良いストレス解消法になります。
計画的な考え方が身につく
日記を書いていると、自分が1日にどんなことをこなして、どんな生活リズムを送っているのかがよく分かります。日記を読み返すうちに、「この日にこれをやっておくんだった…」なんて後悔することもあるでしょう。
日記を通して自分の生き方を見つめ直し、計画的な生活を送る考えが身につきます。
自分の生活リズムと向き合うわけですから、時間の使い方や自分のペースを掴みやすくなります。以前の日記を教訓にして、「来週はこれをしよう」「○○のために今の内からこれに取りかかろう」と計画的に考えられるようになるのです。
創造性が豊かになり、魅力が増す
「その日の出来事を書き記す」と言っても、人によっては日記の書き方は様々です。例えば簡潔に書く人もいれば、細かいところまでビッシリ書く人もいるでしょう。
また、楽しかったことを面白おかしく書きたくなることもあるでしょうし、つらかったことをドラマチックに書きたくなることもあるはず。
自分なりの表現方法で日記を書き続けることにより、創造性がどんどん豊かになっていきます。自分ならではのユニークさが生まれて、人としてより魅力的になっていくのです。
創造性が豊かになると、人との会話が楽しくなったり、趣味も充実していきます。やりたいことが増えてポジティブになり、人生が一層楽しくなりますよ。
3日坊主でも続けられる!おすすめの日記の書き方
3日坊主で続かない…と嘆く人のために、日記を続けるコツをご紹介しておきますね。
まずは1行日記から始める
以前にも日記を書こうとしたけど、続かなかった…そんな人たちは、もしかして長文で日記を書こうとしていませんでしたか?長文を書こうとすれば、どうしても疲れて続かなくなってしまいます。
日記が続きそうにない人は、まずは1行だけの日記から始めてみてください。
「今日は○○があって××だった」くらいのボリュームでOK。毎日1行ずつでもその日のことを書き記していけば、”日記を書く”という習慣が身についていきますよ。
スケジュール帳の今日の日付にちょこっと一言書く…という始め方をしてみるのもおすすめです。
慣れてきたら3~4行書く
1行日記に慣れてきた、もしくは1行では物足りなさを感じるという人は、3~4行の日記を続けてみてはいかがでしょうか?
- その日の嫌なこと
- その日の嬉しいこと
- 明日の目標や希望
をそれぞれ1行ずつにまとめて書いていくのです。必要ならもう1行プラスして「その日の気付きや発見」を書いても良いですね。
行ごとに何を書くかが決まっていれば、日記を書くこともそんなに苦ではなくなります。
行数を決めた日記なら、ノートや手帳などで手軽に始められますね。
日記帳を用意してみよう
普通のノートやスケジュール帳を利用しても良いですが、文具屋さんや本屋さんにはいろんなデザインの日記帳が売られています。日記のモチベーションを上げるために、こうした専用の日記帳を使ってみてはいかがでしょうか?
専用の日記帳には、日付の他に予定や目標を書き込む欄もあり、より充実した日記を書ける機能が備わっています。
自分好みの日記帳があれば、日記を書くのが1日の楽しみになりますね。
日記が人生のカギになることも。1日1分からでも始めてみて
日記をつけ始めると、日記を書く以前には気づかなかった自分の魅力や問題点を見つけられるようになります。人生を変えられるような価値観やインスピレーションを受けることもあるでしょう。
1行の日記なら1分もかかりませんし、10分もあればたくさんのことを書き記しておけます。
時間をそんなに取るわけではないので、「何かを変えたい」と思っている人や今の人生に疑問を持っている人などは、ぜひ日記をつけてみてください。メリットはたくさんあっても、デメリットはほとんどありませんよ。
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