美肌のためのコットンの使い方や選び方。化粧水効果を最大に活かす
Date:2017.09.29
化粧水は毎日のスキンケアに欠かせないアイテムです。化粧水の付け方として
- 手で直接付ける
- コットンに取ってから付ける
主にこの2つの方法がありますよね。
どちらの方法でも間違いではありませんが、手を使う場合でも、コットンを使う場合でも正しい使い方をしなければお肌に悪い影響を与えてしまうこともあります。
そこで、ここでは化粧水を手ではなく、コットンを使用して付ける時の正しい使い方をご紹介します。
毎日のスキンケアをより効果的に行うためにもコットンの使い方をマスターしてさらなる美肌を目指しましょう!
この記事の目次
スキンケア効果が高いのは手よりもコットン!?
ユニ・チャームとフジテレビ商品研究所での研究結果によると、化粧水は手で馴染ませるよりもコットンでパッティングした肌がより水分保持を高める効果があると実証されています。
ではコットンを使用するメリットとは具体的にどのようなものでしょうか。またデメリットはないのでしょうか。
コットンを使用するメリット
手を使って化粧水を馴染ませるよりもコットンを使用することで得られるメリットは主に以下のようなことがあります。
- コットンには凹凸がないので、肌の細部まで成分を行き渡らせることができる
- 雑菌が付きやすい手に比べて新しいコットンは清潔に使うことができる
- コットンに化粧水をしみ込ませることができるのでこぼれて無駄にしてしまうリスクがない
コットンを使用するデメリット
反対にデメリットとは?
- 手に比べて肌への刺激が大きい
- 間違った使い方をしてしまうと肌に刺激を与えてしまう
このデメリットは正しい使い方や目的に合ったコットンをきちんと選ぶことで解決しましょう。
コットンを使用して得られるスキンケア効果
コットンでパッティングすることで美肌にも効果的です。
手でパッティングをすると手の温度で化粧水が温まり毛穴が開いたままの状態になりやすいですが、コットンではパッティング後、毛穴をきちんと引き締めることができます。そのため
- 水分が蒸発しにくく保湿効果が高くなる
- 化粧が崩れにくい
という効果が期待できます。
スキンケアに効果的なコットンは?コットンの種類と選び方
コットンには様々な種類があり、それぞれの目的に合わせて選ぶことでより効果的な使い方が出来ます。
コットンの種類
コットンはスキンケアだけでなく、ネイルやメイクなど美容全般あらゆるシーンで活躍するアイテムですよね。
そのため種類も薄いタイプのものや分厚いタイプのもの。丸いタイプや長方形タイプなど様々です。
その中でもパッティングに効果的なコットンを選ぶことが理想的です。
主なコットンの種類としては
- カットコットン
- ポピュラーなタイプで値段も手ごろ
- セパレートコットン
- 貼り合わせてあるコットンを1枚ずつはがして使用するタイプ
- サイドシールドコットン
- 不織布でコットンを挟み両サイド貼り合わせてあるので毛羽立ちにくい
- ラウンドシールドコットン
- 不織布で四方を貼り合わせてあるので型崩れしにくい
- 2Wayコットン
- 裏表で2種類の不織布を使用することで、パッティングとふき取りが1枚で出来る
- オーガニックコットン
- 未漂白で環境や肌に優しいコットン
などがあります。
スキンケアにおススメのコットンは?
様々な種類のコットンがありますが、毎日のスキンケアにはどんなタイプのコットンが良いでしょうか。
パッティングに分厚いタイプのコットンを使用すると、化粧水もその分多く必要なってきます。そのためスキンケアには
- 薄いタイプのカットコットン
- はがして使えるセパレートコットン
がおススメです。
また、経済的な面で気にならないならオーガニックコットンは安全性も高く、コットンのデメリットである刺激も少なくおススメですよ。
コットンを正しく使おう!間違った使い方はシミやシワの原因に。
コットンのデメリットとして、手でパッティングする場合と比べてコットンの繊維が肌への刺激となってしまう場合があります。
せっかくのスキンケアで肌を傷付けてしまうことにならないためにもコットンを正しく使用しましょう。
1、指2本分(中指と薬指)の面積を使ってパッティング
コットンは寸法が長い方を横にもち、中指と薬指にかけ小指と人差し指で押さえます。
デリケートな目の周りやお手入れしにくい小鼻の周りはコットンを指1本分(中指)に持ち替えて行います。
2、化粧水適量をコットンにしみ込ませる
500円玉くらいの量をコットンにしみ込ませる。目安としてはコットンの裏側までしみる程度です。
化粧水の量が少なすぎてしまうとコットンの毛羽たちの原因になり、多すぎてしまうと水分を含みすぎ硬くなってしまいます。肌に刺激を与えないためにも適量を守りましょう。
3、コットンを肌に密着させたまま優しく滑らせる
コットンを持つ指に力を入れ過ぎてしまったり、肌に強く押し付けてしまったりするパッティングはNGです。力を入れ過ぎてしまうことで赤ら顔の原因なる可能性も。
肌はとってもデリケートだという認識をもち、とにかく優しくスキンケアするように心掛けましょう。
コットンの繊維は寸法が長い方に流れています。毛羽立ちを防ぐためにも、お手入れする際、肌の上でこの流れに沿って滑らせることがポイントですよ。
4、肌の上でのコットンの動かし方
基本的に、顔のまるみに沿ってコットンを滑らせていきます。
- 頬
- 下から上へ円を描くように
- 額
- 真ん中から外側へ
- まぶた
- 上まぶた、下まぶた同様に目頭から目じりの方向へ。目周辺の皮膚は特にデリケートであるため、優しく行います。まぶたに関してはコットンパックで対応しても良いでしょう。
- 鼻のまわり
- 上から下へ鼻筋に沿って動かす
基本は、上から下へ。顔の中心から外側の方向へ、をイメージして行いましょう。
より保湿効果を高める!コットンで化粧水パックもおススメ
コットンに化粧水を浸して化粧水パックを行うこともできます。化粧水パックをすることで美容成分が浸透しやすく、保湿効果が高まりますので、乾燥する季節にお肌のトラブルが心配だという人にもおススメのスキンケア法です。
化粧水パックのやり方
化粧水パックを行う時の手順は以下の通りです。
- 美容成分をしっかりと浸透させるためにきちんと洗顔をする。
- 洗顔後、肌の乾燥を防ぐために一度肌に直接化粧水をつけておく。
- 広げたコットンに化粧水を、適量しみ込ませる
- 化粧水がしみ込んだコットンを均等な厚さに裂き、顔全体に貼りつけていく。
水や精製水に化粧水をプラスして使う場合は、水または精製水をたっぷりしみ込ませた後、毛羽立たない様に両手の平で優しくプレスして絞り、化粧水の量は普段使う量の半分程度でOKです。この場合化粧水の量は少量で済みますが、水で化粧水の美容成分が薄くなってしまうというデメリットもあります。化粧水のみで行う場合はコットンがヒタヒタになる程度の量の化粧水をしみ込ませましょう。
化粧水パックを行う時の注意点
化粧水パックも間違った方法では逆にお肌にとって負担になってしまいます。以下の注意点に気を付けて正しいやり方で行いましょう。
- 長時間のパックはNG!
- パックをする時間は1分程度が理想。短く感じるかもしれませんが、パックを長時間つけたままにしてしまうと逆に肌の水分を奪われてしまい、乾燥肌の原因になってしまうこともあります。
- 刺激の少ない化粧水を利用する
- 化粧水パックを行う場合、刺激が強すぎるタイプの化粧水はパックには肌への負担が大きいため使用は控えましょう。
- アルコールが含まれている
- PGやDPGなどの刺激が強い成分が含まれている
- 合成香料・合成着色料などが含まれている
特にエイジングケア化粧水にはビタミンC誘導体など、刺激が強い成分がありますので、エイジングケア化粧水を利用する場合は注意が必要です。
- 化粧水パック後に保湿クリームでケアする
- 化粧水パックだけでは保湿は不充分。化粧水パックの効果として保湿効果を高めるということがありますが、その後のケアなしではその効果が得られずに終わってしまいます。
パックの後に美容液や乳液などを使用すれば、パック効果で浸透力がアップしているためより美容効果が期待できますよ。
正しく使えば効果大!コットンのメリットを活かして美肌をつくろう
コットンは正しく利用すれば、手を使って行うよりも、スキンケア効果を期待できるものです。
また、コットンで行う化粧水パックは翌朝のお肌のコンディションをあげてくれる手軽に出来るスキンケア方法です。
コットンは美容アイテムとして様々なシーンで活躍してくれるものですが、是非スキンケアにもコットンのメリットを活かして、あなたの美肌を保ちましょう!
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