お風呂で汗をかくメリットと正しい方法、代謝アップと美肌に効果大!
Date:2019.02.22
普段は疲れていて入浴はシャワーで済ますという人、または浴槽にお湯は貯めるけれど結局きちんと浸からずに出てしまうという人は多いのではないでしょうか。
シャワーにはマッサージ効果があるとも言われているのでダメというわけではありませんが、体の冷えにはお湯に浸かって温まる方が良いとされています。
また、浴槽に入って汗をかくことで代謝がアップし、毛穴が開きやすくなるのでその後の肌のお手入れにも効果的です。
今回こちらの記事ではお風呂で汗をかくことのメリットと正しい入浴方法をご紹介します。これまでただ汗をかくことだけを重視してきた人も、もう一度正しい入浴方法をマスターすればさらに美容と健康効果を実感できますよ!
この記事の目次
シャワー派さんも見直してみて!お風呂での発汗のメリット
普段はシャワー派で入浴には時間をかけないという人だけでなく、浴槽に浸かっていることが苦手という人もいるでしょう。
確かに忙しい時、疲れていてお風呂に入るのもやっとという時はありますが、浴槽にしっかり浸かって汗をかくことで得られる美容・健康効果は沢山あります。そこで、まずはお風呂で汗をかくことのメリットをチェックしましょう!
血液循環を良くし、体温を上昇させる
シャワーではその時だけ体を温めることができますが、汗をかいたり、体の内側から温めることはできません。一方、浴槽に浸かってじっくりと汗をかくと血行が促進され、体全体に血液が行き渡りやすくなるので体温も上昇します。
低体温では血流が悪くなり、代謝も鈍くなるのでダイエットだけでなく肌のターンオーバーの乱れに繋がります。体の体温が上がっているというサインとも言える「発汗」を促すためにもお風呂にしっかり浸かることは寒い季節に関わらず女性に嬉しい効果があるので、シャワー派さんもお風呂に入る日を作ることをおすすめします!
血行促進で体内の毒素の排出を促す
汗をかくとデトックス(解毒)に効果的と言われていますが、汗によって体外に排出される老廃物は微々たるものです。
老廃物は便や尿として体外に排出される割合が大きいので、汗と一緒に老廃物が出ていくというよりも、汗をかいて血行が促進されることで老廃物の排出に関係する腸や肝臓、腎臓の働きが活発になるからと考えた方が良いでしょう。
免疫力の向上で体調を改善する
免疫力というと風邪など病気への抵抗力というイメージが強いですが、肌にも免疫力が関係しています。免疫力が低下していると乾燥、紫外線といった外部からの刺激を受けやすく、さらに体も酸化しやすくなってしまいます。
体温が1度上がると免疫力は5、6倍になると言われています。そのためにもやはりお風呂に浸かって汗をかくというのがおすすめです。たった一度の入浴で効果が出るというものではありませんが、体を芯から温めることが大切なので、習慣として取り入れていきましょう。
汗をかくことでむくみにくい体作りができる
むくみに悩む人は多くいますが、水分の取りすぎだけが原因ではありません。体が冷えていたり、運動する時間が取れないことで汗をかく機会を逃してしまい、汗腺が閉じた状態が続くと体内で水分が滞ってしまってむくみやすい体になってしまいます。
日頃からお風呂に浸かって汗をかきやすい体作りをしておくとむくみの予防になり、スッキリとした状態でいられるので、むくみに悩んでいる人には特に浴槽に浸かって汗をかくことをおすすめします。
ホルモンバランスを整える
女性にとってホルモンバランスは美容と健康だけでなく、精神的な安定という面でもとても重要なポイントになります。そして意外にもお風呂に入って汗をかくことがホルモンバランスを整えることに関係します。
先述したとおり、浴槽に浸かって汗をかくと体の芯から温まり、冷えの解消に繋がります。入浴は女性ホルモンのバランスを崩す原因の一つでもある冷えを解消し、PMS(月経前症候群)の軽減にも効果的なので見逃せないポイントです。
また、体が温まり、リラックスした状態は質の良い眠りに導いてくれます。しっかりと質の良い睡眠をとることでホルモンバランスを整えることができるので、シャワー派の人もゆっくりとお風呂に浸かって汗をかくという日を作ると良いでしょう。
効果的に汗をかくために知っておきたいお風呂の入り方
水分補給用のペットボトル、雑誌や本など気合いを入れて半身浴をするぞ!と、ぬるめのお湯にひたすら浸かって汗をかくという人は多いでしょう。
ですが、淡々とお風呂に浸かることで効果的に汗をかけるというとそうではありません。ここからは美容と健康にさらに効果的な2つの入浴方法をご紹介します。
時間はかけられないけれど汗をかきたい時は高温反復浴
リラックス目的というよりも今日はお風呂で汗をかいてスッキリしたい、時間はないけれど汗をかいて体質改善したいという人もいるでしょう。まずはそんな人におすすめの高温反復浴についてご紹介します。
リラックスというよりもテンポ良く決まった時間で入るので、これまでシャワー派で、いつもは「烏の行水」という人にも取り入れやすい方法です。
- お湯の温度を40℃~42℃に設定し、浴槽に浸かる前に掛け湯をして体を慣らしておきます。
- まずは3分間、肩までしっかりと浸かります。
- 3分経過したら浴槽から出て5分間休憩します。この間に髪の毛を洗っておくと良いでしょう。
- 次にまた3分間、浴槽に肩まで浸かります。
- 3同様、5分間休憩をとります。この時は体を洗ったりする時間に当てると良いでしょう。
- 最後に5分程度(体調に応じて)浴槽に肩まで浸かったら終了です。
高温反復浴を避けた方が良い場合
以下に該当する人は高温反復浴を避ける、もしくは医師に相談の上で行うようにしましょう。
- 心臓に不安のある人
- 貧血や高血圧、また妊娠中の人
- 生理前でホルモンバランスが崩れがちである場合
- 体調がすぐれない場合、または入浴中に不調を感じた場合はすぐに止めましょう
お風呂でリラックスが目的なら半身浴
1日の終わりは温かいお風呂でリラックスしたいという人はぬるめのお湯にゆったり時間をかけて浸かる半身浴がおすすめです。ゆったりとは言っても何時間も入り続ける必要はありません。半身浴は以下の2点に気をつけて行いましょう。
- 温度設定はちょっとぬるいくらいでOK!
- 浸かるお湯の温度は38℃〜40℃にしておきましょう。あまり低くても汗をかきにくいでの温度設定には注意してください。
- ステップを踏んでリラックスして浸かりましょう
- お湯の温度が低いからと浴槽にいきなり入るのではなく、きちんと掛け湯をして体を慣れさせるステップは踏みましょう。みぞおちから下が浸かる湯量にし、20分〜30分程度リラックスして入ります。
お風呂に浸かって汗をかくときの注意点
たかがお風呂に入るだけと思っていると、そのせいで体調を崩したり、場合によっては命に関わることもあります。入浴時には以下の注意点を守るよう心掛けましょう!
- 入浴のタイミング
- 食後すぐの入浴は消化不良を引き起こす可能性があるので、30分以上時間を置いてから入るようにしましょう。
- アルコール摂取後の入浴には要注意!
- 飲酒後の入浴は血流をさらに促進させて心臓に負担がかかったり、さらに脱水状態にさせるので避けましょう。どうしても入浴したいというときはシャワーで済ませる、もしくは3時間以上、時間を置いてから入浴するようにしましょう。
- 脱水状態を放置しないようにしましょう!
- 入浴前後はしっかりと水分補給をして、脱水状態にならないように気をつけましょぅ。特に半身浴は長い時間お湯に浸かるので、お風呂に常温のお水を持って、喉が渇いたら飲めるようにしておきましょう。
美肌とダイエットに効果が期待できるおすすめのお風呂アイテム
おしゃれで可愛いバスグッズは沢山ありますが、その中でもお風呂で汗をかくために持っておくと役立つアイテムをご紹介します。ワンアイテム取り入れるだけで気持ちよく汗をかけるのでおすすめですよ!
汗をかくだけでなく美肌にも効果ありなバスソルト
お風呂にしっかり浸かる際のお供といえばバスソルトです。バスソルトを入れることでお湯の濃度が高くなり、それに引っ張られて人は汗を多くかくようになります。
また、汗をかきやすくする以外にも肌の保湿にも一役買ってくれます。塩は肌に吸着して汚れや角質を取り除いてくれるので毛穴も綺麗になり、皮脂が分泌がスムーズになることで肌にベールを張るので入浴後もしっとり肌でいることができます。
お気に入りの香りのものを選べばさらに気持ちよく汗をかける手軽なアイテムとしておすすめですよ!
お風呂で使用可のマッサージアイテム
バスソルトのように入れるだけで発汗するというものではありませんが、濡れても使用できるマッサージローラーなどをお湯に浸かっている間に取り入れるのもおすすめです。
血行がさらに促進されて汗をかきやすくなり、その部分のスリミングやむくみ改善にも効果が期待できます。また、忙しくてお風呂上がりのマッサージは忘れてしまうという人には一石二鳥ですよね。
バスソルトを一緒に使用すれば、さらに発汗効果が期待できるので一つ持っておくと重宝しますよ!
面倒がらずお風呂に浸かって汗をかけば美容と健康に効果実感!
スキンケアやマッサージは欠かさないけれど、入浴はシャワーで済ませているという人はもったいないです!今回お話ししたとおり、お風呂に浸かって発汗することは体の内側から綺麗になれ、美容には欠かせない健康的な体作りに欠かせません。
お風呂がユニットバスなどお風呂の構造上、なかなか入る気になれないという人もいるでしょう。そんな人は毎日入らなければというハードルを下げて、一週間のうちこの日はお風呂に浸かって汗をかく日というのを作っておくと、比較的負担が減ります。
季節に関わらずお風呂に浸かることはストレス軽減と体の冷えなど女性の悩みとして挙がる心身の不調に効果があるので、ご紹介した入浴方法から自分の好みに合わせたものを選んで、健康で綺麗な体作りのために取り入れてみてくださいね!
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