沖縄の果実、シークワーサーの効果効能。ダイエットにもピッタリ!
Date:2018.06.12
さわやかな風味のシークワーサーを試したことがありますか?
シークワーサーに含まれる成分が美容や健康に良いと注目を浴びています。
シークワーサーは柑橘類の一種ですが、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類が美容やダイエットに役立つことはすでに知られていますよね。
でも、シークワーサーにはそれらの柑橘類を凌ぐパワーがあるのだとか。
今回はシークワーサーの効果効能について詳しくご紹介したいと思います。
沖縄の長寿の秘密?シークワーサーの効果効能
沖縄は健康で長寿のお年寄りが多いことでよく知られていますよね。
食べ物の違いや気候や風土も関係していると思いますが、そのひとつにシークワーサーがあるに違いない!と思うのです。
シークワーサーには「ノビレチン」という成分があります。他の柑橘類にも含まれていますが、シークワーサーがダントツにその量が多いのです。
そのノビレチンがお肌だけでなく健康にもよいということが様々な研究からわかってきました。
脂肪がたまりにくくなる
シークワーサーはノビレチンが大きな働きをしています。そのひとつが脂肪に働きかける作用です。
このノビレチンには、
- 脂肪細胞を小さくする
- 内臓脂肪を減少させる
- 脂肪の消費を促進させる
などの効果があることがわかっています。
ダイエットといえば脂肪燃焼ですが、そもそもの脂肪細胞の大きさを小さくしてくれるんですね。
シークワーサーを取り入れることで、辛い思いをすることなく脂肪を減らせそうです。
血糖値の上昇を抑える
シークワーサーのノビレチンは、脂肪だけでなく血糖値にも働きかけ、健康とダイエットをサポートします。
食事をして血糖値が上がるとインスリンというホルモンが分泌されて血糖値を下げようとします。
甘いものばっかり食べているとインスリンが過剰に分泌されて、段々と働きが鈍くなってきてしまいます。
甘いものや炭水化物が好きでどうしても減らせない!という人は、シークワーサーの力を借りて、血糖値が上がり過ぎなようにしたいですね。
高血圧の予防に
血糖値が高い状態が続くと、血液の中は糖だらけ。だんだんと血液もドロドロになってきますね。
血液がドロドロだと何がよくないか、血流も悪くなりますし、血管の内部にコレステロールがたまってきて、血管のしなやかさがなくなってきます。
そして血管が硬くなってくると困るのが「高血圧」です。血圧が高いと心臓にも負担がかかります。
シークワーサーにはノビレチン以外にも、レシチンなど血圧の上昇を抑える成分が入っているので、
- コレステロールを減少させる
- 血中の老廃物を排出しやすくする
などの作用によって、血圧の上昇を抑える働きが期待できます。
むくみを予防
シークワーサーにはカリウムも含まれています。
カリウムはミネラルの一種で、体内の余分な塩分、水分を排出するサポートをしてくれるので、むくみの予防に役立ちます。
夕方になると足がパンパンで辛い!という女性も多いのではないでしょうか。
マッサージと同時にシークワーサーも取り入れることで、足をスッキリさせたいですね。
疲れを取る
シークワーサーの酸っぱさの元はクエン酸です。
クエン酸はエネルギー効率を良くし、疲れを取るサポートをすることでも知られていますね。
疲れている時に酸っぱいものが欲しくなることがあると思うのですが、身体が無意識のうちにクエン酸を求めているからではないでしょうか。
お風呂上がりなどにシークワーサーのジュースを飲むと、気分もスッキリしますし、疲れが取れますよ。
飲み続けることで朝の目覚めも変わってきます。
私は毎日、コップ2〜3杯分のシークワーサージュースを飲みますが、朝の目覚めが変わりました。
スッキリ起きられるので、毎日続けています。
食欲増進効果
疲れていると食欲も出ない時がありますね。でもそんな時にこのシークワーサーの香りがあると、元気が出て食欲もわいてきます。
疲れているときほどお肉などのタンパク質を補給した方がいいですが、シークワーサーの果汁をかけることで食欲も出て、さっぱり食べられます。
アロマテラピー効果
レモンとも違う、どちらかというとみかんの甘さも感じるシークワーサーの香り。この香りにリラックス&リフレッシュ効果があるんですね。
その秘密はリモネンという香りの成分です。シークワーサーの皮にたくさん含まれています。
毛細血管の強化
シークワーサーに含まれるヘスペリジンは毛細血管の強化に役立つ栄養素です。
毛細血管が強化されると何がいいか、それは血行の促進につながるので、
- 肌のくすみを解消
- 冷え性の改善
などに役立ちます。
毛細血管は鍛えないと段々流れが悪くなっていき、最悪の場合は血液が流れない「ゴースト血管」になってしまう可能性もあります。
美容だけでなく健康のためにも毛細血管は若いうちに強化しておいた方がいいです。そのためにも、シークワーサーを積極的に取り入れたいですね。
アレルギー症状の改善
ヘスペリジンにはアレルギー症状を改善する効果も期待できます。
- 花粉症
- アレルギー性鼻炎
- アトピー性皮膚炎
などの辛いアレルギー症状を緩和する効果が認められています。
免疫力の向上に
シークワーサーにはビタミンCもたっぷり!ビタミンCはお肌にいいだけでなく、免疫力向上に役立つビタミンです。
最近風邪を引きやすくなった、風邪が治りにくくなったと感じている人はビタミンCが足りていないのかもしれません。
疲れているときほど免疫力が低下しやすいので、風邪を引く前にシークワーサーで対策しましょう。
がんの予防
まだマウスの実験の段階ではあるものの、シークワーサーのノビレチンががん細胞の増殖を抑える効果があるということが研究によってわかっています。
これらの研究によって、シークワーサーのがん予防効果に大きな期待が寄せられています。
美白効果
琉球大学と中部大学の共同研究によりますと、シークワーサーのノビレチンにメラニンを抑制する効果のあることがわかったそうです。
チロシナーゼという酵素を直接阻害してしまうと「白斑」などの症状が起きる心配があるのですが、ノビレチンは直接働きかけるわけではないので、その心配がありません。
安全に美白対策が出来る成分として注目を浴びています。
シークワーサーはどうやって食べる?日常的に取り入れる方法
シークワーサーは、沖縄や奄美地方以外ではあまり果実そのものが出回っていることがないので、どうやって食べればいいのでしょうか。
100%果汁ジュースを飲む
一番取り入れやすいのはジュースだと思います。シークワーサーのジュースはストレートではなくて濃縮タイプが多いです。
原液をコップに入れて、5〜10倍くらいに薄めて飲むのが一般的です。
水でもいいですし、炭酸水で割ってもとても美味しいです。私は割ってそのまま飲みますが、どうしても酸っぱいという方ははちみつを入れてもいいでしょう。
原液をそのまま飲むのは胃に刺激が強すぎるので、濃縮タイプは必ず薄めて飲みましょう。
揚げ物などにかける
最近では、大きなスーパーなどでは生のシークワーサーを見かけることも。そんな時は是非買ってみてください。和食にもピッタリです。
- 唐揚げ
- フライ
- 焼き鳥
- 焼き魚
- 餃子
などにかけて食べると美味しいですよ。スダチとかカボスのような使い方ができます。
たこ焼きなどの粉もの料理も、シークワーサーと塩で食べるとソースよりさっぱりして美味しいですよ。ぜひ試してみてください。
刺身にかけるのもおすすめ
塩分を気にしている方は、お刺身を食べる時に醤油ではなくてシークワーサーをかけるのもおすすめです。
さっぱり食べられますよ。どちらかというと、マグロなどの赤身より、鯛など白身魚にあうと思います。
サラダのドレッシングに
ドレッシングを手作りする時にレモンの代わりにシークワーサーを使ってみてください。
レモンほど尖った酸っぱさがないので、まろやかなドレッシングになると思います。
1日当たりの摂取目安量
健康や美容のために1日どのくらいとればいいか、目安としては濃縮タイプで50mlくらいでよいとされています。
食べ物なので特に決まった量はありません。
無理なく続けられるように、例えばお風呂上がりにシークワーサージュースを飲むなど、タイミングを決めておくといいでしょう。
柑橘類の中ではトップクラスの健康効果!シークワーサーを毎日摂ろう
酸っぱいものが嫌いでなければ、レモンやグレープフルーツよりも断然シークワーサーがおすすめです。
最近はスーパーでも濃縮果汁が売っていますから、ぜひ1本常備しておいてください!
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