PayPayでお金を借りる!アプリから使える流行りのカードローン
Date:2021.12.17
キャッシュレス決済の方法としてすっかり定着した感のあるPayPayですが、お買い物をする以外にも、アプリからお金を借りることができるのをご存知ですか?
2021年4月、ジャパンネット銀行がPayPay銀行となったこともあり、ジャパンネット銀行のカードローンだったものがPayPay銀行カードローンとなり、PayPayとの連携がより強くなりました。
アプリを使って申し込み、借り入れや返済まですべてスマホでできてしまいます。
PayPayアプリを使えるとっても、すぐに借りられるの?返済方法は?など、お金を借りたことのない人にとっては疑問に思うことがたくさんあるでしょう。
そこで、PayPayアプリからお金を借りる方法について、詳しく解説します。
お金を借りる時の金利や返済の方法などについてもあわせてお話ししますので、お金を借りるのが初めての人はぜひ参考にしてください。
PayPay銀行カードローンの概要
PayPayからお金を借りるには、PayPay銀行のカードローンを利用します。
PayPay銀行は旧ジャパンネット銀行で、2021年4月に社名変更されました。それに伴いカードローンがPayPayとの連携が強化され、PayPayのアプリからカードローンに申し込めるようになったのです。
まずはカードローンの概要について説明します。
【PayPay銀行カードローン】
条件等 | 内容 |
---|---|
申込年齢 | 20歳以上70歳未満 |
申込要件 | 仕事をしていて安定した収入があること |
実質年率 | 1.59%〜18.0% |
融資限度額 | 1,000万円まで |
使途は自由
フリーローンですので、使い道は自由です。生活費でも遊ぶお金でも、なんでもOKです。
ただし、事業性のある資金としては利用できません。
年会費も無料
契約するにあたり、年会費や手数料などはかかりません。全て無料で利用できます。
契約後に借り入れをしなくても、費用はかかりません。
融資上限額が高額
融資上限額は1,000万円ですので、カードローンの中でもかなり高額です。
ただしこれは上限額というだけのことであり、誰もが借りられる金額ではありません。
融資額はその人の年収、職業などを総合的に判断し、返済能力に応じて決められるものです。
収入が高くても最初からこの金額が設定されるわけではないですが、きちんと返済を繰り返し、信用度を上げていけば融資額も上がっていきます。
初回借入日から30日間の無利息期間あり
PayPayのローンには、初めての利用に限り、30日間の無利息期間がついています。この期間内に返済すれば、いくら借りても利息がつきません。
この無利息期間を最大限お得に使うには、本当に必要な時にまとまったお金を一度に借りるという方法をおすすめします。
たとえば、今月3万円だけ借りて、翌月大きな買い物をするために30万円借りるとすると、無利息になるのは3万円だけになってしまいます。
それなら最初から限度額いっぱいまで借りて買い物をし、30日以内に返済した方が利息分がお得になります。
申し込みにはPayPay銀行口座が必要
銀行カードローンの多くがそうであるように、PayPay銀行カードローンも口座の開設が必要です。
まだPayPay銀行の口座を持っていない人は、口座の開設をしておいた方が良いでしょう。
ネット銀行ですから来店する必要はなく、すべてWEBで手続きができるようになっています。
残高不足サポート機能
口座の残高が不足した時に、自動的に融資をしてくれるのが「残高不足サポート機能」です。
ATMでの出金時だけでなく、口座振替やVISAデビットを使った時にも自動で借り入れができるので便利です。
詳しく知りたい、カードローンの金利のこと
PayPayローンの金利は銀行カードローンの中ではやや高め。
どの金利が適用されるのか、利息を計算する仕組みについて説明します。かりる前にしっかり理解しておくことが大切です。
適用される金利
金利に幅があると、つい低い方を見てしまいがちですが、初めてカードローンを利用する時には上限金利が適用されることがほとんどですので、一番高い金利を見るようにします。
以下の表の通り、融資限度額が上がるに従って金利は下がる仕組みになっています。
利用限度額 | 実質年率 |
---|---|
100万円未満 | 18.0% |
100万円以上150万円未満 | 15.0% |
150万円以上200万円未満 | 12.0% |
200万円以上250万円未満 | 10.0% |
250万円以上300万円未満 | 8.0% |
300万円以上400万円未満 | 6.5% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
500万円以上600万円未満 | 5.5% |
600万円以上700万円未満 | 5.0% |
700万円以上800万円未満 | 4.0% |
800万円以上900万円未満 | 3.5% |
900万円以上1,000万円未満 | 3.0% |
1,000万円 | 1.59% |
金利の仕組み
借り入れ時の金利は「実質年率○%〜○%」と表記されていますが、この金利には利息にプラスして諸経費が含まれています。諸経費とは、事務手数料や保証料など融資にかかる費用のことです。
10万円を30日借りた場合のシミュレーションをしてみましょう。
18.0%ですと、10万円の2割弱も利息がつくのかと思ってしまう人がいますが、そうではありません。実際の利息はこのくらいになります。
- 10万円×18.0%×30日÷365日=1,479円
返済額の設定方法により実際の返済額は人によって違ってきますが、10万円借りた時の利息はおおよそこの程度だと思っておくと良いでしょう。
PayPay銀行カードローンの審査は厳しい?審査の基準
お金を借りるには必ず審査があります。PayPayアプリから借りられるといっても、もちろん審査を受けなくてはなりません。
初めて借りる人は、審査って何をするのか?どんなことを審査されるのだろう?と不安になる人もいると思います。
そこでPayPayローンの審査の基準などについてまとめました。
申し込み要件をクリアすること
カードローンには必ず申し込み要件が設定されていますので、その要件に該当する人のみが申し込み可能となっています。
PayPay銀行カードローンの要件は以下の通りです。
- 20歳以上70歳未満
- 仕事、安定収入があること
- PayPay銀行の口座を持っていること
- 一定の基準を満たし、保証会社の保証を受けられること
条件はこれだけですので、収入さえあれば学生でも申し込みは可能です。
収入や仕事の要件
ここで気になるのが、収入がどのくらいあればいいのか?ということだと思います。
PayPayローンでは収入の金額要件は設定されていませんので、いくら以上ないとダメ、というラインはないと思われます。
不安な人は「1秒診断」を利用してみましょう。年収と他社の借り入れを入力すると、融資が可能かどうか簡易診断してくれます。
ちなみに年収30万円でも他社の借り入れがゼロなら契約できる可能性が高いという結果が出ました。
また、専業主婦でも配偶者に安定した収入があれば申し込み可能となっています。
消費者金融ですと、自分自身の収入がない人は申し込みができないのですが、PayPayのローンは銀行カードローンなので「配偶者貸付」が利用できるようになっています。
信用情報に問題がないこと
信用情報とは、クレジットヒストリー(クレヒス)とも呼ばれ、その人のお金に関する情報のことです。
- クレジットカードの利用状況
- 分割払いしているスマホ代の支払い状況
- 奨学金の返済状況
など、お金に関する情報を集めている「信用情報機関」というところがあり、カードローンやクレジットカードに申し込みをすると、この信用情報が必ず照会されます。
このような人を「ブラックリスト」と呼んでいます。実際に黒いリストがあるわけではなく、「要注意人物」という意味で使われている言葉です。
考えてみれば当然の話で、あちこちからたくさん借りている、借りても返済が滞るような人に、新たにお金を貸そうという人はいないでしょう。
ですから、いわゆるブラックリストの状態ですと、しばらく借り入れは難しいと思った方が良いでしょう。
自分がブラックリストかどうか心配な人は、信用情報機関に情報開示を請求できます。
信用情報機関は3つあり、登録されている情報がそれぞれ違います。
- CIC:クレジットカード、消費者ローン
- JICC:消費者金融、銀行
- 全国銀行協会:銀行カードローン、住宅ローン、クレジットカード
PayPay銀行カードローンの審査の流れ
審査の概要がわかったところで、審査の流れも把握しておきましょう。
PayPayローンの審査の流れ
申し込みから契約までの大まかな流れはこのようになっています。
- 申し込み
- 本人確認書類の提出
- 仮審査・本審査
- 在籍確認
PayPayアプリから申し込む
PayPayアプリを開き、「生活」→「お金を借りる」を選ぶと、PayPay銀行カードローンの画面に移ります。
口座があるかないかで申し込み用のバナーが違いますので、まだ口座を持っていない人は「PayPay銀行の口座がない方」を選択してください。
もちろん、パソコンを使ってPayPay銀行の公式サイトから申し込むことも可能です。
書類の提出
申し込みをすると、本人確認書類と収入証明書の提出が必要となります。
本人確認書類は、口座を開設した時と同じ書類でOKです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- パスポート
- 住民基本台帳カード(顔写真があるもの)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 印鑑証明書(原本)
- 住民票の写し(原本)
などを提出します。
なお、上から3つは写真を撮ってスマホから送信することが可能です。
その他の書類はコピーを取り、郵送が必要になります。
また、収入証明書として以下の書類が必要です。
【会社員などお給料をもらっている人】
- 源泉徴収票
- 給与明細(最新3ヶ月分のうち1ヶ月分)
- 住民税課税証明書
- 住民税課税決定通知書
【個人事業主】
- 確定申告書
- 納税証明書
- 住民税課税証明書
- 住民税課税決定通知書
収入証明書は融資額や審査の状況によって不要となる場合があります。
在籍確認の電話
お金を借りる時に欠かせないのが、この在籍確認です。
電話は「PayPay銀行の○○です」と個人名でかかってきます。電話に出て、申し込みの確認が取れればそれでOKです。
万が一他の人が電話をとったとしても、心配しないでください。「席を外しております」などの対応をしていれば、申込者がその会社に勤めていることはわかるので、在籍確認はクリアできます。
なお、在籍確認は会社員だけでなく、派遣社員や契約社員、パートやアルバイトでも行われます。
勤め先に電話をかけられるなんて、もしローンの申し込みがバレてしまったらどうしよう?と不安になる人もいると思いますが、その心配は無用です。
誰が出ても電話の要件をいうことはないですし、ローンに関する電話だとはわからないように配慮されていますので、落ち着いて取り次いでもらえば大丈夫です。
審査結果はメールで!審査の時間など
必要書類をアップロードし、在籍確認が済めば仮審査が行われます。この結果連絡が来るまでの時間は、最短で60分です。
なお、審査結果の連絡は平日の営業時間(9時〜17時)までとなっています。
仮審査とはいっても利用限度額なども伝えられますので、ここまでくればおおよそ審査は通ったものと考えて良いでしょう。
その後、本審査を経て手続きが完了したら、改めて連絡がきます。
なお、PayPayローンはPayPay銀行のキャッシュカードがそのままローンカードとして使えるので、カードローンに関する郵送物はありません。
手続き完了メールで借入開始
手続き完了メールが来たら、いよいよ借り入れ開始となります。
申し込み時に「初回自動振込」を希望しておくと、手続き完了と同時に指定した金額を振り込んでもらえるので、急いでいる人はぜひ利用しましょう。
PayPay銀行カードローンの審査に落ちてしまう原因と対策
申し込み要件を満たしており、必要書類を揃えておけば審査は通過できる!と思って申し込んだものの、審査に落ちてしまったと言う声も耳にします。
そこで、審査落ちしてしまう原因とその対策についてまとめました。
申し込み要件を確認する
最初に要件を説明した通り、年齢が決められた範囲内であり、仕事をしていて安定収入があることが要件です。
未成年は申し込みできませんし、無職で収入がない人も申し込みできません。
今は仕事をしていなくても、これから始めて収入が安定すれば申し込みできるようになりますので、収入がない人は仕事を探す方が先かもしれません。
ただし、配偶者に安定した収入がある専業主婦(夫)は申し込み可能です。
申し込み内容に不備がある
WEBから申し込みをしますが、この時に誤字や脱字など、本人確認書類と合わない部分があると、審査に落ちることがあります。
単なる字の間違い、と判断されればラッキー。不備があると連絡が入るかもしれません。
その場合は修正することで審査してもらえる可能性がありますが、審査は一旦ストップしてしまいますので、結果が出るまで時間を要してしまいます。
問題なのは、年収や他社の借入件数、金額など返済能力の判断に関わる部分です。
たとえば年収が200万円であるにもかかわらず、うっかりゼロを一つ多く入力して2000万円としてしまうとか、他社の借り入れが50万円あるのに20万円と入力してしまうなどです。
ですから、たった1文字でもうっかり間違いのないように、送信する前には何度も見返してから申し込むようにしてください。
書類が足りない
本人確認は法令によって義務付けられているため、避けて通れません。指定された書類を用意できない場合、審査は通過できないのです。
もし指定の書類がどうしても用意できない場合は、代わりになるものとして何が認められるか、事前に確認をしておきましょう。
現住所と身分証明書の住所が違う
引っ越しをしたのに免許証の住所を書き換えていなかったなど、提出した身分証明書と申し込み時に入力した住所が違う場合も、審査に通りません。
その場合は、現住所が証明できる光熱費の領収書などが必要となります。
どのような書類ならよいか、これも申し込み前に確認しておいてください。
働き方など返済能力に疑問
収入の要件ですが、決して高い必要はありません。求められているのは「安定」です。
ですから、一つのところで長く働いている人の方が転職したばかりの人や、職を転々としている人よりも有利になります。
場合によっては、転職したばかりの正社員よりも10年同じところで仕事を続けているパートさんの方が有利なこともあります。
一度にたくさんのカードローンに申し込んでいる
審査に落ちてしまったらと不安になり、PayPayのローン以外にも複数申し込んでしまう人がいますが、それは審査落ちの原因を作っているだけなのでやめておきましょう。
ローンに申し込むと、信用情報を必ず照会されます。ですから、一度に複数のローンに申し込んでいる、ということもわかるのです。
短期間に3〜4件も申し込んでいると、それだけお金に困っている=返済できないかもしれない、と思われて審査落ちのリスクが高くなります。
カードローンに申し込む時はまず1社に絞り、確実に通るように対策を練った方が安全です。闇雲に申し込むことだけはやめておきましょう。
信用情報に傷がある
カードローンの利用がはじめてでも、クレジットカードは使ったことがあると言う人は多いと思います。
この消えるまでは5年かかりますので、その間はカードローンに申し込まない方が得策です。
今後のことも考えて、新たなローンに申し込むのではなく、手持ちのクレジットカードなどを計画的に利用して良い信用情報を積み上げていきましょう。
審査に落ちてしまった時の対処法
気をつけたつもりだけれど審査に落ちてしまった、と言うこともあると思います。
その場合は、落ちた原因が何かを考えることが最重要課題です。
落ちたということは、PayPayローンの融資の基準に達しなかった、ということ。原因をそのままにして再度申し込んでも、また落ちてしまいます。
- 信用情報の問題
- 在籍確認ができなかった
- 勤続年数の問題
など、何が原因なのかよく考えます。
審査に落ちた理由は教えてもらえないので推測するしかないのですが、前回申し込んだ時よりもより良い条件になっていると思えるようになってから申し込みます。
なお、ローンに申し込んだ記録は6ヶ月残りますので、半年おいて、記録がきれいになってから申し込みましょう。
PayPay銀行カードローンの借り入れ方法
PayPayローンの借り入れ方法は3つあります。
- スマホアプリ
- ホームページ
- ATM
それぞれ簡単に、借り入れの流れを説明しましょう。
スマホアプリから借りる
「ローンアプリ」をインストールしておけば、生体認証もしくはパターンで、ログインはわずか1秒です。
ログインしたら「借りる」をタップして、希望の金額を入力するだけですぐに振り込みしてくれます。
パソコンから借りる
パソコンから借り入れする場合には、
- 店番
- 口座番号
- ログインパスワード
を入れてログインします。
あとはアプリと同じく希望の金額を入れれば、即時で振り込みしてもらえます。
ATMから現金を引き出す
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イオン銀行
のATMを使って現金を借りる時には、キャッシュカードを使います。
ふだん、お金を引き出す時と同じで、カードを入れてから暗証番号を入力し、希望の金額を入力すればお金が借りられます。
便利な初回自動借入
口座がある人は、ローンの申し込みの時に「初回自動借り入れ」のところで希望の金額を入れておくと、契約完了と同時に振り込みしてもらえます。
とにかく急いで借りたいという人は、希望の金額を入れておくと良いでしょう。
ただし審査の結果、希望額に届かない場合がありますので、注意してください。
ですから、年収100万円の人が100万円を希望しても、それは通らないでしょう。
決定された融資額が希望した額を下回った場合、融資額が30万円未満の場合にはこのサービスが使えないことになっています。
その場合は、契約が完了してからアプリまたはパソコンから振り込みを依頼すれば、限度額内ですぐに振り込みしてもらえます。
PayPay銀行カードローンの返済方法
借りたお金は返さなくてはなりませんので、返済の方法についても知っておきましょう。
返済は口座引き落とし
借りたお金は口座から引き落とされます。
口座のなかった人も、ローンの申し込みと同時に開設した口座からの引き落としとなりますので、他の金融機関を指定することはできません。
返済日は自分で決められる!
返済日は、
- 毎月1日〜28日
- 月末
この中から、自分で決められます。
また、追加で返済することももちろん可能なので、余裕のある時にコツコツ返済していきましょう。
返済額
返済額は、「残高スライド元利定額返済方式」という方法で決められています。元本と利息を合わせた形で、毎月同じ金額を返済していきます。
PayPay銀行では、2つのタイプがあり、ゆっくり少しずつ返していくか、少し多めに返済して返済期間を短くするか、残高によって違いがあります。
金額の一例をご紹介しましょう。このように、残高に応じて返済額が固定となっています。残高が増えるに従って、返済額も増えるようになっています。
<Aタイプ>
借入残高 | |
---|---|
10万円以下 | 3,000円 |
10万円〜30万円以下 | 6,000円 |
30万円〜50万円以下 | 10,000円 |
<Bタイプ>
借入残高 | |
---|---|
50万円以下 | 10,000円 |
50万円〜100万円以下 | 20,000円 |
100万円〜200万円以下 | 30,000円 |
PayPayローンの増額申請について
最初に決められた融資額よりも、もう少し借りたい。そう思ったら、増額の申請をしてみましょう。
増額を申請する時は、初めてのの申し込みの時と同様に審査があります。収入証明書なども求められますので、きちんと準備しましょう。
増額申請の審査に通るポイントとしては、滞納などが一度もないことに加え、
- 契約社員から正社員になった
- 年収が増えた
- 勤続年数が長くなった
など、前回の申し込み時よりもプラスになった要件が必要となりますので、少なくとも1年は使ってみてから申請した方が良さそうです。
PayPay銀行カードローンのメリット
PayPayのローンは申し込みも簡単ですし、アプリを使えば振り込みも簡単。
さすがはネット銀行のカードローン、スマホひとつで借り入れできてしまうのが、とても便利です。
WEB完結ができる
銀行カードローンは、WEB申し込みはできても「WEB完結」はできないものが、実は多いのです。
WEB申し込みは申し込みから契約手続きまでを、パソコンまたはスマホからできる、というものです。契約手続きまでなので、ローンカードが届かないと借り入れができないことがほとんどです。
それに対してWEB完結は、申し込みから借り入れ、返済までWEBでできるもの。PayPayのローンはカードが届く前からアプリで借り入れが可能です。
専業主婦でも申し込み可能
通常、カードローンは自分の収入がないと申し込みができません。ただし、専業主婦の場合は「配偶者貸付」といって、配偶者に安定した収入があれば申し込みできる場合があります。
しかし、消費者金融では配偶者貸付を採用しているところがほとんどなく、大手では「収入のない専業主婦は不可」となっています。
しかしPayPayのローンは貸金業法ではなく銀行法の適用を受けるローン。つまり、適用される法律が違うため、配偶者に安定した収入があれば同意書なしで申し込みができるのです。
同じ銀行でもメガバンクなどは専業主婦不可というところがありますので、これはネット銀行ならではのメリットでしょう。
初回振込借り入れができる
先ほども借り入れの方法で説明しましたが、PayPayのローンはキャッシュカードが届く前に、初回振込を依頼できるのです。
申し込み時に希望の金額を入力しておけば、契約完了と同時に振り込んでもらえます。
ATMなら手数料無料
お金を借りる際ATMを利用しますが、PayPayのローンは24時間手数料が無料です。
この手数料、引き出す金額によって110円〜220円程度かかるのが普通なので、細かいお金を何度も借りていると、利息よりも手数料が高くなってしまうことがあります。
手数料を気にせず夜中や休日でもATMを使えるというのは、大きなメリットです。
30日間無利息期間がある
無利息期間のサービスは、消費者金融ではよくあるサービスですが、銀行カードローンではあまり見かけないので、これは非常に大きなメリットの一つです。
郵送物がない
カードローン利用にあたっては、銀行口座の開設が必須となります。ローンの利用前に持っているキャッシュカードでATMを利用できるため、ローンの契約時に新たに郵送物が届くことがありません。
ローンカードを家族に見られたくないと思っている人にとっては、大きなメリットだと思います。
PayPay銀行カードローンのデメリット
申し込みも簡単で使い勝手の良いカードローンですが、デメリットと感じる部分がないわけではありません。
即日融資ができない
仮審査の結果連絡までは最短60分ですが、そのまますぐに融資ができるかというと、残念ながらそうではないのです。
銀行カードローンは消費者金融とは違い、即日融資ができません。
最短でも翌営業日となってしまいますので、急いでいる時には消費者金融カードローンのほうが良いかもしれません。
PayPay銀行の口座が必要
PayPayのローンを申し込むには、PayPay銀行の口座が必要です。
カードローンを利用するために口座を増やすのも…と思う人もいるかもしれません。
今ある口座に振り込んでもらえないのは、少し不便です。
PayPayと連携できない
PayPayのアプリから申し込めるのだから、借りたお金もPayPayの残高に入れてもらえるのではないか?チャージをする形で融資してもらえるのでは?と期待している人がいると思うのですが、残念ながらできないのです。
PayPayで使うなら自分の口座からチャージしなくてはならないので、ちょっと不便かもしれないですね。
銀行カードローンなのに金利が高め
銀行カードローンは、上限金利が14.0%〜15.0%程度が多いので、消費者金融と比べると金利が低いです。
ですから、金利を重視する人にとっては、即日融資ができなくても銀行カードローンの方がいい場合もあるのです。
しかしPayPayのローンは金利が高め。消費者金融並なので、少し高いと感じる人も多いと思います。
PayPay銀行カードローンの口コミ
それでは実際にPayPayのローンを利用した人の口コミを見ていきましょう。概ね良い口コミが多いですが、中にはネガティブな口コミもありました。
良い口コミ
やはり、全てスマホで手続きできるのは便利だという声が多かったです。
「申し込みから契約、借り入れまで全てスマホでできたので、来店とか郵送がなくて楽でした。」
「30日間の無利息期間がとてもお得だと感じました。10万円ほどの借り入れだったので30日以内に返済できて、利息がゼロになったのが嬉しかった。」
「専業主婦で、自分名義で申し込めるカードローンは少ないので、夫に内緒で申し込めたのはありがたかったです。」
良くない口コミ
ネガティブな口コミを見ると、時間がかかるのはデメリットだと感じる人もいるようです。また、口座開設必須なのがネックになりそうです。
「即日融資はできないと分かっていましたが、週末に申し込んだら土日を挟んで結局週明けになってしまいました。口座の開設もあったからかもしれないですが、もう少し早いほうが良かったです。」
「口座を開設しなければならないのが面倒でした。銀行カードローンでも他行の口座を使えるものがあるので、今の口座を使えたらもっと良かった。」
PayPay銀行カードローンよりも便利!消費者金融カードローン
PayPay銀行カードローンは、スマホアプリで全て手続きができる「WEB完結」が可能です。
ただ、融資までは数日かかってしまうこともありますので、急いでいる人には消費者金融カードローンの方がおすすめです。
最短即日融資が可能なので、申し込んだ当日にお金を借りられる可能性があります。
SMBCモビットは優先審査あり
SMBCモビットの審査は、通常でも最短30分、融資までは最短60分と早いのですが、特に急いでいる時には、申し込み後に電話をかけると優先して審査を開始してくれます。
WEB完結を選べば、カードの発行はないので郵送物も送られてきませんし、在籍確認の電話もなしにできるので、土日でも即日融資してもらえる可能性があります。
契約まで完了すれば、すぐに振込が依頼できます。振込はお願いしてから数分で着金するので便利ですが、もし現金を引き出したいなら、三井住友銀行の中にあるローン契約機にいけばカードを受け取ることができます。
【SMBCモビットカードローン】
条件等 | 内容 |
---|---|
申込年齢 | 20歳以上69歳以下 |
実質年率 | 3.0%〜18.0% |
お急ぎポイント | ・WEBから申し込む ・平日19時までに申し込みをする ・申し込んだら電話をして審査を早くして欲しいとお願いする |
プロミスは在籍確認の電話がカギ
プロミスも審査が早く、最短30分、融資まで60分です。ただし、気をつけるべきは在籍確認です。
審査の一環として在籍確認が行われますが、会社が休みの日に申し込んだら在籍確認が取れないため、融資が遅くなってしまいます。
そんな時はWEBから申し込んでから、フリーダイヤルに電話をしましょう。
融資を急いで欲しいのだけれど、会社が休みで在籍確認の電話が取れない、書類での審査ができないか?と相談してみてください。
会社名のわかる健康保険証など、勤めていることがわかる書類で審査をしてもらえることがあります。そうすれば、会社が休みの日でも即日融資が可能になるでしょう。
【プロミスのフリーキャッシング】
条件等 | 内容 |
---|---|
申込年齢 | 20歳以上69歳以下 |
実質年率 | 4.5%〜17.8% |
お急ぎポイント | ・WEBから申し込む ・なるべく早い時間、遅くとも20時まで ・カードの発行をなしにする ・在籍確認を電話以外の方法にできるか相談 |
むじんくんでカード受け取り!アコム
テレビのCMでもおなじみのアコムですが、アコムも即日融資が可能です。
少しでも早く借入するには、WEBから申し込みをしてから自動契約機「むじんくん」に行きましょう。
審査を通過したら契約手続きをして、むじんくんでローンカードを受け取れば、併設のATMですぐに現金を借りることができます。
もし振り込みがよければ、契約が完了次第、依頼することができます。
楽天銀行に口座があれば、24時間、最短1分で振り込みが可能。他の銀行も、メンテナンスなどの時間を除いて、すぐに振り込みをしてもらえます。
【アコムのカードローン】
条件等 | 内容 |
---|---|
申込年齢 | 20歳以上69歳以下 |
実質年率 | 3.0%〜18.0% |
お急ぎポイント | ・WEBから申し込む ・むじんくんでカードを受け取る ・併設されているATMで借りられる |
優先審査をしてくれるアイフル
アイフルは審査が最短25分と、消費者金融の中でも早いです。空いている時間に申し込めば、最短60分で融資が可能でしょう。
原則として、在籍確認の電話もないというのも大きなメリットです。つまり、会社が休みの時でも電話のことを気にしなくていいので、週末でも即日融資してもらえるかもしれません。
特に急いでいる人は、WEBから申し込んだら電話をかけましょう。優先的に審査を始めてくれますので、少しでも融資が早くなる可能性があります。
【アイフルのキャシングローン】
条件等 | 内容 |
---|---|
申込年齢 | 20歳以上69歳以下 |
実質年率 | 3.0%〜18.0% |
お急ぎポイント | ・WEBから申し込む ・カード発行なしにする ・申し込んだら電話をかける |
結果は最短15秒のレイクALSA
レイクALSAの審査は、何と最短15秒で結果がわかります。融資までは最短60分ですので、即日融資が可能です。
21時までに契約手続きが完了すれば、当日中の振り込みが可能です。ただし、日曜日は18時までなので、時間だけ気をつけてください。
レイクALSAは無利息期間がお得なのが魅力。他社は通常30日間程度なのですが、レイクALSAは最長180日間もあります。期間は選ぶことができます。
- WEB申し込み限定で60日間:借入額200万円まで
- 180日間:借入額200万円までのうち5万円までが対象
5万円までの借入なら180日間がお得ですが、それ以上なら60日間のほうがお得かもしれません。
公式サイトでは、どちらがお得かシミュレーションがあるので、申し込み前にやってみてください。
【レイクALSAのカードローン】
条件等 | 内容 |
---|---|
申込年齢 | 20歳以上70歳以下 |
実質年率 | 4.5%〜18.0% |
お急ぎポイント | ・WEBから申し込む ・21時(日曜日は18時)までの契約で即日融資可能 |
PayPayでお金を借りるのは簡単!アプリ一つで全て完結
PayPayでお金を借りるには、PayPayのアプリの中から申し込むことができます。
PayPay銀行のカードローンを利用することになりますので、PayPay銀行の口座開設が必要です。ローンの申し込みと同時に口座開設もできますが、時間に余裕があるなら先に解説しておくとあとが楽です。
銀行カードローンには珍しく、全ての手続きがアプリでできます。キャッシュカードがローンカードになりますので郵送物もなし、家にいながら借り入れができます。
利用が初めての人には30日間の無利息期間がついているのも大きなメリットでしょう。
上限金利が消費者金融並で少し高く感じるかもしれませんが、この無利息期間を上手に使えば利息の支払いを少なくすることも可能です。
銀行カードローンなので即日融資は難しいですが、仮審査の結果がわかるまでは最短60分と早いです。休みを挟まず、週の初めの空いている時間に申し込むことで、少しでも審査をスムーズに進めることができるでしょう。
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