話題の冷水洗顔の真実を解説!冷たい水は肌荒れの原因なのか?
Date:2018.07.23
皮脂汚れは放置していると、酸化しシミやシワなどの原因となります。
肌トラブルの原因となる皮脂汚れを落とすために、毎日の洗顔はかかせません。
一般的に洗顔で使う水はぬるま湯です。しかし現在は数多くの美容方法が提案されており、その中には冷たい水で顔を洗う洗顔方法もあることはご存知でしょうか。
冷たい水で顔を洗うと、毛穴が引き締まる肌がつるつるになったという人がいます。一方で冷水洗顔によって肌が荒れたり、赤ら顔になったという人もいます。
一体どの意見が正しいのでしょうか。はたして洗顔は何℃の水で顔を洗うのが正解なのでしょうか。
今回は冷水洗顔がおすすめの人と、美肌に近づく洗顔方法にについてまとめました。これを読めば自分にぴったりの洗顔方法を見つけるヒントになります。
冷水洗顔は美肌に効果的はウソかホントか?真実を解説
10℃以下の冷たい水を使った洗顔は、皮脂の洗いすぎを防ぐ効果と、毛穴を引き締める効果が期待できます。しかし美肌に絶大な効果があるかといわれるとそうではありません。
冷水洗顔は皮脂の洗いすぎを防ぐ
皿洗いでもわかるように、落ちにくい油汚れも、熱いお湯で洗えば簡単に落とせます。油はお湯に溶けやすく、それは私たちの皮脂でも変わりません。このため熱すぎるお湯で洗顔してしまうと、必用な皮脂まで洗い流してしまいドライ肌の原因になります。
冷たい水の洗顔は、必用な皮脂を洗い流すのを防ぎます。ただし皿洗いでも分かるように、冷水は油を固まらせます。冷たい水で顔を洗ってしまうと、今度は逆に落とさないといけない皮脂が洗い流せない可能性があるのです。
冷水洗顔は毛穴を引き締める
また毛穴は、冷やされると引き締まる性質があります。毛穴が引き締まれば、肌がきめ細やかになり、化粧ノリがよくなります。ただし冷水洗顔で顔を引きしめても、効果は30分程度しか持ちません。洗顔後すぐに毛穴に汚れが溜まるのを阻止するなどの効果はありますが、化粧水が浸透しにくいといったデメリットもあります。
このように冷水洗顔は、メリットもありますがデメリットもある洗顔方法です。冷水洗顔に切り替えて肌の調子がよくなったと感じる人は、これまでの洗顔で皮脂を洗い流し過ぎていた可能性があります。
美肌になる?美魔女やタレントが勧める冷水洗顔の方法
冷たい水で顔を洗うと、落としたい皮脂が固まってしまう、毛穴が縮まり化粧水が肌の奥まで浸透しないなどのデメリットがあります。
冷水洗顔にはいくつかの方法が提案されています。提案された方法のなかには上記のデメリットを解消する方法もあります。
通常の洗顔の後に冷水で顔を洗う
溜まった皮脂や汚れはいつもの洗顔方法で落とし、最後に冷水で毛穴を引き締める洗顔方法です。
しかし冷水で毛穴を引き締めても、30分程度するともとに大きさに戻ります。毛穴は冷やせば引き締まるのは確かなので朝の化粧前に行えば、化粧ノリがよくなるかもしれません。化粧水が肌に浸透しにくくなるなどの難点がある洗顔方法です。
通常の洗顔で冷水を使う
タレントの佐藤かよさんが実践している方法です。洗顔料を洗い流すときも冷水を使い、100回程度すすぐことで汚れを落とします。必用な皮脂は残せるといったメリットはありますが、毛穴の奥の汚れまで洗い流せるかは怪しい洗顔方法です。
保湿を十分に行ってから冷水で洗い流す
美魔女で有名となった山田佳子さんが提案する洗顔方法です。
- 通常通りの水の温度で洗顔
- 洗顔後、保湿効果のあるクリームか温泉成分の含まれてクリームを顔に塗る
- 蒸しタオルを1分程度顔に乗せ、毛穴の奥までクリームを浸透させる
- 洗面器に氷水を加え、顔を洗う
- 化粧水をたっぷり使って保湿する
保湿を十分に行える洗顔方法です。毛穴を引き締めてから化粧水を塗るので、化粧水の効果は弱まりますが、冷水洗顔前のクリームを塗ることで十分に保湿は行っています。
冷たい水で美肌になるのはこんな人!冷水洗顔がおすすめの人
洗顔の水を冷水に変えて美肌になる人は、洗いすぎにより肌に必用な皮脂まで落としている人です。
ただしいきなり氷水で顔を洗うのはやめましょう。血行を悪くし、肌のターンオーバーを乱れさせる可能性があります。洗顔に使う水の理想の温度は30℃~37℃の人肌だといわれています。それより熱いお湯で顔を洗っていた人は、まずはこの温度の水で下げることから始めてみましょう。
洗顔で大切なことは不要な皮脂を洗い流し、必用な皮脂を残すことです。肌質が人によって違うように、どの程度の皮脂を洗い流すべきかは人によって変わっていきます。つまりは人によって、肌にあう水の温度も変わっていきます。
毛穴を引き締めるために、洗顔後冷水で顔を洗う人も同様です。いきなり氷水で洗うのは止めましょう。水道水で毛穴を引きしめるか、氷水で濡らしたタオルを1分程度顔に乗せるかに留めましょう。毎日冷やすと肌にダメージを与えてしまうので、1週間に1回か2回程度が理想です。
たくさんある洗顔方法のなかから自分にあう方法を見つけよう
冷水洗顔は必用な皮脂の洗いすぎを防ぐというメリットがある一方で、皮脂を洗い残す可能性があるというデメリットがあります。しかしそれは冷水洗顔に限った話ではありません。
- 冷水洗顔
- ぬるま湯洗顔
- 蒸しタオル
- クレンジングミルク洗顔
- 洗顔ブラシ
冷水洗顔だけではなく、様々な洗顔方法があります。それらのどの洗顔にもデメリットがあり、絶対に美肌になるとは断言できません。肌質が人によって異なるように、人それぞれにあった洗顔方法があります。
肌の様子を見ながら、様々な洗顔方法を試して自分に合った方法を探してみましょう。
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