ローストチアシードの特徴や食べ方。チアシードの進化系の魅力!
Date:2017.08.27
海外セレブやモデル、人気タレントなど、美に敏感な女性が取り入れているとして注目されたスーパーフード、チアシード。
プルプルとした独特の食感が楽しい、栄養価が高いものが手軽に摂れる、など女性の間で人気が高まり、今ではスーパーでも購入できるほど身近なものになっています。
そんな手間や見た目が気になっていたという人に朗報!ローストチアシードという「チアシードの進化版」なるものが登場し、今ブームの兆しをみせています。
この記事の目次
ローストチアシードの特徴は?使いやすさが格段にアップ!
チアシードが進化したとは一体どのようなことなのでしょうか?
ローストチアシード=チアシードを焙煎したもの
スーパーフードとして確固たる地位を確立しているチアシード。
さてそれが「ローストチアシード」になってどう進化したのかというと、「焙煎」です。
炒った状態のローストチアシードは、従来のチアシードのように吸水しないのでプルプルのゲル状に膨潤するということがありません。
通常の黒いチアシードは水でふやかすとちょっとグロテスクな見た目になりましたよね。その見た目が気になって食べられないという人もいましたが、ローストチアシードは炒った状態なのでまるで黒ゴマのような見た目。
また、香りもゴマやナッツのように香ばしく、食感もカリカリとしていてそのまま食べることだって出来ちゃいます。
気になる「発芽毒」の心配がない
チアシードについて調べると必ず出てくるワードが「毒」「毒性」「発芽毒」という言葉。
…が、実のところ、チアシードの発芽毒については「まったく影響はないので気にしなくて良い」「量に配慮して摂取すればOK」「無毒化する方法をとったうえで摂取すべき」など意見が分かれているのが現状です。
ちなみに無毒化する方法としては、
- 吸水
- 焙煎
の2つの方法があると言われています。
「毒」なんて聞けば気になって当然、摂取する以上は安心安全なものが良いに決まっていますよね。
ローストチアシードなら焙煎の工程を経ているのでそんな発芽毒の心配もせずに摂取することが出来ます。
水に戻す手間がない
チアシードを10倍水に約12時間浸しておく、というのがチアシードの基本的な食べ方です。
ローストチアシードは黒ゴマのような乾燥したつぶつぶの種のまま使えるので事前準備不要!どんな料理にもまるでふりかけのようにさっと加えることが出来、とにかく使い勝手が抜群なのです!
スーパーフードであるチアシードの効果効能を従来のチアシードよりももっと手軽に取り入れたいという人にとってはローストチアシードはぴったりです。
栄養価はチアシードと変わらない
チアシードには美と健康に嬉しい効果をもたらしてくれる素晴らしい栄養素がたくさん含まれていますが、その点はローストチアシードも同じ。
- オメガ3脂肪酸(αリノレン酸):サーモンの約8倍
- 食物繊維:オーツ麦の約3倍
- カルシウム:牛乳の約6倍
- マグネシウム:ブロッコリーの約8倍
- 鉄分:ほうれん草の約3倍
その他、アミノ酸やタンパク質、ビタミンやミネラル類なども含まれています。
高い栄養価はそのままに、チアシードよりも手軽に使えていろいろな料理にアレンジしやすいローストチアシード。「チアシードの進化版」と呼ばれるのはこうしたところに理由があるのですね。
さすがスーパーフード!ローストチアシードの健康・美容効果
ローストチアシードに含まれる栄養素はチアシードとほとんど変わりがありません。そのため、チアシードによってもたらされる多くの効果をローストチアシードによっても感じることが出来るでしょう。
【健康効果】
- 活性酸素の除去
- 血液をサラサラにする
- 貧血の予防
- 免疫力アップ
- 急激な血糖値の上昇を防ぐ
- 生活習慣病を防ぐ
- イライラを抑える
【ダイエット効果】
- 代謝の促進
【デトックス効果】
- 便秘解消
- むくみの改善
【美肌効果・アンチエイジング効果】
- シミ、そばかすの防止
- しわ、たるみの防止
- 肌の保湿力を高める
「さすがスーパーフード!」と思わず納得してしまうほど多くの健康、美容効果があることが分かりますね。
デザートやおにぎりに!ローストチアシードの食べ方と注意点
ここからはローストチアシードのおすすめの食べ方を紹介します!
また、ローストチアシードの保存方法や注意点なども合わせて紹介しますので、ローストチアシードの栄養価を適切に摂るためにもぜひチェックしてみてくださいね。
ローストチアシードの食べ方
ローストチアシードは乾燥した種の状態!カリカリとした食感や香ばしさが魅力です。
水に浸すなどの事前準備の必要はなく、様々な料理にそのままパラパラと加えることが出来ます。
- ドリンクやヨーグルトにプラスする
- もっとも手軽なのはドリンクにそのままプラスする方法!毎朝スムージーやデトックスジュースなどの美容ドリンクを飲んでいるという人はそこにローストチアシードをプラスしてみましょう。また、ヨーグルトにふりかけてもカリカリとした食感を楽しめます。
- デザートの材料として
- クッキーやマフィンなどのデザート作りをするときはローストチアシードを材料に加えてみてはいかがでしょうか?スーパーフード入りのデザートに早変わり!また、わらび餅などの和菓子にふりかけても香ばしさが感じられて美味しさがアップしますよ。
- おにぎりとして
- ローストチアシードはごはんに振りかけるだけでも美味しいですが、おにぎりにしてしまうのもおすすめです。ごはんと混ぜて握ったら出来上がり!簡単に栄養価の高いおにぎりが作れます。
- サラダや和え物にトッピング
- 香ばしさや食感はあっても、食材や料理の味を変えるほどではありませんから、いつものサラダや和え物に加えても美味しくいただけます。つぶつぶとした食感がアクセントになってくれますよ。また、見た目も黒ゴマのようなので何にトッピングしても違和感はありません。
ローストチアシードはチアシード自体に味があるわけではないので、ドリンクやデザート、和・洋・中…と、どんな料理にだってプラス出来ます!いつもの料理を見た目でも食感としてもちょっと違った雰囲気で楽しめますよ。
食べ方のバリエーションが豊富なローストチアシード、ぜひいろいろな使い方を試してみてくださいね。
ローストチアシードを摂る際の注意点
使い勝手が良く、食事の味を邪魔しないローストチアシード。せっかくの効果効能を生かすためにも摂取する際に注意すべき点を把握しておきましょう。
- 水分の摂取を心がける
- 通常のチアシードは吸水させて膨らんだ状態で摂取しますが、ローストチアシードは摂取した後に体内の水分を吸収することがあります。意識的に水分をしっかり摂るように心がけてください。
また、いくらローストチアシードが手軽にとれるスーパーフードだからといって食べ過ぎはNGです!
- 実はカロリーが高い
- スーパーフード=栄養価が高い食べ物です。ローストチアシードも実はカロリーが高いので、食べ過ぎるとカロリーの摂り過ぎになってしまいます。
- 胃腸の調子を崩す恐れがある
- ローストチアシードにはチアシードと同じく食物繊維が豊富に含まれています。適量であれば便通改善などの整腸効果を得ることが出来ますが、食べ過ぎてしまうと逆に胃痛を起こしたり、便秘や下痢などの腸の調子を崩したりといった不調を招く恐れがあります。
健康や美容に良い食べ物でもたくさん食べれば良いわけではありませんから、適切な摂取量を心がけ摂り過ぎないように気を付けてくださいね。
保存方法
炒った状態のローストチアシードの最大の敵は湿気です。
湿気を吸ってしまうとローストチアシードの香ばしい香りやカリカリ感が損なわれて、せっかくの風味が楽しめなくなってしまいます。
- ジップ付きの袋
- パッキン付きのガラス瓶
など密閉出来るタイプのものに入れて冷蔵庫で保管しましょう。
また、購入する際はお得だからと言って大容量を選ばずに、使い方や食べる量に応じて最適なサイズのものを選びましょう。
次なるブームの予感!ローストチアシードをいち早くチェック
チアシードの人気は衰えることはなく、まだまだスーパーフードとして注目されています。
プルプルとした食感が面白い従来のチアシードも良いですが、ローストチアシードのつぶつぶ、カリカリの食感もまた違った魅力的!
食べ方やレシピに合わせてチアシードを使い分けするのもチアシードの新しい楽しみ方になりそうですね。
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