年齢やTPOに合わせた赤リップの塗り方。覚えれば誰でも簡単!
Date:2017.11.20
ここ数年、流行りのリップとして雑誌で取り上げられている色があります。それは「赤色」、通称・赤リップです。
店頭でも様々な色合いの赤リップが販売されていて、誰もが1本は持っておきたいメイクアイテムとなっています。
しかし、赤リップというと一昔前のバブル時代の印象があるせいか、若い世代には受け入れられていますがアラフォー女性は赤リップを使うのを躊躇してしまう人が多いようです。
赤リップは、塗り方やTPOに合わせた使い方をすれば若い世代だけではなく、アラフォー女性でも日常使いをすることができます。
この記事の目次
赤リップが似合わないのは間違った塗り方と色選びが原因
赤リップが流行っているから使ってみたものの、鏡を見てみると全くに合っていない!なんて経験したことありませんか?
その時の経験で、二度と赤リップは使わないと決めてしまう人も多いようです。
赤リップが似合わないと感じるのは、本当に似合わないのではなく色選びや塗り方にNGな部分があるからです。
その1.ベッタリと口紅を塗るため口が強調される
赤リップを塗ると、口元が目立ってしまうという声があります。赤リップが口元を強調するため、アニメのような印象になってしまうという人もいます。
こういった理由で、赤リップが似合わないという人がやっているNGはリップをベッタリと塗っているというところです。
赤リップはナチュラルなものに比べて発色がいいため、ベッタリと塗ると口元だけが強調されてしまいます。
この塗り方だと年齢関係なく口が強調されてしまい、唇おはけになってしまいます。
その2.赤リップの色選び自体が間違っている
赤リップといっても色は様々トーンがあります。真っ赤なものもあれば、オレンジっぽいものやローズ系のものまで赤リップは幅広い色があります。
雑誌などでも様々なバリエーションの赤リップを紹介していますが、どうしても「赤リップ=真っ赤」というイメージがあります。
そのため、赤リップを選ぶ時に真っ赤なリップを選んでしまうという人が多いようです。
塗り方がポイント!自分に合った赤リップの塗り方を覚える
普段、口紅を塗る時どういうふうに塗っていますか?色が薄めなものの場合、直接塗ったり紅筆を使って塗ったりしても色がくっきりと付くことはありません。
そのため、赤リップも普段と同じように塗ってしまうと唇だけ目立ってしまったり、時代遅れのメイクになってしまいます。
時代遅れのメイクや唇だけ目立たないようにするには、塗り方がポイントになります。
また、唇の大きさやTPOに合わせた塗り方を覚えれば、赤リップも自分に似合ったものにすることができます。
その1.まずは基本的な赤リップの塗り方を身につける
赤リップは色が薄い口紅を塗るのと同じような塗り方をすると、唇が強調されてしまいます。
赤リップにも様々な色合いのものがありますが、基本的な塗り方を覚えておけば失敗することもほとんどなくなります。
- コンシーラーかファンデーションを唇に塗り唇の色を消す
- リップペンシルで唇のラインを描く
- 赤リップを塗る
- ティッシュオフをする
使うリップペンシルは、口紅の色に合わせて選ぶとクッキリとした仕上がりになります。
もっとナチュラルに仕上げたい場合は、ベージュ系の目立たない物を使うようにしましょう。
また、ツヤ感を出したい場合は、グロスを少量塗ります。
この時、唇全体に塗ってしまうとテカテカになるので、唇中央に少し塗るだけでも十分ツヤ感は出ます。
その2.パーティーやイベントなどフォーマルに仕上げる時はしっかり塗る
パーティーやイベントの時、赤リップは薄く塗ってしまうと汚い塗りに見えてしまうことがあります。
パーティーやイベントの時は、しっかりと赤リップを塗ることが大事です。
- コンシーラーかファンデーションを唇に塗り唇の色を消す
- 口紅と同系色のリップペンシルで唇のラインを描く
- 赤リップを塗る
- ティッシュオフをする
- 3と4を2~3回繰り返す
赤リップは、1度塗りをするよりも塗った後にティッシュオフをする作業を2~3回繰り返すことで濃くないけれどしっかりと色づきします。
また、パーティーなどでツヤ感が欲しい場合は、口紅を塗った後にグロスを少し重ねるとさらに華やかさが出てきます。
その3.赤リップをカジュアルに使う時はポンポン塗りをする
赤リップを使いたいけれど、もっとカジュアルでナチュラルな仕上がりにしたい場合は、ポンポン塗りをすると赤色を抑えた仕上がりになります。
この方法だと、唇が強調されることもないので、アラフォー女性や赤リップ初心者でも楽しむことができます。
- 指に赤リップをつける
- 唇の中央部分から口角に向かってポンポンと口紅をつけていく
- 輪郭部分は描かずぼかしていく
ポンポン塗りの場合、唇の色をコンシーラーなどで消す必要はりません。指でつけていくため、色の濃さも自分で調節することができます。
口紅はマットなものだけではなく、透明感のあるリキッドタイプでも綺麗に仕上がります。
その4.色の違うリップを2色使ってナチュラル仕上げにする
赤リップを単色で使うと、どうしても唇が目立ってしまいます。
そうならないようにするため、色の違うリップを2本使うことでもっとナチュラルな仕上がりにすることができます。
- コンシーラーかファンデーションを唇に塗り唇の色を消す
- ベースとなる色の薄い口紅を唇全体に塗る
- ポイントになる赤リップを唇の中央部分に塗る
- ベースとなる色と赤リップを指で馴染ませていく
- ティッシュオフする
ベースとなる色は、赤色じゃなくても大丈夫ですが、赤リップと馴染む色の方が綺麗に仕上がります。
- ピンク系
- ベージュ系
- オレンジ系
上記のような馴染ませやすい色を選びましょう。
2色使いの場合、ナチュラルに仕上がるので赤リップを敬遠してしまう人やアラフォー女性でも違和感なく赤リップを楽しむことができます。
また、違うトーンの赤リップを2色使っても綺麗に仕上がりますが、はっきりとした色に仕上がるのでナチュラルというよりフォーマルに仕上がります。
その5.口が大きい人は透明感のある赤リップを使う
口が大きい人が赤リップを塗ると口が目立ってしまい、アニメのような仕上がりになると言います。
口が大きいと赤リップが楽しめないと思い込んでいる人がいますが、そうではありません。
透明感のある赤リップを使えば、口を強調しない可愛らしい仕上がりになります。
- ティントやグロスのような水分量の多い口紅を用意する
- 紅筆にリップをたっぷり含ませる
- 紅筆で輪郭を描いた後、唇全体を塗る
ティントやグロスはティッシュオフすると色が落ちたり透明感がなくなることがあるので、ティッシュオフはしなくても大丈夫です。
その6.口が小さい人はグロスを使って立体感を出す
口が小さいと、赤リップを塗っても華やかに見えないことがあります。口が小さい人は、赤リップにグロスとプラスすると立体感が出て赤リップが栄えます。
- コンシーラーかファンデーションを唇に塗り唇の色を消す
- 赤リップをポンポン塗りする
- ティッシュオフをする
- 2と3を2~3回繰り返す
- 唇の中央部分にグロスを塗る
赤リップは、上記で紹介したポンポン塗りで十分です。ポンポン塗りでもしっかりと付ければ、発色良く綺麗に仕上がります。
ここに潤い感のあるグロスをつけることで立体感が出て綺麗な唇に仕上がります。
失敗しないように覚えておきたい赤リップを塗る時の注意点
赤リップを塗る時、上記のような塗り方をすれば失敗はしないと言われています。
しかし、ちょっとした細かいことに注意をすると、さらに綺麗にそして違和感なく仕上げることができます。
その1.コンシーラーやファンデーションで唇の色を消す
色を薄く塗っているつもりなのに、口が目立ってしまうということがあります。この原因は、もしかすると唇の色にあるかもしれません。
赤リップを自然に、そして綺麗に仕上げるには唇の色を消してメイクをしてあげるのがベストです。
唇の色を消すのには、次のようなものを使うと綺麗に消すことができます。
- コンシーラー
- リキッドファンデーション
- クリームファンデーション
パウダーファンデーションは粉っぽさが残り、赤リップを付けた時にムラができるので唇を消すのには向いていません。
また塗る時は唇のシワにファンデーションやコンシーラーを埋め込むことはせず、表面に軽くポンポンと付けるだけにしましょう。
その2.グロスたっぷりのテカテカ唇にしない
プルンとした唇に仕上げるため、グロスを使うことがあります。
赤リップを塗る時も、TPOに合わせてグロスを使って仕上げることもありますが、色の薄いリップの時のようにグロスをたっぷり塗ったテカテカ唇にするのはNGです。
グロスは唇をプルンと見せる効果もありますが、塗ることによって唇が目立ってしまいます。
赤リップの上にたっぷりとグロスを塗るとテカテカと目立つ唇になってしまうため、「塗りました!」という仕上がりになってしまいます。
その3.肌に合った赤リップを選んでいない
上記で紹介した赤リップの塗り方をしても、自分の肌に合った色を選んでいないと似合いません。
「こんな肌色の人には、こういった赤リップが似合う」という色合いもありますが、日頃の服装やメイクによっては似合わないこともあります。
リップを選ぶ時、多くの人が自分の手の甲に塗って色を選んでいますが、いい色と思って購入したけどいざ唇につけると色が合わないという経験をした人もいると思います。
唇は何もつけなくてもピンク色をしているので、手の甲では自分の顔にその色が合うか分かりません。
赤リップは塗り方さえ覚えれっばいろんな仕上がりにすることができる
赤リップは、若い女性以外でも塗り方さえ覚えれば綺麗に仕上げることができます。
まずは、躊躇するのではなくチャレンジすることが大事です。
今まで赤リップを使ったことがあるけれど似合わなかったという人は、まずは基本的な塗り方を覚えてチャレンジしてみましょう。
自分の唇やTPOに合わせた塗り方をすれば赤リップを普段使いすることもできますよ!
これからも流行りそうな赤リップ、今からでも塗り方を覚えて使ってみてはどうでしょうか。
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