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産後のバストケア方法。正しいケアで出産前のバストを保つ!

Date:2018.01.26

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産後のバストケア方法。正しいケアで出産前のバストを保つ!|女性の美学
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赤ちゃんを産んで母乳を上げていたらバストが小さくなってしまった、なんて話をよく聞きますよね。

加齢によってバストのハリが失われていくのはある程度仕方のないこととして、せっかく出産という大仕事を成し遂げたのに、それと引き換えにバストがしぼんでしまうのはちょっと悲しいです。

そうならないためには産後のバストケアが超重要!出産前のバストをキープできるように、産後はしっかりバストケアをしてください。

今回は、産後のバストケアの重要性と正しいやり方についてご紹介します。


絶対やって欲しい!産後のバストケアの重要性

出産後にバストケアを全くせずに放置しておくと、母乳派もミルク派も、胸がしぼんだりたるむという事態に。

母乳の出が悪かった人でも、全く出ないということは少ないと思います。

母乳をあげなくなったタイミングで胸がしぼみやすくなるので、そうなる前にきちんとバストケアをしておくことが大切なのです。

どうして産後に胸がしぼむのか

出産するとプロラクチンというホルモンが分泌されて母乳が作られ始めますが、母乳育児が終わるとこのプロラクチンは分泌されなくなります。

母乳が作られ始めると、乳腺組織が発達して胸が大きくなります。出産前から2~3カップサイズが大きくなる人もいますね。

このとき、胸を支えている乳腺提靭帯(クーパー靭帯)も一緒に伸びてしまうんですね。厄介なのは、クーパー靭帯は一度伸びると元に戻れないということです。

出産後一定期間が経つと、母乳の量も段々減ってきます。それはホルモンの分泌量が減ってくるからです。

そうすると、もう乳腺組織が発達している必要はないので、段々元に戻ってくるのですが、その時に一度伸びてしまったクーパー靭帯は元に戻らず、胸を支えることが出来ない=しぼむ、たるむという事態に陥ります。

つまり、妊娠・出産を通して胸が大きくなった人ほどクーパー靭帯も伸びていますから、たるみやすくなるということです。

妊娠前よりも胸が小さくなってしまう可能性

出産後、何もケアをしないでいると、妊娠前よりも胸が小さくなってしまったり、おばあさんのようなしぼんだバストになってしまう可能性もあるんです。恐ろしいですよね。

一番危険なのは、妊娠前はそれほどサイズが大きくなかったのに、妊娠中にものすごく大きくなった人。

これは、出産後に一気にしぼむ可能性が高いので、しっかりケアして欲しいと思います。

短期間でいきなりバストが大きくなった場合、乳腺組織の発達以外に皮膚の断裂という現象が皮膚の奥で起きています。

その状態でバストの脂肪が急激に減り、乳腺組織が元の状態に戻ってしまうと、皮膚にしわが出来やすくなり、たるんだ状態になってしまうので、サイズダウンだけでなく、見た目にも美しくなくなってしまうのです。

胸がしぼまないための産後のバストケアの方法

出産後には誰でもある程度バストが大きくなります。ですから、その時期に十分なバスをケアをしておかないとあとでしぼむことになります。

具体的にどのようなケアが必要か、ということについてお話ししますね。

自分のサイズにあったブラジャーを選ぶ

まず、自分にあったサイズのブラジャーを選ぶこと!これがバストケアの最大のポイントです。

出産の前後でバストのサイズが大きく変わっていると思います。出産前のものをしているときついと感じる人もいるでしょう。

きついものを無理して装着するのは良くありません。胸の形が崩れてしまいます。

また、大は小を兼ねる!と大きめのものをつけるのもNG。胸の肉が脇に流れて、バストの形が崩れます。

ですから、出産後はもう一度試着をして、今の自分のバストに合うサイズのものを買い直してください。

キレイにバストメイクできるブラジャー選び

母乳の出が良い人などはしょっちゅう授乳しなくてはならないので、楽なブラキャミや授乳ブラを利用することが多いと思います。

ただ、楽な下着はホールド力が弱くて、胸の形をきれいに作れません。

授乳用のブラでもワイヤーの入ったしっかりしたものがあります。胸の形が美しくキープできるブラジャーを選ぶようにしましょう。

正しくブラジャーを装着する

自分のバストにあったブラジャーを見つけたら、それを正しく装着することが大切です。付け方が間違っていると、せっかくのブラジャーの効果が発揮できません。

  1. ブラジャーはまず、ストラップを肩にかけます。
  2. 前傾姿勢になり、バストをカップの中に収めます。
  3. 斜めの姿勢のまま後ろでホックを留めます。
  4. 最後に脇の脂肪なども寄せ集め、カップの中でバストを安定させます。

ブラジャーをつけたら身体を起こして、ストラップの長さを調節しましょう。

常にブラジャーを着けておく

今日は外出の予定がない、という日はリラックスできるルームウェアなどで過ごすこともあると思いますが、そんな時でも常にブラジャーは着けておきましょう。

バストは脂肪が多くて、重力に負けがちな部位。何もしないでいるとどんどん垂れ下がってくるので、常にブラジャーを着けるようにしてください。

授乳もしやすい育乳ブラもありますから、授乳中以外は、常に胸が本来の位置にあるようにしておくことが大切です。

ナイトブラを利用する

常にブラジャーをつけておくこと、それは寝る時にもやってほしいんですね。

寝ている時は胸が横に流れやすいので、どうしても形が崩れやすくなるんです。特に授乳中は胸が大きくなっているので、横に広がってしまいます。

寝ている時にもナイトブラをつけて、胸を本来の位置でキープするようにしましょう。

▼ナイトブラについてはコチラを参考にしてください!

ナイトブラの記事のトップ画像キャプチャ

バストを育てる食生活

バストを育てるために大事なこと、それは栄養バランスの良い食事を心がける、これ以外にありません。

よく、女性ホルモンと同じような働きをする大豆イソフラボンを摂るといい、といわれますが、綺麗なバストを作る上で大事な栄養素は他にもたくさんあります。

もちろん、大豆製品は良質なタンパク質やミネラルも摂れるので、毎日食べて欲しい食材ですが、何か一つに頼ることはおすすめしません。

綺麗なバストを作るには、

  • タンパク質
  • 良質な脂質
  • それらを代謝するためのビタミン、ミネラル

など、幅広く栄養素を摂っていくことが大事です。

コレステロールも女性ホルモンの材料になりますから、油物や肉類を控えすぎても良くないわけです。

「和の定食」をイメージして、主菜で肉や魚のタンパク質を、副菜で野菜や海草類をたっぷり食べてビタミンやミネラルを補給していきましょう。

無理に大豆製品ばかり摂らなくても、身体に必要な栄養をしっかり摂っていれば、卵巣も元気なり女性ホルモンがしっかり分泌されるようになります。

▼バストアップ効果を期待できる食べ物についてはコチラを参考にしてください!

バストアップ効果のある食べ物飲み物の記事のトップ画像キャプチャ

大胸筋を鍛えるエクササイズ

下着などで胸の形を整えつつ、その土台となる筋肉も鍛えていきましょう。短時間で出来る筋トレを取り入れて、胸が垂れるのを防ぎます。

一番簡単なのは、胸の前で「合掌」をするポーズ。胸の前で両手を合わせ、力一杯押し合います。それを10秒×3セットやってみてください。

少し体力のある人は腕立て伏せを10回やってみてください。普通の腕立て伏せがきつい場合は、膝をついて行います。少し負荷が軽くなるので、やりやすいと思います。

腕よりも、胸の筋肉を使っていることを意識しながらやってみてください。

肌のハリを保つためのスキンケア

胸がしぼまないようにするには、スキンケアもとても大切ですね。肌のハリを保つために、お風呂上がりには毎日保湿クリームを塗ってケアしてください。

出産前から使っていた妊娠線予防クリームが余っていれば、それを引き続き使ってもかまいません。

赤ちゃんが口にしても大丈夫?と思うかもしれませんが、授乳前には必ず乳首を清浄綿などで拭いてから赤ちゃんにくわえさせますよね。

そのままクリームを舐めることにはなりませんから、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

バストアップマッサージ

肌のハリを保ちつつ、バストアップするためのマッサージも取り入れていきましょう。

  1. 胸回りにクリームやオイルなど、滑りが良くなるものを塗ります。お風呂で身体を洗う時でも構いません。
  2. 右側のバストの周囲を円を描くように10回マッサージします。
  3. 下から揉み上げるようにマッサージします。
  4. 左側も同様に行います。
  5. 最後に左右の脇の脂肪を真ん中に寄せ集めるようにマッサージします。

お風呂上がりの、肌が柔らかくなっている時に行うのがおすすめです。

リンパの流れを良くするマッサージ

胸の周辺のリンパの流れを良くすることで、栄養分がしっかり行き渡り、バストアップに役立ちます。

  1. 肘から脇までをさすり上げるようにマッサージします。
  2. 鎖骨の下を中心部から脇の方に向かってリンパを流します。
  3. 最後に脇の下を少し揉んでマッサージします。

鎖骨の下は意外と凝っているところなので、しっかりマッサージしてください。

赤ちゃんに引っ張られないことも大事!

赤ちゃんの月齢にもよりますが、多い時は1~2時間おきに授乳することもあるでしょう。

その度におっぱいを引っ張られていると、その分皮膚が伸びていきます。

授乳する時はなるべく赤ちゃんを高い位置で抱っこして、おっぱいを引っ張られないようにしっかり乳首をくわえさせます。

そうすることで乳首に傷がつくのも防げます。授乳クッションなどを利用するとやりやすいですよ。

授乳中のサプリメントはおすすめしない

女性ホルモンと同じ働きをする成分が入っているバストアップサプリもありますね。

ただ、ママが口にしたものは母乳を通してサプリメントの成分がすべて赤ちゃんの栄養にいくことを考えると、授乳中のサプリメントはおすすめしません。

出産後、元の身体に戻るのには時間がかかりますし、そんな時に過剰に女性ホルモンを活発にするのは思わぬ体調不良につながる可能性もあります。

どうしてもサプリメントを利用したいなら、卒乳してからにしましょう。

きちんとバストケアをして美胸をキープ!

加齢による衰えもあるので、出産前と全く同じバストでいることは正直難しいかもしれませんが、バストケアをきちんとしておくことで、少なくとも現状維持は可能です。

せめて出産前のバストに近い状態を少しでもキープできるように、今回ご紹介した方法を出来る限り組み合わせて、毎日バストケアをしていてくださいね。

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ライター:奈南有花

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