サウナの効果や効果を高める入り方、美容や健康に役立てよう!
Date:2019.06.20
サウナに入るとだらだらと汗が出ますよね。それで痩せるのでは?と思うかもしれませんが、汗をかいて出てくるのは水分。
だから、汗をかくだけではやせませんが、サウナで芯から身体を温めることで、痩せ体質を作ることは出来ます。
疲れを取ったり、代謝を良くしたり、サウナにはいいことがたくさんあるので、女性にも是非利用して欲しいですね。
サウナにはどのような効果があるのか、また、効果的な入り方などについて詳しくご紹介します。
女性にも嬉しい美容効果もあるので、正しい入り方を知ってサウナを楽しみましょう。
この記事の目次
汗が出るだけじゃない、サウナの健康&美容効果
サウナは熱いです!ドライサウナは100度近くになるので、まともに息も吸えないくらい熱いこともあります。
でもその熱さがサウナの効果。冷え性の女性には特におすすめなんです。
血行が良くなる
サウナに入るととにかく熱い。入った瞬間から灼熱地獄ですね。でもその熱さで血管が拡張して血流もアップ!血行が促進されます。
入っていると心臓がどくどくしていることがわかると思うのですが、それは一生懸命心臓が血液を身体に送り出しているということです。
つまり、血行が良くなっていること。循環する血液が増えれば、身体も温まり、冷え性の改善にも役立つでしょう。
たった5分くらいでもかなり血行が良くなっていることがわかると思います。
巡りの良い身体になる
サウナで身体を温めると、血流は普段の2倍になるそうです。
血行がよくなるということは、身体の隅々まで酸素や栄養素を送る力がアップするということですし、老廃物も排出しやすくなっていきます。
サウナで血行が良くなれば、無駄のものを溜め込まない、巡りの良い身体を作れます。
汗をかくこと=脂肪燃焼ではありませんが、身体の巡りが良くなって、太りにくい身体を作ることも出来るでしょう。
肩こりなど身体の痛みの改善
筋肉が凝り固まっていると血流が悪くなり、血流が悪いとさらに筋肉がこるという悪循環。
肩こりや腰痛がひどい人は身体が冷えている人が多いんです。
ですから、サウナで血行促進することによって筋肉の凝りもほぐれ、身体の痛みも和らいでいくでしょう。
むくみの改善
むくみのある人は血液やリンパの流れが悪くなっています。老廃物もたまりがち。
むくみは筋肉を動かさないとダメなので、運動するかリンパマッサージをするしか解消する方法がありません。
でも、じっとしていても身体の巡りを良くして、むくみの改善に役立つのがサウナなんです。
血行が良くなるのと同時にリンパの流れも良くなってむくみもスッキリするでしょう。
免疫力の向上
私たちの細胞は温められると免疫力が高まるという性質を持っています。それをヒートショックプロテインといいます。
また、免疫細胞の働きを強化してくれるので、免疫力が高まるのです。
ヒートショックプロテインは体内で1週間ほど働いてくれるのですが、そのパワーがピークになるのは作られてからだいたい2日後になります。
自律神経のバランスを整える
ストレスがたまっていたり寝不足などで疲労が続いていると自律神経のバランスも乱れがち。
そんな時、高温のサウナに入ると自律神経の交感神経が活発になります。そして休憩時間にはリラックスして副交感神経が優位になります。
サウナに入ることで強制的に自律神経を働かせることによって、そのバランスを整えていくのです。
汗腺を鍛えられる
女性は暑い季節でもあまり汗をかかない人が多いのではないでしょうか。1年中エアコンが効いていて汗をたっぷりかく機会が減っていますよね。
汗をかかないと汗腺が段々弱ってきます。
汗腺の働きが悪くなると、ベタベタで臭いのある汗が出てきたり、気温の上昇とともに急に大量の汗をかくようになったりと、いいことがありません。
サラサラのいい汗をかくには汗腺を鍛えることが大事。適度に汗はかかないといけないんです。
たまにはサウナでたっぷりいい汗をかきましょう。
美肌効果も期待できる
顔にかく汗はいやなものですが、肌の潤いを保つためには適度な汗も必要です。
汗は皮脂と混ざって皮脂膜を形成します。この皮脂膜は肌を外部刺激から守り、潤いをキープするには描かせないもの。
でもあまり汗をかかないでいると、皮脂ばっかりが出てしまい、乾燥するのにベタベタするというインナードライ肌になってしまいます。
サウナで汗をかく習慣をつければさらっとしたいい汗をかけるようになるので、肌の潤いもアップするでしょう。
汗をたくさんかくとお肌がつるっと感じがしませんか?汗をかくだけでも毛穴の掃除が出来て、新陳代謝も活発になり美肌効果が期待できるんです。
運動しなくてもカロリーが消費できる
サウナのカロリー消費量はそれほど多くありません。
同じ時間ならウォーキングの方がカロリーは消費できるんです。
でも運動と違うところは、サウナは座ったままでカロリー消費が出来るという点です。
身体を動かさないのにある程度のカロリーが消費できるのはサウナくらいでしょう。
疲れない&身体に負担をかけないサウナの正しい入り方
サウナにはいるには準備が大事です。間違った入り方で具合が悪くなったりしないように、正しい入り方をおさえておきましょう。
入る前に水分補給をする
サウナに入ると大量の汗をかきますから、入る前には必ず水分補給をしてください。
コップ1杯の常温の水を飲んでおきましょう。
サウナのマナーを守ろう!
温泉と同じ、サウナにも入る時のマナーがあります。マナー違反の恥ずかしい人にならないように、身体の汚れはしっかり落としてから入ります。
そして、汗をたくさん出すために、一度湯船で身体を温めてからサウナに入ります。毛穴の汚れを落とし、身体を温めてから入った方が汗がすぐに出てきますよ。
始めは低い位置から
サウナは上にいくほど温度が高くなります。
いきなり上から始めると疲れてしまいますし、身体に負担がかかるので、最初は身体を慣らすために低い位置に座りましょう。
急に動かない
サウナに入ると急激に体温が上がっていきますので、急に動くとめまいがすることもあります。
サウナの中で動く時はゆっくりと。立つ時もゆっくり立つようにしてください。立ちくらみなどでサウナの中で転んでしまうととても危険です。
休憩しながら入る
サウナに5〜10分ほど入ってしっかり汗を出したら、いったん出て休憩します。
汗が引いたらまたサウナに入ります。これを何度か繰り返します。これが基本のサウナの入り方です。
水風呂、水シャワーと交代で入る
血行を促進して冷え性を改善したいなら、水風呂もしくは冷たいシャワーをサウナの間に浴びましょう。
温冷交代浴ですね。冷たい水で血管を収縮させることで次ぎにサウナに入った時の血行促進効果が高まるのです。
いきなり冷たい水を浴びると身体がびっくりしてしまうので、足の先から徐々に冷やすようにしてください。
水風呂にはいきなり飛び込んだりせずゆっくりと。シャワーも足の先からゆっくりかけていきます。
ちなみに、水風呂に入る時も、シャワーで汗を流してから入るのがマナーです。
サウナの後も水分補給を忘れずに
水分補給はサウナの後も忘れずに!コップ1杯の常温の水を飲んで、汗で出てしまった水分を補給してください。
痩せたいからといって水分を摂らないのは非常に危険です。それだけはやめましょう。
リラックスしたいならミストサウナもおすすめ
熱いサウナは苦手という人は、低温のミストサウナもおすすめです。温度が40度くらいなので、お風呂に入っているのとあまり変わらないですね。
こちらは普通のサウナよりもゆっくり入っていられるので、リラックス効果も高いんです。
リラックス効果の高い岩盤浴もおすすめ。こちらは温めた岩盤の上に横になって身体を温めるので、ゆっくりリラックスしたい時におすすめです。
入りすぎは危険!健康を損ねないためのサウナの入り方の注意事項
サウナは入り方がとても大事です。無理な入り方をすると余計に疲れて体調が悪くなってしまうこともあるので気をつけてください。
無理して長時間入らないこと
サウナは長時間入れば効果が高まるというものではありません。健康を損ねないためにも、1回に入る時間は10分程度、長くても15分くらいにしておきます。
必ず間に休憩を挟んで、休みながら入るようにしてください。
水分補給をしっかりすること
汗をかいた方がやせるから、なんて思って水分補給なしにサウナに入るのはとても危険です。脱水症状を起こしてしまいます。
サウナの後に体重が減ったように見えても大量の汗で減るのは水分だけです。脂肪ではありません。
食事の直後に入らない
食事の後は血液が胃に集中して消化活動を始めるので、その時にサウナに入ると消化不良となり、体調を崩ししまう可能性があります。
少なくとも食後1時間以上たってから入るようにしましょう。
お酒を飲んだ後はダメ!
飲み過ぎたからサウナでアルコールを抜こう、なんてしてはいけません。
お酒を飲んだ後にサウナに入るのは非常に危険な行為です。絶対にやめましょう。
持病がある人は注意
サウナは健康効果が高い一方で、身体にとても負担がかかる方法でもあります。
高血圧などの持病がある人は主治医に聞いてから入るようにしてください。
週に1回のサウナで健康的にキレイになろう!
サウナが健康によいからといって、毎日入る必要はありません。週に1回入れれば十分です。
サウナに入ることで新陳代謝もアップして、健康だけでなく美容やダイエットにも良さそうなことが一杯。
平日の疲れを取るために休日はサウナでゆっくり、というのも贅沢な時間の過ごし方かもしれないですね。
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