塩だけでツルツル素肌に!今話題の塩洗顔の効果とやり方
Date:2017.03.24
女性の永遠の憧れであるツルツル肌。
美肌のために、これまでも様々な洗顔方法が試されてきましたが、今「塩洗顔」が注目を集めていることをご存知でしょうか。
使うものは塩だけ。しかも週1回程度のケアでツルツル美肌になるというのだから、美容に関心の高い女性にとっては気になりますよね。
今回は塩洗顔のやり方や効果について、詳しくご紹介したいと思います。
この記事の目次
塩洗顔を始める前に。まずはパッチテストを行おう!
塩はピーリング剤に比べ、刺激が少ないといえども粒子ですので、人によっては肌が荒れる場合があります。そのため、始める前に必ずパッチテストを行うようにしましょう。
洗顔に使う塩はどれがいい? 普通の塩でいいってホント!?
洗顔に使うのなら専用の塩が必要だと思う人も多いかもしれませんが、スーパーなどに売っている普通の食塩でOKです。
ただし、ざらつきが気になる人は粒子の細かいものがおすすめ。また、よりミネラルが豊富な天然塩を選ぶ人も多いようです。
塩洗顔を始める前に。まずはしっかりとクレンジングを!
塩洗顔を始める前に注意すべきことは、化粧などはしっかりとクレンジングで落としておくこと。
化粧が残ったまま洗ってしまうと、肌トラブルを引き起こす場合があるので注意しましょう。
塩洗顔の正しいやり方。基本の2つの方法を知っておこう!
塩洗顔のやり方としては、「塩ペースト」と「塩水」の2つの方法があります。以下に手順をご紹介しますので、自分の肌質に合った方法を選んでくださいね。
普通肌、脂性肌におすすめ!スクラブ効果が高い「塩ペースト」
- 小さじ1杯程度の塩を手のひらに乗せ、少量のぬるま湯で混ぜてペースト状にします。
- 肌にまんべんなく伸ばした後、くるくると優しく円を描くようにマッサージします。決してゴシゴシ擦らないようにしてください。
- 全体になじませることができたら、塩の入っていないぬるま湯で洗い流し、タオルで撫でるように水分を拭き取ってください。
敏感肌やアトピー肌には、刺激の少ない「塩水」洗顔がおすすめ!
- 洗面器に38度程度のぬるま湯を入れ、小さじ1杯程度の塩を加えてよく溶かす。
- 塩水を肌に撫でつけるようにして顔を洗う。表面にぬるつきを感じたら、皮脂が取れてきた証拠です。
- 最後に塩の入っていないぬるま湯で洗い流します。
塩洗顔を行う頻度はどのくらい?やり過ぎると肌荒れの原因にも。
塩洗顔はどのぐらいの頻度で行ったらいいのでしょう?
通常は月に2度~週に1度で充分ですが、黒ずみが気になる時は週に1~2度ケアを行うとよいでしょう。塩洗顔もピーリングの一種になるので、やり過ぎは禁物です。
洗顔後のケアはどうすればいい?化粧水などを使っても大丈夫
洗顔後は、
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
などを使っても問題はありません。
いつも通りのスキンケアでOKですが、肌の浸透力が高まっているので、
- ビタミンC誘導体
- α-アルブチン
といった美容成分の入った美容液やフェイスパックを使うと、より高い効果が得られます。
ニキビ跡や黒ずみ、むくみにも!塩洗顔の驚くべき効果7つ
塩洗顔には、さまざまな美容効果があります。以下に主なものをまとめました。
毛穴の角質汚れを綺麗に落とす、ピーリング効果
肌のターンオーバー機能が低下すると、毛穴の古い角質が剥がれ落ちにくくなり、ザラザラ肌の原因に。
塩に含まれるナトリウムイオンには、角質汚れの原因となるたんぱく質を分解する働きがあります。塩洗顔を続けることで、透明感のあるツルツル肌に生まれ変わるのを助けます。
塩の殺菌作用で、ニキビを予防
ニキビは毛穴に詰まった皮脂汚れなどに、雑菌が繁殖することで起こりますが、塩洗顔を定期的に行うことで、汚れを落として余分な皮脂が分泌されにくくなります。
ミネラルで血行を促進し、シミやくすみ予防!
塩に豊富に含まれているミネラル分には、血行を促進し、新陳代謝を促す働きがあります
クレーター肌やニキビ跡も改善!
ニキビの炎症でダメージを受けた肌は、色素沈着でシミになったり、奥までダメージが届いてクレーター化したりと、悩みがつきません。
ニキビ跡を改善するには、正常な肌のターンオーバー機能を取り戻し、肌を修復させる必要があります。
塩洗顔は血行を促進し、ターンオーバーを促すので、ニキビ跡の修復にも効果が期待できます。
塩のデトックス効果で、むくみを取って小顔効果も!
顔がむくみやすい人は、血流が悪く、老廃物や余分な水分を溜めこみがち。
塩にはデトックス作用や血行促進作用があるため、余分な水分を排出し、むくみを改善・予防する効果があります。むくみを取り除くことで、フェイスラインがすっきりし、小顔効果も期待できます。
保湿力を高めて、乾燥肌の改善にも!
塩で洗うと、水分が蒸発して乾燥肌を招くのではないかと思いがちですが、実は逆。
古い角質を洗い落とし、正常な肌のターンオーバーを促すことで、肌のキメが整い浸透力がアップします。そこに化粧水や美容液など、適切な保湿ケアを行うことで、肌に潤いが戻り、乾燥肌が改善されるのです。
顔のカビで引き起こされる、「脂漏性皮膚炎」の予防にも!
しつこいニキビと勘違いしやすい、「脂漏性皮膚炎」はカビの一種であるマラセチアが原因で起こります。マラセチアは皮脂を好むため、塩洗顔で皮脂の過剰分泌を抑制することにより、予防効果を期待できます。
塩洗顔の応用編!フェイスパックやオイルマッサージも
塩洗顔だけでは物足りないという人は、プラスαで美肌効果をさらに高めることもできます。フェイスパックやオイルマッサージの方法をご紹介しましょう。
さらなる美肌効果が期待できる、卵白フェイスパック
卵白には天然由来の界面活性作用があるため、皮脂汚れを落とす効果がアップ。
殺菌作用のあるリゾチームや保湿成分のアルブミンも含まれ、塩との相乗作用でひときわ美肌効果の高いフェイスパックが作れます。
- タッパーなどの容器に塩約150gと卵白を加え、よく混ぜ合わせます。
- 1を冷蔵庫で1時間ほど寝かせ、シャーベット状にします。
- 2を肌の気になる部分に塗っていきます。30秒ほどパックしたら、ぬるま湯で綺麗に洗い流してください。
オリーブオイル塩パックのマッサージで保湿&血行促進!
乾燥肌の人は、オリーブオイルを加えてマッサージすることで、保湿効果や血行促進を促すことができます。よろしければ試してみてくださいね。
- 小さじ1杯の塩と小さじ1杯のオリーブオイルを、全体が薄緑色になるまでまんべんなく混ぜ合わせます。
- 1を少量ずつ肌に乗せ、優しくマッサージをしながら肌になじませていきます。
- 全体的になじんできたら、油分が残らないよう、ぬるま湯でよく洗い流してください。
塩洗顔のメリットとデメリットを知っておこう!
話題の塩洗顔ですが、メリットとデメリット両方があります。メリットとしては、
- 塩だけでできるので、経済的
- 薬剤を使うピーリングに比べて、刺激が少ない
- 美容効果が高い
などが挙げられます。
ただ、ピーリングの一種であるので、肌が弱い方は合わない場合もあるようです。
週に一度の手軽な塩洗顔で、むき卵のような美肌を目指そう!
いかがでしたか?今までピーリングにお金と手間をかけていた人は、こんなにも手軽にできるケア方法があることに、驚かれたのではないでしょうか?
ただし、スキンケアの効果は一日にしてならず。地道に継続することが大切です。
週に1回程度で効果が望める塩洗顔なら、ずぼらさんも続けられそうですね。しっかりとケアをして、むき卵のようなツルツル美肌を目指しましょう!
Sponsored Link