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「主婦休みの日」って本当に休めるの?主婦休みの提案

Date:2019.03.11

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「主婦休みの日」って本当に休めるの?主婦休みの提案|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/shuhukyuujitu28394/

主婦の仕事は多岐に渡り、子供が小さいなら24時間年中無休営業している状態です。一般的に勤めに出ていれば土日休みの週休二日、有給休暇有りが多いですよね。

しかし、主婦には確実に主婦業を休める日がありません。家族がお休みの日でも、主婦は毎日やることは同じ、やらなければならないことが減ることはないのです。

そんな毎日忙しい主婦のために「主婦休みの日」があっても良いですよね。ここでは、なかなか声に出して休みたいと言えない主婦のための「主婦休みの日」についてみていきましょう。

※主婦とは、主夫も含まれており、家庭におけるさまざまな雑事や育児を主に担当する女性や男性のことを指します。


本当にある!主婦が堂々と休める「主婦休みの日」は正式な記念日

実は、2009年にサンケイリビング新聞社が「主婦休みの日」を申請し、日本記念日協会が記念日として認定したのです。まだまだ浸透していない「主婦休みの日」とはどんなものなのかご紹介しましょう。

「主婦休みの日」は、1月25日・5月25日・9月25日の年3日

4ヶ月に1回の1月25日、5月25日、9月25日がサンケイリビング新聞社が提唱する「主婦休みの日」となり、正式な記念日なのです。なぜこの3日なのかというと、長期休みの後という共通点があります。

1月はお正月休み明け、5月はGW明け、9月は夏休み明けといった具合に、うれしいはずの長期休みが主婦にとってはいつも以上の大変さになることから、長期休みの後に一息つくために「主婦休みの日」を設けたのですね。

家事という仕事を夫婦(家族)で一緒に考える日

「主婦休みの日」は、主婦がただお休みするだけではなく、家事は家族みんなでするものだという意識を高めるためでもあるのです。

「主婦休みの日」をきっかけにして、いつも親(配偶者)がやっている家事がどんなものなのか体験することはとても大切です。普段当たり前にしてもらっていることに感謝の気持ちを持つことにつながり、親子関係(夫婦関係)を良好に保つことができるのです。

配偶者や子供が家事にチャレンジする日

「主婦休みの日」は、主婦を休んでもらうのですから、主婦業を誰かが代わりにやらなければなりませんよね。

主婦がお休みしても、一日は始まり、掃除はしなければならないし、食事も用意しなければなりません。ゴミの日は待ってくれないし、赤ちゃんだってオムツは汚すし泣き始めます。

日ごろの感謝の気持ちを込めて、「主婦休みの日」には家族で分担して普段任せきりの家事にチャレンジする機会でもあるのです。主婦が主婦業に戻る時に、二度手間にならないようにすることが大切です。

ここでポイントなのが、普段したことのない家事にチャレンジするということであり、普段から自分の身の周りのことはできるようにしておけば、「主婦休みの日」の家事をすることの負担は減り、気持ち良く「主婦休みの日」を取らせてあげることができますよね。

主婦が元気になってニッポンも元気になる日

「主婦休みの日」に主婦が堂々と主婦業を休んで、自分磨きやリフレッシュで有意義な時間を過ごすことで、元気になってもらうことが目的でもあります。

それは、家族の基盤を支える主婦が元気になれば家族が元気になり、そうなると国民全体が元気になり、さらには日本全体が元気になるというプラスの循環が期待できるのですね。

そう考えると、主婦ってすごい!お給料をもらっていないからと卑屈になる必要なんてありませんよね。家族の中心にいる主婦が元気になれば、ニッポンが元気になるのですから。

家事への意識変化が「主婦休みの日」の実現につながる

以上のように、「主婦休みの日」が実現されるにはどうしたら良いのでしょうか?

主婦が全家事育児を担っている前提のように思えますが、普段から家事を家族で分担したり、手伝ったりすること、自分の身の回りのことは自分でする習慣をつけておけば、簡単に「主婦休みの日」は実現されるのです。

当たり前に「主婦休みの日」が取れる環境作り

まだまだ浸透していない「主婦休みの日」を主婦が自分から主張しなくても、社会的に盛り上がりを見せて、世間が当たり前のように容認することで、堂々と休めることができるようになるでしょう。

また、普段から共働き家庭であろうと、専業主婦家庭であろうと、家族が積極的に家事に参加する必要があるのです。子供も配偶者も「自分の身の回りのことができる」という最低限の家事ができるようにしておかなければなりませんよね。

さまざまな企業が「主婦休みの日」に注目し、「主婦休みの日」のランチツアーや
主婦が無理なく参加できるイベントを開催したり、「主婦休みの日」にちなんだサービスの提供や商品を販売したりと、着々と広がりを見せています。

夫婦間で家事認識を変えよう

主婦=専業主婦、女性=家事育児担当という固定概念を変えることが大切です。お金を稼ぐ働き方と、その家族を支える生活の基盤を作る家事は対等であり、決してなくてはならないことであることを認識しなければなりません。

収入の差に関わらず共働きが増えれば、共に家事育児をするというスタイルは当たり前となり、対等な夫婦関係を持つことが大事です。

名前のない家事=気づかれない家事に理解を

家事と言っても、掃除、洗濯、食事、子供の世話と、言葉で表せられる家事らしいことと、こまごました「え?そんなことは一瞬でできるでしょ」というようなことと多岐に渡るのです。

例えば、家族の使用済みの濡れた傘を乾かしてしまうこと、毎日寝室の結露を雑巾で拭くこと、娘の毎日の髪結い、シャンプーの詰め替え、トイレットペーパーの芯を捨てること、加湿器の水補給など些細なことですが、積み重なると相当な時間と労力を費やしているのです。

その一つ一つを家族が気づいてやってくれたらどれだけ楽になるでしょう。家族が気づかずに主婦がやっている名前のない家事がどれだけ多いか、家族は理解すべきです。

家事の手を抜く

どうしても「主婦休み」が取れない場合は、家事の手を抜いてみましょう。休みの日でもしなければならない家事はたくさんあります。完璧にこなすことを諦めて、食事だけでも手抜きをしたり外食にしたり、掃除も一日くらい掃除しなくても大丈夫と割り切ってみてはいかがでしょうか。

家族にも休めない代わりに手抜きをする宣言しても良いかもしれませんね。普段いかにきちんと家事をしているかを解ってもらえる気づきにもなります。

仕事を始める

専業主婦は、仕事を始めるのも一つの手です。自分で自分の首を絞めてしまいそうですが、収入があるという自信は「私も稼いでいるのだから休みくらい取らせてもらうわ!」と主婦を強くするかもしれません。

そして、仕事を始めたら必然的に家族が家事の分担をしなければならない状況になるので、家事についての話し合いをする良いきっかけにもなるのです。

主婦が自然に休める環境を作れば「主婦休みの日」が当たり前になる

まだ、知っている方も少ない「主婦休みの日」をうまく活用してみましょう。以上のように、主婦がお休みする日と言うだけでなく、夫婦や家族間で家事や育児について考える日でもあります。

話し合うよりも、実際に主婦が「主婦休みの日」に休んで、主婦の仕事を体感してもらえば話も早いかもしれませんね。

実際に、配偶者の仕事が忙しくて「主婦休みの日」に休めなかったり、母親業はなかなか休めなかったりとするかもしれません。決まった「主婦休みの日」だけではなく、主婦が「休みたいなぁ」と思う時に休める環境が必要ですよね。

そのためには、家族が協力して家事をしたり、自分のことは自分でやるというスタンスを各個人が持たなければなりません。家事は主婦が担当するものと言う固定概念を捨て、できることは自分でやる、やってもらったことには感謝をするように「主婦休みの日」を使って家事を考え、普段当たり前になっている衣食住を見つめなおす時間を持ちましょう。

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ライター:kaco

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コメント一覧

  • やまつつじ

    主婦の日 賛成。毎月あればいいと思う。
    夫は車の運転以外は、家事参加しない。
    もう疲れたです。

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コメント