出張で本当に必要な持ち物。必要最低限あれば現地調達もできる
Date:2019.01.07
職業によっては、仕事として出張を命じられることがあるでしょう。
慣れている人ならともかく、初めて出張を命じられた人にとっては緊張する出来事になるのではないでしょうか?
大荷物が必要だと勘違いされがちですが、出張でも持ち物を最低限まで減らし、身軽な格好で行くことはできます。
出張慣れしている人ほど「そんな小さなカバンで大丈夫?」と言われるものです。出張に行くのに必要な持ち物と、省略できる持ち物をチェックしていきましょう。
この記事の目次
出張の持ち物は基本「いつもの荷物+宿泊グッズ」
出張とは言え、結局は仕事の延長線上です。基本的にはいつものビジネスバッグに入れているものとほぼ変わらないと思って大丈夫。
いつもの仕事グッズに、プラスして宿泊グッズを持って行けばOKです。つまり出張の際の手荷物はこの2つ。
- 普段のビジネスバッグ
- 宿泊グッズを入れるカバン
行先がよほどの遠方や珍しい土地でないのなら、特に何かを買い足す必要もありませんよ。
いつもとほぼ一緒!ビジネスバッグに入れて持ち歩くもの
ビジネスバッグは出張先で常に持ち歩くものです。宿泊先に置きっぱなしではないので、「常に取り出せる必要があるもの」を入れておきましょう。
絶対に忘れられない必需品
まずは普段から仕事に持って行っている必需品をチェックしましょう。
- 財布
- 健康保険証
- 社員証
- 免許証
- パスポートなどの身分証
- 印鑑
などなど…「貴重品」と呼ばれるものですね。「これは忘れるわけがない」と思っているものほど、出張で荷物が増えると見落としがちです。
カバンやポーチを変えると、特に忘れてしまいやすいです。貴重品は1つの袋に入れるなどして、抜けがないように気をつけておきましょう。
人それぞれで仕事に必要な物
必需品に加えて、いつも仕事で使っている道具も忘れずに持っていきましょう。
- メモ帳やスケジュール帳
- 筆記用具
- タブレットやPC端末
- 端末のバッテリーなど
- 仕事で使う資料
- 名刺
- その他必要な道具
職種によって仕事に使う道具は様々でしょう。着替えは持ってきたのに資料を忘れた…なんてことにならないように要注意。
出張先でどんな道具が必要になるのか、あらかじめメモに書き出しておくと良いですね。必要ならバッグを複数に分け、仕事に必要な道具を入れるもの、必需品を入れるもの…などと分類すると分かりやすいですよ。
出張先でのトラブル回避になる物
出張先が遠い場合、慣れない環境や気候に体調を崩す可能性もあります。大切な場面で身体を壊しては元も子もありませんから、出張先のトラブルに備えて次の物は用意しておきましょう。
- ハンカチ
- ポケットティッシュ
- 折り畳み傘
- 常備薬(酔い止めや頭痛薬、鎮痛剤など)
- 生理用品
車酔いしやすい人や持病がある人は、自分の体質に合わせて薬を用意しておくと良いでしょう。
特に女性は、慣れない土地で急に生理が始まることもあります。周期がまだ遠いとしても生理用品は常備しておいてくださいね。
宿泊に当たって必要な物。着替えや化粧品は省略可能
ビジネスバッグの中身が用意できたら、次は宿泊用のカバンに必要なものを詰めていきましょう。「あれも」「これも」と詰めず、できるだけ必要最低限になるよう、持ち物を削っていくのがポイントです。
出張に持って行きたい宿泊グッズと、持ち物省略の方法をご紹介していきます。
宿泊日数分の服や小物
基本的には、ビジネスバッグと着替えさえあれば大丈夫です。宿泊日数分の服を用意してください。
- シャツ、ブラウス
- 下着
- 靴下
特に1泊2日などの短い出張なら、
- 上着
- 靴
- パンツ、スカート
は同じものでも大丈夫。髪型やアクセサリーなどの小物を変えるだけでも、前日と違う雰囲気を出すことはできますよ。小物なら服と違ってかさばらないので、複数持って行っても大丈夫ですね。
- パーティーなどに参加するためのドレス
- 歩き回るためのスニーカー
化粧品やケア用品など
宿泊先でも身だしなみが整えられるよう、必要最低限の化粧品とケア用品を持っておきましょう。
- メイクポーチ
- メイク落とし
- 洗顔料
- 化粧水や乳液
- ボディクリーム
- 整髪料
- カミソリやシェーバー
- ヘアアイロン
洗顔料や化粧水などは、小さなボトルやケースに移して持って行くと荷物が軽量化しますよ。
ちなみに洗顔料などは、宿泊施設に置いている場合もあります。慣れた物を使いたいなら普段使っている物を用意、こだわりがなければ省略してOKです。
充電アダプタ、ルーターなど
仕事用にタブレットやPCなどの端末を持って行く人は、合わせて周辺機器も忘れずに持って行きましょう。
- 端末やスマホの充電アダプタ
- モバイルルーター
- 電子機器の電源アダプタ
- LANケーブル
充電アダプタなどはコードが長くてかさばるので、ひとまとめにして分かりやすくカバンに入れておくと良いでしょう。「PC用」「スマホ用」などラベルをつけておくと取り出しやすいです。
持って行かなくてもOKなもの
今ではほとんどの宿泊施設にアメニティが用意されていて、以下の物は持参する必要がほぼありません。
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- シャンプー、リンス、ボディソープ
- 洗顔フォーム
- ヘアブラシ
- カミソリ
- ルームウェア
- タオル
- ドライヤー
あらかじめ、宿泊先の公式HPを確認しておくのが無難です。アメニティとして何が用意されているかが記載されていることが多いですよ。
荷物の省略に使えるアイテム
2泊以上の長い出張になるなら、着替えを洗濯するなどして荷物を省略していきましょう。荷物の省略には次の持ち物がおすすめです。
- 小分けの洗濯用洗剤
- 洗濯紐
- 折り畳みハンガー
宿泊先で衣服を洗濯できれば、持って行く衣類を何着か減らせます。宿泊先によっては浴室を乾燥機としても使えるので、事前にチェックしてみてください。
現地によっては持って行きたいもの。環境の変化に注意
もしも出張で慣れない土地に行く場合は、道に迷ったり慣れない気候に戸惑うこともあるでしょう。念のために持っておくと安心な持ち物をご紹介します。
- マスク
- 耳栓、アイマスク
- 虫よけスプレー
- かゆみ止め
- ガイドブック
- ビニール袋
- 裁縫セット
海外など遠い場所に向かうなら特に、気候に合わせて帽子や上着なども用意しておくと安心ですね。事前に現地の天気や気温をチェックしておきましょう。
持って行かなくてもコンビニなどで現地調達は可能
実は出張先に忘れていったor持って行かなかったとしても、コンビニなどで現地調達できるものはたくさんあります。
- 充電器
- シャツ
- 下着
- ガイドブック
- マスク
- 耳栓
金銭的な余裕がある場合なら、現地で調達すること前提で用意すればかなり荷物が軽くなります。
現地調達すると決める前に、宿泊施設の周辺にコンビニやお店があるかよく確認しておいてくださいね。コンビニの他にも、駅や空港、宿泊施設の売店でも色々と調達できますよ。
観光もグルメも楽しめる。万全の状態で出張に行こう
出張は身軽であるに越したことはありません。慣れない土地を歩き回る上に、仕事までこなさなくてはならないので、荷物が重たくては疲れが溜まってしまいます。
持ち物の数を減らすことはもちろんですが、小分けに持って行くなどして軽量化させる工夫もしてみましょう。
現地で買ったお土産を入れることもあるので、カバンの中のスペースには余裕を作っておきたいですね。
せっかく行くのですから、万全のコンディションで動けるように適切な量の準備をしておきましょう。
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