白髪染めトリートメントの効果と使い方。ダメージを与えず簡単!
Date:2017.04.17
「髪は女の命」とよく耳にします。それほど女性にとって綺麗な髪は大事ということです。
綺麗な髪にするため、白髪が出てきたらヘアカラーをしているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、ずっとヘアカラーをしていると髪が傷んだり、こまめにヘアカラーをしないと白髪が目立ってしまうことがあります。
そこで最近、多くの人が使っているのが白髪染めトリートメントです。
テレビCMや雑誌などでも、様々な白髪染めトリートメント商品を見かけるようになりました。
白髪染めトリートメントは、いろいろな口コミがあり内容も賛否両論。そのため、使ってみたいけれど効果や使い勝手が気になるという人も多いようです。
白髪染めトリートメントは本当に効果があるのでしょうか。また、使うにあたって注意したことなどがあるのか調べてみました。
この記事の目次
白髪染めトリートメントはヘアカラーよりも優しい染毛料
そもそも、白髪染めトリートメントとはどういうものなのでしょうか?
市販されているヘアカラー(白髪染め)は色素が髪の内部に入り染まりますが、白髪染めトリートメントは髪の表面に色素が吸着して白髪を染めます。
そのため、髪の内部を傷めないため髪に優しいとされています。
最近は、髪の内部まで色が入るものもありますが、基本的には髪の表面を染めるようになっています。
以前は、白髪染めトリートメントを購入するには通販での取り寄せがメインで、すぐに買えないというデメリットがありました。
しかし、最近はドラッグストアにも多くの白髪染めトリートメントを置いてあるので、購入しやすくなっています。
使う前に知っておきたい白髪染めトリートメントのメリット・デメリット
白髪染めトリートメントは、簡単に使えるため多くの人が使用しています。
しかし、白髪染めトリートメントにもメリット・デメリットがあります。
白髪染めトリートメントを使って「思ったより効果がなかった」「自分が思っていたのと違った」という人は、白髪染めトリートメントのメリット・デメリットを知らないことが多いようです。
白髪染めトリートメントを使う前に、まずメリット・デメリットを知るようにしましょう。
メリットその1.白髪を染めているのに綺麗な髪の毛になる
白髪染め用のヘアカラーには薬品が使われているため、何度も使っていると髪の毛を傷めてしまいます。
しかし、白髪染めトリートメントはトリートメント成分を配合しているため、普通のトリートメントと同じように使いながら髪を染めることができます。
- 髪にダメージを与えたくない人
- ずっとヘアカラーをしていた人
- 髪に艶が欲しい人
上記のような人で白髪を染めたい人に白髪染めトリートメントはオススメです。
また、白髪が生え始めたばかりでヘアカラーをするほどでもないという人も、白髪染めトリートメントが効果的です。
メリットその2.徐々に白髪が目立たなくなる
部分的な白髪の場合、ヘアカラーを使って染めると白くない部分も染まるため「髪を染めた」というのが分かります。
しかし、白髪染めトリートメントの場合、徐々に染まっていくため違和感なく自然に染めていくことができます。
メリットその3.手間がかからず白髪染めができる
白髪染めをする時、市販のカラー剤を使って行うと20~30分時間を置かなくてはいけないため、忙しい人はこまめにヘアカラーをすることができません。
美容院に行って白髪染めをしてもらうとカットやシャンプーを含めると2時間程度かかりますし、またお金もかなりかかります。
しかし、白髪染めトリートメントの場合、5~10分の時間置きで染まるため、忙しい人でも簡単に白髪染めができます。
また、気になる時に染めることができるのでコスパも高くなっています。
メリットその4.髪を傷めず髪自体の補修もできる
普通使う白髪染めは、1剤と2剤を混ぜて使うものです。この白髪染めを混ぜた時に薬品独特のツーンとしたニオイがします。
白髪染めトリートメントにはこのツーンとしたニオイもなく、化学成分も配合されていません。
白髪染めトリートメントの種類によって違いますが、白髪染めトリートメントには次のような成分が配合されています。
- 海藻エキス成分
- 植物由来成分
- コエンザイムQ10
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
そのため、ヘアカラーをしたときのような髪のきしみなども感じることはありません。
メリットその5.白髪や薄毛の予防に繋がる
白髪は加齢によって起こるものと思われていますが、それ以外にも頭皮の環境が悪いと白髪になることもあります。
髪を染めると頭皮にダメージを与えるため、白髪になりやすいと言われていますが、白髪染めトリートメントは頭皮への負担がほとんどないため、白髪を予防することができます。
また、抜け毛も頭皮や髪のダメージによって起こるため、ヘアカラーをすると髪が抜けやすくなるとも言われています。
デメリットその1.1回でしっかりと白髪を染めることができない
白髪染め用のヘアカラーの場合、1回で綺麗に白髪が染まります。しかし白髪染めトリートメントの場合、1回で綺麗に白髪が染まるわけではありません。
白髪を徐々に目立たなくしたい人にはメリットですが、1回でしっかりと白髪を染めたい人には物足りない商品かもしれません。
デメリットその2.シャンプーによって白髪の染まりが悪くなる
白髪染め用のヘアカラーの場合、使うシャンプーはあまり関係ありませんが、白髪染めトリートメントはシャンプーによって染まりに差が出てきます。
- ポリマー配合
- シリコン配合
上記のようなシャンプーを使っている場合、白髪染めトリートメントを使っても染まらないことがあります。
特にポリマー配合のものは髪の滑りが良くなりますが、白髪染めトリートメントはなかなか髪に入らないため染まりが悪くなることもあります。
白髪染めトリートメントの上手な使い方とポイント
白髪染めトリートメントは、日頃使っているコンディショナーやトリートメントの代わりに使い、髪を染めるというものです。
そのため、手軽で簡単と多くの人が使っていますが染まらずに困っている人も多いようです。
商品によって使い方に多少の差があるようですが、今回は基本的な使い方と綺麗に染まる使い方を紹介します。
その1.白髪染めトリートメントの基本的な使い方
白髪染めトリートメントは、多くの種類が販売されています。商品によって多少置き時間などが違いますが、基本的には同じような使い方をします。
白髪染めトリートメントを使うにあたって、まずは基本的な使い方を覚えておきましょう。
- 普通にシャンプーをし、タオルで軽く水気を切っておく
- 髪に白髪染めトリートメントを塗布する
- 始めて使う場合は10分、2回目以降は5分程度時間を置く
- すすいだお湯に色が出なくなるまでしっかりとすすぐ
- タオルで軽く水気を取ってドライヤーで乾かす
上記の5工程で染まりますが、いくつか気を付けなければいけないことがあります。
まずは塗布する白髪染めトリートメントの量です。塗布量の目安は次のようになります。
ショートヘア | ピンポン玉1個分 |
---|---|
セミロングヘア | ピンポン玉2個分 |
ロングヘア | ピンポン玉3個分 |
白髪が多かったり、毛量が多い場合はトリートメントをプラスして塗布しましょう。
塗布した後の時間も決まっていますが、1回目で染まりが悪かった場合は2回目以降も少し時間を置くようにしましょう。
また髪を染める時、素手で大丈夫となっていますが多少色が残ることがあります。そのため、気になる人はビニール製の手袋を使いましょう。
また、手袋がない時は手を濡らして使うと多少色移りを抑えることもできます。
シャンプーで髪を洗う時も、気を付けなければいけないことがあります。それは、使うシャンプーです。
シリコンやポリマーが配合されているシャンプーは成分が髪に残るため、染まりが悪くなる場合があります。
白髪染めトリートメントを使う場合、
- ノンシリコンシャンプー
- 白髪染めシャンプー
を使うと染まりが良くなります。
その2.1回でしっかり染めたい場合は乾いた髪に使う
白髪染めトリートメントは、1回ではしっかりと染めることはできません。しかし、少し使い方を変えると、1回でしっかりと白髪を染めることができます。
急に白髪を染めなきゃいけない時などは、この方法で染めると白髪を回避することができるかもしれません。
- シャンプー前の乾いた髪に白髪染めトリートメントを塗布する
- 10分間程時間を置く
- すすいだお湯に色が出なくなるまでしっかりとすすぐ
- すすぎ終わったらシャンプーをする
上記の方法の場合、シャンプー前に白髪染めトリートメントを使います。そのため、次のような時は行えません。
- 整髪料を使っている
- 大量の汗をかいている
- シリコンやポリマー配合のシャンプーを使った
このような場合は、シャンプーをした後にドライヤーで髪を乾かした後に白髪染めトリートメントを塗布し、10分放置した後に洗い流せば染まります。
その3.髪を温めるとさらに浸透力もアップ
白髪染めトリートメントを塗った後、そのままにしておくのもいいですが、髪を温めてあがるとさらに浸透力がアップします。
白髪染めトリートメントもタオルなどに付くと色が落ちにくいため、100円ショップで販売されているシャワーキャップを使うと簡単です。
- 白髪染めトリートメントを塗布した後、髪をまとめてシャワーキャップをかぶる
- そのまま湯船に浸かる
湯船に浸かると、シャワーキャップの中が温まるので浸透も良くなります。
また、さらに浸透をアップするには、シャワーキャップの上から温かいタオルを巻きつけるとさらに効果がアップします。
その4.根元が染まりにくい場合はクシを使う
白髪染めトリートメントの場合、手を使って塗布するため細かいところに届かないことがあります。そのため、根元が染まりにくいといったこともあります。
何度染めても根元が染まりにくい場合、手でたっぷりと塗布するのもいいですがクシを使って付けると根元にトリートメントを付けやすくなります。
- クシに白髪染めトリートメントを絞り出す
- 白髪が気になる根元にクシを使って塗る
クシでトリートメントを塗布しますが、クシをとかし過ぎるとトリートメントが落ちてしまうので、注意しましょう。
白髪染めトリートメントは正しい使い方をすれば効果を発揮する
白髪染めトリートメントは、髪を傷めたくない人にはオススメのアイテムです。
そのため、白髪染めのヘアカラーをしている人にとっては、染まり具合に満足がいかない場合があります。
白髪染めトリートメントは特性を知って、効果が発揮できるような使い方をすればしっかりと白髪を染めることはできます。
白髪染めトリートメントを使う前には、まず説明を読んでそれでも染まりが悪い場合は、効果的な染め方を試してみましょう。きっと満足のいく仕上がりになります。
髪を傷めない白髪染めトリートメントを使って、いつまでも綺麗な髪を保つようにしましょう。
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