乾燥が原因のシワは自力で撃退できる!毎日やるべきケア方法
Date:2018.05.15
お肌にシワができるのは、加齢だけが原因ではありません。肌にうるおいが足りなくなって乾燥することでも、シワができやすくなってしまいます。
乾燥が原因のシワは、肌を保湿したりダメージから守ることによって撃退できます。
頬や目の周りなどによくできる乾燥ジワは、見た目年齢を老けさせて大変厄介。正しく対処するための方法をチェックしていきましょう。
実はそれも乾燥ジワかも。乾燥でできるシワの特徴
鏡で顔をよく見てみると、気づかなかったような乾燥ジワがいくつも見つかります。「まさかこれも?」と思えるシワが見つかるのはよくあること。
シワは肌のたるみや加齢、ダメージなど…あらゆる原因でできます。だからこそまずは「何が原因でシワができているのか」を把握することが大切です。
- 目や口の周り、額にできている
- ヒビ割れのように細かなシワ
- シワの表面が硬くなっている
- 肌がガサガサと荒れている
こんな傾向が見られるなら、それは乾燥ジワかもしれません。
肌が乾燥すると角質が硬くなるため、角質がひび割れたり角質間に大きくすき間が開いたりして、シワができやすくなります。
心配しなくても、多くの乾燥ジワは肌の保湿と丁寧なスキンケアで治ります!早速、どのようにして乾燥ジワを撃退するのかを見ていきましょう。
この記事の目次
保湿は乾燥ジワの特効薬!積極的にうるおいを与えて
乾燥ジワは、文字通り乾燥が原因。つまり保湿を徹底することで快方に導くことができます。
肌を保湿する場面は意外と多いので、どんなタイミングで、どんなポイントに気を付けて保湿をしていくのかを押さえておきましょう。
保湿すべきは皮膚の薄い部分
乾燥ジワは、できやすい部位とできにくい部位があります。できやすいのは
- 目の周り
- 口の周り
- 額
といった皮膚の薄い部分。
乾燥ジワの撃退で肌を保湿するなら、皮膚が薄くて特に乾燥に弱い部分を重点的に保湿していきましょう。
この部分は保湿することはもちろん、乾燥してダメージを受けやすいので刺激を与えないようにも注意していきたいですね。
化粧水&乳液orクリームで保湿
スキンケア、しっかり行っていますか?毎日行うスキンケアだからこそ、手を抜いていればそれが毎日積み重なって、肌の乾燥ジワを招いてしまいます。
「化粧水のみ」や「乳液のみ」といった保湿のやり方はNG。化粧水で水分補給をした後は、乳液やクリームで蓋をしてしっかり保湿してください。
- お風呂やシャワーの後
- 朝や夜の洗顔後
- クレンジング後
などのタイミングで、保湿を欠かさないようにしてくださいね。
化粧水はコットンパックでしっかり肌に含ませるのも良いですし、ハンドプレスでじっくり馴染ませるのも良いです。どちらでも好きな方法で良いので、保湿ケアを徹底しましょう。
コットンパックの正しいやり方
コットンパックは肌の乾燥を防ぐのにとても効果的な手段ですが、やり方を間違えるとかえって肌に負担をかけ、乾燥ジワを悪化させてしまいます。
コットンパックの適切な時間は10分以下。必ず時間を計って、長くやりすぎないようにしてください。
化粧水によって肌への吸収効率も変わります。水っぽい化粧水ならちょっと早めに、トロッとした質感重めの化粧水ならちょっと長めにすると良いですね。
コットンパックの後は、必ず乳液やクリームで蓋をしてくださいね。
化粧水や乳液に欲しい成分
どうせ化粧水や乳液で保湿をするのなら、より保湿効果の高いものを選びたいですよね。
基礎化粧品の持つ保湿効果の高さは、そこに含まれている成分が左右しています。
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- ビタミンC誘導体
- セラミド
保湿効果が高いほど肌を乾燥から守り、ターンオーバーを促進して乾燥ジワの原因である角質を柔らかくできます。
毎日使う基礎化粧品ですから、成分やその含有量にも注目して選んでみてくださいね。
室内を保湿して乾燥を防ぐ
周りの環境が乾燥していることも、乾燥ジワの一因になります。部屋が乾燥していれば肌も乾燥しますから、いくらスキンケアを徹底しても上手く肌がうるおいません。
加湿器や加湿ペーパーなどを利用して、室内の湿度をコントロールしておきましょう。最悪、濡れたタオルを室内に干しておくだけでも、加湿効果はありますよ。
空気の乾燥しやすい季節などは、特に室内の加湿に注意してください。ただし暑い季節も油断は禁物。冷房や扇風機でも室内が乾燥しやすくなりがちです。
蒸しタオルで手軽に乾燥撃退
美容法の鉄板「蒸しタオル」は、乾燥ジワにも大きな効果をもたらしてくれます。
スキンケアの前に蒸しタオルを顔にあてることで、角質を柔らかくして毛穴を開き、化粧水や乳液の浸透率を底上げすることができます。
低コストで美顔スチームと同じ働きをしてくれる存在です。
- タオルを濡らしてクルクルと巻く
- ラップで包み、電子レンジで30~50秒温める
(タオルの大きさやW数によって調整) - タオルを取り出し、やけどに注意して顔に乗せる
(熱ければ無理をせず、少し冷ましてから顔に乗せてOK)
ちょっとした豆知識ですが、顔に乗せたタオルはその上からラップを置くことで温度を長持ちさせられますよ。
保湿だけじゃない!日頃の対策で乾燥ジワを撃退しよう
乾燥ジワの原因を直接的に撃退するのは保湿ですが、もちろんそれ以外にも乾燥ジワを予防・改善する方法はあります。
逆に言えば、保湿だけでは乾燥ジワを上手く治せないということ。乾燥ジワを治していくための、保湿以外にも気をつけたいポイントをいくつかご紹介しますね。
紫外線対策を徹底する
暑い季節になると気になる紫外線。しっかりUV対策できていますか?
紫外線は肌を乾燥させるだけでなく、バリア機能を弱めてダメージに敏感にする存在です。紫外線を浴びれば浴びるほど、肌から水分が奪われて乾燥ジワができやすくなるのです。
日差しの強い季節にだけ紫外線対策をしている…というのは間違い。
- 曇り空の日
- 雨の日
- 室内の蛍光灯
など、意外なところでも紫外線を浴びるリスクは存在しているのです。
夏だけではなく、いつでも紫外線対策をしておく必要があるということ。顔の日焼け止めは汗やメイク直しで落ちることが多いですから、外出先にも日焼け止めを持って行きたいですね。
洗顔・クレンジングは丁寧に
洗顔やクレンジングの際、「綺麗に汚れを落としたいから」とゴシゴシ肌を擦っていませんか?
- 乱暴に肌を擦る
- 熱すぎるお湯で洗う
- 汚れの落とし残しがある
- 泡立てずに洗顔料を使う
これらは全てNG行為。
洗顔方法を間違えると肌を傷つけてしまい、乾燥しやすくなってシワができたりターンオーバーが乱れたりしてしまいます。
完ぺきに保湿をするなら、洗顔・クレンジングも完ぺきに仕上げたいところ。できるだけ「優しく丁寧に」を心がけてくださいね。
- しっかり泡立てて優しく洗う
- ぬるま湯でしっかりすすぐ
- 洗い残しがないか確認
これさえ出来ていればOKです!
マッサージで血行促進する
乾燥ジワができているときは、マッサージをして血流を促すのも良い方法です。血流が良くなることで肌に栄養が行き渡り、ターンオーバーが促進されて角質が排出されやすくなりますよ。
- クリームやオイル、ジェルを手に馴染ませる
- 顎から耳に向かって輪郭をなぞる
- 目の下から耳に向かってなぞる
- 口から頬を通って耳へなぞる
顔全体の血行とリンパを流し、ターンオーバーを促進していきます。
お風呂の中で行うと、もとから血流が促進されている状態なのでマッサージがしやすいですよ。
なるべく手で顔を触らない
手で顔を触るクセのある人は、乾燥ジワができやすい傾向にあります。
- 目元を擦るクセがある
- よく顔をかいている
- 頬杖をついている
手で顔を触ると水分が持っていかれたり、肌が擦れてダメージを受けてしまいます。雑菌が触れることでバリア機能が下がることも…。
クセになっていると無意識にやってしまいがちですから、よく意識して顔を手で触らないように注意しましょう。かゆみを感じるときは化粧水やフェイスミストで保湿すると、かゆみを和らげることができますよ。
乾燥ジワは地道なスキンケアで撃退も予防もできる
鏡で顔をよく見てみると、乾燥ジワは思ったよりもたくさん見つかります。見つかると悲しくなるのですが、乾燥ジワはできやすい分改善もしやすいのが特徴。
肌の保湿とダメージケアを徹底して毎日繰り返していれば、自然とシワは消えていきますよ。
乾燥ジワはメイクで隠すだけでなく、根本的な原因から解消していきましょう。一瞬で消すことは難しいですが、地道な努力で着実にシワを改善・予防できますよ。
シワ一つなくなるだけで、見た目の印象は一気に若返ります。メイクに頼らなくても自信を持てる、若々しいすっぴん肌を手に入れてください!
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