有意義な休日の過ごし方4つのコツ。ダラダラ・後悔ループ回避!
Date:2017.04.10
せっかくの休日に、「今日も何もできなかった……」と落ち込んでしまう。
そんな悩みでため息をついている、そこのあなた。
平日には「あれもしよう、これもしよう」と思っていたのに、いざお休みの日になると昼すぎまで起きられず、そのままベッドの上でダラダラ……気がつくともう夜、なんてこともあります。
「今日はダラダラしよう」と決めて休むなら気分も良いのです。でも、「有意義なことをしたい」と思っていたのに何にもできず、なんとなく一日が終わる。そんな日の、あのむなしさ。
それなのに「なんだか全然休んだ気がしない」という、謎の疲労感。
つらいですよね。
そんなネガティブなループから、小さなアクションでおさらばしましょう!
何かを「やらなくちゃ」と思いながらダラダラしてしまうと、かえって気持ちが疲れてしまい、休息になりません。それに度を超えた寝過ぎも、頭痛やだるさの元になります。
そこで今回は、「ダラダラ・自己嫌悪のループから抜け出して、有意義な休日を過ごす方法」について、具体的なコツをお伝えします。
では、早速いってみましょう!
この記事の目次
コツ(1)やる気スイッチを入れる「ワンアクション」
どこかにあるはずの「やる気スイッチ」、自分のはどこにあるのかな……。本気で悩んでしまう人、少なくありません。
ダラダラ過ごしてしまう休日には、このやる気スイッチがなかなか入らないのですよね。
やる気がなくても起こせる、ラクな「ワンアクション」を決めておく
そこでぜひやってみてほしいのが、「やる気がなくてもワンアクション起こす」という方法。
これは、脳科学的にも理にかなった方法なんです。
人のやる気を司っている脳の「側坐核(そくざかく)」という部位は、放っておいても決してやる気になりません。
ところが、どんなに小さなことでもいいので何か一つ行動を起こすと、やる気ホルモン「ドーパミン」をどんどん分泌し始めます。これは「作業興奮」と呼ばれる、脳の働きの一つです。
「やる気スイッチを入れるアクション」でおすすめなのは、自分にとってハードルが低く、やる気ゼロのときでも比較的ラクにできるもの。
たとえば、こんなワンアクションはどうでしょう。
- ベッドから起き上がって伸びをする
- キッチンへ行って水を飲む
- 布団をたたむ(ベッドなら布団やシーツを整える)
- 窓を開けて天気を確認する
- ゴミをひとつゴミ箱に捨てる
- 溜まった洗い物のうち、コップを一つだけ洗う
- 顔を洗ったタオルを洗濯機に入れる
このように、起床時に行うワンアクションは、布団を出るきっかけにもなります。
家事に関するワンアクションは、「ちょっとだけ」やってみることで脳の側坐核を刺激します。
ワンアクションを意識することで、面倒な家事のハードルも大幅に下げることができます。
おすすめしたい休日朝の「楽しいアクション」
朝きちんと起きて気持ちよく過ごすことができれば、ダラダラ・自己嫌悪ループからはもう抜け出せたも同然です。
そこで、休日の朝におすすめなのが「楽しいアクション」。
自分の好きなことや、気持ちいいことを、休日の朝にやるのです。たとえば、
- 美味しいコーヒーを飲む
- 好物を朝ごはんに食べる
- 清々しい空気の中を散歩する
- お風呂に入る
- 本を読む
などなど。ぜひ、思いつくだけ書き出してみてください。
楽しみの時間を、まず朝に設けてみましょう。起きるのまで楽しくなりますよ!
「起きてすぐ着替える」は簡単かつ効果絶大
もう一つ、簡単で、かつ効果絶大な休日朝のアクションがあります。
それは、「起きてすぐに着替えること」。
だからこそ、有意義に過ごしたい日は朝イチで着替えるんです!
着替える前はちょっと面倒に感じるかもしれませんが、着替え始めてしまえばそんな気持ちはすぐ忘れます。
着替えが終わる頃にはすっきり目が覚めて、布団に逆戻りする気も消えてしまいますよ。
そのまま玄関を開け、外に出て伸びをしてみるのもおすすめ!これで完璧、アクティブな一日のスタートです。
コツ(2)ダラダラの元凶「時間泥棒」を排除する
ダラダラしてしまうのは、寝起きだけではありませんよね。
日中、勉強や掃除をしようと思っていたのに、何もせずいつのまにか夕方になってしまった……。そんなときの「何もせず」は、言葉どおりじっと座っていたわけではないはずです。
貴重な時間を奪っていった「時間どろぼう」を見つけ出し、対処しましょう。
- スマホゲーム
- ネットサーフィン
- SNS
- なんとなくつけっぱなしのテレビ
これらがあなたの有意義な休日を邪魔しているなら、対応が急務です。
早急に、次のような対策をとりましょう!
- スマホをベッドの遠くに置く
- ゲームやSNSは1回につき何分までと決める
- タイマー(アラーム)を使って管理する
- テレビは録画して見たい番組だけを見る
これで時間があいたはず。ダラダラの代わりに、本当にやりたかったことをやりましょう。
コツ(3)メリハリが気持ちいい!「やりたいこと」の見つけ方
有意義な休日を過ごせないのは、とくに「やりたいこと」がないから……という場合もあります。そう、「有意義な一日」を過ごすには、今日これができた!という達成感も大事なのです。
したいこともすべきこともなんにも無い状態では、朝起きるのも張り合いがありませんよね。
そういう場合はまず、「休日の予定」を軽く決めましょう。軽くでいいんです。
平日は「休日にやりたいこと」をメモしておく
「部屋が散らかってて気になるなぁ。今度の休みは掃除しよう」
「新しくできたカフェ、素敵。今度の週末行こうかな」
平日にはこんな風にぽんぽん浮かぶ、「休日の予定」。でもいざ当日になると、忘れてしまっていませんか?
思い浮かんだことは手帳などにメモしておいて、休日に実践するのが吉!
金曜の夜に手帳を開いて「明日は何をしようかな?」とメモの中から選ぶのは、とても楽しい作業ですよ。
資格取得・副業など〆切のある目標をつくる
休日を有意義に感じるためには、目標をつくるのも効果的です。
興味のある分野で、
- 資格取得のための勉強
- 語学試験の勉強
- 副業
- 起業の準備
など、やりがいと〆切のある目標を(必要がなくても)作ってみると、休日の予定が自然と生まれ、生活にグッと張り合いが出てきます。
その分野への興味が深まれば、図書館や本屋で本を選んで読書する時間も欲しくなります。もう「ダラダラするしかやることない」なんて言っていられなくなるはずです。
「起床」と「ご飯」の時間だけでも手帳に書き込む
興味も何も思いつかない、というときは、「起きる時間」と「朝・昼・夜のご飯の時間」だけでも決めて、スケジュール帳に書き込みましょう。
午前中はダラダラしても、お昼ごはんの時間が来ればご飯の用意をしなくてはいけません。すると、前述の「作業興奮」により脳のやる気スイッチが入ります。
お昼を食べたら「洗濯でもしてみようかな」という気になっているかも。そうしたら動けば良いですし、「やっぱりまだダラダラしたいな」と感じたら、夕ご飯の時間まで思う存分休養しましょう。
食事の時間を決めることで、一日を何度かに区切ることができます。リズムが生まれ、有意義な時間の手応えを感じやすくなりますよ。
コツ(4)有意義な週末のため「金曜日の過ごし方」を変える
「月曜から金曜まで働いて、土日は休み」という人は、金曜日の夜に夜更かししていませんか?
不定休の人も同様に、お休みの前の日の夜は、つい遅くまでお酒を飲んだり仲間とはしゃいだり、身体に無理をしてしまっていませんか?
「有意義な休日」というビジョンを叶えるためには、その前日の過ごし方もとても大事です。
金曜の夜はあえてどこにも寄らず、早めに帰ってよく休む。そんな習慣を心がけてみましょう。
とくに、気乗りのしない飲み会などは断りましょう。会いたい人には、お休みの日にゆっくり会えば良いのです。
金曜の夜こそ早寝するのが、有意義な休日への近道です。楽しみは翌日の朝に持ち越しましょう!
良い休日がより良いウィークデイを作る!
満足感のある休日を送ることができれば、心も身体もしっかりリフレッシュできます。悶々としながら寝ているよりも、すっきり元気になれるはず。
ただし、頑張りすぎず、根詰めすぎず、適度に息抜きしながら過ごしてくださいね。
あなたの次のお休みが、有意義で素敵なものになりますように!
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