スマホ依存症の治し方。スマホで時間を無駄にしないための17の方法
Date:2017.09.20
スマホは確かに便利な道具ですし、今やパソコンやスマホなどの機器なしで生活するというのはもはや考えられません。
少し前まではインターネット依存症でネットサーフィンがやめられないという状態が問題になっていましたが、今やスマホ依存症に陥る人が増え、スマホから離れられなくなってしまっています。
そんなものに振り回されて人生を無駄遣いしないための17の方法をご紹介します。
自分の意思ではどうにもならない依存症
スマホ依存症になってしまうと、自分の意思だけでスマホを断ち切るのは相当難しいです。理屈ではいけないとわかっていても、それがやめられないのが依存症だからです。
例えばオンラインゲームなどをやっていると、戦いに勝ったり高得点を得ることでエンドルフィンやドーパミンなどの脳内物質が分泌されますが、これらは脳内麻薬とも呼ばれるもの。
パチンコや買い物依存症などと同じで、これらが分泌されることで幸福感や高揚感を得られるので、脳がそれを覚えていてまたその行為に走ってしまうんですね。
だからスマホをいじることをやめられなくなるのです。
スマホ依存症の治し方・17の方法
スマートフォン依存症(携帯電話依存症)は、24時間スマホをいじっていないと落ち着かない、それがないと日常生活に支障をきたすほどの依存状態をさします。
生活を便利にするための道具に翻弄されるなんてばかばかしいと思いませんか。そんな状態からは一刻も早く抜け出しませんか。
スマホ依存を克服するための対策をご紹介します。
1.少しずつスマホをさわる時間を減らす
1日のうち、スマホを使わなくてもいい時間帯はあるはずです。使用時間を少しでも制限することでスマホ依存から脱却できます。
少なくとも、
- 食事中
- 入浴中
- トイレ
など、スマホが必要でないところにスマホをおかない、持っていかないようにしましょう。
2.アプリを使ってスマホから離れる
強制的にスマホを使えなくするアプリもあります。どうしてもスマホをさわりたくなってしまう人は、スマホをさわっても操作できないようにしてみましょう。
- Forest
- スマホにさわらなければ木が育つ、というアプリ。スマホ禁止時間は30分から最大2時間まで設定可能です。Andoroido、iPhone共に対応。
3.予備バッテリーを持ち歩かない
スマホ依存症の人は、いくつもの予備バッテリーを持っていて、絶対に充電が切れないようにしていると思いますが、予備のバッテリーなんか持っているからさらに長時間使うようになるんです。
表示されている電池量でやりくりするようにする工夫が必要です。そうしなければスマホ依存症から抜け出せません。
充電が切れたらそれまで。それ以降は使えなくても仕方ない、と予備バッテリーも捨ててしまいましょう。
4.ちょっとした外出時にスマホを持っていかない
例えば近所のスーパーへの買い物。スマホがなくても買い物は出来ます。すぐに戻ってくるんですから。
だからちょっとした外出の時はスマホをおいていきましょう。
5.手の届くところにスマホをおかない
スマホ依存の人は寝る直前までスマホを見ていますよね。ブルーライトの影響で睡眠障害になる人もいますから、単に睡眠時間が減るだけでなく、本当に健康に良くないんです。
まず寝室にスマホを持ち込まないこと。特に枕元に置くのは良くありません。朝からスマホをみるきっかけを作ってしまいます。
目覚ましはスマホではなくて目覚まし時計を使えばいいのです。
起きている時も同じ。スマホが常に視界に入るところにあるから使いたくなるんです。使わなくて済むように、バッグの中にでもしまっておきましょう。
6.電源を切っておく
目の前にあれば使いたくなりますが、電源が入っていなければ、電源を入れるところからやらないといけないので面倒ですよね。
少しでも使わないきっかけになりますから、電話をかける、メールをするなどの用事がない時には電源は切っておきましょう。
7.ポケットに入れず、すぐ使えないようにバッグにしまう
外出した時など、すぐに使えるようにポケットにスマホを入れている人も多いと思いますが、それがスマホを手にするきっかけになるので、バッグの奥にしまっておきましょう。
取り出しづらければ使う頻度も少なくなるでしょう。
8.アプリの通知機能をオフにする
通知がくれば何かコメントやメッセージがあったのかなと気になって、画面を見たくなってしまいます。それは仕方のないことだと思います。
ですから、通知そのものが来ないように、機能をオフにしておきましょう。
特に、仕事中はSNSなど必要ありませんよね。通知が来たら見たくなるでしょう。通知機能をオフにしておけば仕事に集中できます。
会社に着いたら通知をオフにしましょう。必要のないことに患わされないようにする工夫の一つです。
9.よく使ってしまうアプリはひとまとめにする
ゲームやSNSなど、よく使うアプリはフォルダを作ってひとまとめにしておきましょう。そうすることで開くのにひと手間かかり、使うのが面倒になってくるはずです。
すぐに開けないようにすることで、いちいちフォルダを探すのが面倒だ、となればしめたものです。
10.中毒性のある無駄なアプリは消す
スマホが大好きな人は無駄なんかない、と思うかもしれませんが、端から見たら無駄でしかないアプリはたくさんあります。
ゲームのアプリはいったんすべて削除しましょう。
11.人といる時はスマホのマナーを守る
意外と多いと思いますが、目の前に友達がいるのにスマホに夢中になってろくに会話もしていない人。人といる時にスマホをいじるのは非常に失礼です。
人前では緊急の用がない限り使わないのがマナーです。親しい相手なら、もし無意識のうちにスマホを見てしまった時に注意してもらうのもいいでしょう。
12.音楽は別のプレーヤーで聴くようにする
音楽をスマホできいていると、曲を変えようとした時にさわるきっかけを作ってしまいます。
そうすれば少しでもスマホを遠ざけておくことが出来ます。
13.従量制のプランに変更する
たいていの人はパケ放題と呼ばれる使い放題のプランにしていると思いますが、それを変更してみましょう。
従量制だと使った分だけ支払うことになりますが、毎月「○GBまで使える」という通信量を決めておけば使いすぎてものすごい請求書が来るということもありません。
14.スマホではなくガラケーにする
これはなかなか決断が難しいかもしれませんが、これまでご紹介した方法ではどうにもスマホ依存を抜け出せないという場合は、思い切ってガラケーに戻してみましょう。
ガラケーなら使えないアプリも多く、必然的に使う時間が減って依存から脱却できる可能性が高いです。
15.家族や友人に協力してもらう
依存症は意思の力ではどうにもできないもの。理屈ではいけないとわかっていても、理性で気持ちをコントロール出来なくなるのが依存だからです。
それには、スマホ依存症を脱したい!ということを周りの人に宣言するのもひとつの方法です。
そうすれば、メールやLINEの返信が遅くても心配されなくて済みますし、「早く返信しなくちゃ!」と思わずに済みますよ。
16.他に楽しめることを見つける
スマホに依存してしまうのは、今他に楽しめることがない、というのも原因の一つでしょう。それなら、
- 一人でも楽しめる趣味
- スポーツなど誰かと楽しむ趣味
など、新しいことに挑戦してみませんか。
画面を眺めているだけの時間よりも、現実の世界にはもっと楽しいことが溢れているということを思いだして欲しいです。
17.カウンセリングを利用する
それでも依存から抜け出せなかったら、思い切って専門家の力を借りましょう。
どうしても自分では断ち切れない、色々試したけど効果が出ないと思ったら早めに病院で治療を受けることです。
放置すれば、
- 自律神経失調症
- うつ病
などの症状が出てくる可能性もあるからです。病院へ行くことは決して恥ずかしいことではありません。
認知行動療法など、その人に合った方法でスマホとの関係を見直していきます。
スマホに依存しないために
自分が依存症であることを自覚すること、これがまず大事な一歩です。
そして、なぜスマホがないと落ち着かないようなことになってしまったのか、自分なりに原因を考えてみることも必要でしょう。
今の人間関係を見直すきっかけにもなるかもしれません。レストランなどで誰かと一緒にいるのに会話もせずにひたすら画面を見ているなんて異様な光景です。でもそれすらおかしいとは思わなくなってしまうのですよね。
今目の前で実際に起きていることに、もっと意識を向けませんか。
スマホに依存するほど、人とのコミュニケーションが取れなくなっていきます。スマホと家族や友達、どちらが大事かよく考えてみてください。
道具に使われることのないように!
今やインターネットなしでは私たちの生活は成り立たないかもしれませんが、スマホはなければないでどうにかなるものです。
スマホが悪いのではなく、スマホの使い方が良くないのです。スマホは使いこなすものであって、支配されるものではありません。
最初はどの方法も難しいかもしれませんが、脳が慣れるまでがんばってみてください。
スマホを本当の意味で便利な道具として使えるように、スマホ依存症から脱却しましょう。
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コメント一覧
色々な方法があって凄いなあと思った。これからもそれぞれ工夫をしていきたいですね
スマホ依存は身を滅ぼす。魔王みたいなきゃつらや。