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赤ちゃんの暖房器具の選び方と使い方のポイント

Date:2019.02.05

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赤ちゃんの暖房器具の選び方と使い方のポイント|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/suto-butyuui2808/

自律神経が未発達で体温調節がまだできない赤ちゃんには、寒い季節になると安全で快適な暖房器具が必要です。服装の調節もしながら暖房をうまく使い、快適に過ごせるようにしてしてあげたいですよね。

赤ちゃんが冬の室内で過ごす最適な室温は約20℃~30℃、湿度は約40%~60%と言われています。この快適な室内空間を維持できる暖房器具はどんなものがあるのでしょうか。温度計や湿度計を用意して確認することも必要ですね。

ここでは、赤ちゃんにとって最適な暖房器具を選ぶためのポイントとおすすめ暖房器具をご紹介しましょう。


赤ちゃんの暖房器具を選ぶポイントをチェック!

赤ちゃんの暖房器具を選ぶために、気をつけたいポイントをチェックしておきましょう。

成長段階に合わせて選ぶ

最初から赤ちゃんに最適な暖房器具を揃えるのが難しいならば、それなりの対策をして徐々に赤ちゃんの成長段階に合わせて暖房器具を揃えていきましょう。

0ヶ月~3ヶ月のねんねの時期
移動することなく寝ている状態で手足をばたつかせる程度なので、どんな暖房器具でも使うことはできますが、暑くなりすぎないようにすることと乾燥には気をつけましょう。
4ヶ月~5か月の寝返りの時期
寝返りをうち始めると、どんどん行動範囲が広くなってきます。ゴロゴロと転がったりいつ動き出すかわからないので、周囲に危険なものを置くことができなくなりますよね。暖房器具も赤ちゃんの近くに置かないようにしましょう。
6ヶ月~8ヶ月のお座りからハイハイ時期
お座りできるようになって視界が広がり、ハイハイできるようになって好きなところへ移動し行動範囲が広くなってくると、気になるものには近づきたくなり触りたくなります。

転倒しやすいような暖房器具や熱くなる暖房器具は使わない方が安全です。

9ヶ月~つかまり立ちやヨチヨチ歩き時期
つかまり立ちし歩き出すと、ますます好奇心が旺盛になり、何にでもつかまり移動しようとするようになります。

安全対策で暖房器具を囲っていたガードにももちろんつかまったり、中に手を入れたりするようになるでしょう。柵で囲わなければいけないような暖房器具にもより注意が必要です。

安全性で選ぶ

赤ちゃんの暖房器具は、安全性第一で選ぶ必要があります。

表面が熱くなる暖房器具は避ける
石油ストーブや電気ストーブなど表面が熱くなる暖房器具は、赤ちゃんが触ったり触れたりする可能性があるので、避けた方が無難です。

どうしても使いたい場合は、赤ちゃんから離れた場所に設置し、暖房器具周りにガードを設けたりと赤ちゃんが誤って触らないような対策を講じましょう。
一酸化炭素中毒になる可能性のある暖房器具は避ける
石油ストーブや石油ファンヒーター、ガスストーブやガスファンヒーターなどは、乾燥なく部屋全体を温めることができますが、表面が熱くなったり、不完全燃焼があると一酸化炭素中毒の可能性があるので、赤ちゃんがいる家庭ではおすすめできません。

どうしても使いたい場合は、換気をしながら部屋全体を温めてから消し、他の暖房器具で保温するなどの組み合わせで使うと良いでしょう。

また、簡単に手を入れられない柵や吹き出し口用のガードを取り付けるなど、赤ちゃん対策グッズも豊富に揃っているので、暖房器具に合った対策を十分すぎるくらいしておかなければなりませんね。

転倒自動停止機能があるもの
赤ちゃんがハイハイしたりつかまり立ちをしだしたら、表面が熱くない暖房器具にも手をかけて転倒させる危険性があります。不安定な形状のものや軽めの暖房器具は赤ちゃんでも倒せてしまう可能性があります。

もちろん、赤ちゃんの近くに暖房器具を置かなければ良いのですが、何かの拍子で暖房器具が転倒した場合、自動で停止する機能が付いているものが安心で安全ですよね。

チャイルドロック機能があるもの
表面が熱くならない暖房器具は赤ちゃんが触る可能性があります。赤ちゃんが触っても大丈夫なように誤作動を防ぐチャイルドロック機能が付いているものを選ぶと安心ですね。
加湿機能付きのもの
暖房を使うとなると乾燥対策は必要です。冬場の乾燥は風邪やウィルスを引き起こす原因にもなるので、乾燥しすぎない対策をするには加湿器を使うことになります。

しかし、暖房器具と加湿器を一部屋に置くとなるとかなりのスペースを使うことになります。狭い部屋やあまり使うことのない部屋には、加湿機能が付いた2in1の暖房器具が便利ですよ。

赤ちゃんに最適な暖房器具はコレ!さらに快適に使う方法

赤ちゃんに最適な暖房器具をさらに快適に使えるようアドバイスと共にご紹介しましょう。

エアコン

広く部屋を暖められ、赤ちゃんが触ることのない高い位置にあるので、安全に気楽に使うことができます。

ただ、赤ちゃんを床に寝かせたりすると上方ばかり温めるエアコンの恩恵を受けることができないので、床に寝かせる場合は、赤ちゃんの周りを温める暖房器具が別に必要になります。

また、ドアや窓の隙間から風が入ってくるのを防ぐ対策をするなど、床近くの赤ちゃんの防寒対策が別に必要となりますね。

ここを注意して快適に!

  • 乾燥しやすいので、加湿器を常設する。
  • サーキュレーターを使って、温風を循環させる。
  • 定期的にエアコン掃除をして、ほこりやカビを巻き散らさない。
  • 直接赤ちゃんに温風を向けないようにする。

床暖房・ホットカーペット

赤ちゃんは床との距離が近く、冬でも裸足で過ごすことも多いので、床が温かいと快適に過ごすことができます。

ただし、床暖房やホットカーペットの上で寝かせると、低温やけどの恐れがあるので、寝かせる場合は布団を敷いた上で十分乾燥には気をつける必要があります。

床の上にコルクを敷くと熱の伝わり方がやわらかくなるので、低温やけどを回避できます。その他にも床暖房対応の敷物を使うのをおすすめします。

ここを注意して快適に!

  • 床暖房の温度設定に気をつける。
  • 床に直接寝かせない。
  • 乾燥しやすいので、加湿器を常設する。

オイルヒーター

内部で温められたオイルを循環させることで、じわーっと部屋全体を温める暖房器具です。速暖性はなく、ほんのりと温かくなるといった感じです。直接的には温かさをそんなに感じられませんが、空気を汚さず乾燥させないので、赤ちゃんのいる空間には心地の良い暖房となります。

オイルヒーターの表面温度はほんのり温かいくらいで危険性は少なく、温風を吹き出さないので、ほこりを舞い上げる心配もなく、赤ちゃんには最適な暖房器具といっても良いでしょう。

ただし、長い時間触っていると低温やけどの可能性があるので、赤ちゃんが動き始めたらガードが必要になります。

ここを注意して快適に!

  • 低温やけどの可能性があるので、赤ちゃんの近くに置かない。
  • 早くにセットしないとなかなか温まらないので、タイマーを活用すべき。

遠赤外線パネルヒーター

部屋を暖めるには時間がかかりますが、空気が汚れず持ち運びが容易にできるので、授乳時などに便利です。発熱部分がパネルで覆われているので安全性は高く体の内側まで温めてくれるような温かさです。

ここを注意して快適に!

  • 長時間使用すると電気代がかさむので、ピンポイントで使うと良い。
  • 他の暖房器具と組み合わせて使うと良い。

セラミックファンヒーター

スイッチを入れるとすぐに温風が吹き出し、速暖性があります。部屋全体を温めるにはパワーが足りませんが、浴室など狭い場所を暖めるには最適でしょう。

空気を汚さずコンパクトなので、コンセントのある場所に持ち運べて手軽に使うことができます価格が安いのも魅力的ですね。

ここを注意して快適に!

  • 乾燥しやすいので、加湿器との併用がおすすめ。
  • 電気代が高いので、ピンポイントに使うと良い。

暖房器具を組み合わせて使うことで、快適な赤ちゃんの住空間を作ろう

赤ちゃんは言葉を発しないので、寒いのか暑いのかわからずつい過剰に温度設定してしまいがちですが、赤ちゃんは手足で体温調製するので、部屋の温度を上げすぎてしまうと手足から熱を放出できず体温調節しにくくなってしまうのです。

よって、暖房器具にばかり頼らずに、靴下やミトンなどを使って防寒し、部屋の温度を高くしすぎないように注意することも大切です。

就寝時には寝具を電気毛布や湯たんぽで温めておいたり、スリーパーを着させるなど、暖房以外のグッズをうまく使って防寒対策をすれば、赤ちゃんにとって心地の良い睡眠を取ることができるでしょう。

暖房器具にはさまざまな種類があり、メリットデメリットを併せ持っています。自分の家庭にしっくりくる使い心地の良いものをうまく組み合わせて、それぞれの機能が発揮できる使い方で赤ちゃんが快適に過ごすことができるよう工夫できると良いですね。

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赤ちゃんの暖房器具の選び方と使い方のポイント|【女性の美学】
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ライター:kaco

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