初対面の人と緊張せず楽しく会話するコツ。苦手意識を克服!
Date:2016.08.04
初対面の人に会うときって、とても緊張しますよね。
相手がどんな人で、自分や周りをどう思っているのかが全くわからないので、初対面の人と接するときは常に手探り状態です。
なかなか上手なコミュニケーションをとりづらいのが初対面の相手ですが、できることなら楽しい出会いにしたいですよね!
知らない人と話すことに緊張してしまう人や、逆にわくわくし過ぎてお喋りが過ぎてしまう人。
どんな人でも初対面の人と楽しく会話をするコツをお教えしちゃいます!
初めて会う相手にまずは良い第一印象を持って貰う
大人になればなるほど、初めて出会う人と会話をする場面は増えてきます。例えば
- これから一緒に仕事をしていく人
- 友人・知人の紹介で出会う人
- 何かを依頼する・される人
- 恋愛のパートナーになるかもしれない人
など、自分のこれからの未来を左右していく大切な出会いも少なくはありません。
第一印象は自分が一番最初に相手に与える印象であり、尚且つ失敗の許されないたった一度きりの場面です。
第一印象が人に与える影響はとても大きく、もしも第一印象で不快感や嫌悪感を抱かれてしまうとなかなかそれを覆すことはできません。
逆に、第一印象さえクリアしてしまえばその後も良好な関係を築けるということです!
初対面の人に与える第一印象で、「これだけは覚えておきたい」という3つの点があります。
清潔感のある印象を持って貰う
清潔感のある人に不快な感情を抱く人はいません。清潔感のある人は、見た目に気の遣える人であるということを示しています。
- 自分を外から見ることのできる客観性
- 細かなところにも気を抜かない丁寧さ
- TPOを考えられる常識性
があります。そのため、初対面の人にもより好印象を持ってもらえるのです。
逆に、不潔な感じのする人には「あまり近づきたくない」と思う人が大半です。見た目に気を使えない人ということは「見た目以外のところにも気が使えないのでは?」と思われてしまいます。
- 髪の毛がボサボサである
- 着ている服に皺や汚れがある
- 靴やカバンがボロボロである
- 爪が伸びている・爪の中に垢や汚れが溜まっている
- 服装のコーディネートがバラバラで合っていない
などが挙げられます。
特に爪の垢など、自分でも気が付いていないようなところを人に見られていることは多くあります。
思わぬところから悪印象を持たれてしまうこともあるので、家を出る前にしっかり鏡で自分の姿をチェックしましょう。
ため口はなるべく使わない
初対面の人と言っても、事前にアポイントメントを取っている場合なら相手の年齢や職業をあらかじめ知っておくことができますよね。
しかし、事前に相手の人が年下、または同年齢だとわかっているからと言って第一印象からため口で話すのは危険です。
初めて会う人には適切な距離感と礼儀が大切です。一概に「ため口が悪い」とは言えませんが、ため口を使われたときに
- 馴れ馴れしい
- 上から目線・偉そう
といった印象を持つ人が大半です。
相手の年齢や立場には関係なく、「一人の人として相手を尊重する」という意味でも初対面からいきなりため口を使うのは避けましょう。
出会ったらまず挨拶をして、次に笑顔を見せる
知らない人と初めて会うときには誰もが緊張しています。「人が緊張する」という状態の中には、若干の警戒心も含まれています。
警戒されたままではコミュニケーションを円滑にとることが難しいので、まずは自分から挨拶をして、笑顔を見せましょう。
更に、笑顔をプラスすることで「明るさ」をアピールできるため、より好印象を持って貰うことができます。
もしも無表情だと、何を考えているかわからないし不機嫌そうな印象を持たれてしまいます。逆に笑顔なら、「楽しい」「明るい」といった印象を持って貰えます。
また、最初の挨拶で「声が小さかった」「噛んでしまった」などの失敗をしてしまっても、次に見せるニッコリ笑顔でマイナスイメージを挽回することができます!
どんなに緊張する場面でも、「とりあえず笑っとけ」の精神でいきましょう。笑顔さえあれば悪い印象を持たれる確率をぐっと減らせます。
初対面の人との会話の話題の見つけ方
初対面の人と会話をするとき、話す内容で悩む人が多いのではないでしょうか?
初めて出会う人が相手だと、相手がどんな会話を待っているのか、どんな会話がNGなのかが全くわかりません。
思わぬところで地雷を踏んでしまう可能性だってあるわけですから、つい臆病になって無口になってしまう場面もあるでしょう。
どんなことを話せば良いのか、どんな風に話題を見つけたら良いのかのヒントになりそうなポイントをご紹介します。
自分と相手の共通点を見つけてから話題を考える
何も知らないでいきなり話題を見つけようとするのは至難の業です。
そこで、無難な話題を見つける重要なポイントとなるのが「自分と相手の共通点」です。
例えば相手の靴と自分の靴が同じブランドのものだったら、そのブランドのことを話題に出しても相手は嫌な顔をしませんよね?
- 同じ仕事をする場合
- 共通の友人・知人がいる場合
- 持ち物に共通のものがある場合
…「このお仕事、初めてなんですよ。昨日から緊張してるんです」
…「Aさん、犬を飼い始めたらしいんですけど聞きました?」
…「そのスマホ、私のと機種が同じですね!私、これ未だに使いこなせてないんですよ」
といった会話ができます。
どうしても共通の話題が見つからなければ、
- 天気や気候の話
- 景気の話
- 芸能やメディアの話
も使えます。特に天気はお互いに必ず共通した話題ですから、深く掘り下げて話すことはできなくても最初のきっかけには十分なります。
何かの会話をすることで、相手のことをより知ることができます。相手のことを知ることができたら話題探しも一気に楽になりますよ!
聞き手に徹する
自分から話すよりも先に、相手の人からお話をしてくれることもありますよね。そういった場面では無理に自分が話そうとせず、極力相手の話を聞くことに徹しましょう。
自分が聞き手になるとき、次のことを意識してみてください!
- オウム返しをする
- 例えば
相手「今日の夕飯はカレーなんですよ」
自分「カレーなんですか」
といったように、相手の言った言葉をそのまま返しましょう。オウム返しをすることは、ただ相槌を打つのと違って「あなたの話をちゃんと聞いてますよ」というアピールをすることができます。
- 相手の話の中からキーワードを見つける
- 相手が何かを話しているときは、ただ内容を理解しようとするだけでなく相手がどんなことを話したいのか、どんな話題が好きなのかを把握しましょう。
相手が何を話したいかが分かれば、相手の欲しい答えや質問を返すことができます。また、相手の好みが少しでも分かれば次の話題を見つけるヒントにもなります。
- 相手の話で自分の気持ちが動いたことを話す
- 聞き手が共感や反感などの感想を返さなければ、話し手だけが一方的に話すだけになってしまいます。反応がない相手には話し甲斐もありませんし、相手の人に「この人に話しても面白くないな」と思われてしまうことも。
例えば
「私も同感です!」
「私はこう思っていました」
「そうだったんですか?初めて聞きました」
など、どんな些細なことでも良いので相手の話で自分がどう思った・感じたかを伝えましょう。
絶対に避けるべきNGな内容
初対面の人と会話をするときに「もうこの人とは話したくない」と思われがちな内容があるので、それは極力避けるようにしましょう。
- 自慢話
- 他人の自慢話って、少しぐらいなら聞いていられるけれど長々話されるとだんだんイラっとしてきますよね。
自慢話は話し手にとっては気持ちの良いものですが、聞き手には妬みや劣等感などのマイナスな感情を抱かせる原因になってしまいます。
聞き手に好印象を持って貰いにくい話題ですから、自慢話は避けた方が無難です。
- 愚痴・誰かの悪口
- 愚痴にはマイナスな感情しかないので、どうしても明るい会話にはなりづらいです。「この人と話して楽しかった」と思って貰うのは難しいでしょう。
また、誰かの悪口を話してしまうと「もしかしたら自分の悪口も他の誰かに言っているのでは?」と相手の人に思わせてしまいます。信頼を失うことになるので、絶対に避けるべきです。
緊張しやすい人に知ってほしい初対面の会話3つのコツ
「緊張する」ということは、相手のことを思いやれるということですから決して悪いことではありません。
しかし、極度の緊張があるとあなたが話したいことの半分も伝えられなくなってしまいます。
緊張していると、常に相手が自分をどう思っているかが気になってなかなか肩の力を抜けませんよね?
肩に力が入ったままだとどうしても本性をさらけ出すこともできないため、話したいことだけでなくあなたの持つ魅力までもが相手に伝わりにくくなってしまいます。
初対面の人と会話をすることの緊張を和らげる3つのコツをご紹介します!
お腹を使って深呼吸する
誰かと会う前でも会ったときでも構いません。心を落ち着けるために深呼吸をしましょう。
- 鼻から息を吸います。(吸った息がお腹に入っていくイメージでお腹を膨らまします)
- 口からゆっくり息を吐きます。(吐いた息がお腹から出ていくイメージでお腹をへこませます)
深呼吸をすることで脳に酸素が入り、心を落ち着けることができます。また、お腹を使って呼吸をすることで意識が呼吸の方へ向き、緊張を少し忘れることができます。
話したい内容を一度頭の中でシュミレーションする
緊張したままの状態で口を開いてしまうと、焦って噛んだり言葉が飛んだりしてしまいます。
そうなってしまえば話したいことが全く伝わらずに自分も相手も歯がゆい思いをしていしまいますので、一度自分が何を話したいのかをおさらいしましょう。
自分の話す内容の中で、
- いつ(When)
- どこで(Where)
- 誰が(Who)
- 何を(What)
- 何故(Why)
- どのように(How)
という要素を整理しましょう。
5W1Hに沿って話したい内容を一度シュミレーションしてみて、その後で実際に声に出して伝えましょう。
そうすることで言葉が飛ぶこともなくなりますし、「次は何を話すか」が分かっているため堂々と話すことができます。
目を合わせるのが怖ければ眉間や襟元を見つめる
目と目を合わせるのは、誰かと話をするときに欠かせないコミュニケーションです。しかし、目を合わせるのって少し勇気が要りますよね。緊張だってしてしまいます。
そこで、目を合わせるのが怖いという人は相手の眉間や服の襟元を見つめてみてください。
また、目と違ってぎょろぎょろ動いたり瞬きしたりしない無機質な場所を見つめることで、自分の緊張も和らぎます。
相手を尊重した態度で素敵な出会いにしましょう
初対面の人との会話は、「わくわくする」という気持ちを持つ人もいますが、「怖い」「緊張する」といったマイナスな気持ちを持っている人が大半です。
確かに初めて会う人と何かを話すのはとても勇気の要ることですし、歩み寄るのはとても難しいことです。
しかし、この初対面の会話さえ上手くいってしまえば素敵な人間関係を築き上げることができます!
初対面というのは大切な場面ですから緊張してしまうのも無理はありませんが、できるだけ肩の力を抜いてありのままのあなたを見て貰いましょう。
相手のことを尊重した態度を心がけていれば、話している内にあなたの誠意は伝わりますよ!
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