日が昇り、空が明るくなると起き、日が沈み、辺りが暗くなると眠る…。電気がない時代はそれが普通であり、それが本来の睡眠のリズムでした。
それが今ではどうでしょう。電気の普及により、日が沈んでからの時間も、仕事や遊びに使うことができるようになりました。
深夜営業・24時間営業の店が街のいたるところにあり、テレビも深夜まで放送され、インターネットやスマホは時間に関係なく使えるのです。
人はサーカディアンリズムといわれる約24時間周期のリズムで生きています。現代のさまざまな刺激や誘惑は、このサーカディアンリズムを狂わせてしまいます。
24時間の周期が乱れるといっても、寝不足になったり、寝つきや寝起きが悪くなったりという、睡眠・覚醒の問題だけでは?と思う人もいるかもしれませんが、サーカディアンリズムの狂いは体内のさまざまな働きに影響を与えます。
健康面だけでなく美容面にも影響のあるサーカディアンリズム。その働きやリズムを乱さないために心がけるべきことなどを紹介します。