「涙もろい人」と聞いて、あなたはどんな印象を持ちますか?
「感受性が豊か」「愛情深い」「素直」
または、
「泣き虫」「弱い」「負けている感じ」
あなたが抱いたイメージは、どちらの印象に近いでしょうか?
涙は心の持ちようによって、好意的にも否定的にも捉えられます。でも元々は、人間の心と身体の健康のために必要なシステムです。
泣く、という行為のマイナス・イメージにとらわれているなら、要注意。
泣きたいときもぐっとこらえて頑張ることは、決して悪いことではありません。
しかし現代、心身に必要な涙を流すことができない人、本当に悲しいことがあっても、「泣きたいのに泣けない」という症状を訴える人が急増しています。