脳梗塞、という病はとても有名です。この病名を聞いたことがないという人はいないでしょう。
脳梗塞で亡くなる人は、年間およそ6万6千人を超えます。他の脳血管疾患も含めると、日本人の死亡原因の第4位になった年もありました。
この脳梗塞、なんとなく「高齢者や男性のかかりやすい病気」、というイメージを持っていませんか?
じつは最近、20代、30代、40代という若い世代にも、脳梗塞を発症する人が急増しているのです。
そして男性の病というイメージに反し、多くの女性が若年性脳梗塞の予備軍と言える状態になっています。
それはいったい何故なのでしょうか?
今回は、若い女性に迫りつつある「若年性脳梗塞」のリスクと、予兆の見分け方、予防や対処の仕方をまとめてお伝えします。