厳選、お金を借りるアプリ!特徴や審査スピードを比較して紹介


スマホが普及して、様々な用事がすべてスマホでできるようになりました。お金を借りるのも同様で、アプリを利用すれば自宅に居ながらの借入も可能です。

お金を借りるアプリには種類があるため、便利に活用するには自分に合ったものを選んで利用する必要があります。

今回はお金を借りるアプリと、アプリの特徴を紹介します。アプリで手軽にお金を借りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

アプリでお金を借りるとはどういうこと?借り方やメリットを確認

アプリでお金を借りるとはどういうことなのか、まずは借り方やメリットを確認しましょう。

アプリを使ってスマホだけでお金を借りる方法を紹介

アプリでお金を借りるとは、アプリを利用してスマホだけで借入をする方法です。借り方には主に以下の2種類があります。

  • 借入の申し込みから借入まですべてアプリで行う
  • 事前に契約を済ませておいて借入をアプリで行う

お金を借りるアプリによっては、申し込みにも対応できるものがあります。申し込みから契約までアプリ上でできるため、手軽です。

申し込みには対応していなくても、一度契約をしておけば便利にお金が借りられるアプリもあります。別の方法で契約まで済ませておけば、後は場所も時間も選ばずに借入が可能です。

お金を借りるアプリで借入をするメリット

お金を借りるアプリで借入をするメリットは、以下の通りです。

  • 比較的手軽に手続きができる
  • 申し込みに対応したアプリなら誰にも見られずに契約を完結させられる
  • ローン用のカードを持ち歩く必要がない
  • スピーディーに借入ができるものもある
  • 好きな場所で手続きができる

お金を借りるアプリは借入に特化しているため、比較的手軽に手続きができるものが多く見られます。申し込みに対応したアプリなら誰にも見られずに契約まで完結できて、借入がバレる不安もあまりありません。

アプリで借入ができればローン用のカードを持ち歩く必要がなく、かさばらないのもメリットです。ローンカードが原因で借入がバレる心配もありません。

お金を借りるアプリの中には、対応がスピーディーで即日融資に対応できるものもあります。アプリなら好きな場所で手続きができるので、外出したくない時や移動時間に手続きをしたいときなどにも便利です。

お金を借りるアプリで申し込みから返済をするまでの流れを紹介

お金を借りるアプリで申し込みから返済をするまでの流れを見てみましょう。

お金を借りるアプリで申し込みから返済をするまでの一般的な流れ

利用するアプリにもよりますが、お金を借りるアプリで申し込みから返済をするまでの一般的な流れは以下の通りです。

1、アプリをダウンロードする
2、アプリの申し込みフォームから申し込みをする
3、審査結果の連絡を待つ
4、審査に通ったら契約をする
5、借入ができるようになる
6、返済日が来たら返済をする

お金を借りるアプリを利用するなら、まずはアプリをダウンロードしましょう。ダウンロードしたら申し込みフォームに必要事項を入力して、送信します。多くのアプリで必要書類の提出が求められるので、必要に応じて準備しましょう。

申し込みが済むと審査が行われ、審査結果が出ます。審査結果の連絡があり、審査に通っていれば契約へと進みましょう。契約方法は審査結果の連絡の際に案内されるのが一般的です。

契約が終われば借入ができるようになります。借りたお金は返済日が来たら忘れずに返済しましょう。

アプリでの借入方法や返済方法はアプリによって異なる

お金を借りるアプリでの借入方法や返済方法は、アプリによって異なります。いくつか例を見てみましょう。

手続き
借入 アプリから振込を依頼
スマホATM
返済 インターネット返済
スマホATM

主な借入方法は、アプリから振込を依頼して振り込んでもらう方法とスマホATMを利用する方法です。スマホATMとは、スマホアプリをローン用のカードの代わりに利用して借り入れをする方法で、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMが利用できます。

主な返済方法は、アプリからインターネット返済をする方法やスマホATMの利用です。申し込み時に手続きをしておけば、アプリから毎回手続きをしなくても口座振替で返済ができる場合もあります。

アプリでお金を借りる際の注意点も知ったうえで利用しよう

アプリでお金を借りるなら、注意点も知っておく必要があります。何に注意すべきか、具体的に確認しましょう。

気軽に借りられるが返済ができないと問題が発生する

アプリを利用してお金を借りると、気軽に借りられます。気軽に借りられるとつい「借入をしている」という意識が薄くなりがちですが、借りたお金が返済できないと以下のような問題が発生するため注意が必要です。
  • 住宅ローンの審査に通りにくくなる
  • 教育ローンや自動車ローンなどのローンが組みにくくなる
  • カードローンの審査にも通りにくくなる
  • 分割払いの契約ができない可能性がある
  • クレジットカードが新しく作れなくなる
  • 利用しているクレジットカードが利用停止になる

借りたお金が返せなかった場合、滞納したという記録が個人信用情報機関と呼ばれる機関に記録されます。滞納の記録があると、お金を返済できる状態にないと判断されるため、お金を借りること全般の審査に通りにくくなるのです。

ローンだけではなく、信販会社を通して契約する分割払いやクレジットカードもお金を立て替えてもらって後で返す仕組みなので、お金を借りるのと同じように審査に通りにくくなります。

気軽に借りられるからこそ、計画的に利用しましょう。

アプリが利用できる環境でないとお金が借りられない

アプリでお金を借りる場合、アプリが利用できる環境でないと借入ができません。

スマホを忘れて出かけた、充電が切れたなど、アプリが利用できない状況になるとお金を借りたくても借入ができなくなります。

お金が足りなくなるかもしれないと思った時には、スマホの状態を確かめておきましょう。

利用してはいけない危険な3つの借り方

スマホやアプリを利用して借りる借り方には、利用してはいけない危険な方法があります。どのような方法を避けるべきか、詳しく見ていきましょう。

SNSでの個人間融資は金融庁も注意喚起している危険な方法

SNSでの個人間融資は金融庁も注意喚起している危険な方法なので、手を出さないようにしましょう。注意が必要な理由は以下の2つです。

  • 個人が融資をする場合も貸金業法上の「貸金業」に該当して罰則の対象となる
  • 闇金が紛れていて危険な目に遭う可能性がある

お金を貸すと言っている側は、個人であっても貸金業に該当しているとみなされます。貸金業者は国や都道府県の登録を受ける必要があるため、登録せずにお金を貸すと罰則の対象となるのです。

借りる側としては、闇金などの危険な相手から借入をしてしまう可能性があります。闇金とは、正規の登録を行わずに融資を行っている違法業者です。

闇金は法律を守っていないので、法外な利息を請求されていつまでたっても返済が終わらないケースも見られます。返済ができないと暴力的な取り立てを受ける可能性もあり危険です。

お金を借りる際には住所や口座番号など詳細な個人情報を伝える必要がありますが、闇金から借入をすると個人情報を悪用される場合もあります。以下のようなSNSで個人間融資を持ち掛ける投稿を見ても、連絡しないようにしましょう。

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • インターネット掲示板

「給与ファクタリング」などの名称で給与を買い取ると案内している場合も、利用してはいけません。

キャリア決済を現金化する方法は規約で禁止されている

アプリでお金を借りる方法を調べていると、キャリア決済を現金化する方法が見つかります。しかし、キャリア決済を現金化する方法は規約で禁止されているので、手を出さないようにしましょう。キャリア決済を現金化すると、サービスの利用が停止されます。

さらに、キャリア決済を現金化するとかなり損をする意味でも、おすすめできない方法です。

キャリア決済を現金化する際には、何らかの商品を購入してキャッシュバックという形で現金を受け取ります。キャッシュバックされる金額は商品の購入額よりもかなり低く設定されているケースが多くなっていて、高額な利息を支払うのと同じ状態です。

サービスの利用が停止されるリスクを負いながら多額の利息を支払ってお金を借りるのは、得策ではありません。

携帯電話を担保にお金を借りるのは犯罪に当たる

携帯電話を担保にお金を借りると、犯罪に当たる可能性があります。借りていたお金を返済できなくなったら、携帯電話はお金を貸した人または業者に担保として差し出さなければいけません。

携帯会社に無断で自分名義の携帯電話を譲渡するのは携帯電話不正利用防止法という法律で禁止されているため、携帯電話を担保としてお金を借りると法律に違反する可能性があります。

罰則も科されるため、携帯電話を担保にお金を借りないようにしましょう。

無担保・無審査でお金を借りるアプリは存在しない

お金を借りるアプリを利用する際に知っておきたいのが、無審査でお金を借りるアプリは存在しないということです。借りたお金が返ってこなければ、困るのはお金を貸した側です。

審査は利用者に返済能力があるか確かめ、お金を返してもらうために行っています。無審査でお金を貸すと返ってこない可能性があるため、必ず審査が実施されるのです。

無審査で融資ができると案内しているところは、闇金です。正規の業者は審査を実施している旨をわかりやすく案内しているので、審査なしで貸せるという借入先からは借りないようにしましょう。

無審査でお金を借りたい場合に試したい安全な借り方

過去に滞納した経験があるなどの理由で、無審査でお金を借りたい場合に試したい安全な方法を見てみましょう。

  • 質屋を利用する
  • 解約返戻金がある生命保険の契約者貸付を利用する
  • 家族や友人を頼る

預けられるものがある人は、質屋を利用すると便利です。質屋は物を担保としてお金を貸すため、返済ができなかった場合は預かった品物を売れば貸したお金が回収できます。返済能力を確かめて融資をする必要がないので、審査なしで融資が可能です。

解約返戻金がある生命保険を契約している人は、解約返戻金を担保として借入をする契約者貸付を利用しましょう。担保があるため、審査がありません。ただし返済できないと保険が解約される可能性もあるため、借りたら必ず返済する必要があります。

お金に困って借入先が見つからない場合は、家族や友人を頼ることも考えましょう。理由によってはお金を貸してもらえる可能性があります。

利便性が高いのは消費者金融のアプリ!特徴をチェックしよう

安全に利用できるお金を借りるアプリのうち利便性が高いのは、消費者金融のアプリです。今回は急いで借りたい時にもおすすめの消費者金融のアプリを5つ紹介します。アプリの特徴を以下の項目に分けて紹介しているので、チェックしてみてください。
  • 最短審査時間はどれくらいか
  • 即日融資にも対応可能か
  • 申し込みに対応しているか
  • アプリから必要書類の提出ができるか
  • アプリでどのような借入方法が利用できるか
  • アプリでどのような返済方法が利用できるか
  • 無利息サービスの有無

アプリによっては、申し込みに対応していないものもあります。借入方法や返済方法もアプリによって異なるため、特徴を確認したうえで申し込みを検討しましょう。

無利息サービスとは、初めて申し込みをした人を対象として一定期間無利息で借入ができるサービスです。

一度申し込んでおけばすぐ借りられるSMBCモビット

一度申し込みを済ませて契約しておけばすぐに借りられるのが、「SMBCモビット公式スマホアプリ」です。特徴を見てみましょう。

項目 内容
最短審査時間 30分
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法 スマホATM(セブン銀行ATM)
振込キャッシング
対応可能な返済方法 スマホATM(セブン銀行ATM)
インターネット返済
無利息サービス
「SMBCモビット公式スマホアプリ」は申し込みには対応していないため、アプリで借入をするならあらかじめ契約まですませておく必要があります。スマホのブラウザからも申し込みが可能なので、アプリは利用できなくてもスマホがあれば問題ありません。

審査時間は最短30分とスピーディーで、状況によっては即日融資も可能です。申し込みの際に必要な本人確認書類の提出がアプリからできるため、ぜひ活用しましょう。スマホATMを利用する場合は、セブン銀行ATMが利用できます。

消費者金融を利用する場合、本人確認を目的として自宅または携帯電話に連絡が入り、勤め先の確認のために職場にも電話が入るのが一般的です。しかし、SMBCモビットには「WEB完結申込」という電話連絡も郵送物もなしで申し込める方法があります。

急いでいる時には申し込みを済ませてから電話を入れると、優先的に審査を始めてもらえるのもメリットです。

アプリで申し込みから借入まで完結するプロミス

プロミスの「アプリローン」は、申し込みから契約・借入までアプリですべて対応可能です。特徴を見てみましょう。

項目 内容
最短融資時間 最短1時間で融資
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法 スマホATM(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
振込キャッシング
対応可能な返済方法 スマホATM(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
インターネット返済
無利息サービス 初回出金日の翌日から30日間無利息

プロミスの「アプリローン」は申し込みにも対応可能です。運転免許証や名刺をカメラで撮影してから入力を始めると入力サポート機能が働き、自動入力ができます。最短1時間での融資も可能で、急いでいる時にも便利です。

必要書類の提出もスマホで撮影してアップロードするだけなので、難しくありません。プロミスのスマホATMは、セブン銀行とローソン銀行に対応しています。

プロミスの「アプリローン」で特徴的なのは、お得な割引サービス「アプリdeクーポン!」が利用できる点です。スマホ画面を見せるだけで様々な割引が受けられるので、ぜひ活用しましょう。「アプリローン」で申し込めば郵送物がないのもメリットです。

他の大手消費者金融の金利の上限は年18.0%ですが、プロミスは新規契約者の場合上限の金利が年17.8%に設定されていて、利息を抑えつつ借りられます。

職場への電話は原則ありますが、事情があって電話が難しい場合は相談に乗ってもらえるので事前に連絡しましょう。

アプリで振込融資の依頼ができるアコム

アコムはスマホからの申し込みやスマホATMでの借入はできませんが、アプリからの振込融資が可能です。特徴を確認しましょう。

項目 内容
最短審査時間 30分
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法 振込キャッシング
対応可能な返済方法 スマホATM(セブン銀行ATM)
インターネット返済
無利息サービス 契約日の翌日から30日間無利息

アコムの公式アプリ「myac(マイエーシー)」から会員ログインができるので、ログインして手続きをすると振込で融資を受けられます。

アコムは審査を受けた人のうちどれくらいの人が通過したかを表す新規成約率が高い業者なので、初めてで不安な場合にぴったりです。審査が甘いわけではありませんが、アコムの基準で審査をすると他の業者よりやや通過する人が多い傾向が見られます。

最短30分で審査結果が出て、条件によっては当日中の借入も可能です。無利息サービスもあるので、お得な借入もできます。

「myac」の注意点は、スマホATMでの借入ができない点です。振込で融資を受けるなら振込先の金融機関の振込対応時間を事前に確かめて、お金が必要な時に間に合うようにしましょう。楽天銀行なら原則24時間最短1分で借入ができます。

申し込みにも対応可能なアイフルのスマホアプリ

アイフルのスマホアプリは、申し込みにも対応しています。特徴を確認しましょう。

項目 内容
最短審査時間 25分
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法 スマホATM(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
振込キャッシング
対応可能な返済方法 スマホATM(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
無利息サービス 契約日の翌日から30日間無利息

アイフルの「スマホローン」は申し込みから借入・返済まで対応できるアプリです。申し込みの際に免許証を読み込めば、簡単入力機能が使えます。審査結果が出て融資が受けられるまで最短25分とスピーディーなので、急いでいる時の借入にも便利です。

必要書類の提出にも対応しているので、手間をかけずに書類の提出ができます。

「スマホローン」は着せ替えが可能なアプリで、シンプルなアイコンにすればアプリを見られて借入がバレる心配がありません。借入や返済の際には、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMの両方が利用できます。

アイフルでは原則申し込みの際の電話連絡がありません。電話が不安な方に特におすすめの業者です。

最短15秒で審査結果が画面に表示されるレイクALSA

レイクALSAは最短15秒で審査結果が画面に表示される、便利な消費者金融です。特徴を確認しましょう。

項目 内容
最短審査時間 15秒
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法 スマホATM(セブン銀行ATM※現在利用停止中)
振込キャッシング
対応可能な返済方法 スマホATM(セブン銀行ATM※現在利用停止中)
インターネット返済
無利息サービス 条件により以下のいずれかが選べる
全額60日間無利息
全額30日間無利息
借入額のうち5万円まで180日間無利息
※契約日の翌日から
レイクALSAの公式アプリ「e-アルサ」は申し込みにも対応していて、審査結果お知らせ時間内なら最短15秒で審査結果が画面上に表示されます。審査結果の連絡が可能なのは、8時10分から21時50分まで(第3日曜日は8時10分から19時まで)です。

審査結果が出るのが早いので、借りられるかどうか早めに知りたい人に向いています。21時まで(日曜日は18時まで)に契約手続きが完了すれば、当日中の借入が可能です。必要書類の提出もカメラで撮影して提出するだけで完了します。

「e-アルサ」はセブン銀行ATMでのスマホATM取引に対応していますが、記事記載時点では利用が停止されているため、アプリから借入をするなら会員ログインをして振込融資を利用しましょう。

Web明細サービスを選択すると、郵送物なしで契約が可能です。

無利息サービスが充実しているので、無利息で借りられる期間が長い業者を探している人にも向いています。

銀行カードローンでアプリが提供されている商品をチェック

銀行のカードローンにも、アプリを提供しているところがあります。銀行カードローンはどこを選んでも即日融資ができないため急いでいる時には向きませんが、消費者金融よりも低金利で借りられる可能性があります。

ただし、金利が低いローンは審査が厳しめな傾向が見られる点に注意しましょう。また、銀行カードローンのアプリはあまり利便性が高いとは言えません。

全国から利用できる銀行のアプリを紹介するので、特徴をチェックしてみてください。

申し込みにも対応している三井住友銀行カードローンのアプリ

三井住友銀行カードローンは、申し込みに対応しています。特徴を見てみましょう。

項目 内容
最短審査結果回答 翌営業日
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法 振込
※事前の手続きが必要
対応可能な返済方法
無利息サービス

三井住友銀行カードローンのアプリは申し込みと書類の提出が可能です。振込による借入も可能ですが、別途所定の手続気をしなければ利用できません。アプリから振込の手続きをしたい人は、カードローンプラザに連絡をしましょう。

新規契約向けの三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」のアプリ

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」のアプリは、新規契約の際に便利に利用できます。特徴を見てみましょう。

項目 内容
最短審査結果回答 翌営業日
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法
対応可能な返済方法
無利息サービス

スマートフォンアプリ「バンクイック」は申し込みに便利に利用できるアプリで、借入診断や返済シミュレーション、申し込み時の書類の提出などに利用できます。借入や返済には対応していないため、申し込みの際に利用しましょう。

申し込みに便利な楽天銀行スーパーローンのアプリ

楽天銀行スーパーローンは、楽天銀行のアプリから申し込みが可能です。特徴を見てみましょう。

項目 内容
最短審査結果回答 翌日
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法
対応可能な返済方法
無利息サービス

楽天銀行スーパーローンは、楽天銀行アプリから申し込みができます。書類の提出もアプリからできて手軽ですが、借入や返済には対応していません。

借入にも対応できるPayPay銀行カードローンのアプリ

PayPay銀行カードローンのアプリは借入にも対応可能です。特徴を見てみましょう。

項目 内容
最短審査結果回答 仮審査結果:最短60分
本審査結果:最短翌営業日
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法 振込
対応可能な返済方法
※追加返済が可能
無利息サービス 初回借入日から30日間無利息

PayPay銀行カードローンのアプリは、申し込みから書類の提出、借入まで対応可能です。PayPay銀行カードローンはPayPay銀行の口座を持っている人しか利用できないローンで、借入の手続きをするとPayPay銀行の口座に入金されます。

返済方法は口座引き落としなので手続きが不要ですが、アプリから追加返済の申し込みが可能です。

銀行カードローンとしては珍しく、無利息サービスも実施しています。

スマホATMに対応可能なセブン銀行カードローンのアプリ

セブン銀行カードローンのアプリは、スマホATMにも対応しています。特徴を見てみましょう。

項目 内容
最短借入可能期間 最短2日で借入可能
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法 スマホATM
対応可能な返済方法 スマホATM
※随時返済が可能
無利息サービス

セブン銀行カードローンのアプリ「Myセブン銀行」は、申し込みから契約まで完結できます。スマホATMにも対応しているため、ローンカードが届く前から借入が可能です。

返済は口座引き落としですが、スマホATMで随時返済ができます。

少額融資にも便利なお金を借りるアプリを7種類紹介

カードローンを利用するのではなく、少額融資が受けたい場合に便利なお金を借りるアプリを紹介します。利用できるものがないか、チェックしてみてください。

AIスコアによって融資条件が変わるJ.Score

みずほ銀行とソフトバンクによって設立されたJ.Scoreは、利用者の信用力と可能性を測る手段としてAIスコアのサービスを提供しています。

入力された利用者の情報をAI技術とビッグデータを元に分析して、AIスコアが算出される仕組みです。利用者の状況が変わるとAIスコアも変動します。

AIスコアを元に融資を行うのが、J.Scoreの「AIスコア・レンディング」です。AIスコアで信用力を測っているため、AIスコアの数値が高ければより良い条件で借入ができます。

AIスコア・レンディングの特徴を確認しましょう。

項目 内容
審査時間 最短即日
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法 振込
対応可能な返済方法 Pay-easy(ペイジー)
無利息サービスやキャンペーン 初めての契約で1,000円相当のPayPayボーナスプレゼント

借入をするにはまずAIスコアを測定する必要があります。

LINEスコアが審査に影響するLINEポケットマネー

LINEポケットマネーはLINEが提供するサービスで、1円から借り入れができるのが特徴です。LINEに関連したサービスなので、審査にLINEスコアが影響します。LINEスコアとは、利用者のLINEの利用傾向から信用性を測るサービスです。

LINEに特化した融資なので、借入の際にLINE Moneyアカウントにチャージする方法も利用できます。借入は1円から、返済は100円から可能で、少額の融資にもピッタリです。

最短であれば即日審査結果が聞ける場合もありますが、時間がかかったという声も多く見られました。余裕をもって申し込む方が安心です。

LINEポケットマネーの特徴を確認しましょう。

項目 内容
審査時間 最短即日
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法 LINE Moneyアカウントにチャージ
振込
対応可能な返済方法 LINE Pay残高から返済
無利息サービスやキャンペーン 最大100日間支払利息キャッシュバック

利用するにはLINEスコアを測定してみましょう。申し込みはLINE内の「ポケットマネー」からできます。

借りたお金がメルペイ残高にチャージされるメルペイスマートマネー

メルペイスマートマネーはフリマアプリ「メルカリ」が提供している融資サービスで、借りたお金はメルペイ残高にチャージされる仕組みです。振込申請をすれば、借りたお金を現金として受け取れます。

メルペイスマートマネーを利用したい場合は、以下の流れで手続きをしましょう。

1、マイページからメルペイスマートマネーを選択する
2、「申し込みを始める」を選択して必要事項を入力する
3、審査が完了したらメルペイ残高にチャージされる

金利は利用者のメルカリでの販売実績などを元に決められるため、メルカリを頻繁に利用していると有利な条件で借りられる可能性があります。返済にメルペイ残高が利用できるため、売上金での返済も可能です。

審査結果は1日から2日程度でわかりますが、状況によっては3日以上かかる場合もあるため、早めに申し込みをしましょう。

メルペイスマートマネーの特徴は以下の通りです。

項目 内容
審査時間 1日~2日
即日融資
申し込み
必要書類の提出 アプリでかんたん本人確認が済んでいれば不要
対応可能な借入方法 メルペイ残高にチャージ
対応可能な返済方法 メルペイ残高から返済
無利息サービスやキャンペーン

メルカリアプリを登録する際に本人確認が済んでいるため、改めて書類で本人確認をする必要がありません。すでにメルカリを利用している人は、書類の提出なしで申し込みができます。

au IDとの連携で本人確認書類不要のau PAYスマートローン

au PAYスマートローンはau IDを持っている人が利用できるローンで、auユーザーではなくてもau IDがあれば利用可能です。au IDと連携しているため、原則本人確認書類は不要で郵送物もありません。

借入や返済にはスマホATMも利用できますが、記事記載時点で利用が停止されています。返済は口座振替や振込で行いましょう。

au PAYスマートローンの特徴は以下の通りです。

項目 内容
審査時間 30分
即日融資
申し込み
必要書類の提出 原則不要
※収入証明書類が必要な場合あり
対応可能な借入方法 au PAYアプリにチャージ
振込
スマホATM(セブン銀行)※利用停止中
対応可能な返済方法 スマホATM(セブン銀行)※利用停止中
無利息サービスやキャンペーン 最大2,000Pontaポイントプレゼント

最短であれば即日融資も可能です。

郵送物なしでアプリで契約が完結するファミペイローン

郵送物なしで、申し込みから返済までアプリで完結するのがファミペイローンです。1,000円単位の少額から借りられるのが特徴で、アプリから24時間申し込みができます。借入までの流れを見てみましょう。

1、アプリから申し込みをする
2、書類を提出する
3、審査が完了したらプッシュ通知で連絡がある
4、借入ができるようになる

審査結果連絡はプッシュ通知なので、見逃さないようにしましょう。

ファミペイローンの特徴は以下の通りです。

項目 内容
審査時間 最短当日
※18時以降の申し込みは翌営業日
即日融資
申し込み
必要書類の提出
対応可能な借入方法 ファミペイ残高にチャージ
振込
対応可能な返済方法 アプリで設定してファミリーマート店頭で支払いまたは自動引き落とし
無利息サービスやキャンペーン

少額の融資を希望している人は、利用を検討してみてください。

新サービス準備中のCREZIT

「デジタルネイティブ向け モバイルクレジット」という位置付けで少額の融資をスマホで受けられるサービスを展開していたCREZITは、記事記載時点で新規利用を停止している状態です。

CREZITのサービスそのものが停止されたわけではなく、より充実したサービスを提供するための準備期間とされています。新サービスの提供に関しては詳細が決まったら公式サイトでお知らせが出る予定です。

新サービスが提供されたら以前よりも便利に借りられる可能性もあるため、気になる人は公式サイトを定期的にチェックしてみましょう。

PayPayミニアプリ「お金を借りる」から借入ができる

PayPayには、PayPayのパートナー企業が提供するサービスの利用がPayPayアプリからかんたんに利用できる機能「ミニアプリ」があります。

ミニアプリの中に「お金を借りる」という項目があり、選択するとPayPayを通してPayPay銀行カードローンに申し込めます。申し込み方法が異なるだけで、ローンの内容はPayPay銀行カードローンと同じです。

PayPayのミニアプリから申し込むと「PayPay専用100日間無利息キャンペーン」が適用されます。

PayPay銀行カードローンにはもともと30日間の無利息期間があり、お得です。さらに、PayPayのミニアプリを通して申し込みをすると、PyaPay専用の無利息特約として70日間分の利息がキャッシュバックされます。

実質100日間利息なしで借入が可能なので、PayPayを利用している人がPayPay銀行カードローンに申し込むならミニアプリから申し込みましょう。

後払いでショッピングができるアプリを3種類紹介

お金を借りるアプリとは違いますが、後払いでショッピングができるアプリを3種類紹介します。

後払いができるアプリでは現金を借りられるわけではないため、現金が必要な場面には向いていません。しかし、お金がない時に欲しいものがある場合には、お金を借りるのと同じ感覚で便利に利用できます。

審査なしで発行できるが借入時には都度審査があるバンドルカード

審査なしで発行できるメリットがあるお金を借りるアプリが、バンドルカードです。バンドルカードは「誰でも作れるVisaプリペイドカード」をコンセプトとしたカードで、プリペイドカードなので本来は前払いをしてチャージして利用します。

プリペイドカードはチャージした分だけしか利用できないため、返済ができない心配がありません。審査は返済能力を確かめるためのものなので、前払い式のバンドルカードは審査なしで年齢制限もなく誰でも持てるのです。

アプリをダウンロードして申し込むとバーチャルカードが発行され、チャージしてショッピングに利用できます。申し込みから利用までの流れは以下の通りです。

1、バンドルカードのアプリをダウンロードする
2、生年月日や電話番号を登録する
3、バーチャルカードが発行される
4、チャージすればショッピングに利用できる

リアルカードの発行も可能なので、実店舗で利用したい場合はリアルカードを発行してもらいましょう。

バンドルカードには「ポチっとチャージ」という後払いで支払いができる機能が付いています。「ポチっとチャージ」を利用すれば、通常前払いで利用するバンドルカードが後払いで利用でき、お金を借りてショッピングをするのと同じ使い方が可能です。

ただし、「ポチっとチャージ」を利用する際には都度審査があるため注意しましょう。

「ポチっとチャージ」は3千円から最大5万円まで、千円単位で申し込みが可能です。1回の申し込みでチャージできる上限額は利用状況などによって決められ、上限額までであれば何回でも申し込みできます。

利用金額は月ごとに計算され、前月の利用分を支払うと次の月の利用が可能になる仕組みです。

バンドルカードの「ポチっとチャージ」は便利な機能ですが、以下のように手数料が高い点に注意が必要です。

申込金額 手数料
3千円~1万円 510円
1万1千円~2万円 815円
2万1千円から3万円 1,170円
3万1千円~4万円 1,525円
4万1千円~5万円 1,830円
急いでお金が欲しい時には便利ですが、消費者金融のカードローンが利用できるならそちらの方が利息はお得です。消費者金融の平均的な金利である年18.0%で「ポチっとチャージ」の最大金額である5万円を借りた場合の利息は、750円しかかかりません。

手数料が倍以上かかるので、手数料について知ったうえで利用を検討しましょう。

後払いでインターネットショッピングができるatone

atone(アトネ)とは、後払いでインターネットショッピングができるアプリです。カードの登録やチャージは不要で、アプリをダウンロードしてメールとSMSの認証をすれば利用できるようになります。

利用上限額の基準は5万円ですが、上限額は会員ごとに設定されるため、誰もが5万円まで使えるわけではありません。atoneの利用実績がある人は、コード決済によって実店舗でもショッピングができるようになります。

1か月分の利用代金を月末に締めて翌月支払うシステムで、コンビニ払いや口座振替での支払いが可能です。200円につき1ポイントが貯まり、1円相当として利用できるので、お得にショッピングが楽しめます。

基本的には誰でもダウンロードできるアプリですが、利用時には都度審査が行われ、審査に通らなければ利用できません。支払い期限が過ぎたのに支払われていない支払いがある場合や限度額を超えている場合などに、審査に通らない可能性があります。

メールアドレスと携帯番号でショッピングができるペイディ

ペイディとは、メールアドレスと携帯番号があれば後払いでインターネットショッピングができるアプリです。

ショッピングが終わったら支払方法に「あと払い(ペイディ)」を選択すると、メールアドレスと携帯番号の入力が求められます。送信される認証コードを入力すれば支払いが完了するので、手軽にショッピングが可能です。

ショッピングの代金は翌月10日までにコンビニ払いや口座振替などの方法で支払います。

運転免許証またはマイナンバーカードがあれば、「ペイディプラス」への無料アップグレードも可能です。「ペイディプラス」なら、分割手数料無料で3回の後払いが選択できます。

上限額は利用者ごとに設定され、申し込みの都度変動するため、申し込み前の確認はできません。利用の都度審査が行われ、利用状況によっては審査に通らない可能性もあります。

お金を借りるアプリには様々なものがあるため希望に合わせて選ぼう

お金を借りるアプリには様々なものがあるため、希望に合わせて選ぶと便利です。

利便性が高いアプリを探している場合は、消費者金融のアプリが向いています。消費者金融は個人融資に特化しているため、借り方や返し方が選べて便利です。

金利を抑えて借りたい人には銀行カードローンのアプリが向いていますが、申し込みにしか利用できないなど、アプリで手軽に借りたい場合にはおすすめできないものもあります。

少額の融資を希望するなら、少額融資に対応したアプリを利用しましょう。

クレジットカードの請求額が払えない!支払い遅れのリスクと対策


「クレジットカードの利用代金が払えない」「クレジットカードの支払い遅れがあるとどうなるの?」といった、クレジットカードの支払いに関する不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。

クレジットカードの支払いができないと、最終的には給与などの財産が差し押さえられる可能性もあるため、注意しなければいけません。とはいえ、すぐに差し押さえが行われるのではなく、対策をすれば問題が起こらないうちに解決できる可能性もあります。

今回はクレジットカードの支払いができない時にどうなるのか、どのような対策ができるのかまとめて紹介します。支払いに関して不安に思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

クレジットカードの請求金額が支払えないとどうなる?考えられる影響

クレジットカードの請求金額が支払えないとどうなるか、不安に感じている人もいるのではないでしょうか。払えないとどうなるのか、考えられる影響を確認しましょう。

一時的にクレジットカードが使えなくなる

クレジットカードの引き落とし日が来ても利用代金が支払えなかった場合、まずは一時的にクレジットカードが使えなくなります。

クレジットカードが使えなくなるタイミングは、クレジットカード会社に対して銀行から利用代金の引き落としができなかったという情報が届いたときです。

何日で銀行から情報が届くかは銀行によって異なります。クレジットカード会社に連絡が届いてから何日でクレジットカードの利用が停止されるかも、カード会社によって様々です。

一般的には支払い日を過ぎてから3営業日以降にクレジットカードが利用できなくなります。支払いができなかったら、いつカードが利用できなくなってもおかしくはないと思っておきましょう。

遅延損害金が発生して利息以外に余分なお金を払う必要がある

支払いが遅れると、遅延損害金が発生します。遅延損害金とは、損害賠償の意味合いを持つお金です。クレジットカードは一回払いにすると利息がかかりませんが、遅延損害金は支払い回数に関わらず発生します。

遅延損害金は支払予定日の翌日から、クレジットカード会社が入金を確認する日まで日割りで発生する仕組みです。

遅延損害金の金利がどれくらいか、例を見てみましょう。

クレジットカード会社 遅延損害金の金利(年)
JCBカード 14.60%
三井住友VISAカード 14.6%
楽天カード 14.6%
ニコスカード 14.6%
今回調べたクレジットカード会社はいずれも遅延損害金の金利が14.6%でしたが、金利は会社によって違う場合もあります。ショッピングの場合の遅延損害金は法律によって年14.6%が上限とされているため、年14.6%を超える遅延損害金は請求されません。

年14.6%の金利で利息がどれくらい発生するのか、1か月返済が遅れた場合を例に見てみましょう。

  • 5万円の利用:608円
  • 10万円の利用:1,217円
  • 15万円の利用:1,825円

1回払いなら利息なしで利用できるクレジットカードで、不要な支払いをするのは避けたいところです。

個人信用情報機関にクレジットカードの支払い遅れの事実が登録される

クレジットカードの利用代金が支払えないと、個人信用情報機関と呼ばれる機関に支払い遅れの事実が客観的な情報として登録されます。

個人信用情報機関とは、個人がクレジットカードを利用した利お金を借りたりした場合に、利用状況や支払い状況に関する情報が登録される機関です。

個人信用情報機関は、個人がお金を借りる際に支払い能力を超える借入をしないようにする役割を持っています。

クレジットカードはクレジットカード会社に立て替えてもらって商品やサービスを購入し、後払いをするものなので、返済能力がないと立て替えてもらったお金が返せないと判断されるのです。

支払い遅れがある人が新たにお金を借りても返せるとは思えないので、支払い遅れがあるとクレジットカードが利用できなくなる、新たに作れなくなるなどの影響が出ます。1回の支払い遅れでも延滞の情報が登録されますが、延滞が解消されれば問題にならないケースがほとんどです。

クレジットカードを強制的に解約される

支払いを滞納するとクレジットカード会社から連絡がありますが、連絡を受けているのにきちんと対応しなかった場合は、クレジットカード会社からクレジットカードを強制的に解約される場合もあります。

解約されると以降クレジットカードが利用できなくなり、個人信用情報機関にも強制解約されたという記録が残るため、注意しましょう。

クレジットカードの支払い遅れが住宅ローンなどローン審査に影響する

個人信用情報機関に滞納や強制解約の情報があると、クレジットカードの利用や作成だけではなく以下のような様々な影響が出るため注意が必要です。

  • 住宅ローンの審査に通りにくくなる
  • マイカーローンなどの一般的なローン審査に通りにくくなる
  • カードローンの審査に通りにくくなる
  • 分割払いの契約が結びにくくなる

お金がない状態だと返済が難しいのは、クレジットカードだけではありません。借入に関するすべてに影響が出ると考えましょう。

1回のみの延滞で延滞後に支払いをすませていればほとんど影響は出ませんが、延滞が2か月以上になると影響が出やすくなります。延滞後にすぐ入金していても、複数回遅れがある場合は影響が出やすいので注意しましょう。

分割払いにしていてもクレジットカードの利用代金を一括請求される

クレジットカードの支払方法を分割払いやリボルビング払いにしている人は、滞納している利用代金を一括請求される可能性もあります。

分割払いやリボルビング払いは、利用者の信用を元に支払いを待ってもらっている状態です。約束通りに支払えなければ、信用を失って分割して支払う権利も失い、一括請求を受けます。

分割して支払う権利を失った状態を「期限の利益の喪失」と言い、滞納すると期限の利益が喪失するという内容が各カード会社の利用規約に記載されています。

分割払いやリボルビング払いにしていない人でも、複数月にわたって滞納を続けた場合は期限の利益を失い、滞納した分を一括で返済しなければいけません。

支払えないままでいると給与などの財産が差し押さえられる

クレジットカードの利用代金が支払えないままでいると、最終的には財産が差し押さえられます。

差し押さえは資産価値が高いものが優先されるため、手続きをすれば確実にお金が回収できる給与や、クレジットカードの引き落とし口座以外に預金があれば預金が差し押さえられるのが一般的です。稀ではありますが、車や家が差し押さえられるケースもあります。

給与は全額差し押さえられると生活ができなくなるため、以下の範囲で差し押さえが行われるルールです。

  • 通常は手取りの金額の4分の1まで
  • 手取り額が44万円以上の人は33万円を超えた金額すべて

毎月の給与だけではなく、賞与や退職金も差し押さえの対象となります。

給与が差し押さえられる場合、会社に連絡が行き天引きで返済をする形になるため、会社に知られるのは避けられません。金額的な負担と合わせて、会社に滞納が知られることも知っておきましょう。

クレジットカードの滞納による財産差し押さえまでの流れを確認

クレジットカードを滞納した場合、財産が差し押さえられるケースもあります。とはいえ、1回滞納しただけですぐに差し押さえが行われるわけではありません。どのような流れで財産が差し押さえられるのか、確認しましょう。

支払期日を過ぎて数日でクレジットカードの利用が一時停止される

クレジットカードの利用代金の支払期日が来ているのに払えないと、クレジットカードの利用が一時停止されます。

先程も確認したように、クレジットカードの利用が停止される時期はクレジットカード会社によって異なりますが、支払い期限が過ぎて数日で利用が停止されるのが一般的です。クレジットカードを滞納すると、まずクレジットカード利用停止手続きが行われます。

支払い遅れに気付いた時点で支払いを済ませれば、クレジットカードの利用が再開されて今後もクレジットカードの利用が可能です。

たとえばJCBカードの場合、毎月の支払い日から20日以内に支払いをすれば、JCBで入金確認をした翌日からクレジットカードの利用が再開できます。

口座への入金からJCBカードに連絡が届くまでに3~4営業日かかるため、入金後すぐに利用が再開されるわけではありません。

逆に言えば、20日以内に支払いができなければクレジットカードの利用再開ができないので、注意が必要です。

1週間程度で延滞を知らせる電話があるかハガキが届く

クレジットカードの支払いができない事実が確認されたら、クレジットカード会社から延滞を知らせる電話がかかってきます。クレジットカード会社によっては、電話ではなくハガキが届くケースもあります。

督促の電話やハガキでは、新たな支払い期限が示されるのが一般的です。クレジットカード会社からの連絡を受けて、新たに設けられた期限までに払いを済ませれば、多くの場合問題は起こりません。

支払いが遅れた日数分の遅延損害金が発生するのは避けられませんが、何回も滞納しているなど特殊な場合を除けば今後も通常通りクレジットカードが利用できます。

新たな支払い期限までに支払えなかったら内容証明郵便が届く

督促の電話やハガキで決められた期限までに支払いができなかった場合、改めて督促状が届きます。督促を受けても支払いができなかったら内容証明郵便で督促状が届くようになります。

内容証明郵便とは、以下の内容を証明する郵便物です。

  • いつ郵便物を送付したのか
  • どのような内容の文章か
  • 誰が誰にあてて差し出したのか

内容証明郵便で督促状を送るのは、督促をしたという証拠を残すためです。

クレジットカード会社側が滞納されているお金を回収する動きをしていなければ、差し押さえが認められません。督促したという事実を客観的に証明するために、内容証明郵便が利用されています。

2か月~3か月程度滞納すると強制解約や一括請求の手続きが行われる

督促状の発送を繰り返しても2か月から3か月程度の長期にわたって支払いがない場合、クレジットカードが強制解約されます。

さらに信用を失ったために分割払いをする権利を失うと、これまで滞納した金額を一括で返済しなければなりません。

3か月以上滞納すると最終的に裁判へと移行し財産が差し押さえられる

一括請求を受けてもクレジットカードの利用代金が支払えない場合は、裁判所へ訴えられます。滞納してから3か月を過ぎると、いつ裁判へ移行しても不思議ではありません。

3か月から6か月の間に裁判へと移行するケースが多く見られますが、利用しているクレジットカード会社によって時期が異なります。

裁判でクレジットカード会社の主張が認められれば、強制執行によって財産が差し押さえられるため、できる限り早めに対処しましょう。

クレジットカードの利用代金が払えないときの5つの対処法を紹介

クレジットカードの利用代金が支払えない場合、早めに対処すれば強制執行による財産の差し押さえは免れられます。どのような対処法が考えられるのか、詳細を確認しましょう。

支払い忘れの場合はすぐに入金を

お金が無くてクレジットカードの利用代金を支払わなかったのではなく、支払い忘れで支払いが滞った場合は、気づいた時点ですぐに入金しましょう。

クレジットカード会社によって対応方法は異なりますが、主に以下の3つの方法が考えられます。

支払方法 実施すべき対応
後日自動で引き落とされる 設定された支払い日までに口座に入金する
振込用紙が届く 設定された支払い日までに振り込む
銀行振り込みやコンビニ振り込みなどの方法がある

JCBカードを例に、具体的な返済方法を確認しましょう。JCBカードの場合、利用している金融機関によっては当日中に入金すれば支払い遅れにならない場合もあります。引き落としに利用している銀行と、対応の例を見てみましょう。

口座の種類によっても対応が違いますが、今回は普通預金の場合を例に紹介しています。

利用している銀行 支払いのルール
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
りそな銀行
当日18時までの入金で支払い遅れにならない
支払い日の翌日以降は毎営業日振替を実施
みずほ銀行 当日15時までの入金で支払い遅れにならない
支払い日の翌日以降は毎月25日に振替を実施
ゆうちょ銀行 当日18時までの入金で支払い遅れにならない
支払い日の翌日以降は毎月26日に振替を実施

上記以外の銀行については公式サイトで確認可能です。

クレジットカード利用代金の支払い口座に三井住友銀行などを利用している人の場合、支払い日当日に支払えなくても毎日振替を実施してもらえるので、口座に入金すれば支払いが完了します。

みずほ銀行やゆうちょ銀行では、当日支払いができなかった場合でも、振替が実施されるまでに口座に入金しておけば振替が実施されたタイミングで支払いが可能です。

少しでも早く返済をしたい人は、JCBへの振込で返済をする方法もあります。利用者によって振込先が異なるため、振り込みで返済したい場合はJCBに連絡を入れて振込先を確認しましょう。

クレジットカード会社によって対応は異なるため、規約を確認しておきましょう。

今は払えなくても後日支払えるならクレジットカード会社に相談を

クレジットカードの支払い日には支払ができなかったけれど、数日待てば払える場合は、クレジットカード会社に相談しましょう。利用料金の立て替えは信用で成り立っているので、支払う意思を見せると放置したままにするよりも信用を失わなくてすみます。

相談する際には、以下の内容を明確に伝えましょう。

  • なぜ支払いが遅れたのか
  • いつまでに支払えるのか

場合によっては返済額を一時的に減額するなどの方法を考えてもらえます。

内容証明郵便が届くとクレジットカードの再利用が難しくなるので、できるだけ早めに連絡を入れましょう。主なクレジットカード会社の連絡先を紹介するので、参考にしてみてください。

クレジットカード会社 連絡先
JCBカード JCB調査デスク:06-6944-2222
三井住友VISAカード 管理部(東京):03-6738-7117
管理部(大阪):06-7733-7424
楽天カード 楽天カードコンタクトセンター:0570-66-6910
上記番号が利用できない場合は092-303-7188または092-474-6287
ニコスカード 一般会員はナビダイヤル:0570-025405または03-5940-1100
ゴールド会員はゴールドデスク:0120-30-5010または03-5978-1780
アメックス(アメリカンエキスプレス)カード プラチナカード:0120-376107
一般カード・ゴールドカード:0120-010120
※その他カードの種類によって異なる場合あり
オリコカード 北海道:011-261-6002
東北:022-215-2655
関東・甲信越:049-271-3330
東海・北陸:052-735-3525
近畿:06-6821-3860
中国・四国:082-225-5360
九州・沖縄:092-722-5477
セゾンカード コンタクトセンター:0120-997-132
ジャックスカード ジャックス・コンタクトセンター:0570-055877
上記番号が利用できない場合は03-6629-6400
イオンカード イオンカードコールセンター:0570-071-090
上記番号が利用できない場合は043-296-6200
ライフカード 045-914-7003
エポスカード コールセンター:03-3381-0101

支払いができない場合は、放置せずに相談しましょう。

クレジットカードの利用代金が払えない場合は分割払いを考える

支払い日が過ぎてもすぐに支払えない場合は、分割払いやリボルビング払いに変更する方法もあります。クレジットカード会社のルールとして、一回払いを後からリボルビング払いに変更する方法が認められているところは多く見られます。

たとえばイオンカードは、よくある質問への回答として「一回払いからボーナス払いへの変更はできないがリボルビング払いへの変更は可能」と回答していました。

ライフカードの場合は「一回払いからボーナス払いへの変更はできないがリボルビング払いや分割払いへの変更は可能」と回答しているのが確認できます。

支払い日が過ぎるまでに変更手続きをすると滞納扱いにならないので、早めに手続きをしましょう。

すでに支払い日を過ぎてしまった場合は、すぐに分割払いを認めてもらえるとは限りません。しかし、自分から相談をしている時点で、支払う意思があることはクレジットカード会社に伝わります。状況によっては相談に乗ってもらえる場合もあるでしょう。

クレジットカードの支払方法をリボルビング払いや分割払いにすると、手数料がかかる点には注意が必要です。

カードローンで借入をしてクレジットカードの支払いをする方法も

カードローンで借入をしてクレジットカードの支払いをするのも、一つの方法です。

1回の滞納ですぐにクレジットカードの利用が停止されることはありませんが、クレジットカードを延滞すると信用を失うのは避けられません。1回の滞納で個人信用情報機関に延滞の記録が残るケースもあります。

複数回滞納するとクレジットカードを強制解約されるリスクが高まるため、延滞する前の対策が重要です。

個人信用情報機関に情報が残らなくても、クレジットカード会社には独自に情報が残ります。後日支払えるあてがあるのであれば、滞納の履歴を作らないためにもカードローンを利用してお金を借り、クレジットカードの返済する方法もおすすめです。

すでに滞納してしまった場合も、個人信用情報機関に滞納の情報が記録される前にカードローンで借入をしてクレジットカードの利用代金を支払えば、住宅ローンなどのローンや分割払いの契約などへの悪影響を避けられます。

すでに長期間滞納した後でも差し押さえは免れられるので、カードローンの利用も検討しましょう。

どうやっても支払いが難しい場合は弁護士に相談を

上記のすべての方法を試しても支払いが難しい場合は、弁護士などの専門家に相談しましょう。

支払いができないまま放置しておくと、最終的には強制執行により財産の差し押さえが行われます。

強制執行が行われる前に、専門家の知識を借りながらできる対策をしましょう。

カードローンを上手に利用してクレジットカードの滞納を防ぐコツ

カードローンを上手に利用してクレジットカードの滞納を防ぐコツを紹介するので、チェックしてみてください。

即日融資もできる借入先を選んでできる限り早く返済しよう

カードローンを利用してクレジットカードの滞納を防ぐなら、返済日よりも前に入金しなければいけません。すでに滞納している場合でも、個人信用情報機関への情報の登録や強制執行を避けるために、できる限り早い対策が必要です。

カードローンの中には、即日融資に対応できる借入先と申し込んだ日のうちに借りるのが難しい借入先があります。

即日融資もできる借入先を探して申し込んだ場合、スムーズに審査が進めば当日中の借入も可能です。即日融資も可能なおすすめの業者と特徴を見てみましょう。

おすすめの業者 特徴
SMBCモビット Webから申し込み後にすぐ電話をすれば優先的に審査してくれる
最短30分で審査結果がわかる
電話連絡も郵送物のないWEB完結申込という方法がある
プロミス 他の大手消費者金融よりも低金利で借りられる
スマホ申し込みなら最短15秒で事前審査結果表示可能
最短30分で審査結果がわかる
職場への電話連絡に関する相談に乗ってくれる
アコム 最短30分で審査結果がわかる
職場への電話連絡に関する相談に乗ってくれる
初めての人に特に向いている
レイクALSA Web申し込みなら最短15秒で審査結果がわかる
職場への電話連絡に関する相談に乗ってくれる
アイフル Webから申し込み後にすぐ電話をすれば優先的に審査してくれる
最短25分で審査結果がわかる
原則電話なしで契約ができる

希望に合う業者を選んで利用してみてください。

無利息サービスがある借入先なら利息を抑えて支払いができる

初めての人が一定期間無利息で借りられる無利息サービスがある借入先を選べば、利息を抑えつつクレジットカードの支払いができます。

クレジットカードの支払いが遅れると遅延損害金が発生するため、上手に無利息期間を活用すればカードローンを利用した方が利息が節約できる可能性もあります。

以下の業者では、一定期間無利息で借入ができる無利息サービスが利用可能です。

  • プロミス
  • アコム
  • レイクALSA
  • アイフル

レイクALSA以外は、全て無利息期間が30日間です。レイクALSAは条件によって以下の3種類の無利息期間のいずれかが適用されます。

  • 60日間全額無利息
  • 30日間全額無利息
  • 180日間借入額のうち5万円までが無利息

多くの業者で契約日の翌日から無利息期間が始まりますが、プロミスのみ契約日の翌日からではなく初回出金日の翌日から無利息期間が始まります。

コロナでクレジットカード代金が払えない時には救済措置がある場合も

新型コロナ感染症の影響でクレジットカード代金が支払えない時に備えて、救済措置を設けているクレジットカード会社があります。どのような救済措置があるのか、確認しましょう。

新型コロナに関連する救済措置の内容を見てみよう

新型コロナ関連の救済措置に関して案内を出しているクレジットカード会社について、どのような案内が行われているか紹介します。利用しているカードがある場合は参考にしてみてください。

クレジットカード会社 救済措置の内容
三井住友VISAカード 年4.8%と低金利で借りられる「緊急ローン」を提供
楽天カード 楽天カードコンタクトセンターに連絡すると相談に乗ってくれる
連絡先:0570-66-6910
エポスカード エポスカスタマーセンターに連絡すると相談に乗ってくれる
連絡先:東京03‐3383‐0101、大阪06‐6630‐0101

主な内容は返済に関する相談に乗ることです。

上記に掲載されていないクレジットカード会社でも相談に乗ってもらえるので、先程紹介した支払いに関して相談を受け付けている窓口に連絡をして、新型コロナの影響で支払いが難しい旨を伝えましょう。

個人信用情報機関も柔軟に対応してくれるので安心して相談しよう

新型コロナ関連で返済に関して相談すると、返済は楽になっても個人信用情報機関に情報を登録されるのではないかと不安な人もいるのではないでしょうか。

個人信用情報機関も、新型コロナに関連する支払いの遅れなどには柔軟に対応してくれるので、安心して相談しましょう。

クレジットカード会社が加盟している可能性がある個人信用情報機関は、以下の2つです。

  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)

クレジットカード会社によって、両方に加盟している場合と片方のみ加盟している場合があります。

どちらの機関も、公式サイトでクレジットカード会社に「新型コロナウイルスの発生を踏まえた信用情報の登録について柔軟に対応するよう要請している」と明記していました。

柔軟な対応とは、新型コロナの影響で返済の条件を変更した支払いを延滞情報として登録しないなどの内容です。新型コロナの影響で支払いを猶予してもらった場合や返済条件を変更してもらった場合は、滞納扱いになりません。

クレジットカードの支払いに関してよくある疑問と回答を紹介

クレジットカードの支払いに関してよくある質問と回答をまとめて紹介します。疑問がある方は、当てはまる部分を参考にしてみてください。

クレジットカードの支払いはどれくらい待ってもらえる?何日が目安?

クレジットカードの支払いがどれくらい待ってもらえるかは、クレジットカード会社によります。滞納した際に電話やハガキが届くクレジットカード会社の場合、電話やハガキで入金日を指示されるので、決められた日までに入金を済ませましょう。

クレジットカード会社によっては、インターネット上の会員サービスや公式サイトで期日を確認する仕組みのところもあります。たとえば三井住友VISAカードの場合、会員WEBサービス「Vpass」から以下の内容を確認可能です。

  • 延滞しているクレジットカードの支払金額
  • 支払方法
  • 再引き落としで支払いたい場合の引き落とし日
  • 支払い後のカードの再利用開始日

「Vpass」に登録していない場合は、公式サイトで支払い期限が確認できます。支払い日や利用している金融機関によって再引き落としが可能な場合とそうでない場合がありますが、再引き落としの場合は支払い日から10日後が再引き落としの期限とされていました。

JCBカードの場合は利用している金融機関によって再引き落としの日が異なりますが、支払い日から15日後または16日後に再引き落としが行われる金融機関があります。

さらにJCBカードでは、再度クレジットカードが利用できるのは支払い日から20日以内に支払いがすんだ場合と案内されています。

上記の内容をふまえると、支払い日を過ぎた場合は10日~20日程度支払いを待ってもらえると言えるでしょう。

延滞した次の月の支払い日を迎えると2か月連続延滞した扱いになり、強制解約や住宅ローンなどのローン審査への悪影響などのリスクが高まります。延滞した場合は早めに延滞を解消しましょう。

クレジットカードの利用代金が一度に払えない場合は分割交渉できる?

クレジットカードの利用代金が一度に払えない場合は、分割交渉もできます。

まだ支払い日が来ていないうちに支払いが難しいとわかった場合は、事前にリボルビング払いや分割払いに変更しておくと滞納の記録をつけずに分割して支払えます。

一回払いを後からリボルビング払いに変更する方法が認められているクレジットカード会社は多いため、まずは変更が可能か確認しましょう。支払方法を変更する場合、分割払いやリボルビング払いには手数料がかかる点を知っておく必要があります。

支払い日を過ぎてしまった場合でも、分割交渉は可能です。自分から交渉をしている時点で支払う意思があると思ってもらえるため、分割払いに応じてもらえる可能性もあります。

何回まで遅延は許してもらえる?1回目や2回目は大丈夫?

延滞が何回まで許してもらえるかはクレジットカード会社によりますが、支払い日が過ぎた後で再度設定された支払い期限までに入金をすれば、1回目や2回目の延滞なら問題にならない可能性が高いと言えます。

支払い日をうっかり忘れる可能性は誰にでもあるため、すぐに延滞が解消されれば支払い能力がなくなったとは判断されません。

延滞が2回目でも、2か月にわたって延滞している場合は強制解約のリスクが高まるので、注意しましょう。

2か月待っても支払えない場合は、返済能力がなくなったと判断されルカ脳性が高くなります。クレジットカードはクレジットカード会社に商品やサービスの購入代金を立て替えてもらう仕組みで利用するもので、利用するには後から返済できる能力が必要です。

返済能力がなくなったと判断されれば、クレジットカードは強制解約されます。

クレジットカードの支払いが遅れたらすぐブラックリスト入りする?

クレジットカードの支払いが1回でも遅れると、ブラックリスト入りする可能性はあります。実際にはブラックリストというリストがあるわけではなく、個人信用情報機関に延滞や強制解約の情報が残っている状態を例えて言うのがブラックリストです。

延滞の情報は1回支払いができなかっただけでも記録される場合があるため、支払いが遅れたらすぐブラックリスト入りする可能性もあります。

クレジットカード会社によっては数日の遅れなら延滞を記録しないケースもありますが、1回でも遅れたら記録が残る可能性があると考えてできる限り滞納を避けましょう。

ブラックリスト入りしても、延滞の記録が1回のみで延滞が解消されている場合は、ほとんど問題になりません。2か月連続して返済が遅れると、クレジットカードが利用できなくなる、住宅ローンなどのローン審査に通りにくくなるなどの影響が出る可能性が高まります。

支払いが遅れた後で入金したらいつから使えるようになる?

クレジットカードの支払いが遅れた後で入金をしたら、数日中にクレジットカードが使えるようになります。クレジットカードが再度利用できるようになるのは、利用者が入金して入金された情報がクレジットカード会社に届いてからです。

JCBカードを例に見てみると、JCBが入金確認をした翌日からカードが利用できるようになります。入金すればすぐJCBが確認できるわけではなく、確認までに3~4営業日必要です。確認までに4日かかった場合は、5日後にカードが利用できるようになります。

三井住友VISAカードの場合は、再引き落としから3営業日後にカードの利用が可能になるケースが多く見られました。

入金後3営業日から5営業日程度で再度クレジットカードの利用が利用可能になると考えましょう。

キャッシング機能で借りたお金の返済を滞納した場合はどうなるの?

キャッシング機能で借りたお金の返済を滞納した場合も、基本的な流れはクレジットカードの支払いを滞納した場合と同じです。

支払えなかった場合には督促を受け、遅延損害金が発生します。個人信用情報機関への情報の登録も行われるので、ショッピングをする場合と同様に滞納しないよう注意しましょう。

クレジットカードの支払い遅れがあるとETCカードも使えなくなる?

クレジットカードの支払い遅れがあっても、すぐにETCカードの利用が止められるわけではありません。ETCカードの利用を止めると、ETCレーンを通過する際に事故につながる可能性があるためです。

ETCカードの有効期限が切れていない限り、ETCカードの利用は継続できます。

しかし、クレジットカードが強制解約されると、クレジットカードに付帯しているサービスであるETCカードも使えなくなるので注意が必要です。

クレジットカードの支払い遅れを防ぐためにはどうすればいい?

クレジットカードの支払い遅れが心配な人は、以下のような対策を考えましょう。

  • 毎月利用する金額をあらかじめ決めておく
  • アプリで利用金額を管理する
  • 支払日をメールで知らせてくれるサービスがある場合は利用する
  • クレジットカードの利用限度額を下げてもらう

毎月の収入の中からクレジットカードの支払いに回せる金額をあらかじめ決めておき、決めた金額を超えないように利用すると支払えないほど使う心配がありません。

アプリを提供しているクレジットカード会社を利用している人は、アプリで管理するとすぐに利用金額が確認できておすすめです。

金額的に支払えない額ではないのに支払い日を忘れる場合は、支払い日が近づくとメールで知らせてくれるサービスを利用しましょう。利用しているクレジットカード会社によってはサービスがない可能性もあるので、確認が必要です。

どうしてもクレジットカードを使い過ぎてしまう場合は、クレジットカードの利用限度額を下げてもらう方法もあります。限度額が下がれば、物理的に使い過ぎずに済むのがメリットです。

ただし、クレジットカードの限度額を下げると、再び上げてもらうのは難しいと言われています。まとまった支払いをする必要がある際に対応できない可能性もあるため、最終手段として考えましょう。

クレジットカードの利用代金が払えない場合はできるだけ早く対策を

クレジットカードの利用代金が払えないまま放置しておくと、クレジットカードを強制解約される、住宅ローンなどのローンが組みにくくなるなど様々な影響が出るため、できるだけ早く対策をしなければいけません。

まずはクレジットカード会社に相談するのが一番ですが、近いうちに収入があって支払いができるあてがあるなら、カードローンを利用して延滞の履歴がつかないようにする方法もあります。

1回でも滞納すると個人信用情報機関に延滞の履歴が残る可能性があるため、できる限り延滞は避けたいところです。カードローンの利用も検討しながら、必要な対策を行いましょう。