ティッシュパックで手軽に保湿。コットンがなくても大丈夫!
Date:2019.08.19
お肌が乾燥しているのでパックがしたいけれど、あいにくとシートマスクもコットンも切らしている!
そんな時に活躍するのがティッシュです。
ティッシュで本当にパックなんで出来るの?と疑っているあなたにこそ試して欲しい!
パックはやり方を間違えるとかえって肌が乾燥してしまうことがあるので、効果だけでなく、正しいティッシュパックのやり方をご紹介しますね。
この記事の目次
手軽にできるティッシュパックの効果
ティッシュがパックに早変わり。その効果はコットン並みだったんです。
短時間で肌を柔らかくする
よく、化粧水や乳液を塗る時に、「最後のハンドプレスして浸透させる」と保湿効果が高まるといわれますね。
ティッシュを乗せているだけですが、化粧水がじっくりと角質層に染み込んでいきます。
角質層の乾燥を防ぐ
実際にやってみると分かりますが、ほんの数分でもティッシュパックをしていると、ただ化粧水を塗るよりもしっかり肌が潤います。
乾燥を防ぐことは、もちろんエイジングケアにも有効ですよ。表面のカサカサ感がなくなり、小じわも目立たなくなっていきます。
次に使う化粧品の浸透が良くなる
ティッシュパックで肌が柔らかくなると、次に使う美容液などの化粧品の浸透がとても良くなるんです。
肌が乾燥してゴワゴワした状態では、いくら高級な化粧品を使ってもなかなか浸透しづらく、せっかくの効果も半減してしまうんですね。
しかしティッシュパックで肌を柔らかくすれば、美容液やクリームの浸透力がアップし、配合されている美容成分の効果をしっかり発揮してくれるようになります。
乾燥を抑えて肌の健康を保つ
肌が乾燥していると角質層がめくれてしまい、そこから水分が蒸発しますし、ホコリや雑菌などの外部刺激の影響を受けやすくなってしまいます。
そうするとさらに肌は乾燥したり、かゆみが出るなどのトラブルが増えるんです。
乾燥を抑えることは肌のバリア機能を高めることになるので、肌を健康に保つサポートをしてくれます。
肌のキメが整ってくる
乾燥が抑えられるということは、角質層にある角質細胞の間が細胞間脂質で埋められ、角質細胞の位置が安定してくるということ。
角質層はレンガのようにブロック状に積み重なっているのですが、その間を細胞間脂質が埋めることによって、キメの整った肌を作ります。
乾燥肌はこのブロックがガタガタになっている、と思えばいいですね。
コットンよりティッシュを使うメリット
化粧水を使ったパックの仕方は色々あります。
- シートマスク
- コットンパック
などですが、中でもティッシュがなぜおすすめなのか、ティッシュを使うメリットがこれだけあるからです。
コットンより肌に優しい
肌に優しいコットンはたくさんありますが、コットンパックは化粧水を染み込ませたコットンを何枚かに割いて肌に乗せますよね。
この時にコットンに出来た毛羽立ちが肌に良くない、ということもいわれているますし、はがす時に繊維などが残る可能性もありますね。
その点、ティッシュは毛羽立ちもしませんし、ホコリや繊維が顔に残りにくいというメリットがあるのです。
短時間で出来る
コットンを水で浸して1度絞り、さらにそれを薄く裂いて…という作業よりも、ざっくりとティッシュを裂いて顔の広いところに乗せる。実に簡単だと思いませんか。
しかも、分厚いシートマスクなどは10分くらい乗せていることもありますが、ティッシュパックなら数分でいいんです。
準備するのも乗せているのも短時間で出来る、というところが魅力です。
毎日出来る
ティッシュパックは毎日やってもOKです。というより、毎日やって欲しいスキンケアなんですね。
化粧水をつけているだけなので、肌に負担もかかりません。
毎日やることで肌が変わっていくことを実感できると思うので、朝晩やってもいいくらいです。
便利だしコスパがいい
コットンは1箱400~500円くらい、高いものだともう少ししますが、ティッシュなら1箱100円もしませんね。
何より、わざわざスキンケアのために買わなくても、ティッシュならいつでもあるというのもメリットの一つです。
保湿力を高めるティッシュパックの正しいやり方
さて、実際のティッシュパックのやり方についてご紹介しましょう。
とても簡単ですが、やり方を間違えるとお肌に良くないこともあるので、正しいやり方をマスターしてください!
洗顔して肌を綺麗にする
パックをやる前のとても大事なことですが、顔を洗って肌を清潔にすること。これは、朝も夜も同じです。
肌に汚れが残っていては、せっかくの化粧水の成分が角質層に浸透しなくなってしまいますので、しっかり洗顔してくださいね。
乾燥肌の人は、朝はぬるま湯洗顔でもOKですが、手ですくったぬるま湯を顔に丁寧に当てて汚れはちゃんと落としてください。
一度、化粧水をつける
洗顔したら、まず先に化粧水を少し顔につけてください。
せっかくティッシュパックするのに、化粧水を塗るの?と思うかもしれませんが、顔は洗った直後から乾燥が始まります。
ティッシュパックの用意をしている間にも必要な水分はどんどん蒸発していくので、それを防ぐために、先にある程度の水分を与えておきます。
そうすれば、準備に数分かかっても大丈夫です。
ティッシュを顔に乗せる
さていよいよパックをしていきましょう。
- ティッシュは縦に2~3枚に割きます。それを2~3枚分用意します。
- 裂いたティッシュを2~3回折って、手の平で化粧水を染み込ませます。
- 化粧水の染み込んだティッシュをTゾーン、頬、顎、鼻など顔をまんべんなく覆うように乗せていきます。
- 2~3分したらはがします。
ティッシュを乗せた時に、上から化粧水をスプレーしておくと、乾きにくくなります。
首の後ろをホットタオルなどで温める
ティッシュを乗せ終わったら、さらにひと手間。ホットタオルもしくはカイロのようなもので、首の後ろを温めます。
そうすることで毛穴がより開きやすくなり、さらに保湿効果、化粧水の浸透効果がアップしますよ。
最後に乳液などで蓋をする
数分おいてティッシュをはがしたら、美容液、乳液を塗って、しっかり潤いを閉じ込めていきましょう。
蓋を忘れてしまうとせっかくの美容成分も蒸発し、ティッシュパックの効果がまったく得られなくなってしまいます。
必ず
- 美容液
- 乳液
- クリーム
などを塗って、保湿効果を高めるようにしてください。
ティッシュパックのタイミング
ティッシュパックはいつやるのがいいのでしょうか。
夜は疲れて帰ってきてパックをする気力もない、という人もいるでしょう。でも、一番のおすすめは、やはりお風呂の後、肌が温まっている時間です。
シートマスクなどと違って、それほど時間はかかりませんから、湯船には入らずシャワーだけだったとしても、お風呂上がりの直後にやってみてください。
また、乾燥肌の人は朝のメイク前にもやってみることをおすすめします。
朝保湿を丁寧にすることで
- メイクのノリが良くなる
- 肌が乾燥しづらくなる
- メイクも崩れにくくなる
というメリットがあるからです。
精製水でティッシュパックをする方法
上記でご紹介したのは、化粧水を使った方法ですが、実はもっとお金がかからない「精製水」を使った方法もおすすめです。
精製水のティッシュパックの効果
精製水は限りなく不純物を取り除いた「水」ですから、保湿効果を高めるような美容成分は入っていません。
しかし、
- 肌を清潔に保つ
- 肌を柔らかくする
という効果が期待できるのです。
精製水のティッシュパックのやり方
基本的には化粧水を使った方法と同じです。
- ティッシュを何枚か用意して、それを顔に乗せやすい大きさに裂きます。
- 手の平の上で精製水を浸して顔に乗せます。
- 3~5分くらい顔に乗せます。
肌を柔らかくしたいので、やや長めに乗せましょう。その間、ティッシュが乾燥しないように、スプレーで精製水をプラスするといいですね。
美容成分は入っていませんから、ティッシュパックが終わったら、化粧水からちゃんと塗ってスキンケアをするようにしてください。
水道水は塩素が入っているのでNG
精製水を買うのが面倒だから、水道水でもいい?と思うかもしれませんが、それはNG!
水道水には塩素が入っていますから、それを肌に密着させることは、肌荒れの原因になる可能性があります。
水でパックするなら、必ず精製水か安全な浄水器の水を使いましょう。
ティッシュパックで注意して欲しいこと
ティッシュパックは簡単、お手軽なことがメリットですが、ちょっとだけ気をつけて欲しいことがあります。
ティッシュが乾くまで乗せないこと
ティッシュが乾くまで乗せていると肌の水分が蒸発してしまい、逆に乾燥がひどくなることがあります。せいぜい2~3分でとるようにしてください。
もしティッシュで長時間パックをやりたい場合は、途中で化粧水を足してください。
うまく貼れない時はラップを使ってみる
ティッシュが剥がれ落ちてきて、うまく密着しない!という時はラップを使ってみましょう。
しっかり肌に密着しないとパックの効果が得られないので、上からラップを貼って剥がれないようにしてみてください。
低刺激な化粧水を使うこと
ティッシュパックは角質層を潤し、肌を柔らかくして、次に使う化粧品の浸透を良くするためのもの。使うのはプチプラな化粧水で十分です。
ただし、肌に刺激の少ない、アルコールなどが入っていない化粧水を選んでください。
また、美白成分が入った化粧水は肌に刺激の強いものがあるので、ちょっと注意が必要です。肌に乗せてぴりぴりしたりしたら、使うのをやめてくださいね。
ティッシュパックだけで終わらせないこと
ティッシュパックをすると肌がとても潤うので、ついついそのままでいいような気がしてしまいます。
でもそのままにすれば、蓋がないので水分はどんどん蒸発していきます。
潤いを閉じ込めるために、必ず乳液やクリームで蓋をするようにしてください。
肌の調子が悪いときはやめる
肌に優しいティッシュパックですが、
- ニキビが出来ている時
- かゆみや赤みがある時
など、肌の調子があまり良くない時にはやめておきましょう。
今日から早速、ティッシュで手軽に保湿!
たぶん、ティッシュのないおうちはないでしょう。だから、これを読んだら今日からすぐに試してみることが出来ると思うので、是非やってみてくださいね。
乾燥肌の人は毎日のスキンケアに取り入れて、習慣にして欲しい!ほんの数分の手間ですが、毎日続けることで肌が柔らかくなっていくことを実感できると思います。
美は1日してならず。今日からのケアが数ヶ月後の美しい肌を作りますよ。
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