唐辛子で脂肪を燃やせ!カプサイシンがダイエットに効く本当の理由
Date:2017.05.30
「ダイエットに唐辛子」といえば絶対にやせそう!な組み合せだと思っている人も多いと思います。
でも、なぜダイエットに唐辛子が効くのかその本当の理由を知っていますか?
本格的な春の薄着の季節に向けて、今年は唐辛子ダイエットで美ボディをゲットしちゃいませんか?
唐辛子のカプサイシンが脂肪を燃やす!
これまで様々な研究機関が唐辛子と脂肪燃焼について実験や研究を行ってきました。
2013年、北海道大学を中心にした研究チームは、唐辛子の成分が脂肪を燃焼させる組織を増殖させるという研究結果を発表したのです。
カプシエイトが脂肪燃焼組織を増殖させる!?
この実験では、カプシエイトが身体の褐色脂肪細胞を増殖させることが分かりました。
褐色脂肪細胞とはいわゆる脂肪を形作る細胞のひとつ。
脂肪細胞には褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞の2つがあります。
体内の余分かカロリーを中性脂肪として蓄積する役割をもつ白色脂肪細胞に対し、熱を作り出して体温を維持したり、食事から入ってきた余分なエネルギーを燃やすのが褐色脂肪細胞です。
脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞は、人には脇の下、肩甲骨、首などわずかな範囲にしか存在せず、さらに加齢とともに減少するという特徴があります。
褐色脂肪細胞が脂肪を燃やすメカニズム
褐色脂肪細胞は、人が低体温になった時に意志とは関係なく身体を震わせることで刺激をうけて脂肪を燃やして熱を作り出します。
そのため、褐色脂肪細胞を意図的に活性化させるには、次のようなことが効果的だといわれています。
- 風呂上がりにぬるめのお湯をかぶる
- 外気温の低い場所に移動する
など、身体を温めることと冷やすことを交互に行うと効果的です。
また、首などは手でマッサージしたり、肩甲骨をグルグル回すストレッチも効果的に褐色脂肪細胞を刺激します。
効率の良いカプシエイトの取り入れ方
では、日々の生活でカプシエイトを効率よく取り入れるにはどんな方法があるでしょうか。
実は、カプシエイトは新種の唐辛子に含まれる成分。その特徴は辛さがカプサイシンの1000分の1というところにあります。
しかし、希少な植物なので、日本で野菜として入手することはできません。大手の企業がサプリメントとして開発しています。
一度にたくさん食べることはできませんが、唐辛子をお料理に加えるコツをご紹介します。
辛さが苦手な人にも朗報!食事は少量でもOK!
女性の中には辛いものが苦手な人も多いと思います。そんな人は、オイルに混ぜて使うのがオススメです。
方法は簡単。オリーブオイルに唐辛子を一本入れて置くだけ。
それも面倒だという人は、調理の際に輪切りで売っている唐辛子(鷹の爪)を、フライパンにオイルと一緒にいれてしまうだけでOK!
辛いのが苦手な場合は、少し香りが出てきたら取り出してしまいましょう。オイルに入れ続けるとカプサイシンがどんどんオイルに溶け出して辛さが増してしまいます。
また、お酢に加える方法もあります。方法はオイルと同じで、同じ瓶に酢と唐辛子を入れておくだけ。
このオイルと酢があれば、適量の塩を加えてオリジナルの唐辛子ドレッシングを作ることができますね!毎日のサラダにかけていれば脂肪がドンドン燃えていきますよ!
サプリメントは必ず量を守って!
また、手間をかけずに効果を得たい人はサプリメントを上手に使いましょう。
カプシエイトだけでなく、様々なメーカーからダイエットサプリとしてカプサイシンが販売されています。
大事なのは示された飲み方を正しく守ることです。
摂りすぎは感覚を麻痺させるので注意!
また、サプリメントだけでなく、唐辛子の食べ過ぎも危険です。
カプサイシンは脂肪を燃焼させるだけでなく、舌や胃の粘膜にとっても刺激となります。
とくに、多すぎるカプサイシンは舌を麻痺させ、長期の摂取によって味覚障害になる危険性も。
刺激によってアドレナリンの分泌が過剰になると、神経が興奮しすぎて神経を弱らせることにもつながります。
今年は唐辛子で美ボディをつくる!
小さな子どもがいる家庭では、唐辛子を使った食事は敬遠されがちですが、取り分けたサラダやお肉に唐辛子オイルや唐辛子酢をかけるだけで、ダイエット効果は変わってきます。
唐辛子の日々の食事に上手に取り入れて、今年は唐辛子で手に入れた美ボディで街を歩いてみませんか?
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