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頭皮のかゆみのケア対策。毎日ただ洗うだけでは解決しない!

Date:2017.04.11

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頭皮のかゆみのケア対策。毎日ただ洗うだけでは解決しない!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/touhikayumi1129/

頭皮のかゆみでお悩みの方、頭皮も肌と同じ、ちゃんとケアしないと乾燥するなどのトラブルが起きます。

頭皮は顔と同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上にデリケートな部分です。保湿など、毎日ちゃんとケアしないと、洗いっ放しじゃ乾燥してしまうんですよ!

かゆみを予防するための正しい頭皮のケア方法についてご紹介します。

今日からは顔と同じように、頭皮も毎日ケアしてあげてくださいね。


頭皮のかゆみを抑えるヘアケア方法

頭皮の悩みは普段のヘアケアを見直すことでも十分改善することが可能です。

かゆみを抑える対策についてまとめてお伝えしますね。ポイントはなんといっても頭皮環境を正常に近づけること!

▼頭皮のかゆみの原因を知りたい方はこちらを参考にしてください!

シャンプー前のオイルクレンジング

毛穴に汚れや余分な皮脂が残っていると、詰まりやすくなって頭皮の環境が悪化します。毛穴をキレイにしておかないといけないのは、顔も肌も同じなんですね。

シャンプー前に天然の植物オイルを使ってクレンジングをしましょう。

週に1〜2回クレンジングをすることで、普段のシャンプーでは落としきれていない汚れや皮脂をしっかり落とし、頭皮を清潔に保つことが出来ます。

  • ホホバオイル
  • アルガンオイル
  • 椿油
  • オリーブオイル

などがおすすめです。

天然のオイルはビタミンやミネラルをたっぷり含んでいて、頭皮に栄養を与え、保湿効果も高いのです。

特に皮脂汚れには強いです。油汚れには油。毛穴の奥までしっかりお掃除できます。

  1. 手に小さじ1〜2のオイルを取って、頭皮に塗っていきます。
  2. 毛穴の汚れを浮かせるイメージで、丁寧に頭皮をマッサージします。
  3. その後は普通にシャンプーしてください。

この時、爪を立てないように気をつけてください。頭皮が傷ついてしまいます。指の腹を使って丁寧にマッサージしてくださいね。

頭皮のタイプに合わせたシャンプー選び

シャンプーも石けんや洗顔料と同じ、頭皮と髪に優しい洗浄成分のものを使いましょう。

特に、アレルギー体質の人や肌の弱い人は洗浄力の強くない、低刺激のシャンプーを選ぶことをおすすめします。

できれば、合成界面活性剤や合成香料などが無添加のものが安心ですね。

アミノ酸系シャンプーやオーガニック成分が配合された自然派シャンプーなら、乾燥肌&敏感肌の人でも使えます。

石油系の洗浄成分に慣れていると、もしかしたら物足りないと感じるかもしれませんが、洗い方を工夫すれば大丈夫です。それは次の項目でお話ししますね。

低刺激のシャンプーは洗い上がりもしなやかで、髪も段々柔らかくなっていきますよ。

▼頭皮に優しいシャンプーの選び方はコチラも参考にしてください!

正しく洗おう!洗髪方法の見直し

髪の洗い方一つで頭皮が健康に変わります。洗っても洗ってもかゆい、という人は洗い方に問題があるのかもしれません。

<正しい洗髪方法>

  1. 洗う前に丁寧にブラッシングします。髪の指通りを良くするためと、大まかなホコリなどは事前に取るためです。
  2. 予洗いをしっかりすること!地肌まで行き渡るように、お湯でしっかりと洗います。この時点で8割型汚れは落ちるのです。
  3. シャンプーを手の平で泡立ててから髪に乗せます。頭頂部と後頭部の2カ所に乗せると全体に行き渡りやすいです。
  4. 髪を洗うというよりは頭皮を洗います。
  5. 最後はしっかりすすいでください。
洗う時は爪を立てずに洗うこと!少しでも頭皮へのダメージを減らすために、指の腹で丁寧に洗ってください。

シャンプーを直接頭皮につけて、髪で泡立てようとすると余計な摩擦が増えて、頭皮も髪も傷みます。手で泡立ててからつけましょう。

頭皮にコンディショナーをつけない

コンディショナーをつけるときに、頭皮につけてしまっていませんか?それでは毛穴を塞いでしまうので、頭皮によくありません。

また、根元にコンディショナーをつけると髪がべたつく原因にもなります。

コンディショナーをつけるのは毛先だけで十分です。そして長時間おく必要もありません。毛先になじませたらすぐに洗い流しましょう。

すすぎ残しのないようにしっかり洗う

せっかく正しい洗い方で洗っても、頭皮にシャンプーやコンディショナーが残ってしまったらそれがかゆみの元になってしまいます。

洗う以上の時間をかけてしっかりすすぎましょう。目安としては、洗えたかな?と思ってから、余計に1分すすいでください。

特にフェイスラインは洗い残しの多いところです。横を向いたりして丁寧に洗い流してくださいね。

頭皮用の保湿ローションで保湿する

顔は必ず保湿するのに、どうして頭皮は保湿しないんでしょうか。顔よりもデリケートな場所ですから、かゆみを出さないためには、地肌を乾燥させないことがとても大切です。

地肌が乾燥するとそれを潤すために皮脂が余計に出て、髪がべたつくことも。皮脂の過剰分泌を防ぐためにも頭皮を乾燥から守りましょう。

頭皮専用の保湿美容液や育毛剤などを使うといいでしょう。頭皮を保湿するということは抜け毛対策にもなるので、洗った後はしっかり保湿していきたいですね。

ドライヤーでしっかり乾かす

保湿は必要ですが、濡れたままにしておくのはよくありません。濡れているのと潤っているのは違います。

頭皮に水分がついたまま放置すると雑菌が繁殖します。それが頭皮や髪のトラブルにつながりますから、洗った後はすぐにドライヤーで乾かしましょう。

かといって、頭皮に熱風を当てる必要はありませんよ。あまり熱い風を当てたらかえって地肌が傷みます。髪から15〜20cmくらい離して根元から乾かしていきましょう。

髪のダメージが気になる人も、髪の毛からきちんと離して短時間でかけるようにすれば大丈夫です。

最後は上から冷風を当てると、地肌が冷えて汗をかくのを防げますし、キューティクルを落ち着かせるので髪のツヤも出てきます。

頭皮マッサージで血行を良くする

冷え性の人は頭皮の血行も悪くなっているかもしれません。頭皮マッサージで血行を良くすれば、酸素や栄養が行き渡るようになり、乾燥を防ぐことにもつながります。

  1. 両手で耳を覆うようにして、親指は耳の後ろ、残り4本の指を耳の上に当てます。
  2. 気持ちのいい程度の圧でマッサージしましょう。
  3. そのまま頭頂部に向かって指をずらしながら頭全体をマッサージしていきます。

寝る前にやると1日の疲れも取れますよ。お風呂に浸かりながらやるのもおすすめです。

頭皮にも日焼け止め!紫外線をカットする

紫外線は頭皮にとってもよくありません。乾燥や抜け毛の原因になりますし、湿疹などが出来ている場合は炎症が悪化する可能性もあります。

日焼けは肌のバリア機能を低下させ、ちょっとした刺激でもかゆみが出やすくなりますから、頭皮も紫外線から守ってあげる必要があるんです。

  • 帽子をかぶる
  • 日傘
  • 頭皮用の日焼け止め

夏は蒸れやすいので帽子の素材には注意してください。通気性の良い素材でないと、汗をかいて余計に頭がかゆくなる可能性もあります。

また、白い帽子では紫外線を通しやすいので、黒か紺、色の濃いものでUVカット加工がされているものをかぶりましょう。

かゆみがおさまらない時は市販薬を使う

湿疹などの症状が出ていてどうしてもかゆい場合には、市販薬に頼ってみましょう。

かいてしまうことでさらに頭皮の状態を悪化させ、バリア機能を低下させてしまいますから、まずはいったんかゆみを抑えることが先です。

炎症が起きている時には抗炎症作用のある塗り薬がいいですし、マラセチア菌が原因なら抗真菌薬の方がかゆみを抑えます。

どちらがいいのかは症状次第ですが、まず炎症を抑える薬を塗ってみて、効果が感じられなければ抗真菌薬を使ってみてはいかがでしょうか。

ただし、しばらく薬を使ってもかゆみが改善されない場合には、何が原因か分からないので皮膚科を受診してくださいね。

何もしないのもケアの一つ

どうにも頭がかゆい!という時には湿疹などの皮膚疾患が先にくるより、間違ったヘアケアが原因のことが多いので、「何もしない」というのもかゆみを抑えるためには有効です。

  • パーマ
  • ヘアカラー
  • ヘアスプレーなどのスタイリング剤
  • シャンプー

こういったヘアケア製品を一切使用しない、髪を傷めるようなことはしない!というのもケアの一つ。

髪のパサつきが気になるかもしれませんが、まずは頭皮の健康を改善する方が先です。頭皮が健康になれば髪も健康になります。

本来はお湯だけでも十分汚れは落とせます。

特に湿疹が出来ているときなどは、それ以上頭皮に刺激を与えないように、しばらく余計なヘアケアはやめてみましょう。

頭皮のかゆみをケアするための生活習慣

疲労やストレスなどは、頭皮の常在菌のバランスも崩します。

直接的なヘアケアだけでなく、根本から頭皮を改善していくことも、かゆみを抑えるためには大事なことです。

十分な睡眠を取る

睡眠不足は肌のターンオーバーを乱し、フケを増やす原因にもなりますから、しっかり睡眠を取るようにしましょう。

ただ長時間眠ればいいというものではありませんから、普段夜が遅いからといって週末だけ昼間で寝る、というようなことのないように。

人間は寝だめが出来ませんから、かえって疲労が増します。

できればその日のうちに寝ること。遅い時間に寝るよりも、早い時間に寝るという睡眠のリズムを作った方が、同じ睡眠時間でも熟睡度が違ってきます。

しっかり成長ホルモンを分泌して頭皮を健康に保つためには、寝入りばなの3時間が勝負です。早めに寝る習慣を付けて、寝つきが良くなるように寝る直前までスマホを見たりしないこと。

いい睡眠習慣を付けることが頭皮の健康につながります。

代謝を良くするビタミンB群を摂る

美肌作りと一緒、食事もとても大切です。特にビタミンB群は肌の新陳代謝を促すために必要な栄養素です。

健康な頭皮を作るためにも、ビタミンB群を積極的に摂りましょう。

  • ビタミンB1:豚肉、うなぎ、たらこなど
  • ビタミンB2:レバー、牛乳、うなぎなど
  • ビタミンB6:かつお、まぐろ、さんま、レバーなど

レバーを毎日食べるのは無理かもしれませんが、豚肉、牛乳などは取り入れられそうですね。どうしても食事で取りきれない場合は、サプリメントでも補給しましょう。

ホルモンバランスを整える

女性の場合はホルモンバランスが乱れることでも肌の調子が悪くなりますが、頭皮も同じことです。乾燥によるかゆみはホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。

  • 規則正しい生活
  • 栄養バランスの採れた食事
  • ストレスを溜めないこと

美肌を作る上でも基本中の基本ですが、健康的な生活を送ってこそ頭皮も健康になるんです。

かゆいときはかかないで冷やす!

かくとかゆみは一時的におさまるかもしれませんが、炎症が悪化することもあるので、かゆみが出たらかかない!保冷剤などで冷やしましょう。

特に日焼けしている時はやけどと同じ状態ですから、まずは冷やすことが大事です。冷やすだけでもかゆみがおさまり、かきすぎて炎症を悪化させるのを防ぎます。

セルフケアで効果が出なければ皮膚科へ

ただ、セルフケアをいくらがんばっても一向にかゆみが改善されない、という場合は皮膚の疾患が原因のこともあります。

そんな時は皮膚科で見てもらうのが一番です。

毎日のヘアケアを見直してみよう

かゆみを抑えるには普段のヘアケアの方法を見直すことが一番大事で、シャンプーを変えるだけでもおさまることがあります。

かゆみが出ているということは、頭皮からの何らかのサインですから、放っていても治りません。

何が原因かはすぐに分からないこともありますが、一つ一つヘアケアを見直して、かゆみを改善していきましょう。

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頭皮のかゆみのケア対策。毎日ただ洗うだけでは解決しない!|【女性の美学】
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ライター:奈南有花

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