豆乳ローションは本当にムダ毛対策できる?その効果を徹底検証
Date:2016.11.14
豆乳ローションがムダ毛に効果的だといわれていますが、一方で効果が無かったという声も。実際にはどうなんでしょうか。
こればかりは使ってみないとわからないかもしれませんが、まずは豆乳ローションとはどのようなものなのか、知りたいと思いませんか?
豆乳ローションの効果や正しい使い方など、これから使ってみたいと思っている方へ豆乳ローションでムダ毛を抑える方法を詳しくご紹介します。
豆乳ローションとはムダ毛の伸びを抑える化粧水
豆乳ローションとは抑毛効果があるとして人気の化粧水です。「脱毛」や「除毛」ではない、というところがポイント。
毛が生えなくなるわけではなく、肌に塗ることで薄くなったり毛が細くなって目立たなくなる、というものです。
大豆イソフラボンがその秘密
豆乳は大豆を絞ったものですね。豆乳には大豆の「イソフラボン」という成分が入っています。
このイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることがわかっています。
エストロゲンが分泌されることで、バストアップしたり、肌のツヤを保つなど、女性らしい体つきを保つことが出来るんですね。
豆乳ローションは大豆イソフラボンの力で女性ホルモンの働きを補うことが出来るんですね。
女性に嬉しい豆乳ローションの様々な美容効果
それでは豆乳ローションの様々な効果をご紹介しましょう。ムダ毛の抑制以外にも、美肌効果など女性に嬉しい効果がたくさんありますよ。
ムダ毛が伸びてくるのを抑える効果
豆乳ローションに含まれるイソフラボンがムダ毛の毛母細胞の働きを弱め、
- 毛を細くする
- 毛を薄くする
という効果が期待できます。
使い続けることでだんだんと毛が目立たなくなるので、ムダ毛処理の回数も減っていくでしょう。
どのくらいでその効果が出てくるかは個人差がありますが、豆乳ローションは1回や2回ですぐに効果が出るものではないので、しばらく使い続けてみて下さい。
黒ずみを解消する効果
豆乳に含まれるサポニンやビタミンC、ビタミンE自体に美白効果が期待できますから、使い続けるほどにシミや黒ずみを防いで肌を明るくすることができるかもしれません。
かといって、豆乳ローションを塗ったらすぐに黒ずみが消えるということはないでしょう。
ビタミン類はそれほど強力な美白剤というわけではないので、肌のくすみやしみを取るには時間がかかります。
ただし、ムダ毛処理によって出来た黒ずみは薄くすることができそうです。例えば脇の黒ずみなどはムダ毛の自己処理によるものがほとんど。
コラーゲンを生成する美肌効果
大豆イソフラボンには女性ホルモンと似た働きがありましたね。女性ホルモンのエストロゲンにはコラーゲンの生成を助け、肌の張りを保つという嬉しい効果もあるのです。
活性酸素を除去する抗酸化作用
豆乳ローションには体内の活性酸素を除去する抗酸化作用もあります。紫外線を浴びたり、ストレスを感じたりすると、身体の防御反応として体内に活性酸素が発生します。
適度な量なら問題ないのですが、活性酸素が増えすぎると細胞や血管にもダメージを与えてしまい、これがシミやシワの原因になります。
活性酸素を除去することでエイジングケアができるので、肌の老化防止にも役立つということです。
効果が実感できるの女性は50%
大豆イソフラボンが女性ホルモンと似た働きをするには、体内でエクオールという成分に変換されることが必要なのですが、この変換が出来るのが日本人女性ではおよそ50%であるといわれています。
割合が低いと思いますか?でも欧米人ですと3分の1程度だといわれているので、それに比べたら多いでしょう。
豆乳ローションの正しい使い方
豆乳ローションの効果はよくわかりましたね。それでは、効果を最大限に引き出すための、正しい使い方を知っておきましょう。
せっかく使っているのに全然効果が出ない!という人は、もしかしたら使い方を見直して見るといいかもしれません。
豆乳ローションが使える部位
ムダ毛が気になる場所であれば基本的にどこでも使えるので、
- 二の腕
- 脚
- 脇の下
- うなじ
- 背中
など、様々なところに塗ることが出来ます。
ただし、デリケートゾーンは注意しましょう。元々肌が繊細な部位であることと、生えている毛の質が違うためです。
豆乳ローションだけでムダ毛をなくすのは難しいでしょう。
朝晩2回使って効果が出る
豆乳ローションは夜だけではなくて、朝も使うことで効果が出やすくなります。面倒かもしれませんが、朝も塗りましょう。
丁寧塗って、肌にしっかりなじませるようにして下さい。
毎日使ってこそ効果が出る
豆乳ローションは即効性のある化粧品ではありません。正しい使い方をして、しかも使い続けて効果が実感できるもの。数日や1~2週間くらいでは効果もわかりにくいでしょう。
少なくとも数ヶ月は使ってみて下さい。
ムダ毛処理の後に使うと効果的
ムダ毛処理をした後は、豆乳ローションをしっかり浸透させてムダ毛の抑制効果を高めましょう。
剃るよりも抜いた方が、毛穴の奥まで浸透しやすいのですが、毛抜きで無理に抜くと埋没毛になったり毛穴が炎症を起こしたりするので、剃った方が安全です。
豆乳ローションの後に必ず保湿をすること
豆乳ローションはアルコールが入っているので、肌が乾燥しやすくなります。
抑毛効果や美肌効果は期待できますが、保湿性は高くないので必ず保湿用の化粧水をその後に使って下さい。
尿素入りの化粧品と併用しないこと
豆乳に含まれる「ウレアーゼ」という酵素成分が、尿素を分解してアンモニアにしてしまうため、尿素入りの化粧品とは併用しないようにして下さい。
抑毛するつもりで豆乳ローションを塗り、その後に保湿するつもりで尿素入りの化粧水などを使ってしまうと、お肌がアンモニアのツンとした臭いに…。
アンモニアは肌荒れを起こすこともあるので、注意して下さいね。
丁寧塗れば顔に使っても大丈夫
市販の豆乳ローションによっては、眉毛やまつ毛も大丈夫、としている商品もありますが、手作りも含めてそのようなことを明記しているもの以外は、顔に塗る時は注意しましょう。
臭いが苦手なら洗い流してもOK!
普通の化粧水と違うところは、洗い流してもOKだということでしょうか。
豆乳独特の臭いが苦手だという人は、ローションを塗って10分ほどおいてなじませるところまではがまんしてください。
でもその後は、大豆イソフラボンの成分さえ毛穴に浸透してしまえば洗い流しても大丈夫です。
それでは効果が薄れるかも?と心配でしたら、豆乳ローションを洗い流さず、香りの良いボディクリームなどをつけるといいかもしれませんね。
パッチテストは必ずしてください
市販でも手作りでも、初めて豆乳ローションを使う時は、必ずパッチテストをして下さい。どんなにいいものであっても、肌にあわないということがあります。
生理前や生理中など肌の調子が不安定になりやすい時は避けた方がいいでしょう。
豆乳ローションは手作りも出来る
あまり保存は利かないのですが、豆乳を使って自分で作ることも出来ます。メリットは豆乳そのものを使っているので効果を実感できるまでが早いこと!
手作りが好きな人は、ぜひ試してみて下さい。
豆乳ローションを手作りするメリット
なんといってもサポニンの含有量が多いことでしょう。市販のローションは大豆のエキスを水で薄めていますが、手作りなら水は加えません。
豆乳からサポニンをそのまま抽出できるので効果が高くなるのです。
また、豆乳を加熱してレモン汁を加えるという工程の中で「活性化大豆イソフラボン」という成分が発生します。
豆乳ローションを作る時に用意するもの
用意するものはこれだけです。
- 無調整豆乳
- 500ml
- 生レモン
- 2個
- 消毒用エタノール
- 50ml
大豆固形分は8~12%のものがローションに向いていますので、必ず表示を見て下さいね。濃ければいいというものではないのです。
また、レモンはレモン果汁ではなく生のレモンを使います。これは果汁のみを使用し、皮の成分が入らないようにするためです。
簡単!豆乳ローションの作り方
ポイントは温度管理!それさえ出来れば失敗しないでしょう。
- レモン果汁を搾ります。皮の成分が入らないように、皮をむいて絞るか、キッチンペーパーで包んで絞るといいでしょう。
- 消毒用エタノール50mlを別の容器に取り分けておきます。
- 豆乳を鍋に入れて弱火で温めます。60~65度になるようにします。
- 65度になったらレモン汁を加えます。
- 弱火のまま10秒ほど混ぜるとたんぱく質とクエン酸が反応してつぶつぶが出来ます。
- そうなったら火を止めて消毒用エタノールを混ぜます。
- ボウルの上にステンレス製のざるを置き、その上に清潔なガーゼとキッチンペーパーを2枚重ねて置きます。
- 温かい豆乳を流し込み濾します。
- 20分ほど放置するとローションの出来上がり。大豆固形分がガーゼにたまっているのでゆっくり絞って液体を抽出します。
- 保存容器に移し替えて粗熱をとってから保存します。
ここまでの工程で、1時間もあれば出来るでしょう。スプレー容器などに小分けにして冷蔵庫に保存します。保存期間は冷蔵庫で1週間です。
消毒用エタノールの量の加減
乾燥肌の人はあまりエタノールを使いたくないかもしれませんが、このエタノールは肌への浸透を良くするために入れるものなので、ゼロにしてしまうのはよくないのです。保存の面から見ても、入れておきたいですね。
乾燥肌の人は10ml程度であれば減らしても大丈夫のようです。逆に脂性肌の人は10ml増やすなどして、肌質にあわせて加減するといいでしょう。
豆乳ローションを作るときの注意点
豆乳は70度以上になると湯葉が出来てしまうので、温めすぎないように注意して下さい。できれば料理用の温度計でしっかり温度を測った方がいいでしょう。
消毒用エタノールはアルコールですから引火性があります。キッチンで作業をすると思いますが、火気には十分注意して下さい。
別容器の取り分けておいておく時は日からは慣れた場所に置き、豆乳に混ぜる時は必ず火を止めてから入れるようにして下さい。
おすすめの豆乳ローション
作るのもいいけど、とりあえず手軽に始めてみたい!という人は市販のものを使ってみましょう。ドラッグストアやインターネット通販で購入することが出来ます。
市販の豆乳ローションを使う場合はどのようなものがいいのか、いくつかおすすめのものをご紹介しましょう。
買う時は、イソフラボンの含有量が多いものを選ぶといいですよ!成分表示は含有量の高いものから表示されます。
成分表示をみて、大豆のエキスなどが水やエタノールの次に来ているものは含有量が高いといえますね。
パイナップル豆乳ローション
豆乳ローションといえばこれ!というくらい有名なローションですね。お肌をきれいにしながらムダ毛を抑えてくれるローションで、化粧水と同じように塗るだけ。洗い流す必要もありません。
ムダ毛の成長を抑制するので処理する頻度が減っていきます。パイナップル豆乳除毛クリームとあわせて使うとさらに効果的です。
また、大豆エキスの効果で肌がすべすべになるとの口コミも多く、ムダ毛に対する効果だけでなく、美肌効果も期待できるようです。
容量:100ml(両腕ひじ下使用で約1ヶ月分)
価格:2700円
https://s-herb.com/pine_lotion/
ネオ豆乳ローション
大豆の力で毛乳頭の活動を抑え、ムダ毛を細くするだけでなく抜けやすくすることでだんだんと目立たなくさせていきます。
効果の元である「大豆胚芽エキス」を高濃度に配合し、肌荒れを防止するハトムギエキスでムダ毛処理のダメージもケア。
抑毛効果だけでなく、毛穴の汚れを取り除くことで黒ずみを防ぎ、保湿効果も高いローションです。
容量:200ml
価格:4104円
http://www.dr-takahama01.com/index.html
豆乳ローションで簡単ムダ毛ケア
美は1日にしてならず!豆乳ローションのような即効性のない化粧品は、あきらめずに使い続けることが大事です。
朝晩ローションをつけるだけでむだ毛が薄くなっていくなら、こんなに嬉しいことはない!と思いませんか。
抑毛だけでなく、様々な美肌効果もあるので、それも期待しながら気長に使うといいですね。
手作りもいいですし、市販品も色々試して、自分の肌にあうものを見つけて下さいね!
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コメント一覧
材料の欄にある塩、コショウはどこで使ったらいいですか?!
大変失礼しました、修正いたしました。