
新緑が日差しを浴びてキラキラと光り、結婚式のシーズンになりました。周りからも「週末は結婚式に呼ばれているの!」なんて声もちらほら。
おっ、次の結婚式ではゲストではなくあなたが主役ですか!おめでとうございます!赤い糸をたぐって巡り会えたラッキーボーイ、もとい、ジェントルマンはどんな人?
プロポーズを受け「ウィ!」(なぜかフランス語)と答えた瞬間から指輪選び、親の顔合わせ、新しい住まい探しなど結婚式-すなわちエックスデーまでのカウントダウンが始まります。
結婚式はまず会場を決めますね。ゲストハウス、ホテル、レストラン、ガーデン。ここがあなたのゲストをおもてなしする場所であるだけでなく、花嫁のあなたをより美しく引き立ててくれる大道具にもなります。
式場によってドレスの選び方はさまざま。持ち込み自由でしたらオーダーメイドでも自分の好きなブランドでもお願いすれば良いでしょう。しかし「提携サロンでしかレンタルしてはいけない」なんてところも多数。
そしてドレスサロンによって置いてあるドレスのテイストは大きく変わります。デザイン、素材、色、そのドレスを仕入れたサロンのセンスはあなたの感性に合わないかも。ドレス選びにこだわるあなたは会場を見学したらかならず提携サロンのチェックも怠らないこと!
運命のドレスと出会えるかどうかサロン次第!
あなたが運命のドレスと出会えるかどうかはそのサロンにかかっています。いくらサンプルが多いからと安易に決めないこと。ドレスサロンは是非こんなポイントをチェックしてみましょう。
- サロンが明るくて綺麗かどうか。ドレス姿の映えるインテリアや照明になっているか。
- そろえているドレスをどこで仕入れてきているのか。海外?国内?あなたの好みに合うところを選んで。
- 店員は客を大切にしてくれているかどうか。ドレスは「選んで終わり」ではありません。
その後の小物選び、サイズ合わせ、もしかすると親族の衣装レンタル、何度も足を運ぶ場所になります。そのサロンはあなたが突然「やっぱり違うドレスにしたい!」と気が変わっても気持ちよく対応してくれますか?
こんなサロンは避けたい!NGサロン
・ドレス以前にサロンが綺麗でないところ
「大事なのはドレスだ!」と気を取り直して試着。しかし暗い照明の下で鏡に映った自分をみて気持ちは下がる一方。
そんな場所にサロンを構えること自体、あまりドレスのセンスも期待できませんね。試着で撮った写真、今見返してもデザインがイマイチだったなぁと思ってしまいます。
・安さを売りにしているサロン
いくら有名ブランドとはいえ流行り廃りがあります。ドレスの流行を知らずとも、数あるドレスに触れるうちに「これは古いな」「これは今っぽいな」って分かってきますよ。
ドレス選びは写真を撮って撮りまくること!
ドレス選びにはセンスに信頼のおける人を連れていって。ドレス選びはただでさえ心が浮き立つもの。客観的に、冷静にあなたにベストなドレスを考えてくれる人が必要です。そしてカメラを持っていくこと!正面、横、後ろと撮ってもらってすべてを現像すること!
携帯やデジカメの画面で見るだけでは、ドレスの光沢や顔写り、ドレスに施されたディーテールを見逃してしまいます。また、選考を重ねるうちに最終選考に残った2着のドレス写真を比較することもあります。
ドレス選びの写真はいい思い出としても残せますしね。
着たいドレス=あなたのベストなドレス?
一生に一度だから、、、と昔から憧れていたフリフリのふんわりドレスを選びたい気持ち、よく分かります。でもちょっと待って。そのドレス、あなたの持つ美しさを本当に引き出してくれるものですか?
あこがれの有名人と自分を重ねて「その人が着ていたのに似ているから」なんて理由でドレスを選んでいませんか。
ドレスはあくまで引き立て役。「あなた」ありきのドレスなのです。主役はあなたが憧れているモデル?違いますよね。主役は自分だってことを忘れずあなたらしいドレスを選んで。
「結婚式に呼ばれて行ったら、アニメのお姫様みたいなドレスで絶句しました」と話してくれたのは後輩Nちゃん。
花嫁本人は大満足かもしれませんが、思うのです。おしゃれなひとは自分のためじゃなくて、その日会う人、場所に合わせてコーディネートができる人。
やはりゲストにも喜んでもらえ「こんなお嫁さんをもらって新郎は幸せだな」って安心してもらえる洗練さも身につけたいものです。
小物、メイク、ヘアスタイル。引き算することも洗練の一歩
ドレスが決まったらあとは小物選びやヘアスタイル。これも悩みますよね。後悔するのは絶対なし!とことんスタイリストさんに希望をリクエストすること。
もし「このスタイリストさんだと不安だな」と思うときは遠慮無くスタイリストを替えてもらうことです。結婚式はうんと高いお買い物。一ミリの後悔も残さないようにね!
見てきた花嫁の中には、成人式の時のようなフワッフワの盛りヘアに気合い十分のアイメイクっていう人もいました。ギャルのテイストがお好きな人はそれもいいでしょう。
個人的な好みになりますが、私が今でも綺麗だったなと思う花嫁はその真逆を行っていました。
アイメイクは控えめ、でも地肌の美しさを最大限に引き出すメイク。すっきりとまとめてアップしたヘアにただベール一枚を纏う。ドレスはシンプルなマーメイドライン。
入場してきたとき、はっとするような美しさに涙が出そうになりました。是非あなたも運命のドレスとともに美しく、周りを感動させるような一日が迎えられますように。