パサつく髪・傷んだ髪はゆず油でヘアケアを!コスパも最高
Date:2018.06.14
パーマやヘアカラーで傷んだ髪、乾燥や加齢によりパサつく髪をなんとかしたい!美しい艶髪になりたい!そう思っている女性は多いのではないでしょうか。
見た目年齢は髪で決まる!と言われるほど、髪が見た目に与える影響は大きいのです。いつまでも若々しく、美しい髪でいたいものですね。
そこでおすすめしたいのが「ゆず油」です。椿油のような独特な臭いもなく、べたつきも少ないため、使いやすいと評判のヘアオイルです。
トリートメントに、ヘアパックに、頭皮マッサージにと、ひとつで何役もこなす「ゆず油」について紹介します。
この記事の目次
ゆずの種から抽出!ゆずの種子油(ユズシードオイル)とは
ゆずからとれる油には、ゆずの種から抽出される種子油、果実から抽出される果実油、果皮から抽出される果皮油がありますが、髪や頭皮によいと言われているのは種子油です。
ゆず油というとゆずのよい香りがするイメージですが、種子には香り成分がないため、種子油100%のゆず油にはゆずの香りはありません。
ゆずの種子油の髪や肌への効果がすごい!
ゆず種子油の成分において、オレイン酸とリノール酸がその60%以上を占めています。これらの成分は肌の皮脂成分に近く、肌や髪に馴染みやすく、うるおいを与えてくれます。
低価格のゆずオイルは果皮油などをブレンドしたもの
ゆず油のヘアオイルとして人気がある「ウテナ ゆず油無添加ヘアオイル」。60mlが1,000円(税抜)とお手頃価格ですが、ゆずの種子油100%ではなく、果皮油などもブレンドされています。
ブレンドものが悪いわけではありません。
- 種子油100%と違って柑橘系のよい香りがする
- コストパフォーマンスがよい
- サラッとした仕上がり
など、これはこれで高評価です。
敏感肌でいろいろな成分が混じることに不安がある人は、馬路村農業協同組合が販売するゆず種子油100%の「umaji ユズシードオイル」や「umajiピュアシードオイル」がおすすめです。
アトピーへの効果を高知大学医学部と共同研究した、馬路村農業協同組合のつくる製品ですので、その品質も安心です。ただ、種子油はわずかな量しか採れないため、100%のものはお値段もそれなりにします。
「umajiピュアシードオイル」は30ml で2,580円(税込)、容量が多くてお買い得な「umaji ユズシードオイル」でも100 mlが 3,800 円(税込)となっています。
髪にも頭皮にも!「ゆず油」のヘアオイルとしての効果
ゆず油のヘアオイルや、シードオイルを髪や頭皮に使用した場合、次のような効果が期待できます。
髪にハリとツヤ!美しい艶髪に
のび・なじみのよいオイルが髪1本1本を包み込んで、キューティクルを保護。水分の蒸発も防いで、しっとり艶やかな髪に。
ゆず油のしっかり保湿で、パサつく髪にも傷んだ髪にもハリとツヤを与えて、広がりがちな髪もしっとりまとめます。紫外線やドライヤーの熱などから髪を守り、枝毛や切れ毛も防ぎます。
頭皮環境を整えて健やかな髪に!抜け毛・薄毛の予防にも
ゆず油を使って頭皮マッサージなどを行うことで、頭皮の保湿、血行促進、毛穴汚れの除去効果があり、頭皮環境が整います。
頭皮が清潔で、十分なうるおいもあり、血の巡りもよく栄養も行きわたっていれば、健やかな髪が育ち、くせ毛も抑えられます。抜け毛・薄毛の予防にもつながります。
皮脂のとりすぎ・かゆみ・フケにも
頻繁に髪を洗ったり、洗浄力の高いシャンプーで皮脂をとりすぎたりすることが、頭皮や髪によくないと問題になっていますが、皮脂をとりすぎて荒れた頭皮にも、ゆず油はおすすめです。
リノール酸の保湿・抗炎症作用により頭皮の環境を整え、常在菌や雑菌の増殖によるフケや湿疹、乾燥によるかゆみも改善します。
「ゆず油」のヘアオイルは使い方いろいろ!髪に!頭皮に!櫛に?
「ゆず油」のヘアオイルは、植物由来100%。髪だけでなく頭皮にも安心して使えます。使い方も、
- 洗い流さないトリートメント
- スタイリング
- オイルパック
- 頭皮マッサージ
1本持っているだけで、いろいろ使えて便利です!
傷んだ髪が気になる人は洗い流さないトリートメントとして
髪の傷みが激しい人は、洗い流さないトリートメントとしてゆず油のヘアオイルを使ってみてください。
- シャンプー後、半乾きの状態でオイルをつけます。
- 手のひらにのばしたオイルを、髪の毛先を中心に髪全体へむらなくなじませます。
- ドライヤーで乾かします。
使用量の目安は、ショート1〜2滴、ミディアム3〜4滴、ロング5〜6滴です。
パサつきや広がりが気になる人は日々のスタイリングに
くせ毛でうまく髪がまとまらない人、パサつきや広がりがひどい人は、スタイリングにゆず油オイルを。
使用量の目安は、
- ショート 1〜2滴
- ミディアム 2〜3滴
- ロング 3〜4滴
ですが、1〜2滴ずつ手のひらにのばして、少しずつ、毛先から順に薄くなじませます。
後はブラシなどでヘアスタイルをととのえるだけです。洗い流さないし、ドライヤーも使わないので、かなりしっとりした感じになります。
もともとがそんなにパサついていない人はウェットな感じになりすぎてしまうので、髪質や仕上がりの好みに合わせて、使用の仕方を考えましょう。
しっかりとケアしたいときは濃厚オイルパック!
髪に艶やうるおいを与えたい場合は、オイルパックがおすすめです。
- シャンプー前、髪を少し湿らせた状態で行います。
- オイルを髪全体になじませた後、蒸しタオルなどで髪全体を覆います。
- 10分ほど置いてから、お湯でよくすすぎます。
- シャンプーでしっかりと洗い流します。
使用量の目安は、ショートがティースプーン3杯程度、ミディアムがティースプーン4杯程度 、ロングがティースプーン5杯程度です。
頭皮マッサージで血行促進&毛穴クレンジング
ゆず油のヘアオイルで頭皮マッサージをする場合は、シャンプー前の乾いた状態で行います。マッサージ前に櫛でしっかり髪をとかしておきます。
- 頭皮にオイルをなじませ、頭皮全体をやさしくマッサージします。
- 5分ほど置いてから、お湯でよくすすぎます。
- シャンプーでしっかりと洗い流します。オイルが残らないように、ていねいに洗い流してください。
使用量の目安は、ティースプーン 2〜3杯(20滴)程度。髪が濡れるほどつけると、オイル臭くなってしまうこともあるので、つけすぎないように注意してくださいね。
ウテナのゆず油無添加ヘアオイルのサイトに「簡単60秒 ゆず油 頭皮マッサージメソッド」として、目的別にいくつかマッサージ方法を紹介してくれているので、ぜひ参考にしてみてください。
マッサージしていると頭がポカポカしてきて、血行がよくなっていくのがわかります。洗髪後は頭皮スッキリ!髪しっとり!とても気持ちがよくてオススメですよ。
SNSで話題!100均櫛で簡単「ゆず油木櫛」の作り方
ゆず油を染み込ませた木櫛で毎日髪をとかすと、とかすたびに艶感がアップするって知ってました?その「ゆず油木櫛」が、100均などで売っている木櫛で簡単に作れちゃう!これは、もうつくるしかありませんね!
【用意するもの】
- ゆず油
- 木櫛
- ポリ袋
- 油が染み込みやすいように、木櫛に紙やすりをかけます。表面にニスが塗ってあるようなものは、しっかりと削ります。歯の間も忘れずに!
- ポリ袋に木櫛とゆず油を入れます。木櫛がしっかり浸かるようにたっぷり目に。オイルが漏れないように袋の口をしっかり縛って。(ジッパー付きの袋が便利!)
- 直射日光のあたらない場所で1週間浸けておきます。
- 1週間経ったら、ゆず油をキッチンペーパーや柔らかい布などで拭き取り、1日かけて自然乾燥させます。(ドライヤー乾燥はNG)
「ダイソー」や「セリア」に行けば、桃の木櫛やつげ櫛などが100円で売っています。写真の木櫛はダイソーの桃の木櫛です!
木櫛は基本的に、水洗いや濡れた髪への使用は禁止です。櫛が汚れた場合は歯ブラシなどで汚れを落としたり、オイルで拭き取ったりして、こまめにお手入れしましょう。
オイルの染み込んだ櫛は、静電気も抑えてくれて切れ毛防止にも。器用な方は素敵な模様を木に彫って、オリジナリティあふれるMyゆず油櫛を作っているようですよ!
仕上がりの好みや髪質は人それぞれ!自分に合った使い方を
ヘアオイルはパサつく髪や傷んだ髪の人が使うと、しっとりとまとまりいい感じになりますが、もともとがそんなにパサついた髪ではない人や髪の細い人が使うと、ベタベタした感じになったり、「髪洗ってないの?」というオイリー加減になったりすることもあるので注意が必要です。
スタイリングに使うと特にウェットな感じに仕上がってしまうので、軽い仕上がりにしたい人は、頭皮マッサージなど、しっかり洗い流せる使い方をするとよいでしょう。
ウテナのヘアオイルのように果皮油がブレンドされたものなら、バスルームに柑橘系の香りが漂い、リラックス効果も!
面倒臭がりな人は「ゆず油木櫛」がおすすめです。ただ毎日髪をとかすだけ!とても簡単なヘアケア方法ですよ。
ゆず油のヘアオイルは使い方いろいろ!自分に合った使い方を、ぜひ見つけてみてくださいね。
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