シワの悩みに効く化粧水の選び方と使い方。化粧水で肌が変わる!
Date:2017.08.28
年齢を重ねるとともに深くなってしまうシワ。出来れば改善したいけれど、一度できてしまったシワを消すこと難しいと諦めてしまっていませんか?
シワは老化現象の1つですが、肌の乾燥により若い人にも表れるものです。乾燥によるシワは保湿効果の高い化粧水で改善することが可能です。
また、老化によりできてしまったシワにはエイジングケア成分を摂り入れた化粧水を選ぶことが重要です。
今お使いの化粧水はあなたのシワの悩みに対応できていますか?
ここではシワに効く化粧水の選び方や使い方をご紹介します。シワケアに効果的な化粧水であなたのシワの悩みを解消しましょう!
あなたのシワに効果的な化粧水は?
シワには乾燥肌によりできる浅いシワである小じわと、老化により出来る深いシワである真皮じわがあります。
これらの2つのシワは、できる原因が違います。そのためそれぞれのシワに効く美容成分も多少の違いがあります。
小じわに効く成分
小じわの原因は肌の乾燥によるものです。現代では夏のエアコンや冬の空気の乾燥などでお肌は乾燥してしまいがちですよね。そういったことから乾燥による小じわは若い人にも目元や口元に表れやすいシワです。
この小じわはシワの最初の段階。充分に保湿してあげることで改善が期待できるものです。しかし、放置してしまうことで深いシワへと変化し、消すことが難しいシワになってしまうこともあります。
以下の保湿性の高い成分が含まれる化粧水でしっかりとケアしていきましょう。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- プロテオグリガン
- アミノ酸
- 尿素
- グリセリン
油溶性の成分であるセラミドは保湿性が高く是非摂り入れたい成分です。しかし、油溶性であるため水の割合が多い化粧水では高い濃度を配合することが難しく、微量である場合が多いのです。セラミドを高濃度で摂り入れるにはセラミド配合の美容液がおススメです。
真皮しわに効く成分
真皮しわは老化や紫外線の影響が原因とされています。小じわと違い、指で押し広げてみても無くならないのが特徴です。
肌のハリを保つために必要とされている2つの成分である
- コラーゲン
- エラスチン
これらは老化により減少してしまいます。
そのため補給してあげることが必要になってきますが、これらの成分は肌の奥まで浸透することが難しいため、以下のコラーゲンやエラスチンを増やす作用のある成分を補いましょう。
- プロテオグリカン
- レチノール
- ビタミンC誘導体
- ナイアシン
- ナールスゲン
- ネオダーミル
ナールスゲンとビタミンCを同時に摂ることでコラーゲンの増加に効果的ですので、ナールスゲンとビタミンC誘導体が両方配合された化粧水は特におススメですよ。
20代を過ぎたら…。エイジングケア成分を!
20代の乾燥が原因の小じわなら、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が含まれている化粧水で対応できますが、30代以降の真皮に達してしまったシワにはエイジングケア化粧水がおススメです。
先にお伝えしている真皮に効く成分は主にエイジングケア化粧水と言われるものに含まれる成分です。
エイジングケア化粧水には
- 抗酸化
- 老化により減少してしまったコラーゲンやエラスチンを増やす
そのために効果的な成分(ビタミンC誘導体やナールスゲンなど)が含まれ、保湿だけでなく、老化予防の作用もある高機能な化粧水です。
30代に入ったらエイジングケア成分も積極的に摂り入れ、肌の老化を防ぐことがシワの改善にもつながります。
長くケアが続けられるように自分の肌質にあったものや、経済的な面も考慮して選びましょう。
シワ改善のために!正しい化粧水の使い方
肌につけた化粧水を効果的に肌内部に行き渡らせるための使い方があります。使い方が間違っているとせっかくの化粧水も意味をなさず、無駄になってしまいますよ。
化粧水の役割って?
化粧水の役割とは
- 角質層に水分と保湿成分を届ける
- 次に使用する化粧品(乳液・美容液・クリームなど)を肌に馴染みやすくする
主にこの2つです。
しかし、油溶性の成分はほとんど含まれてないため水分が蒸発しやすいという特徴もあります。そのため肌に浸透させた化粧水を保持するために乳液や美容液といったものが必要です。
化粧水を使用した後の乳液や美容液は肌に蓋をして、水分の蒸発を防ぐ役割があります。
また、美容液や乳液などの美容成分を効果的に肌に浸透させるためにも最初に化粧水をつけることが重要なのです。
化粧水の使い方を見直してみよう
あまたは普段化粧水をどのように肌につけていますか?
- 洗顔後、水分が残ったまま化粧水を使用している
- 手の平で強くパッティングしている
- マッサージをするように付ける
- 化粧水の量は適当(多かったリ少なかったリする)
- 化粧水の後は乳液やクリームを使用しない
このような使い方はNGです!逆に肌が乾燥してしまったりシワを増やしてしまったりする可能性もありますよ。
以下のやり方を参考に正しい化粧水の使い方をマスターして化粧水を保湿のために役立てましょう。
効果的な化粧水の使い方
以下が化粧水の効果を引き出す正しい化粧水の付け方です。
※正しい化粧水の使用方法※
- 1、洗顔後、肌に残った水分をよくふき取る
- 肌に水分が残った状態で化粧水をつけると、その水分で化粧水の保湿成分が薄くなってしまいます。
- 2、500円玉くらいの量を手に取る
- 多すぎると成分が肌に残り肌に負担になってしまいます。少なすぎると手の刺激が大きくなってしまいます。
- 3、頬や口元など乾燥が気になるところからやさしく馴染ませていく
- 肌が薄くデリケートな部分は指の腹で押さえる程度でOK。自己流マッサージはシワの原因になる場合もあるので控えましょう。
- 4、擦らずに手の平を肌に密着させるように馴染ませる
- 顔を強くたたくパッティングは肌にダメージを与えます。パッティングで顔が赤くなる人は要注意です。パッティングはたたくよりも軽く押さえる感じで肌に化粧水を浸透させましょう。
- 5、化粧水が肌に馴染んだら、乳液や美容液をつける
- 肌に浸透した水分や保湿成分が蒸発するのを防ぐために肌に蓋をしてあげましょう。
シワ対策には減少してしまった潤い成分の補給が重要
若い時期に多い乾燥によるシワについては保湿力の高い化粧水だけでも十分に効果が期待できるものです。しかし、老化や紫外線の影響でできてしまった深いシワについては高機能エイジングケアが必要になってきます。
肌の乾燥を防ぐことも大切ですが、それ以上に老化により減少してしまった潤いに必要な成分を補うことが重要です。
シワの改善や対策には化粧水の水分だけでなくそういった成分を十分に摂り入れて肌に補給してあげることが大切です。
自分のシワの原因に必要な成分を見極めて化粧水のケアをより効果的に行いましょう。
また、化粧品の成分を真皮まで十分に届けることは難しく、真皮シワは高機能なエイジングケアでもそれだけでは改善しない場合が多いため、肌のケアだけでなく
- 夏以外でも紫外線対策を怠らない
- 生活習慣を整える
- バランスのとれた食事
などを心掛けることが大切です。
Sponsored Link