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子宮の温め効果とやり方。身体にとってはメリットだらけ!

Date:2017.11.21

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子宮の温め効果とやり方。身体にとってはメリットだらけ!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/hieshousikyu57009/

身体が冷えている女性の皆さん、冷たいのは手足だけでしょうか?お腹を触ってみて、ひんやりと冷たい感覚はありませんか。

冷えは万病の元。

お腹まで冷えてしまうと子宮も冷えやすくなり、あらゆるトラブルの元になります。女性特有の不調ももしかしたらお腹の冷えが原因かもしれないですね。

子宮を温めるとどのような効果があるのかということについてまとめました。

もしあなたのお腹が冷えているなら、少しでも改善できるように子宮を温める方法についてもご紹介します。


理由の分からない体調不良も改善!子宮の温め効果

身体が冷えている人に多いのは、病気ではないんだけど何だか体調が良くない、ということ。

子宮を温めるということは身体の中から温める効果が期待できるので、それによってわけのわからない体調不良を改善できるかもしれません。

元気な子宮を作る

妊活中の人には、特に子宮を温めて欲しいと思います。

子宮が冷えていると生理の時の経血がすべて排出されずに子宮の中に残ってしまったり、それが逆流することで子宮内膜症などの不妊の原因となる病気を引き起こす可能性もあるからです。

元気な子宮を作るためにも、子宮を温めて血流を増やす必要があります。

ホルモンバランスを整える

血行が悪いと必要な栄養素や酸素が子宮まで行き届きません。

これは、血行不良によって肌荒れするのと同じこと。子宮や卵巣に栄養が足りないと、ホルモンバランスも乱れてしまいます。

子宮を温めることで十分な血液が行き渡るようになり、子宮が元気になり、ホルモンバランスも整ってきます。

生理痛の緩和

生理痛の直接の原因はプロスタグランジンというホルモンによって血管が収縮することです。

それによって痛みが出てしまうのですが、身体が冷えて血行不良になることも痛みを強める原因になります。

お腹周りが冷えていると子宮の周りも当然冷えますから、子宮をあたためて血行を良くすることで生理痛を緩和する効果が期待できます。

冷えていると子宮の機能も低下しますから、冷え性の方は特に注意して欲しいと思います。

自律神経のバランスを整える

女性ホルモンと自律神経とは密接な関わりがあって、ストレスによって女性ホルモンのバランスが乱れることで自律神経のバランスも乱れやすくなってしまいます。

ストレスを全くなくすことはできませんが、子宮を温めて女性ホルモンのバランスを整えていくことで、自律神経のバランスを整えることは出来ます。

ストレスに弱い人ほど、お腹を温めた方がいいということですね。

便秘の改善

冷え性だと内臓の動きも悪くなり、便秘で悩んでいる女性も多いと思います。子宮を温めると、その奥にある腸まで温めることが出来ます。

便秘の解消には食べ物ももちろん大事ですが、温めることも大事ですよ。

子宮を温めながら腸も温めて、腸の蠕動運動を活発にすることによって、便秘を解消していきましょう。

体質改善でダイエット効果

子宮はお腹の中心。お腹の中心を温めれば、当然全身の血行が良くなります。

冷え性の方は血行不良によって代謝が落ちている場合が多いので、子宮を温めることで身体の巡りがよくなり、太りにくい身体に体質改善していく効果が期待できます。

早速今日から実践!子宮を温める方法

子宮を温める方法は色々あるので、自分のライフスタイルに合った方法を見つけてくださいね。

散歩など軽い運動をする

まずは運動です。運動といっても、そんなに激しいことをする必要はないんですよ。

体温を上げるには筋肉を動かすこと、そして筋肉を増やすことです。そのためにはもちろん筋トレもいいのですが、まずは簡単にできるものから始めてみましょう。

  • 散歩
  • ウォーキング
  • ヨガ
  • ストレッチ

など、無理なく始められるものからやってみてください。

運動をする時は腹式呼吸を意識してみましょう。お腹を動かしながら呼吸をすることで、子宮を温める効果が高まります。

湯船につかる

夏でも出来ればシャワーだけで済まさずに、しっかり湯船につかりましょう。15分くらいでいいので、お腹も腰回りもしっかり温めます。

温度はあまり高すぎると疲れてしまうので、38~40度くらいがいいですよ。入浴剤として天然塩を入れると保温効果が高まります。

腰回りを冷やさない服装にする

お腹が冷えている人は服装にも注意が必要です。子宮を冷やさないように、腰回りは特に温めるようにしてください。

今は夏でも使えるような薄手の腹巻きがあります。これを1枚巻いておくだけでもずいぶん違うので、是非試してみて欲しいと思います。

また、化繊の衣類は汗を吸収しづらいものが多く、汗が吸収されないとかえって身体を冷やしてしまうことがあります。

できれば、

  • コットン
  • シルク

などの天然素材の方が、汗も吸い取りますし肌にも優しいですよ。

寝る時は湯たんぽを使う

寝る時の冷え対策として、腹巻きもいいのですが、湯たんぽもおすすめです。腰の当たりに湯たんぽを置いておくとお腹もぽかぽかしてきます。

程よく温かいと朝までぐっすり眠れるので、疲れも取れますし、体調も良くなりますよ。

玄米カイロで温める

手軽にお腹を温めるというと、カイロもいいですね。貼るタイプのカイロだと、お腹や腰に貼って1日中温めることが出来ます。

ただ、市販のカイロだと、肌が弱い人などは低温やけどが心配だと思います。そこでおすすめなのが「玄米カイロ」です。

玄米カイロとは
玄米と塩、米ぬかで作った手作りカイロ。そんなに熱くならないので、低温やけどの心配もありません。また、1年くらいは繰り返し使えるエコカイロです。
作り方

  1. 材料は玄米:ぬか:塩を2:2:1の割合で用意します。
  2. それを手ぬぐいなど木綿の布に入れ、縁を縫い止めます。(中身が出ないようにしっかり縫う)
  3. 使う時は電子レンジで1分程度温めます。

使った後は数時間放置しておけば、玄米が空気中の水分を吸ってまた使えるようになります。

電子レンジで温めるので、布は化繊ではなく木綿を使う、というところだけ注意してください。また、金糸など金属製の糸などが使われていない布にしてください。

仙骨を温める

仙骨を温める「仙骨カイロ」「仙骨温活」が妊活にいい、と人気です。仙骨とはお尻の割れ目当たりにある骨で、逆三角形をしています。

上半身と下半身の間にあり、ここが下半身の基点になる重要な場所。

神経や血管もたくさん通っているので、ここが冷えてしまうと子宮や卵巣にも大きな影響があるのです。

お腹を温めたいのに、なぜお尻の方から温めるといいのか、それは女性のお腹には皮下脂肪がたくさんついているので、実はとても熱が通りにくい、というデメリットがあるからです。

それよりは、仙骨の方から温めた方が、効率よく子宮まで熱が伝わるんですね。

実際温めてみるとじんわりお腹の方まで温まってきて、とても気持ちがいいので、ぜひ試してみてください。

お灸でお腹を温める

お腹を温めるにはお灸もおすすめです。今は火を使わない、貼るだけのお灸もあるので、是非試して欲しいと思います。

ツボの上に置くと効果的なのですが、それほど難しく考える必要はありません。

子宮の上当たりやおへそ周りに置いておくと、じんわりお腹が温まってくるのが分かると思います。

マッサージで血行促進

下半身は血行不良になりやすいので、足を中心にマッサージしていきましょう。特に太ももや足の付け根などをマッサージして血行を良くすると、子宮まで温まります。

どうせやるなら、身体をあっためる作用のあるアロマオイルを使ってセルフマッサージをしてみましょう。

おすすめのアロマオイルは、

  • ジンジャー
  • ペッパー
  • レモングラス

などです。

植物オイル小さじ1に対してアロマオイルを1~2滴加えてよく混ぜ、マッサージに使ってみてください。

漢方を使って身体を温める

身体の中から温めて行くなら、漢方を使うのも有効です。

  • 血液が不足している血虚(けっきょ)
  • 血液の流れが滞っている瘀血(おけつ)

という状態は、子宮の健康のために良くありません。

血虚には

  • 婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
  • 帰脾湯(きひとう)
  • 十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

瘀血には

  • 冠元顆粒(かんげんかりゅう)
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

がよいとされています。

▼冷え性を漢方で改善する方法はコチラも参考にしてください!

冷えに効果的な漢方の記事のトップ画像キャプチャ

栄養バランスのとれた和食を中心に食べる

体質改善には、やはり食事の見直しが必須です。身体を温める食べ物を意識して摂りましょう。

栄養バランスの点から考えると一番いいのはやはり和食です。

雑穀米などを中心に、根菜類や海藻類などでしっかりビタミン、ミネラルを摂り、身体を温める食事を心がけましょう。

  • 大豆製品

など、タンパク質も筋肉を作るためには必要不可欠な栄養素ですから、毎日摂るようにして下さい。

筋肉が増えると身体が作れる熱量が増えるので、血行も良くなり子宮が温まります。

子宮はそうそう冷えない、という意見もあり

子宮はそもそも冷えない、という医師もいます。体調不良や不妊の原因は冷えとは関係ないし、何の根拠もない、というものです。

東洋医学と西洋医学の考え方の違い

これはそもそも西洋医学と東洋医学の考え方の違いによるものです。

西洋医学には「冷え」という概念がないので、冷えと妊娠には何も関係がないし、根拠もないとなってしまいますが、東洋医学では「冷えは万病の元」と考えます。

どちらが正しいかといわれたら、おそらくどちらも正しいのでしょう。

実際に、体温と妊娠の関係を実証している実験などは見当たりません。しかし、身体を温めることで様々な健康効果を実感している人が多いのも事実です。

子宮を温めると美容にも健康にも効果大!

西洋医学では、冷えは病気とは捉えていませんが、しかし周りを見渡してみて、身体が冷えているのにものすごく健康でキレイな人はいないと思います。

逆に、健康的でキレイな人は、冷えとは無縁です。それを考えると、妊娠したいかどうかに関わらず、女性として子宮を温めていくことは必要だと考えます。

子宮を温めようとすることは体にとってメリットはあってもデメリットはないので、それが自分の身体に必要だと思ったら、実践してみるのがいいと思います。

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子宮の温め効果とやり方。身体にとってはメリットだらけ!|【女性の美学】
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ライター:奈南有花

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