花粉症の緩和に効果!話題の果実「じゃばら」で花粉症対策!
Date:2019.02.25
「じゃばら」という果実をご存知でしょうか。花粉症対策に効果があるということで、メディアにもたびたび取り上げられているので、名前を耳にしたことがある人も増えたでしょうか。
ただ、生産地域が限られていることもあり、その実物を目にしたことがない人も多いのでは?
花粉症対策にというだけでなく、その独特な香りや味の人気も高い「じゃばら」。「じゃばら」とは、どんな果実なのか、その味とは?効果とは?花粉シーズンはじゃばらを手放せない筆者が、商品に対する感想を交えつつ紹介します。
この記事の目次
ユズやスダチの仲間!幻の果実「じゃばら」とは?
果実らしからぬ名称「じゃばら」は、「邪(気)をはらう」ほど酸っぱいということから名づけられたそう。
ユズやスダチ、レモンやライムなどと同じ、香酸柑橘類の一種です。酸味がきついため、生食には向かず、ユズやスダチのように、焼き魚や唐揚げなどに絞ったり、ジュースやジャムにしたりします。
写真提供:北山村 じゃばら村センター
元々は和歌山県北山村にのみ自生していた品種で、他地方では栽培されていなかったことから「幻の果実」と呼ばれていましたが、現在では、和歌山以外にも、三重、愛媛、静岡、高知産のものも出回っています。
じゃばらには花粉症抑制効果あり!臨床試験で約7割が改善を実感
花粉症対策に効果があるということで一躍有名になった「じゃばら」。当初はただの噂でしかなかった花粉症状への効果ですが、その後、研究・臨床試験により、その効果が実証されました。
花粉症だけじゃない!Ⅰ型アレルギーすべてに効果あり
じゃばらが効くのは、花粉によるアレルギーだけではありません。
- 花粉症
- アトピー性皮膚炎
- アレルギー性気管支喘息
など、Ⅰ型アレルギーに分類されるアレルギーすべてに対して、効果があると言われています。
食物、金属、ハウスダスト、ダニなど、私たちの周りでよく聞くアレルギーの大抵がこのⅠ型アレルギーです。
アレルギー抑制効果がある「ナリルチン」がとっても豊富!
じゃばらに多く含まれる、フラボノイド成分「ナリルチン」にアレルギー抑制効果があると言われています。
このナリルチンは他の柑橘類にも含まれていますが、すだち16mg/個に対し、じゃばら991mg/個と、じゃばらの含有量は群を抜いています。
特に果皮に多く含まれていて、その量は果実の13倍とも言われているのですが、だからといってせっせと皮を摂取すれば良いかというと、それもちょっと問題が…。
果皮をすりつぶしたペーストなどの商品は早めに使い切るようにしたり、果実の皮をご自身で料理に使用したりするときには、分量や利用法に気をつけるなど注意が必要です。
果皮からリモネンを除去したサプリメントもあるようですので、気になる人はそういった商品を利用するのも良いでしょう。
ただ、果実にもナリルチンはたくさん含まれていますので、果汁部分を頂くだけでも効果はあるかと思います。
個人差はあるものの「じゃばらは花粉症に効く!」との声多数
どんなものでもそうですが、個人差はやはりあるようです。アレルギー抑制試験においても、効果があったのは約7割ということですので、中には効果が表れない人も。
ただ、実際にじゃばら商品を購入し、じゃばらを継続して摂取している人のうち、何かしらの効果が現れる人が多数いるのも事実。
- 処方薬を飲まなくて大丈夫になった
- 目のかゆみ、鼻水が軽減された
- 飲んですぐに鼻の通りが良くなった
- 肌荒れが治った
- 花粉時期の数ヶ月前から摂取すると、花粉症状がほとんど出ない
- 花粉の時期は手放せない
確かな効果を感じている声も、たくさん上がっています。
臨床試験においても、花粉の6大症状と言われる
- 水っぱな
- くしゃみ
- 鼻づまり
- 鼻のかゆみ
- 目のかゆみ
- 涙目
すべてにおいて改善が見られたとのこと。
薬とは違って眠気や副作用もないため、働く女性、子供や妊娠中の女性も、試してみる価値があるのではないでしょうか。
アレルギー抑制効果だけじゃない!じゃばらのその他の効果
じゃばらには、アレルギー抑制効果以外にも以下のような効果があります。
きれいになりたい女性にうれしい!美容効果
じゃばらは酸っぱい成分「クエン酸」も豊富です。クエン酸には、抗酸化作用や血液をサラサラにして血流をよくする効果もあるため、美肌につながります。
- フラボノイド「ナリルチン」と酸っぱい成分「クエン酸」の抗酸化作用
- クエン酸とビタミンCをはじめとするビタミン類の美肌効果
美容面における効果も期待大です!実際に、じゃばら果汁を飲んだり、じゃばらジャムを食べたりするようになってから、肌がきれいになったという声もあるようですよ。
仕事に・家事に・育児にと多忙な女性にうれしい!疲労回復効果
クエン酸の効果といえば、もうひとつ有名なのが疲労回復効果ですね!
疲労物質「乳酸」の分解・生産抑制により、疲れをたまりにくくしたり、疲労を回復したりと、元気な体づくりにも効果が期待できます。
実際にじゃばら果汁を飲んでみた感想・効果
家族全員が花粉症の我が家にて、じゃばら果汁を試してみました。その味や花粉症状に対する効果を報告します。
匂いが独特!かなり酸っぱい!でも意外に飲みやすい!
北山村の「じゃばら果汁100%」を試してみました。
独特な香りと酸っぱさがあるということで、飲み続けられるのかどうか不安もあり、100mlの小さいサイズを3本購入。効果が実証されている「毎日5mlを朝夕2回」ペースで飲むことに。
中にはストレートで飲むという強者もいらっしゃるようですが、とりあえずはお湯割りで。
ユズが苦手なので大丈夫だろうかと心配していましたが、ユズよりも果実が多いというだけあって、フルーティーな感じ。
酸っぱいけれど、レモンのように舌に残る鋭い酸っぱさではなく、さっぱりと喉に残らないさわやかな酸っぱさ!
苦味もレモンの皮のような苦味ではなく、グレープフルーツなどのほんのり苦おいしい感じです。
お湯割りのように温めて飲むと香りが増すので、香りが気になる場合は、ジュースや炭酸で割るのがオススメ。
炭酸で割ると、程よい酸味でごくごくいけちゃいます!子供には、ハチミツ&お湯でホットじゃばらがおすすめです。
どうやら本当に効果あり!知らずに飲んだ夫が証明!
花粉症対策の商品は、今までにもいろいろと試したことがありますが、花粉症に効くかどうかの判断はいつも難しいものがあります。
- 花粉の飛散量の違いや生活リズムの変化などによって、毎日同じ条件下で試すことができない
- 「花粉に効く」という先入観から、なんとなく効いた気になっているだけかも?
など、症状が軽くなったとしても、その商品の効果と言い切っていいものかどうか、はっきりとはわからないからです。
ところが、じゃばら果汁お試し中にとった夫のある行動により、じゃばらは本当に花粉症状の軽減に効果があるらしいとわかりました!
実は、じゃばらが花粉症に効くことも、じゃばら購入についても、夫には何も話しておらず、じゃばら果汁は私と娘、2人で試していたのですが、ふと気づけば夫も毎晩かかさず飲むように。
理由を聞いたところ、
じゃばらが何なのかも知らず、花粉症とは無関係のものとして飲んでいて、「あれ?飲むとなんだか鼻水がとまるぞ」と気づいたわけです。これは、かなりの確率で本当にじゃばらが効いているのではないでしょうか。
摂取しやすいじゃばら商品も続々登場!オススメじゃばら商品を紹介!
じゃばら果汁は外に持ち歩くことができませんが、持ち運び可能でいて、ナリルチン量もたっぷりのじゃばら商品も続々登場しています!
じゃばらと言えば北山村!北山村のオススメじゃばら商品
北山村じゃばら村センターには、じゃばら果汁のほかにも、じゃばらを使った商品がたくさん販売されています。
中でも花粉症対策として効果が期待できそうなのは、
- 【じゃばらエキス入り】北山村の濃い邪払飴
- じゃばらウォーター
- じゃばらNRT-32
じゃばら果皮濃縮エキス入りの「濃い邪払飴」は、一粒あたり果汁10ml相当のナリルチンが含まれています。
一日に必要な摂取量がこの一粒で!どこでも簡単に食べられる飴なので、かばんの中に常備して、花粉が気になるときにパクッ!いつでも、しっかりじゃばら摂取できるのはうれしいですね。
また、一袋あたりのナリルチン量は200mg。じゃばら果汁360ml一本分のナリルチン量が150mgということなので、ナリルチン量だけで比べると、じゃばら果汁で摂取するより、濃い邪払飴の方が断然お得です!
ドリンク系が好きな人なら、ミネラルウォーターの代わりに、じゃばらウォーターを持ち歩くのもオススメ!
濃い邪払飴同様、じゃばら果皮濃縮エキスが配合されたじゃばらウォーターは、これ一本でじゃばら果汁35ml相当のナリルチン量!水分補給とともに、花粉症対策に十分なナリルチンが摂取できます。
新商品の「じゃばらNRT-32」はさらに高濃度!じゃばら果皮エキスとじゃばら6倍濃縮果汁、アルゼンチン産のはちみつのみでできた商品で、ナリルチン含有量は一瓶約3,200mg!濃い邪払飴が16袋分!じゃばら果汁360mlが20本分以上!
摂取量は、一回に小さじ半杯(約3g)を目安にということです。じゃばら濃厚はちみつですが、もはやサプリなみですね!
即効性の効果はなくてもおいしそう!北山村じゃばら商品いろいろ
花粉症に即効く!というほどのナリルチン含有量はなくても、日々、おいしくじゃばらを摂取し続けるのにおすすめな商品は、ほかにもたくさんあります。
- じゃばらジャム
- じゃばらマーマレード
- はちみつじゃばら
- じゃばらグミ
- 濃厚じゃばらショコラ
- じゃばらチーズ饅頭
- じゃばらあられ
- じゃばらポン酢
- じゃばら胡椒
- じゃばらシロップ
などなど。摂取できるじゃばらの量は商品によりさまざまですが、スイーツや調味料など、家の中がじゃばら商品でいっぱいになれば、いつの間にかおいしくじゃばらを摂取できそうですね。
また、北山村じゃばら村センターでは、加工されたじゃばら商品だけでなく、じゃばら果実そのものも販売しています。
自分でジャムを作ったりと人気ですが、生果実なので11月下旬~12月の期間限定販売になります。のんびりしていると売り切れてしまうこともあるようなので、早めに予約しておく方が良さそうです。
http://kitayamamura.my-store.jp/
酸っぱいのは苦手!そんな人にはじゃばらのサプリも!
いつでも手軽に十分な量のナリルチンを摂取したい人、酸味が苦手な人には、じゃばらのサプリがおすすめです。
ほぼ年中何かしらのアレルギーに悩まされる私も、365日じゃばら果汁を飲むのは、酸っぱいもの好きといえど辛くなり、サプリの力を借りることに。
じゃばらサプリはいろいろな会社から販売されていますが、私が今飲んでいるのは、北山村のじゃばらを使用した、太陽堂製薬製造の「花粉じゃばらサプリ」です。
北山村産の「じゃばら」だけでなく、青ミカンの果皮成分「ヘスペリジン」、殻破砕花粉を加えた花粉じゃばらサプリ。口コミでも、かなり効くと評判です。
私の場合、アレルギーのお薬と併用で飲んでいますが、薬のみでは調子が悪かったものが、このじゃばらサプリを飲むと、
- 頭がスッキリする、眠気がなくなる
- 頭痛が治まる
- 元気が出る
という効果が!
目が多少ゴロゴロしたり、鼻がつんとしたりすることはあるのですが、とにかく頭がスッキリして、花粉時期特有の不快感が解消されたのがうれしいです。
「花粉時期の数ヶ月前から摂取すると花粉症の症状がほとんど出ない」と言っている人がいるように、花粉の季節に飲み始めた年より、冬から摂取し始めた年の方が症状は軽いです。
これはこのサプリに花粉(ビーポーレン)が入っているからかもしれません。ビーポーレンというのはミツバチが集めた花粉団子のことなのですが、ビーポーレンを花粉の季節の数カ月前から摂取しておくと、花粉症の症状は軽減されます。
ただ、じゃばらサプリにこのビーポーレンが含まれていることで、花粉症の症状が悪化した人も数は少ないですがいるようです。
私は以前、花粉症対策としてビーポーレンを摂取していたことがありますが、花粉の季節の数カ月前から開始するのはもちろんのこと、初めて摂取するときはほんの数粒。徐々に量を増やして慣らしていくというやり方でした。
それがかなり花粉症の症状軽減に効いていたこともあって、私はむしろこのビーポーレン入りが気に入っているのですが、念のため、花粉症状のない冬場から服用を開始。推奨摂取量の半分以下から飲み始めるようにしています。
ハチが集める花粉は花粉症を引き起こす花粉とは異なるそうですが、ハチに刺された経験がある人、ハチミツアレルギーの人、ひどい花粉症の人の中には、ビーポーレンに副作用が出る人もいるようです。
気になる人は、ビーポーレンの入っていないサプリを探すか、じゃばら果汁にしておいた方がよいでしょう。
試してみる価値あり!じゃばらで花粉の季節の憂鬱とサヨナラ!
万人に効くわけではないですが、今まで話題になった花粉に効く食べ物やサプリの中では、効果アリの声が多いような気がしますし、私自身も効果を一番実感できています。
果汁を摂取するだけでも花粉症の症状は軽減されたような気がしますが、即効性と効き目の強さではサプリがオススメ!自然派な人は果汁の方が安心ですね。
もともと、私の場合は、目のかゆみや鼻水、咳などの症状はそんなにひどくはなく、それよりも集中力の低下や眠気などが悩みの種だったのですが、じゃばらはそれらによく効きます!
酸っぱさの刺激のせいかとも思ったのですが持続性もありますし、臨床実験においても、集中力の低下や疲れやすさなど、生活への影響面での改善効果も立証されているようです。
じゃばらを飲めば、花粉時期のどんよりとした気分から抜け出すことができるかもしれませんよ。
花粉症対策はさておいて、その味のファンになってしまうリピーターも多いようです。味の好みもあると思いますが、酸っぱいものが好きな人は一度試してみては?
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