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睡眠中の食いしばりや歯ぎしりの原因。放置すると頭痛も…

Date:2016.05.17

shutterstock_363950459寝ている時に歯ぎしりをしていたり、起きている時でも無意識に歯を食いしばってしまっている人は案外多いようですが、その歯ぎしりや歯の食いしばりは、想像以上に歯や歯茎に悪影響なことをご存知ですか?

虫歯でもないのに歯や顎が痛んだり、頭痛がしたりする方は要注意です。歯ぎしりや歯の食いしばりはひどい場合、顔の形まで変わってしまうことがあります。

そこで今回は、歯ぎしりや歯の食いしばりが起こる原因と、それに伴って現れる症状、そして予防方法や改善策をご紹介したいと思います。

自分ではなかなか気づかない!歯ぎしりや歯の食いしばり

歯ぎしりや歯の食いしばりは寝ている時などに無意識で、上下の歯を強く合わせ、横にグリグリと動かしたり、カチカチと合わせたり、グッと食いしばることを言います。

音が鳴りやすいものは家族などが気付いて指摘してくれますが、食いしばるタイプは音がしないので気づきにくく、本人の自覚症状がないことがほとんどです。

人は起きている時、すなわち、意識のある時に歯が合わさっているのは1日で20分程度と言われており、自分を守る時や力を入れる時などの反射でグッと一瞬噛み込むことはあっても意識的に食い締めることは滅多にありません。

しかし、寝ている間などは歯ぎしりをして強い力を歯に加えていても、無意識なので長時間歯や顎に負荷がかかっていても気づかず、

  • 歯茎

などが壊れていってしまいます。

歯ぎしり、歯の食いしばりによって現れる様々な症状

朝目が覚めた時に顎が痛んだり、顔が強張っていたりといった症状から、虫歯ではないのに歯がしみたり、食べ物を噛むと痛みを感じるようになって行きます。

歯ぎしり、歯の食いしばりは一種の癖のようなものですが、放っておくと歯が割れてしまったり、顎関節症になってしまうなどの重篤な状態にもなりかねませんので、十分に注意が必要と言えます。

歯ぎしりや歯の食いしばりで歯の根元が砕ける

歯ぎしり、歯の食いしばりによって歯の根本に強い力が加わってしまうと、歯の根本が砕けるようにして削れていってしまいます。

また、歯自体に亀裂が入って割れていくこともあります。

歯の根元にある柔らかい象牙質は神経とつながっており、歯ぎしりが原因で知覚過敏になったり、歯に入った亀裂から細菌が侵入し、神経へと感染してしまい、最悪の場合、神経が死んでしまうなどの恐ろしい結末もあり得ます。

歯ぎしりや歯の食いしばりで歯そのものが短くなる

歯の噛む面や歯茎が歯ぎしりや歯の食いしばりによって削れたりダメージを受けることで、歯に亀裂が入り、物を食べる時や飲む時に歯がしみたり、知覚過敏を起こしたりします。

無意識での歯ぎしり、歯の食いしばりは40分~90分もの時間、歯を削ってゆき、中には神経が出るまで歯が削れる方も…。

歯ぎしりや歯の食いしばりで歯茎や歯を支える骨が痩せてしまう

歯ぎしり特有のグラグラと横に動かす動作によって、歯が揺さぶられ、歯を支えている骨や、歯茎に負荷がかかり、痩せていったり、歯周病になったりします。

本来、骨や歯茎がおおっていた歯の根元が露出されてしまうことで、歯が長くなったように見えてくるので、歯が伸びた…?と思ったら要注意です。

また、歯周病にかかっていたり、歯茎が腫れている方は歯を食いしばることによって、歯を支えている骨が溶けてしまうスピードが早くなってしまいます。

そうすると歯茎が痩せやすくなるので、定期的に歯のメンテナンスをするようにして、歯茎を強くしましょう。

歯ぎしりや歯の食いしばりが原因で物を噛むと痛みを感じる

強い力で歯を圧迫したり、揺り動かしたりすることで、物を噛む際に

  • 痛み
  • 違和感

を感じるようになります。

歯根膜という物を噛んだ時に、これは硬いものこれは柔らかいもの、と判断する膜が歯の中にはあるのですが、その膜に歯ぎしりや歯の食いしばりで負荷がかかり、炎症を起こすことで物を噛んだ時に痛みとして認識されるのです。

また、長時間歯ぎしりをしたり、歯を食いしばると歯そのものや、歯の周りにある様々な組織がダメージを受けてしまい、奥歯で噛んでも痛いし左右上下どこで噛んでも痛い、といったように痛みの発生箇所が特定できなくなります。

この痛みの発生場所が特定できず、痛む場所も変わるという場合は、虫歯で痛いのではなく、歯ぎしりや歯の食いしばりが原因である可能性が高いです。

歯ぎしりや歯の食いしばりで歯の詰め物が割れてしまう

歯が圧迫されてしまうと処置してもらったばかりであっても、セラミックで作られた詰め物や被せ物などが割れてしまいます。

詰め物や被せ物は歯を噛みあわせた際に歯が傷つかないよう、歯そのものと同じ、もしくは少し固めのセラミックを使用して作られることが多く、歯すら削ってしまう歯ぎしりや歯の食いしばりでは当然、割れたり、欠けたりします。

これは、セラミックの固さを調節すれば良いわけではなく、あまりにも固いセラミックを使ってしまうと、それが原因で

  • 歯が欠けてしまう
  • 歯を支える骨にダメージを与えてしまう

ので、歯ぎしりや歯の食いしばりをなんとなしなければなりません。

歯ぎしりや歯の食いしばりで歯が割れてしまう

歯の表面や根本が歯ぎしりや歯の食いしばりで割れてしまうことがあります。神経が通っていない歯や、老化した歯は水分が失われていき、枯れ木のような状態になってしまうので、大変割れやすいです。

歯ぎしりや歯の食いしばりで加わる力は強力なので、簡単に亀裂が入り、根本まで割れてしまった場合、噛む度に痛みも強くなります。

根本まで割れてしまった歯は抜歯する必要も出てきてしまいます。

顎が痛くなったり、顎関節症に繋がる

歯ぎしりや歯の食いしばりは顎の関節をも強力に圧迫するため、痛みを感じるようになります。

顎の関節と頭をつなげる関節には、関節円盤と呼ばれる軟骨が存在し、それによって、人は顎を動かしています。

この関節円盤が歯ぎしりや歯の食いしばりでダメージを受け、ずれてしまったり、変形してしまったり、穴が開いてしまうなどすると、顎を自由に動かすことができなくなってしまいます。

そうすると顎に痛みを感じるだけでなく、顎が開きにくくなったり、音が鳴るようになり、最終的に、顎関節症になってしまいます。

歯ぎしりや歯の食いしばりで肩が凝るようになってしまう

無意識の内に強力なパワーで歯を噛み締めたり揺することで、物を噛む力を捻出してる方や首、頭の筋肉が緊張してしまい、肩が凝るようになります。

また、筋肉が緊張している状態が続くので身体に疲れも溜まりやすくなり、疲労感を感じるようにもなります。

歯ぎしりや歯の食いしばりで偏頭痛を起こすようになる

歯を噛み締めたりグラグラ揺する時、顎から頭までつながっている側頭筋に力が加わるため、この筋肉が緊張し、偏頭痛が起こることがあります。

歯ぎしりや歯の食いしばりが原因で起こる頭痛は、側頭筋、すなわちこめかみから頭の横全体が締め付けられるように痛むのが特徴です。

このタイプの頭痛が起きた場合は、歯ぎしりや歯の食いしばりが原因の可能性が高いと言えます。

歯ぎしりや歯の食いしばりで骨隆起ができてしまう

顎全体の骨が歪む力が歯ぎしりや歯の食いしばりによってかかると、力が集中する箇所に骨のコブと呼ばれる、骨隆起ができてしまいます。

骨隆起そのものは悪影響を及ぼすものではありませんが、入れ歯のかみ合わせが悪くなったり、発音などに障害が出てくることがあり、そうなってしまったら切除する必要が出てきます。

歯ぎしりや歯の食いしばりで顔が大きくなってしまう

顔の周りについている筋肉を使って歯ぎしりや歯の食いしばりを行うため、この筋肉が発達してしまい、顔が大きくなってしまうことも…。

この筋肉は生きていく上では大変重要な筋肉ですが、歯ぎしりや歯の食いしばりで異常に発達してしまうと、筋肉や骨まで発達してしまうので、小顔マッサージなどをしても効果が得られないようになってしまいます。

無意識な歯ぎしりや歯の食いしばりはどうやって治すの?

なかなか治すことが難しそうな歯ぎしりや歯の食いしばりですが、一体どんな治療法があるのでしょうか?

自己暗示をかけたり、意識して止める

起きている間の歯ぎしりや歯の食いしばりは、何かに集中していたり、一生懸命に鳴っている時にしていることが多いため、まずは、歯ぎしりや歯の食いしばりをしないように自分で強く意識することが大切です。

歯に力を入れないように…、食いしばらないように…と自分に暗示をかけて、日常的に口周りを意識することによって頻度が減っていきます。
そうすると、寝ている状態である無意識の時でも軽減されると言われています。

きちんとストレスを発散するように心がける

歯ぎしりや歯の食いしばりはストレスによって起こるとも言われております。

  • 仕事や関わる人の異動
  • 引っ越しや新生活などで生活環境の変化
  • 近親者が亡くなってしまう

などの変化でストレスがかかると歯ぎしりや歯の食いしばりをしてしまいます。

散歩をしたり、映画を観たり、カラオケに行ったり、ショッピングにでかけたり、友達とランチをして話をしたり、自分にとって一番ストレスが解消される方法できちんと日常的にストレスを解消しましょう。

ボツリヌス菌注射をしてもらう

歯ぎしりや歯の食いしばりをする筋肉の緊張を和らげてくれるボツリヌス菌注射をすることで、歯にかかる力を軽減する方法です。

効果が数ヶ月しかないため、定期的に注射を行う必要があります。

早寝早起きを心掛け生活リズムを整える

ストレスを感じている人があれこれと悩んでしまう一番の時間帯は夜。そのため、気付いたら夜更かししていた、なんてこともありますよね。

しかし、夜更かしして睡眠不足になると、身体に更にストレスと疲労が蓄積されます。

そんなストレスや疲労が歯ぎしりや歯の食いしばりの原因になっていることもあります。

早く寝て早く起きる習慣をつけ、生活リズムを正してみるのも良いでしょう。

物を噛むスピードや強さに変化を持たせる

歯ぎしりや歯の食いしばりをしてしまう人は、食事の際に噛む回数が少なく、早く飲み込んでしまう傾向が強いです。

意識してゆっくりと噛むようにしましょう。また、噛む時の強さも、歯に負担がかからないよう優しく噛むように心がけてみましょう。

いつも使っている枕の高さを変えてみる

高い枕は首が前に倒れてしまうので、どうしても上下の歯が噛み合ってしまいます。
枕を低くすることで顎や、肩、首にかかる負荷が軽減され、スムーズに入眠することができるようになり、良質な睡眠につながります。

新しく枕を買うとなると、どんなものが良いのかと悩んでしまう人も多いですが、枕をタオルに変えて使用すれば、高さも調節でき調度良い高さを見つけやすいです。

また、枕を低くすると首のシワ対策にも効果があるので試してみてくださいね。

マウスピースを使ってみる

どうしても改善されない場合は、マウスピース(ナイトガードとも呼ばれます)の使用を検討してみましょう。

特に寝ている時に無意識な歯ぎしりや歯の食いしばりは日中にするよりも長時間になってしまうため、

  • 歯茎
  • 関節

など様々な部位へのダメージも大きいです。

マウスピースを使うことで歯ぎしりや歯の食いしばりをしても力が分散し、ダメージを軽減させることができます。

歯医者にて3割負担の場合は5千円程度で作ることができます。

マウスピース・ナイトガードにはどんな効果があるの?

マウスピースといきなり聞いてもどんなものかよく分かりませんよね。そこで、マウスピースにはどんな効果がるのか調べてみました。

強い力から上下の歯を守ってくれる
歯ぎしりや歯の食いしばりによって歯や歯茎もにかかる強い力をマウスピースが分散させて和らげてくれるので、歯や歯茎を強い力から守ってくれます。
圧迫による顎関節の負荷を減らしてくれる
口の中にマウスピースを入れると、噛む際に上下の歯の間にマウスピースの厚み分、空間ができます。それによって、関節円盤への強い負荷を軽減させることが可能になります。
噛みしめる際に使う筋肉の緊張を和らげてくれる
マウスピースを口の中に入れると、歯を噛みあわせる高さが変わり、力が入りにくくなります。そうすると、筋肉の緊張が緩むため、偏頭痛や肩こりも軽減されます。

マウスピースの使用用途は、主に寝ている時の歯ぎしりや歯の食いしばりから発生するダメージ軽減させるものですが、知覚過敏や詰め物がすぐ取れてしまう傾向の強い人にも効果的です。

マウスピースはどのようにして作るの?どうやって使うの?

<マウスピースの作り方>

歯医者でマウスピースの型を取ります
歯医者で上顎の型を取ってもらいます。歯周病などがある場合は、そちらの治療を先に行いますので、きちんと歯医者さんに通って調べてもらいましょう。

また、どうしても上顎の型を取ろうとすると吐き気がする、という方は、下顎の型を取って作ることもあります。

1~2週間でマウスピースが完成する
マウスピースは1~2週間で完成するため、歯医者さんで入れて確認してもらいます。最初は、違和感を感じることもありますが、慣れるしかありません。

夜の睡眠時に使うため、違和感が強く眠れないなどの症状が出る場合は、日中に1~2時間マウスピースを口に入れて慣らすようにしましょう。

<マウスピースの使い方>

日中は自分で意識、寝ている間に使用しましょう
日中は自分で意識して歯ぎしりや歯の食いしばりをしないように気をつけ、マウスピースは夜につけるようにしましょう。

ただし、どうしても日中でのコントロールが難しい場合は、日中に使用することもできるようです。マウスピースを使用する際は、しっかり歯磨きをしてくださいね。

2週間ほど使用したら、一度歯医者さんで使用状況を診てもらい違和感のあるところなどを調節してもらって下さい。

マウスピースは食器用の中性洗剤を使って洗います
使用後のマウスピースは中性洗剤を使って洗いましょう。

歯磨き粉には研磨剤が含まれているため、マウスピースに傷がついたり、削れてしまったりして、形が変わったり、削れた隙間などが汚れてしまいます。

マウスピースは大切に、ケースに入れて保存します
マウスピースは透明なので、ティッシュにくるんだりそのまま置いておくと、間違って捨ててしまったり、気付かずに壊してしまったりする原因になります。

保険診療の場合は半年以上経たないと作り直しができないのでケースに入れてきちんと保存するようにしましょう。

保険診療で3割負担の場合は5千円程度、自費診療の場合は1~3万円程度かかります。

ちょっと待って!市販のマウスピースを使うのは危険

最近ではネットで簡単にマウスピースを購入することが出来ます。

市販のマウスピースは熱湯などで柔らかくし、自分の歯型に合わせて固めるタイプのものなので、しっかりと歯に合っていないと歯並びが悪くなってしまったり、噛みあわせが悪くなってしまうことがあります。

その場合、元に戻すための歯列矯正は大変お金がかかってしまうので、市販のマウスピースは使用しないことをオススメします。

また、口の中に入れるものですし、滅菌・抗菌とうたわれているものでも、安易には信用せず、慎重に考えるようにしましょう。

妊婦さんは歯ぎしりや歯の食いしばりをしやすい?

妊婦さんは、妊娠初期に黄体ホルモンが大量に分泌され、強い眠気を感じますが、妊娠後期になってくると、赤ちゃんが動いたり、子宮が収縮したり、頻尿、腰痛などを強く感じるようになり、眠りにくくなってしまいます。

その状態を妊娠随伴睡眠障害と呼び、睡眠時に歯ぎしりや歯の食いしばりをしてしまうこともあるようです。

環境や体内の変化に対してストレスを感じ、それが眠っている時、歯ぎしりや歯の食いしばりとして出てきてしまうのです。

歯ぎしりや歯の食いしばりを放置するのはとても危険!

いかがでしたか?歯ぎしりや歯の食いしばりを放置していると、こんな恐ろしいことが口の中で起こってしまうのですね。

もちろん、歯ぎしりや歯の食いしばりの度合いにもよりますし、軽い場合や一時的なものであればさほど心配は要りません。

しかし、癖づいていて気づいていないだけという場合もありますので、誰かに一度でも歯ぎしりや歯の食いしばりを指摘されたことのある方は、一度意識してみると良いかもしれませんね。

そして、気になる方は歯医者さんに行って詳しく調べてもらいましょう。

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