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いつも誰かに振り回される人は、自分の中に「厚い壁」を築く!

Date:2018.08.07

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いつも誰かに振り回される人は、自分の中に「厚い壁」を築く!|女性の美学
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何か物事を考えるとき、誰かのことを中心に考えてしまうことはありませんか?

「あの人は、どうして、こういう行動を取るのだろう?」
「あの人の言葉って、どういう意味だろう?」
「あの人が反対しそうだから、止めておこう…。」

あの人のことが頭の中から離れない…。それが「振り回されている」状態です。人に対する気遣いとして、誰かに「配慮する」のは良いこととされますが、「振り回される」状態まで行くと、自分でも苦しくなるのではないでしょうか?

この記事では、誰かに振り回される原因と対処法を考えてみます。一度きりの大切な人生を送るうえで、誰にも振り回されずに、いつでも自分らしくいられる助けとなれば幸いです。


気づいている?振り回されるのには、原因がある。

まず、誰かに振り回される原因を考えてみましょう。これを読んでいるあなたに、思い当たる節はあるでしょうか?

生まれ育った環境の中で、振り回されている人がいる

人は、良くも悪くも、自分が育った家庭環境に影響を受けがちです。そのため、生まれ育った環境の中で、誰かに振り回されている人がいると、その人を無意識にモデルにしてしまうのではないでしょうか。

たとえば父が亭主関白タイプで、母が従うという関係。(もちろん、その逆も有り。)家族の中で、誰かを中心にし、その価値観に従うのが当然という関係があると、自分自身も、その関係を無意識に真似てしまうことがあると思います。

振り回されている家族が、自分自身の価値観を持つことを大切にしていないと、子どもである自分の価値観も独自に形成されにくくなり、たとえば、いつも母がしているように、なんとなく父の価値観を中心にし、自分に恋人ができると、その人の価値観を中心にし、怖い上司がいると、その人の価値観を中心にする、ということが起きがちです。

子ども時代、自分の意見を尊重されて来なかった

子ども時代に「あなたは、どう思う?」「あなたは、何か好き?」と聞かれることは大切だと思います。自分の意見や感じ方、信念を形成するこそが、自分の人生を切り拓く道しるべとなるからです。

しかし、親によっては、子どもに対して支配的だったり、子どもの意見を聞かなかったり、意見を大切に扱ってくれないことがあります。

そうすると、自分の考えを持つことよりも、無意識に相手の顔色を伺って、その人が納得するような振る舞いを選ぼうとするなど、振り回されてしまうこともありえます。

優しくて、誰かに合わせがちな受け身な性格

誰かに振り回される人は、自分の心の中に鋭いセンサーを備えているような優しさと気遣いの人が多いと思います。その性格自体は素晴らしいことですが、それ“だけ”が美徳だと、誰かに振り回されることもあると思います。

優しくて受け身な性格の人は、いつも相手のことを先に考えて、まだ言われてもいない相手が言いそうな意見に、自ら率先して合わせようとすることもあるでしょう。その方が、自分が楽に感じることもあると思います。時には、そういう性格と分かって親しくしてくる、無意識に「誰かを振り回すタイプ」に会うこともあるかもしれません。

たとえば、いつも自分の話を聴いてもらいたがったり。優しくしてもらいたがったり。甘えたいタイプの人は、優しくて受け身な性格の人は好都合なので、振り回す、振り回されるという関係が生まれがちです。

自分が持つ鋭いセンサーで相手の要望をキャッチし、そこに合わせる。そういう姿勢を誰かに喜ばれることがあると、つい癖になることもあるでしょう。繰り返すことに慣れると、誰かに振り回される癖として、根付いてしまうかもしれません。

相手に好かれたい、認められたい性格

相手に好かれたい、認められたい性格の人も、誰かに振り回されやすいと思います。自分よりも、相手を中心にして物事を考えがちだからです。

とくに恋愛関係などでは、自分がこういうことをしたら、相手はすごく喜んでくれるだろうな!など、たとえ些細なことでも、相手のことについて想像力をふくらませるとワクワクしますね。相手が喜びそうなことを、自分が無理をしない範囲でやるのは良いと思うのですが、時に苦しくなるほどやってしまっていないか、胸に手を当てて見るのも良いと思います。

恋愛関係では、ときに相手の理想に近づこうとする人もいるでしょう。相手に好かれたい、認められたい、理想の相手になりたい、と考えて、相手の意見に合わせすぎると、自分の意見が分からなくなって、振り回されることもあると思います。

自分の絶対的な価値観がない

あまりに頑固で許せないことが多い性格も困りますが、自分の価値観が薄すぎる性格も、誰かに振り回されやすくなります。

  • 自分の髪質が好きだから、髪の毛はストレートのロングと決めている。
  • ドラマが好きだから、毎日ドラマを見られる時間に帰れる仕事をしたい。
  • 自分は将来、家庭と仕事を両立して生きていきたい。

とくに大それたことでなくても良いと思いますが、何らかの確固たる考えを持ち、それを叶えようとすることはとても大切です。自分の人生は自分がつくるもの、あまりに自分の価値観がなくて、誰かの価値観に合わせようとしたり、譲ろうとすると、振り回されがちになると思います。

自分の意見を言わず、自分の考えで行動するのが苦手

自分の考えがまとまらない、あるいは自分に自信がないので、意見は言わず、とりあえず人に従ってしまう。それでわりとうまく行ってしまうタイプも、女性の中にはいるかもしれません。

そういう態度を繰り返してしまうと、誰かの意見ばかりが気になるようになっていきます。自分よりも相手の意見の方が貴重に見えて、つい尊重してしまうことを繰り返すと、ますます自分に自信がなくなってきます。そこまで行くと、誰かに振り回されがちになるのではないでしょうか。

ときに解決するのが難しい問題を抱えている場合など、人の意見に従う方が楽なときもありますが、いつも誰かに従っている人に魅力を感じる人は少ないですね。自分の力や魅力を小さくしてしまう姿勢は、誰かに振り回される自分をつくります。

対処法としては、自分の感じ方を大切にして行動するのが一番。

振り回される人は、自分に少し自信がなく、誰かの価値観にビビったり、誰かの意見が正しいと思ってしまうのかもしれません。でも誰かのことばかり気にすると、自分だけが持つ物事の感じ方に鈍感になってしまい、ますます誰かに振り回されることでしょう。以下のことに気を付けて、振り回される自分に、しっかり対処していきましよう。

自分の「厚い壁」を築いて、誰かを入れすぎない。

自分の心の中に、誰かを入れすぎると苦しくなります。誰かの感じ方が正しく見えたとしても、その誰かは、自分ではないし、今まで生きて来た自分の感じ方にだって、何かしらの正しさはある筈です。

時折、自分の心を覗いて、誰かを入れ過ぎていないか、誰かが自分の心を支配していないか、確認してみてください。入れ過ぎていた場合は、厚い壁をつくるイメージで、怯えている自分の心を守ってあげてください。

もし心の中に、誰かが入ってくることを感じたら、誰かを物理的に距離を遠ざけるか、どうしても無理なら、心理的に遠ざけましょう。その誰かが怖い相手であったとしても、相手を意識しすぎないことが大切です。怖さや嫌なことは、スル―してOKです。

自分を中心に置き、自分の感じ方を大切にする。

誰かに長く振り回されてきた人は、自分の感じ方すら忘れてしまうケースがあります。相手に向けている鋭すぎる感覚を自分に向けて、自分だけの感じ方を強めていきましょう。

振り回されていると気づいたら、自分の心に問いかけてみて、その問いに対して答えを出してみましょう。「今、どう思ってる?」本当は嫌じゃないか、本当は反論したいのではないか、本当はやりたいのではないか…。

もし何か不本意なことがあれば、今上手く行っていないやり方以外で、何か対処できないか、考えて実行してみましょう。万が一、実行するのが難しい場合でも、自分の感情は無視しない方がいいと思います。自分の感情は、正しい。そう認めること自体が、自分への敬意になり、尊重になり、自分のためになると思います。

自分「だけ」の幸せを考える。

誰かといる幸せではなく、自分自身が幸せになって、初めて誰かを幸せにすることができる、という考え方があります。誰かといる自分を中心に考えず、自分が何をしていたら幸せか?そこから考えてみるのはどうでしょう?

あなたは何をしているときが幸せですか?大それたことでなくても構いません。

  • 好きな漫画を読んでいるとき
  • ヨガをしているとき
  • ジムで走っているとき
  • チョコレートを食べているとき
  • 来シーズンの洋服を買いに出かけるとき
  • 好きな香りの入浴剤を入れて、半水浴をしているとき

やっぱり、何か好きなことをしていると、幸せですね。そこには自分だけの幸せが存在し、自分だけの自由があります。どうしたら自分が満たされるのか?誰かに振り回されがちな人は、まず自分の幸せを考えて、ストレスを感じたときに実行してみると、だんだん振り回されない強い自分へと近づいていくかもしれません。

相手に対して、少し鈍感になってみる。

振り回されるあなたは、相手の要望に配慮しすぎる頑張り屋さん。また、相手に好かれたいと思いがち。感覚が鋭すぎて、察知しすぎて、疲れてしまいますよね。

別にそこまで頑張らなくても、あなたのことを本当に必要と思っている相手なら、相手は逃げていきません。少し鈍感になって、振り回されることを止めてしまっても、問題ありません。

相手に対して頑張るのを止めていなくなってしまう相手なら、それまでの相手ということ。少しくらい鈍感になっても、あなたの魅力が減る訳ではありません。そもそも世間で生きて行くのは大変なことが多いので、少し鈍感でいないと生きにくいですよね。

相手に認められなくても、自分には価値があると考える。

あなたが振り回されている相手は、どんな人でしょう?優秀な人?怖い人?嫌な人?でも魅力的な人?好きな人?

人にはいろいろなタイプがいます。人の良さを認めたり、人を大切にするのが苦手な人もいます。認める範囲が狭い人も、難癖を付けるのが習慣の人もいます。感じ方がまったく合わない人もいます。付き合う人が自分の思い通りに動かないと嫌な人もいます。

あなたが振り回されている相手に、いくらかの正しさが存在しているとしても、すべてが正しいとは限りません。だから、その相手にたとえ認めてもらえなかったとしても、あなたに価値がない訳ではありません。むしろ、相手の方が、あなたが持つ真の価値に気づいていない可能性だってあるのです。

「別に認められなくても…」心のどこかで、そう思えたら強いですね。学校の成績ではないのですから、相手から「5」を貰う必要などはありません。

振り回す相手と、離れる勇気を持つ。

あなたを振り回す相手が、あなたが心から大切に思っている誰かだったら。たとえば恋人とか。離れようとしても、身体の一部がもがれてしまうように離れにくいですね。

でも、あなたのことを振り回す、と感じてしまう相手は、たとえ好きだったり魅力を感じていても、自分とはどこか合わないのではないのでしょうか?

本当にあなたのことが好きで、あなたと合う相手なら、振り回すことはないはず。そしてあなたの感じ方を大切にし、尊重してくれるはずです。

何度も何度も「自分は、この人に振り回されている!」と感じる場合は、もし可能であれば、物理的に離れた方が良いと思います。どうしても無理なら、心理的に遠くに、遠くに、遠ざけましょう。

離れるときは、離れたいという暗い気持ちを引きずらないようにしましょう。自分の大いなる幸せを願い、相手に対して感謝すべきことがあれば、感謝して離れましょう。

自分で努力して、何らかの結果を出す。

以下は、番外編の対処法かもしれませんが、筆者が思うこと。何か夢中になれることを見つけてみませんか?やり遂げるために努力しましょう。結果を出しましょう。自分の努力がすぐに実るとも限らないけど…、もし結果を出すことができたら、自分自身が新しいステージに立てます。行動して掴み取った結果に自信を持って、さらに強くなることができます。

誰かのことを気にしているだけでは、つまらない人生になります。うじうじせずに行動することが大切です。前へ進みましょう。そしたら、あなたを振り回す相手は、いずれ、どこかへ去って行ってしまうでしょう。そんな人が、あなたの心の中に入り込むスキマがなくなるからです。

振り回されない自分になると、人生が自由になる!

誰かに振り回されない自分であることは、人生にとって大切なことです。振り回されない自分自身を形成しておかないと、たとえ自分が振り回す対象から離れても、また振り回す人が現れるからです。人生を幸せに生きるために、振り回す人の餌食にならないように、自分を強くする必要があります。心身ともに自分を強くしていくと、誰かに振り回されにくい体質になれるように思います。

それには自分の感じ方を丁寧に知ること、たとえ間違ってもいいから自分の意見を言ってみること、失敗してもいいから自分で行動すること、そういった、毎日の、ほんの些細なことの積み重ねが大切ではないでしょうか。自分を大切にすることの積み重ねが、振り回されない自分、幸せな自分をつくるはずです。

誰だって、自分の人生は、相手の思うままにさせたくないですよね。相手を必要以上に入り込ませないように気を付けて、ハッピーライフを送りましょう!

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ライター:yun

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